須賀谷温泉 (滋賀県)   (北陸道→長浜IC→R365)

海津(奥琵琶湖)から西に望む今津市街(4月)

 山科(京都東)で高速を降り、湖西道路を北に走った。右手に見える琵琶湖が、太陽光でエメラルド・グリーンに輝いている。浮かんでいる何艘かのヨットも楽しそうだ。奥琵琶湖の海津まで来ると、どこもかしこも桜の花だらけでピンク色の世界である。カメラのシャッターを押し続けた。道は花見客の行き交う車で大変であった。

 木之本から南下し、国道を20分ほど行くと、左手に歴史の舞台となった浅井の小谷城址に着いた。一軒宿が見える。ここも桜の花に囲まれていて、不思議な感じがした。

 須賀谷温泉は、滋賀県北東部の長浜郊外に位置する鄙びた温泉である。近江湖北路、戦国大名浅井の居城であった小谷城址の麓にあり、織田信長の妹であるお市の方をはじめ、小谷城の武将たちも湯治に通ったと言われ、歴史が古い。古くから交通の要衝であったからだろうか、付近には、信長と浅井・朝倉の連合軍が戦った姉川古戦場、豊臣秀吉と柴田勝家が戦った賤ヶ岳古戦場、東西の軍が覇を争った関ヶ原、秀吉の居城長浜城址などがある。南の方には、古代の茶臼山古墳もある。湯けむりの向こうに歴史を彷彿させるような地である。

 泉質は、ヒドロ炭酸鉄泉(冷鉱泉)18℃,pH6.8で、有馬の「金泉」と似た赤茶色で、快いサラリ感がある。主成分Na,Fe,HCO3の、含鉄炭酸水素塩泉で、湧出60g/分・源泉掛け流し(県下初)・飲泉不可。以前の源泉は45℃位だったのでは?と思うのだが、加温しているようだ。貧血・神経痛・冷え性・婦人病・アトピー・病後の回復などにも効能がある。身体に効く湯で、のんびりと浸かっていると、つい戦国武将の時代のことを想像してしまったりした。


 観光としては、古来より人々の信仰を集めた竹生島に、琵琶湖の素晴らしい景観を楽しみながら、高速船で行くのも良い。また、北には尾上温泉、南には長浜太閤温泉・近江八幡温泉もあるが、日帰りなのでまた次の機会ということにしよう。

須賀谷温泉へのドライブ(遠回り)
▼ 吹田JCT-名神高速-京都東IC-R161(湖西道)-マキノ-海津-
▼ 奥琵琶湖パークウェイ(R303)-R8-木之本-R365-小谷城址で
大阪より所要3時間半(高速料金片道\1,000位)。琵琶湖など景色は良い(4月上旬は桜が最高)。

海津より見える湖上の遊覧船
とにかく時間優先の近道であれば、吹田JCT-名神高速-米原JCT-北陸道-長浜ICより-県道を東-R365を北に6km(20分)-小谷城址で、所要2時間(高速料金片道\3,000位)。また鉄道では、JR北陸線長浜駅より北東に車で20分。
温泉施設 須賀谷温泉 旅館
須賀谷温泉 旅館
【所在】 長浜市(浅井町)須賀谷町36
【電話】 0749-74-2235
【時間】 11:00-21:00。土日は要確認。
【料金】 【入浴】\1,000(バスタオル・浴衣付き)。昼食プラン\3,500あり。 他にも、野立て弁当・懐石・近江牛鍋(しゃぶしゃぶ・すき焼き)・カニづくし\15,800・ボタン鍋・鴨鍋などもあり。
【宿泊】\16,950-。
【泉質】 ヒドロ炭酸鉄泉(冷鉱泉)18℃,pH6.8。主成分Na,Fe,HCO3の、含鉄炭酸水素塩泉で、湧出60g/分。加温(以前の源泉は45℃位だったのでは?)・源泉掛け流し(県下初)・飲泉不可。湯は、有馬の「金泉」と似た赤茶色・サラリ感。
【効能】 貧血・神経痛・冷え性・婦人病・アトピー・病後の回復など。
【施設】 戦国時代の武将浅井長政とお市(織田信長の妹)ゆかりの小谷城址麓にある、緑に囲まれた素朴な秘湯の一軒宿(21室)。屋根付き露天岩風呂・内湯2(以前は透明な白湯が1つ)あり。広くなった露天風呂は内湯に続いていて、着替えなくてもよくなった。サウナ・水風呂はなし。P50台。
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桜がいっぱいの玄関(2002.4)
【評価】 ★★★★☆(2002.4)秘湯の雰囲気があったが、2004年にリニューアルし、近代的な宿になっていた。4月初めは敷地内の桜が美しい。
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