シネマレビュー2001 <下半期>


12/31現在
37本観ました。(2本立て等は1本として計算しています)



※評価は○5つが満点です。なにぶん主観で付けていますのでご了承を(笑) 基準はあいまいなのであんまり目安になんないよ^^;

 

バニラ・スカイ (評 ○○○)
優雅な生活を送るプレイボーイ、デビッドは親友のガールフレンドのソフィアに一目惚れ。だが、恋人であるジュリーが発作的に引き起こした事故によって、デビッドの美しい顔は醜く変貌してしまう。

[監][製][脚]キャメロン・クロウ [製][出]トム・クルーズ [歌]ポール・マッカートニー [出]ペネロペ・クルス キャメロン・ディアス
前知識なしで観に行ったんですが、結末に度肝抜かれました。こういうストーリーとはちっとも思ってませんでしたよ。

オープニングのトム・クルーズが誰もいない街中をさまようシーンはすごく印象的でした。
そんなシーンがあってか、始めは恋愛映画の感じで始まり、事故があってからは夢と現実の区別が分からなくなるサスペンス映画かと思いきや、クライマックスの急展開には正直驚きました。あれは観た人の賛否が両極端に分かれるでしょう

キャメロン・ディアスとトム・クルーズとペネロペ・クルスの恋の問題が起こり、キャメロン・ディアス(ジュリー)が起こす事故により、事態は急展開します。
その事故がてっきりストーリーの要(クライマックス)に繋がる重要なことだと感じたので、TVコマーシャルで流していたけどいいの?と思いきや、そんなことは全然重大じゃなかったです(^_^;)

終盤の雰囲気としては、「マトリックス」と「ゲーム」のテイストが強いですね。特にラストは「ゲーム」みたいでした。

ストーリー展開の要は、TV(の画面)です。リフレインされるTVがキーポイントです。

また、この映画の元となった「オープン・ユア・アイズ」のタイトルの如し、目を覚ますシーンです。
トム・クルーズの目を覚ますシーンでこの映画は始まり、中盤にも目を覚ますシーンがあります。そしてラスト・・・。
それと、タイトルでもあるバニラ・スカイ。空の様子を表わす言葉ですが、このバニラ・スカイのような空が描かれるシーンをお見逃し無く!
一貫したテーマで描かいているのはよく出来ていると感じました。

バラバラに配置されたジグソーパズルの断片のような謎が最後に一つにまとまりパズルが完成して謎が解明するんですが、最後の謎解きのシーンがちょっと長すぎたかなぁ・・・。こういったSF的なストーリーが好きでない人にとっては、とたんにしらけるて、かったるいでしょう。

トム・クルーズが「オープン・ユア・アイズ」を観ていたく感激し、映画権を買い取りハリウッド映画として作り替えたこの作品。
「オープン・ユア・アイズ」は観てませんが、世界観は引き継いでいるものの元の作品の娯楽映画の雰囲気はなくなってしまったようです。また、キャメン・クロウ監督らしさが出ていないとも言われています。

この映画は、悪夢で始まり、その悪夢の中で主人公があがき、結局ずーっと悪夢の中での話なんですね。そのため、トム・クルーズが全然かっこよくないのも評価が分かれるところです。

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ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 (評 ○○○○)
同時上映 劇場版とっとこハム太郎 ハムハムランド大冒険
米国の原子力潜水艦をゴジラが襲撃。防衛軍・立花はゴジラの日本襲来を警告するが、兵力を過信する上層部は気にも留めない。その頃、ゴジラの出現に呼応するかのように日本各地で怪獣たちが復活しようとしていた。

[監][脚]金子修介 [製]富山省吾 [プ]本間英行 [出]新山千春 宇崎竜童 小林正寛 佐野史郎 仁科貴 南果歩 大和田伸也 村井国夫 津川雅彦 天本英世 [上映時間] 105分
あの平成ガメラシリーズで名を馳せた金子修介監督のゴジラです!
アンチゴジラとしてガメラを作ってきた監督だけに、今回のゴジラはいろんなエッセンスが詰まった傑作でした。

前作のゴジラ×メガギラスは、それまでのゴジラの中では異色の出来栄えで今一歩ながらよくできていました。しかし、今作の金子ゴジラは、間違いなく近年のゴジラシリーズの中で最高の出来栄えです。
全体的な印象は、あえて言うと「平成ガメラ1+2+3」です。けっして寄せ集め的印象ではなく、これほどのボリュームのストーリーをよく破綻せずに描ききっているのはさすがでした。怪獣モノ+軍事モノ+怪奇モノと、ガメラで3作かかってやってきたことを、このゴジラ1作でやり遂げてしまいました。
これは金子監督の今までのゴジラ映画に対する思いのたけをぶつけたからではないでしょうか?

