オーストラリアの先住民族アボリジニがはるか数万年前から使っていた木管楽器です。 これは木の棒に穴が開いているもので、長さは1〜1.5メートルぐらいで長いものになると2メートルを越える物もあります。 この穴はシロアリが開けた物で自然にそのような形になるわけです。 オーストラリア北部にはブッシュの中にニョキニョキと地面から生えているかのように、多くの蟻塚が見られます。 この蟻塚も大きな物になると高さが3メートル以上にもなります。 吹き口には蜜蝋がぐるりと取り付けられており、直径は3センチぐらいです。ボトムはやや広がっているものが大きな音がでます。根っこ部分をうまくボトムに利用している物があります。 音は低音でビヨ〜ンと響き、非常に心地よい癒し効果のある魅力的な音が出ます。 アボリジニはディジュリドゥをレインボーサーペントという精霊を呼ぶ儀式や病気の治療などに使っていました。 ディジュリドゥは30以上の異なる部族が使用しており、その呼び名、由来やまつわる物語は数多くあるでしょう。 ある部族では神聖な儀式に用いられる楽器のため、男性のみが扱え女性は触ることも許されなかったといわれています。
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