
| 膠原病の診断と治療について |
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| 発熱 |
37度前後の微熱が続くことが多く、午前中だけとか、多少のだるさはあっても生活にそれほど支障がないなど、風邪とはちょっとちがった発熱の仕方をします。38度以上の高熱が何日も続く場合もあります。 |
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関節痛 |
インフルエンザのような関節の中から湧き上がってくような感じの痛み。それがあちこちの関節に同時に発生したり、場所を移動して発生したりします。筋肉痛も同様な症状で非常に不快です。朝、手指の関節がこわばって動かしにくいなど。筋力が急に低下することもあります。 |
| 皮膚症状 |
発疹(ブツブツ)や紅斑(あざのように赤くなる)が体のあちこちに現れます。特に顔面に出やすく、痛みのないものが多いが、ひじや足にできる発疹は痛みを伴う場合もあります。 |
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リンパ腺 |
風邪やその他の感染症と違って、あちこちのリンパ腺が腫れます。ただし硬く大きくなることは少なく、あまり痛みがないことが多いようです。 |
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レイノー |
レイノー現象とは指先の血管への血流が不足して、突然に白くなったり、紫色になるものです。厳密にはその後充血で赤く腫れるものをいうようです。寒さで誘発されやすい。 |
| しびれ |
手足の全体、または指にしびれが出ます。左右の共通性はあまり見られません。多発性単神経炎といって血管の炎症からおきることが多く、他の疾患と間違いやすいものです。 |
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膠原病の基本的な診断手順を簡単に示すとこのようになります。 |
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@主たる症状 |
| 発熱、紅斑、しびれ、関節通、筋肉痛など上記疑わしいとされる症状 |
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↓ |
| A基本的検査 |
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血液一般(WBC、RBC、Ht、Hbなど)、尿(蛋白、糖、血液など)、炎症マーカー(CRP、血沈)、酵素活性(GOT、GPT、LDHなど)などの検査 |
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| B膠原病が疑われる場合のスクリーニング(1次) |
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基本検査の確認、抗核抗体、リウマトイド因子、補体、免疫複合体、X線検査など |
| ↓ |
| C症状を確認しながら疾患を特定するスクリーニング(2次) |
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もっとも可能性が高いと考えられる疾患の指標を見つける精密検査。疾患固有の抗核抗体や各種生検などと今までのデータで総合的に判断する。 |
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| 抗核抗体 |
抗核抗体は細胞の中にある核に対する自己抗体です。核成分には数多くのものがあり、抗体もその数だけ存在すると考えてよいでしょう。最初(1次スクリーニング)はこの抗体があるかどうか(陰性、陽性)を調べ、その後どの成分に対する抗体なのかを調べます。疾患によって表れやすい抗体があるので診断の指標となります。一般的に病気の勢いと連動して増減するので治療上の指標ともなりますが、必ずしもとはいえないようです。 |
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血清補体価 |
補体は炎症や免疫にかかわる蛋白で、一定量が血液中にあるのが普通です。SLEの場合は普通この値が低下しますが、疾患によりそうでないものもあります。蛋白量の検査ではC3,C4など、活性検査ではCH50などの数値が用いられます。 |
| リウマトイド因子 |
外部からの異物に対処できるよう通常、一定量のガンマ・グロブリンが血液中にありますが、この中のIgGに対する抗体がリウマトイド因子です。慢性関節リウマチで高率に発見されますが、他の膠原病や感染症などでも陽性になることがあり、正常な人にも陽性の人がいます。 |
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膠原病ではこれらの治療をできるだけ早く、しかも確実に行うことによって早く症状を抑えることが特に重要です。病気の勢いが強い間に進行する各臓器へのダメージはこの病気の特徴として蓄積していく可能性があります。そのため適切な治療を行わなかったり、再燃を繰り返していると深刻な臓器不全を招きかねないのです。また、症状が軽いうちなら薬の使用量も少なくて済むし、副作用に悩まされる可能性も低くなることはほぼ間違いありません。臓器不全を防ぐことと薬剤の副作用を少なくするためには早期発見、早期治療がもっとも有効ということになります。同じ理由から膠原病の治療では症状を軽く抑えている時期を長く続けることがその後の生活にも大きく関わってきます。 |
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