火の鳥Bヤマト・異形編
ヤマト国王の王子オグナとカジカの出会い


とんど見崎の蓬莱寺住んでいる尼御前は八百歳、火の鳥の羽によって老若男女を問わず、病を治す。どんなばけものでも癒すという。妖怪変化までも。彼女殺しにきた女剣士は彼女を斬り殺す。しかし、その島は時間が逆流し、船で女剣士は島から脱出できない。救い主を失っ島の人たちは今度はその剣士を慕う。やむなく、火の鳥の羽で、人々を癒す。その女剣士は尼御前と同じような運命となる。やがて、また、新しい女剣士が彼女を殺しに来る。実は彼女は自分に殺されるのだ。そんな話を彼女は火の鳥から聞く。永遠の輪廻の円環につつまれている。その罪とは何か。最初はわからなかったが、手塚治虫は輪廻について、火の鳥全般おいて語っていたのだ。

オグナの逃亡を助ける火の鳥
オグナはクマソの王タケルの暗殺に成功した。しかし、その逃亡の際に、火の鳥に救われる。火の鳥はクマソの守り神であったが、オグナを助ける。クマソはそれまでなかなかの文化国家であったらしい。タケルはその歴史の編纂も試みていた。もっとも今日その記録はありません。逃亡果て、オグナはヤマトに帰還します。しかし、兄王との意見の相違から、カジカと共に古墳に埋められ、殉死させられる。そんな古墳時代の物語です。