さて、ストーリーですがいつものごとく
今までのゴジラ映画は無かったことというお得意の暗黙の了解の上で話が進みます。
第1作目から50年たった正式な続編?のような感じ。自衛隊ではなく防衛軍が日本にありますが、平和なため実戦経験はないという設定です。冒頭、「アメリカに上陸したのは日本政府はゴジラと認めていない」なんて、思わずニンマリしてしまうセリフがあります。

さて、まずびっくりしたのはキングギドラが日本を守る聖獣(護国聖獣)の一つとなっていたことです。龍というか麒麟というかそんな感じ。オイオイ、おまえは宇宙怪獣だろうが、というツッコミはやめときましょ(笑)
ちょっと残念なのが、せっかくバラゴンが出てきたのに、扱いがさみしいこと。途中でやられちゃうし、題名には出てないし(^_^;)
怪獣たちの戦い振りも、あえて肉弾戦の色が強く出ています。もちろんゴジラは火炎を吐きますし、キングギドラはあの高らかな声で鳴きながら光線を吐きますが。
また、クライマックスの戦闘シーンが夜中です。ガメラ3のテイストが強いのですが、キングギドラ完全態の美しさと、人間が太刀打ちできない怪獣同士の戦いの恐怖感・畏怖感を表わすのには良かったと思います。(賛否のある部分ではありますが)

今回のゴジラは厳密に反核イメージは持たせてませんが、それでもそういうことを匂わせる部分はあります。やはり外せない部分でしょうね。戦没者の怨念か?というのが仮説としてセリフがあります。それにゴジラずっと白目でかなり凶暴で、人を容赦なく殺していきます。対する護国聖獣も、平成ガメラのごとく国(国家としてではなく、国土全体として)を守るべく戦いますから、人がいても容赦なし。
実景とミニチュアを巧みに合成してつくりあげた綺麗な特撮で、所狭しと戦います。

サービス過剰か?と思わせるほどチョイ役が多いことと、もうちょっとキングギドラ、モスラに派手な攻撃をさせてほしかったなどと、難点はありますが、それを補って余るほど今作のゴジラは良く出来ていました。

5つ星を上げたい気分ではありますが、4つ星にしました。
新山千春と宇崎竜童は似てない(^_^;)親子ですが、冒頭の親子の敬礼シーンがエンディングの敬礼シーンと繋がっていくのは、親子関係をうまく活かして描いていました。
しかしながら、宇崎竜童が滑舌が悪くセリフが聞き取りにくいのが難点・・・(^_^;)

ハム太郎の方は、子供向きですが楽しめました。あぁいう突拍子も無いストーリー展開でも今の子供はついていけるんでしょうね。
ヒワマリの種について大学で授業を受けるシーンは、TVアニメ「夢のクレヨン王国」であった、一日で高校を卒業する話に似ていて笑っちゃいました。
そうそう、気になっていたミニモニ。ですが、ハムハムランドのアイドルグループということで特にストーリーに絡んでくることも無く、セリフがあるわけでもなく、安心しました。(ヘタなセリフ聞かされるのかと思って不安でしたが杞憂に終わりました)
ただ、
ミニハムず(ミニモニのキャラ)だけが3Dレンダリングされたキャラで、なんで特別なんだよ。でもその甲斐あってミニハムずの踊りは完璧でした(笑)。3Dキャラに違和感をなくすためにセル画風にシェーディングされています。ディズニーが近年行っている手ですね。TVアニメでも多く使われるようになってきました。
そうそう、ハム太郎の特技監督に樋口さんが携わっています。あの平成ガメラで金子監督とタッグを組んできた二人でしたが、映画に対して求めるものが違うということで、残念ながら仲たがいしてしまいました。こんなところで、金子さんと樋口さんの対決が行われているとは。
樋口さんは「さくら」

人間とお話できるようになるヒマワリの種。果たして本当に実在したのか、夢だったのか。でもロコちゃん(ハム太郎の飼い主)にはほんの少し思いが届いたのかな・・・。バカバカしいアニメ映画ですが、子供に夢を少し与えるいいお話でした。
ハム太郎なんてバカくさいといってゴジラだけ観て帰る大人たちがいますが、そんな大人気ないことせずに少し子供たちの世界に入ってみてはどうでしょうか。

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ロード・キラー (評 ○○)
あこがれの女性ヴェナ、兄フラーと共に、ボストンからコロラドまで車で旅するルイス。だが、兄が無線で行ったいたずらが、姿の見えぬトラッカー“ラスティ”の狂気に火をつけ、旅は血塗られた惨劇へと一変する。

[監]ジョン・ダール [総]アーノン・ミルチャンほか [製][脚]J・J・エイブラムズ [出]スティーブ・ザーン ポール・ウォーカー リリー・ソビエスキー [上映時間] 97分

映画豊作の影響か、長期ロードショーが多いせいか、上映劇場が少なく、今回の映画は梅田のOS劇場でした。改装されてから(名前が替わってから)初めて入りました。やや大きなミニシアターで綺麗でした。公開後しばらくたってからの朝一番の回で観たんですが、観客が5人ほどでした(^_^;)

