第六節 地球基地の司令官



然別湖へ誘い

 数日前、彼女から誘いがあった。然別湖へ来てくれと言うのだ。私は札幌から遠いので少し気が進みませんでした。でも、指定されたら行くだけか。峠を越えて清水町まで来てほっとする。もう少しだな。しかしまあ、風光明媚な然別湖を指定するなんて何だろうな。
ビームアップ

 ともかく指定の然別湖に到着した。高台で然別湖を見渡す。美しい。リーザベトも気に入っているのだろうな。湖からやや大きめのUFOが浮上して来た。水を流しながら接近して来る。やがて、UFOは上昇し、私の頭上の上空に滞空している。あたりに湖の見物人もいるのに、大胆だな。しかし私以外の人には見えないようだ。何事もないような表情だ。ビームの光線のような物がUFOの下部から私の周りまで、満たして来た。やや、私の身体は上昇して行く。ゆっくり。まるで私の足元には円盤でもあるようだ。でも何も見えない。やがて、円盤の下部の入り口に私は吸い込まれた。これがビームアップというものなのかな。私はビームアップされた。船内に入ると驚いている私を見つめてリーザベトがいる。遠くまでご苦労さんというような表情が感じられた。彼女の美しい目が光っている。


地球基地の司令官を紹介される

 
応接間のテーブルに4、5人が座っている。出迎えてくれたリーザベトは金髪の男性を紹介した。「彼が地球基地の司令官なのです。名はクエツアル。」彼は私に握手をして来た。私も彼の優しい表情に好感を持った。私は呼びずらいので、彼のことをダーミアンと名を心に刻んだ。かれは母船や地球基地に滞在しているらしい。彼の顔は美しく、汚れて不完全なところはなく、子供ものようでもあり、美少年と言ったところか。彼がリーザベトを派遣し後見人となっいる。他の3、4人もそれぞれ美しい。皆プレアデスから来ている。皆髪が長く肩まで垂れている。他にもいろいろの部屋があり、瞑想の部屋は驚くほど繊細な織物で美しく飾られていた。彼らは地球の果物を採取しており、たくさん持っていた。彼らの好みは桃やあんずだと言う。かれらの食べた不足分を補うために、彼らは植物の成長を加速するイオン化した放射線で、数時間で果物が付け加えられる。とは言うもののなかなか信じられない。
宇宙食マナ

 彼らはチョコレート・バーのようなものをくれました。それはコロンビアで売られているおだやかな飲み物の一種で「サバヨン」のような味がしました。私の疲労と空腹感はなくなりました。彼らはまた、「とても興味のある食べ物をあげます」と言って、大きな穀物の塊をくれました。私はくだいて、食べてみました。素敵な感じと温かさを感じ、酒でも飲ませてくれたのかと思いました。彼らはそれが何かと尋ねました。私は聖書に出て来る「マナ」かなと思いました。当たりです。彼らは「24時間は飢えを感じないでしょう。それは大変なエネルギーを与えます」と言う。私はモーゼや預言者エリアのことを想い浮かべました。「私たちは確かにユダヤ人を助けた何人かに含まれます。私たちの大きな宇宙船は常にカムフラージュされていました。振動のエネルギーを変えるだけで、人々の頭上にあっても目に映らないようにすることがてき、当時のイスラエルの人々は私たちの正体を見ることができませんでした。」と言う。


宇宙ユニオン

 ダーミアンは宇宙の図をスクリーンに映して、何千もの人類の住む惑星を示して、宇宙ユニオン、宇宙の連合体は教養、技術、科学の情報を交換していると言う。その中には精神的にも科学的にも驚くほど進歩していると言う。でも、コンタクトするまで数千年も開拓の必要があるところもあると語る。と言うことは地球はまだ未熟で宇宙ユニオンに加盟する段階ではないのだ。私は残念でならない。そんなことさえまだ、地球の世界中の人にもほとんど知られていないのだ。いまだに、ばけもの宇宙人の妄想が張り付いている。
プレアデス星人の負い目

 また、私はダーミアンの負い目を聞きました。なぜ、プレアデス星人だけが、故郷の星のことを語るのだろうかと疑問でした。水星など基地を置く宇宙人は自分たちの故郷は語らない。プレアデス星人だけが、地球との関わりを語る。彼らの文明の紹介と協力、そして、何度も見捨てている。その度に地球は退化と未開に戻されている。ダーミアンからその負い目があると聞きました。リーザベトも同じ気持ちなのだろう。地球人はひよこみたいなものなのだろうか。


第一節 遭遇 第二節 太古のロマン火星 第三節 プレアデスへ 第四節 現代の地球@ 第五節 リラ星人と地球の関わり
第六節 地球基地の司令官 第七節 UFO母船とアトランテジア

第二部 黄金のティアウーバ星へ−大きな宇宙人

第一節 平行宇宙から外宇宙へ