第五節 リラ星人と地球の関わり


増毛の海

 私は増毛の海へよくドライブしていた。もう数年前のこと。ハボロ・オロロンラインとは小樽から稚内までの海岸線。厚田から北上すると増毛は羽幌の手前にあり。その中で最も風光明媚なところの一つ。平坦な海岸線が続くが増毛だけは切り立った崖が多い。雄冬のところも絶景。少し高台に日本海を見晴らせる小さい雄冬温泉もある。望観台もまた崖の上。そのあたりの林からリーザベトの出迎えを受けた。彼女は地球の始祖の人類・宇宙人について語ると言う。地球に降り立ったのはリラ人が最初だった。やがて、プレアデス星人も。それは何回も繰り返されたと言う。えっ、太古から何回も?私はにわかには信じられなかった。それを何回も確かめて、やっぱりそうだったのかと、納得が行くのに10年以上もかかってしまった。
古代リラ−紀元前2200万年

 リラ人とは宇宙の最古の民族。古代リラの星には個の自覚を持った人間型生命体が住み、当時既に、宇宙旅行の科学力も持っていた。2200万年前、古代のリラ人は宇宙旅行をしていて、たまたま地球を見つけた。地球に植民地を建設した。地球には極めて原始的な茶褐色の肌の色で、論理的思考や知性のかけらもなく、リラ人に何の反応も示さなかった。古代のリラ人は巨人族であり、肌は白く、瞳は青色で平均寿命は2000年でした。彼らは科学技術や霊的な面でも高度に発達していた。しかし好戦的な種族でもあり、文明の栄枯盛衰を繰り返していた。破壊彗星の影響でリラの星団も三分の二以上が破壊されたりした。さて、リラ星団とは琴座のことです。


紀元前38万7000年−最初の地球定住
 リラでは戦争が起こり、敗者は平和な星を探してさ迷った末に、地球を見つけた。当時の地球は未開そのものでした。そこに住む地球人はリラ人たちの高度な科学技術に何の抵抗もしなかった。地球に避難して来たリラ人たちは地球に定住し、植民地を作った。後を追うようにリラ人は殺到した。地球の先住民は奴隷にされたりした。やがて、リラ人たちは144,207人のリラの兵士に地球を託して地球を後にした。
紀元前22万8000年−リラからプレアデスへ宇宙旅行

 リラの文明は栄枯盛衰を極めた。科学力も霊力の無限のパワーにも造詣深い崇高な科学力も極めた。そして、また、戦争が絶えなかった。リラ人のアザエルはリラ星系の滅亡を予見し、360,000人のリラ人たちを183の巨大な宇宙船に乗せて、避難した。アザエルたちはプレアデスのタイゲタと呼ぶ星のまわりの未開人のいない三つの星にそれぞれ新しい文明社会を築いた。その後宇宙船で周りの星系おも征服して行った。これがリーザベトのプレアデス人の始祖の姿でした。


紀元前22万5000年−地球新たに発見さる
 プレアデス星人のプレジャの時代、リラ星人は破壊彗星の尾行をしていて、地球と言う小さな星を見つけた。地球には少数の未開人が生き残っていた。未開人の肌の色はまちまちだった。ほとんどは白い肌をしたリラの霊をもつ者たちだった。偶然にも自分たちの祖先が建設した植民地とそこに住む未開の種族を目の当たりにした。その知らせから、プレジャは数千人を旅立たせ、太陽系の地球、火星、マローナに文明社会を構築した。マローナとは今は残骸の散らばっている小惑星の元の惑星のこと。リーザベトはスクリーンでその文明を私に見せてくれた。素晴らしい。
紀元前19万6000年−地球で戦争勃発−マローナの悲劇

 プレアデスではプレジャ以降、統治の崩壊と自らの招いた戦争で文明は崩壊し、闇の時代へ落ちた行った。地球、火星、マローナは統治者が不在で3万年を経過していたが、地球人は敵対し合い、戦争が起こり、退化した。その戦争はマローナに飛び火し、マローナも大爆発により、惑星マローナは滅亡した。その爆発は火星まで生命体を絶滅させた。今日の小惑星帯はかってのマローナの残骸です。太陽系と言われる文明が当時あったとは驚かされる。リーザベトは淡々と語ったが、私にはにわかには信じられない。小惑星の物語はサンテグ・ジュペリの「星の王子様」が有名だけれど。


第一節 遭遇 第二節 太古のロマン火星 第三節 プレアデスへ 第四節 現代の地球@ 第五節 リラ星人と地球の関わり
第六節 地球基地の司令官 第七節 UFO母船とアトランテジア