FATIMA HILL, MANIPULATED SLAVES, MINSTRELIX '05.04.03 西九条ブランニュー
 ふと気がつけば、この2年間で行ったライブがALHAMBRAの大阪公演のみという状態になっていて、ブランニューも今回行くのが約3年ぶりという体たらくになってしまっていたのですが、FATIMA HILLが来るとなれば、老体にむち打ってでも行かなければなりません。
 会場に入った頃に、3番目のMINSTRELIXが始まっていました。ANGRAやRHAPSODY以降の速めのメロディック・メタルをやりたそうな感じでしたが(衣装はもしかしてRAPHAEL風?)、Voがあまりにもひ弱で、話になってませんでした。ギターソロの音色が早弾きなのに綺麗だったのと、時折頑張って音をかぶせてくるキーボードのみが印象的だったかな。もっとがんがんみんなで音を出しまくったらいいのに。
 MANIPULATED SLAVESは5回目でしたが、何と今回が一番良かったです。男女ヴォーカルを交互に使って、交替で前に出てくるというのが面白いし、最後には2人で前に出てきて同時に違うメロディを歌ったりして、ぞくっとしました。バックの音も、単に激しいだけでなくて、一体感のある突進力を表現していました。女性ヴォーカルの方のアクションが妙に演歌風で音にも曲にも合っていなかったのが難点。
 で、入れ替えの間に前の方に行ったら、MSのときにぎっちりだったステージ前にはほとんど人がいなくて、楽々最前中央をゲット(涙)。みんな、何考えてんだ〜!!まあ、始まる頃にはそこそこ埋まってましたけど。そのFATIMA HILLですが、風格と安定感は相変わらず健在でした。いつも思いますが、ビジュアル面のリーダーの目黒佑子、音楽面のリーダーのAnjue、バンド運営面のリーダーの小枝敬典と明確に役割分担ができていて、それぞれに強烈な個性があって、しかもそれがステージ上で火花を散らしているのが素晴らしいです。選曲は、知らない曲が2曲と“Babel Dune”、そして4曲目に、遂に、死ぬまでに一度は生で聴かなければならないとずっと考えていた“Oriel Window”でした。いや、東京公演でやったのは知っていたので、実は半分予測してましたけど。札幌以外の公演でこれをやるのって、ひょっとしたら97年秋のツアー以来じゃないのかなあ・・・。もっとも、本来この曲は、ほかにもっといろんな曲があった後で、その着地点・終末点として位置付けられるのがふさわしい曲なので、4曲目という位置は何となく中途半端ではありました。この曲が来た以上当然本編は終わりなのですが(短い・・・)、アンコールもあり。
 ついでに、会場でライブのDVDを購入してきました。これでいつでも動く彼らが見られるのは嬉しい。私が行ったバナナホールの映像が入っているのも嬉しい。珍しいものとしては、93年の演奏が2曲とか(!!)、ステージ上で私服でリハをしているAnjueとか(!!)。もっとも、選曲には文句ありまくりです。私がFATIMAで特に好きな上から5〜6曲が、全部入ってないんだもん。
 あと、この日は、客席にSIEGFRIED荒木真為お姉様がいらっしゃいました。オフで見ると、本当に小柄なのにちょっとびっくり。しかし、カジュアルジャケット+膝上ミニというOL風ファッションも実に可愛らしい(笑)。それと、会場であった知人によれば、再結成STARLESSのメンバーもいたのだとか。(Olias)