CINEMA '01.09.02 京都・都雅都雅
 昨年秋のライヴを今一つといっていながら、性懲りもなくまた行ってしまいました。前回は進行の雰囲気に面食らったところがあったので、それを分かっている今回は余裕を持って楽しめるだろう・・・と考えて(自分に言い聞かせて?)いたのですが、結論から言うと今回も今一つでした(笑)。まず、前回のような「MC全くなし」というステージはさすがにまずいと彼らも気付いたのか、今回は新たに中西則子(vln)をMC担当としていたのですが、これがもうほとんど学芸会レベルで、聞いていていたたまれなくなるほどでした。後半は藤本ひろみ(Vo)に交代していましたが、無難という以上のものは何もなかったものの、こちらの方がまだましです。というか、途中でちょっとだけ喋った太田亨(G)とか谷口裕一(Ds)の方がはるかに風格と落ち着きがあったので、彼らが担当すればいいと思うのですが。で、演奏しているメンバーがちっとも楽しそうでないというのも前回と同じ。特に、太田と真下正樹(B)の2人は、当人達の内 心は知らないけど、外観的には全くやる気がなさそうに見えます。それとやはり、根本的な問題として、ほとんどすべての曲がゆっくりとしっとりとおごそかに盛り上がるタイプの曲なので、それを10曲以上も続けて聴かされるとやはり辛いのですね。この種のバンドは、気合を入れてライヴに行くとかではなくて、部屋で腰を据えてのんびりと聴いている方が得策のようです。なお、今回は、ゲストとしてヴァイオリンがもう1人とチェロが1人加わって、例えば"夕凪"なんかはすべて生演奏で音を出したりとか、またアンコール2曲目では何とFROMAGE"Ophelia"をやったりとかということもあったのですが、大筋を覆すには至りませんでした。それと、合計7人のバック(!)が一斉に音を出しても負けない藤本の神々しいソプラノ・ヴォーカルは立派で、それが辛うじて救いでした。 (Olias)


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