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「土濃塚隆一郎 J-Jazz Night」より 出演 土濃塚隆一郎さん ゲスト ベーシスト 吉木稔さん わたしって、楽器のことを詳しく知らないので、その構造みたいな話を聞くと、へぇ〜、あそうなんだっということが多い。きょうもそんな話、ベーシストが教えてくれたアコースティックベースの構造は・・・ 土濃塚「さて今週のですね、ゲストは、もう素晴らしいベーシストです。俺も大好きです。熱いベーシスト、若手でね、もういろんなところでやってます。皆さんもご存知だと思います。ご紹介したいと思います。吉木稔君です。」 吉木 「どうも、どうも。こんばんは」 土濃塚「どうも。こんばんは、よろしくお願いします。」 吉木 「よろしくお願いします。」 土濃塚「なんか、こうやって改めてっていうのもね、なんだななんて感じがするんですけども。」 吉木 「そうですね。よくね。道もやってましたからね。一緒に。」 土濃塚「ね。そう、そう、そう。えーと、僕、道やめたのが1年ぐらい前だから、それまで結構一緒にやってたもんね。」 吉木 「そうですね。」 土濃塚「素晴らしいベーシスト、熱い人間でございます。最近ちょっとね、ごぶさたなんだよね。」 吉木 「うん。」 土濃塚「あのね、実は僕はラブコールを送ってるんですが(笑)なかなか、こうスケジュールがね、合わないんだよね。」 吉木 「うーん。」 土濃塚「でも、今後はね、またドカ〜ンと一緒にやりますよ。皆さん是非是非楽しみにしていただければと思っております。」 吉木 「宜しくお願いします。」 土濃塚「さて、素晴らしいベーシスト吉木稔君なんですけども、簡単にね、プロフィールのほう、紹介させていただければと思っております。えー、1973年生まれ、ということは、僕とほとんど一緒ですね。」 吉木 「そうですね、うん。」 土濃塚「一個違いって感じなんですけど。そして、出身が佐賀県。」 吉木 「はい。」 土濃塚「えーと、佐賀県と言うと、実は僕も知ってるベーシスト何人かいるんですが、池田達也さんとかね、平石カツミさんとかね、ベーシストがいるんですが、これ話聞いたら、この3人高校同じだっちゅう(笑)」 吉木 「そうなんですよね。こっち出てきて気づいたんですけど。」 土濃塚「ということは、高校時代はまったく知らず?」 吉木 「まったく知らず。」 土濃塚「ほおー、3人ともっていうことは、この高校は音楽が盛んとか。」 吉木 「いえ、まったくそんなことは無いんですけど、たまたま。」 土濃塚「あ、そうなんだ。」 この高校時代の吉木さんは、バンドでベースをやっていた。ハードロック、パンクでエレベをばりばりだったそうだ。18歳で上京して、プロを目指して専門学校、メーザーに入学。その後、ジャンルも絞らずに仕事を始める、中にはタレントのサポートなどという仕事もあったという。 土濃塚「ジャズに目覚めたのはいつぐらい?」 吉木 「25になる年ですね。アコースティック・ベース触ったのがそれぐらいなんで、」 土濃塚「そうか、じゃあ、メーザーのときはまだエレベだ。」 吉木 「はい。」 土濃塚「そのきっかけってなんだったんですか?」 吉木 「とある店がありまして、ピアニストがセッティングしてくれて、」 土濃塚「はい。」 吉木 「なかなか環境が整わないとジャズって演奏しずらいものじゃないですか。」 土濃塚「うん、うん。」 吉木 「18、19のペーペーが3人4人集まったって、なかなかジャズの雰囲気が、」 土濃塚「ウフフフフ、そうだよね。なるほどね。」 吉木 「だから先輩の人がセッティングしてくれて、アコースティックベースを初めて触って、1週間とか2週間でお客さんの前で弾いてましたからね。」 土濃塚「ホント?」 ・・・ 土濃塚「そんときじゃあ、ベースは持ってたの?」 吉木 「いやいや、借り物のベースで仕事しまくりですよ。」 土濃塚「ハハハハ、なるほどね。」 吉木 「前持ってた、釘打ってたベース。」 土濃塚「アア、そうだ、そうだ、あのね、これ凄いですよ。」 吉木 「ハハハハ」 土濃塚「あれ、何て言うの?ネックっていって、指が動くところがあってね、指板っていって、弦が張ってるところがあって、そっからボディーって大きな箱があるんですけど、そこつなぐところで、釘打ってるんですよ。」 吉木 「ハハハハ」 土濃塚「何本?左右で3本ずつぐらい打ってたよね。6本ぐらいの釘で、ポ〜ン、ポ〜ン、ポ〜ンって留めてある。お前は大工かよって(笑)最初は思ったんだけど。」 吉木 「ハハハハ」 土濃塚「そうだよね。じゃあ、あの楽器が初めての楽器?」 吉木 「そうですね。」 土濃塚「あれ、釘打ったの吉木君?」 吉木 「いえいえ、違います。前の持ち主。」 土濃塚「でも、あそこって普通は何でとめてるの?」 吉木 「普通はニカワでとめてるんですよ。」 土濃塚「あー。そうだ、ベースって凄いんだよね。」 吉木 「うん。バラバラになっても全然、修復できるからね。」 土濃塚「ね、あれ何ていうの、俺も聞いたんだけど、化学、化学、何て言うんの言葉わかんねぇや。化学的な接着剤じゃなくて、自然の接着剤だから、アレ、熱だっけ?熱いお湯につけるんだっけ?」 吉木 「熱で溶かして、ニカワが、僕もね、土濃塚さんのバンドで、自分の楽器割ったりとかしてたんですけど。」 土濃塚「(笑)そうそう。2回ぐらいあったよね。」 吉木 「だから、割れてもそのニカワできれいにくっつく。」 土濃塚「そうなんだよね。あれね、実は熱でばらばらになってもニカワという自然の接着剤でもとに戻るんだよね。」 吉木 「そうそうそう。」 土濃塚「でもあの弦ね、4本ボーって引いてあって、あの4本の力って何トンって感じなんでしょ?」 吉木 「聞いた話では1トンとか。」 土濃塚「その1トンの力をね、自然のね、熱を加えりゃとれちゃうようなニカワっていう接着剤でとめれるんだから自然っちゅうのは凄いワナァ〜。」 吉木 「うん。」 土濃塚「な〜んて思っちゃうんですけど。そうそうそう。吉木君のベースはそれじゃなくって、釘でとまってた(笑)」 吉木 「ハハハハハ」 土濃塚「おおやべ、また時間が無くなってくるぞ・・・」 ベースも勉強になったけど、一つ言葉を覚えたぞ。ストリートパファーマンスのことを『道』っていうんだね、ミュージシャンは。ちょっとこの響きがクールでしたね。『道でやってたころ』なんてね。そうですか、どっかで使いたいなこれ。 |