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2001年1月に開催された小児膠原病医療講演の原稿(明日への道ブロック版94号掲載)を藤川先生のご好意で掲載させていただくことができました。情報が少ないと言われる小児膠原病について皆様の参考になれば幸いです。 |
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6ページに分けてありますので、最下段のボタン又は次の目次から進んでください。 |
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掲載されている内容について無断での使用、転載等を固くお断りします。 |
| 『小児期の膠原病について〜SLEを中心に〜』 |
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東京女子医科大学 膠原病リウマチ痛風センター |
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ご紹介いただきました藤川です。現在は東京女子医大の膠原病リウマチ痛風センターで小児のリウマチ性疾患の治療を行っています。 |
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小児期の全身性エリテマトーデス(SLE) |
| 小児期のSLEの特徴と成人との違い |
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小児の膠原病は大人と違うかという点ですが、全身性エリテマトーデス(SLE)という同じ病気でも、症状、重症度は確かに違い、小児のほうが腎障害、中枢神経症状などの頻度が高く、重症度が高いといえます。これは同じ程度の病気が起こったとすれば、幼児と小学校低学年、中学生くらいで発病した場合とは症状が違い、一般には低年齢ほど重症です。したがって治療方針も異なります。また、どんなによく効く素晴らしい薬が大人に使えても、小児では安全性が確かめられていないという理由で使えないこともあるし、カプセルや錠剤では小さい子供には使えないという現実もあります。 |
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小児期のSLE |
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診断は子どもの場合比較的簡単です。というのは、残念ながら子どもの方が重症だからです。血液の検査とか尿を調べるだけで、もしかしたらSLEかなというのが1回の検査で大体診断がついてしまいます。自己抗体などの陽性率も大人より高く、また、腎炎の頻度が高く、初診では大人では30%位ですが、子どもでは70〜80%で、腎炎で見つかることも多いです。例えば学校の健康診断で尿にタンパクが出ていることで、無症状の軽い症例もみつけられます。 |
| SLEの原因 |
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SLEの病因 |
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| SLEの発症と増悪の原因 |
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また、薬剤誘発性エリテマトーデスという病気がありウイルスとか遺伝に関係なく、不整脈の薬や抗けいれん薬を飲んでいるとSLEと同じような症状がでてしまうということもあります。ですから患者さん達はたまたま他の病気にかかったときなどは、このような薬をなるべく避けなければなりません。 |
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| SLEの病態 |
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と皮膚のDNAが損傷し、DNAに対する抗体ができ、これがDNAと反応して抗原抗体複合体という免疫複合体が作られます。これは分子量が大きな物質で腎臓に反応すると腎障害が出てくるわけです。また血小板抗体というのが出来ますと、自分の血小板に作用して血小板が壊れてしまう、といった障害が出てくることになります。 |
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