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ここではニュージーランドで覚えたボーンカービングを紹介します。




牛の骨はバイト先で一緒に働く方の紹介で入手することが出来ました。
見て下さい、この大きさ!
大きな鍋を用意したのですが、これにも入らないほど大きい骨がありました。











鍋におさまらなかった骨は鋸でぶった切って入れます。
そして肉、骨髄がとれるまで煮込みます。
ガスボンベ2本を使い果たし、カセットコンロはゴトクがとけて昇天してしまいました。
この時の臭いはすさまじいものでした。
肉だけの煮込みではとてもおいしいスープがとれるとは思えません。










煮込み終わったらよく洗い、肉、骨髄を取り除きます。
そして乾燥。1週間も風通しのよい所に置いておけば充分でしょう。
骨の両端の丸い部分は骨髄除去と乾燥のため、切り落とします。












平たい板状に切り出します。
この時厚い部分をペンダントの下に、薄い方を上にします。
完成時の見込みより大きめに切り出しておきます。









直接骨にデザインを書いていきます。
デザインがまとまらない時は、まず適当な紙に書いてから
それをカーボン紙を使い骨に写せばいいでしょう。

私は直接骨に鉛筆で書き、その後油性ペンで上書きしています。









この写真にはありませんが、万力でがっちり骨を挟んで固定し
糸のこでデザインの線より少し外側を切断します。
ゆっくりやると時間がかかり、あせると鋸歯が折れてしまいます。
1つの骨を切り出すのに、歯を3〜4本消費したこともあります。
錐で紐を通す所に印をつけ、リューターで穴を開けます。
穴開けは最後でもOKです。








骨の厚みの真ん中あたりに線をぐるっと書きます。
これはその後ヤスリで削っていき、エッジを出すためです。
全体を削る前にちゃんと中心線を出しておきます。








ヤスリで削っていきます。これが一番時間がかかります。
このペンダントの場合5〜6時間かかりました。

私が使っている物は、大平板・小平板・小三角・中丸・小丸の5本です。
リューターを使って削るとはやく出来ますが、くれぐれも削りすぎには
注意しましょう。
私のリューターは回転数2000〜12000rpm、定格使用時間15分です。
この程度のパワーではまったく役に立ちません。
せめて20000rpmは欲しいですね。







ヤスリでの削りが終わった状態です。
丸い部分は滑らかに、鋭い部分はしっかりと尖らせます。

私はリューターを使うこと無く、ほとんどヤスリのみで削っていきます。
時間はかかりますが、この方が仕上がりはとてもいいです。

このデザインは釣り針形で鯨の尾鰭をイメージしてみました。







ヤスリ後はペーパーがけをします。
まず#400そして#800、#1000と進めていきます。 #1000では水を使いながら、水研ぎし滑らかにします。
今回はペーパーの代わりに3Mのスポンジ研磨材を使用してみました。
次の3種類1セットで1000円ぐらいです。これは汚れを水洗いして再利用可能。
極細目(SUPER FINE)#320〜#600相当。
超細目(ULTR FINE)#800〜#1000相当
超極細目(MICRO FINE)#1200〜#1500相当。








最後に研磨材と柔らかい布で磨き上げ、紐をつけて完成です!

研磨材はグンゼ産業のMr、ラビングコンパウンド1000(微粒タイプ)
を使いました。これは本来プラモデルや金属モデルの下地磨きや塗装面
のつや出しに使う物のようです。






ニュージーランド北島、Whitiangaにある THE BONE STUDIO AND GALLERY 99/02/02


午前中から始めて、夕方やっと完成した。



















Whitiangaにあるもう一件のお店。99/02/24

日本人の女性がアシスタントで働いていたけど今もいるのかな?










左99/02/02、右上99/02/24の様子。
帰国近くで床屋に行った後だな。










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