さて、この映画はすべてが予定調和なホラー映画です。恐いんだけどちっとも恐くない。これは狙ってそう作ったんでしょうが
映画の雰囲気としては「激突」+「ラストサマー」って感じ?かな。青春ロードムービーにホラーを混ぜた具合。
でも起こるべくして起こった事件であり、展開が容易で分かりやすいホラーです。気軽なホラーって感じでしょうか。
それよりも出演者たちの魅力が薄いですね。主人公?のルイス役ポール・ウォーカーは全然魅力なしのヤサ男。「ワイルド・スピード」にも出てましたが、これからの役者ですね。兄のフラー役のスティーブ・ザーンはまだ良かったですが、ヒロイン?のリリー・ソビエスキーはかわいいけど、別に今回の話の中で光ったキャラでもない。活躍もしないし、事件に巻き込まれるために出てきた感じですね。

まったくのダメ映画ではないですが、そこそこ楽しめる、そこそこ恐い映画ということで、気軽に見てください。

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ソードフィッシュ (評 ○○○)
麻薬取締局が捜査のために作ったダミー会社の利益95億ドルを狙う、冷酷な犯罪者ガブリエル。元ハッカーのスタンリーを強引に仲間にした彼は、手はじめになんと銀行に装甲車で突入。人質をとって立てこもる。

[監]ドミニク・セナ [製]ジョエル・シルバーほか [出]ジョン・トラボルタ ヒュー・ジャックマン ハル・ベリー ドン・チードル [上映時間] 99分
トラボルタの悪役ぶりがかっこいいです。頭の狂った犯罪者ではなく、人当たりのよさそうな人だけど、底知れぬ悪を醸し出すという雰囲気です。

さて、この映画は無駄な説明をすっぱり捨てて、演出で押し切っていきます。説明不足だけど、そう感じさせずうまく出来ています。
観終わった後で、「んで何だっけ?」となることもありますが、でも別に描かくべき部分は描かれているので、分からないまま終わるということはありませんでした。
この映画のポイントしてミスディレクションがあります。まぁ錯覚ですね。たびたびセリフの中に出てきますが、ぱっと見ただけでは大した錯覚(つまり意外な伏線)なんてなかったかなぁ?と思いがちですが、よくよく考えると最初っから観客はだまされています。

映画を見ている最中に気になった点として、ある人物がトラボルタ扮するガブリエルという人物について「あいつは我々とは違う世界に住んでいる」と説明します。裏の世界に通じているのか?と期待して見ていてもそのようなことは描かれませんでした。
じゃああの説明はナニ?となるのですが、これにはウラがあります。ネタバレになりますがトラボルタ扮する人物の本当の正体は不明なのです。そう、「違う世界に住んでいる」というのは観客が見ているガブリエル(トラボルタ)ではないのですね。
このあたりは実際に映画を最後まで見ると分かってきます。

観客を錯覚に陥れる、つまりウラをかくという点はなかなかよく出来ていました。ネットでは”結局ワケわからんかった”という人もいるようでしたので、伏線が多く出てくる推理モノに慣れてなければ、最後の結末の時に今までの内容が一本の線に繋がりにくいと思います。あとで”そうかアレはそうだったのか”と思い出しながらもう一度楽しんでください。

昨今のテロ問題で、この映画も試写会が直前で中止となり公開も危ぶまれていましたが、無事公開できました。
なんでかな?と思っていたらガブリエルたちの描き方なんですね。世界を陥れようとする悪者ではないのです。このあたりはネタばれになるので見てのお楽しみ。ガブリエルたちが何故95億ドルもの金を盗もうとするのかがキーとなります。

そうそう、この映画も別にNYのテロを予測していたわけではないですが、ビン・ラディンをもじった名前が最後に出てきます。
まぁそれほどビン・ラディンは要注意人物だったんでしょう。
※他の映画でも最近テロを扱ったもので、炭疽菌という名前が使われているようです。ただ日本語字幕は差し替えられているようですが。

最後に映画の題となった「ソードフィッシュ」について。単に映画の中ではコードネーム:ソードフィッシュとしか語られませんでしたが、この映画の元ネタとなる事件が実際にありました
以下、ある記事からの抜粋です。

 『Swordfish』は、政府が主導して行なわれた実際の『ソードフィッシュ作戦』をモチーフにした映画だ。この作戦については、現在は絶版となっているデビッド・マクリンティック著『ソードフィッシュ:野望、蛮行、裏切りの実態』(Swordfish:A True Story of Ambition, Savagery,and Betrayal)にその詳細が記されている。 

 この本によれば、ソードフィッシュ作戦は、1980年代前半に実施されたおとり捜査で、麻薬取引から得た資金をマネーロンダリングするためのかなり大規模な偽の口座を実際に開設したのだという。 

 おとり捜査は、複数の大物政治家、銀行幹部、裁判官、そして数名のコロンビアの麻薬売人が逮捕されて幕を閉じた。 

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エボリューション (評 ○○○)
アリゾナの砂漠に隕石が落下。生物学者アイラは、そこで未知のDNAを発見する。だが、それは驚異的な速度で増殖して生物に進化。暴走するこの生命体を撃退すべく、アイラはチームを組んで一大作戦を敢行する。

[監][製]アイバン・ライトマン [案][脚]ドン・ジャコビー [出]デビッド・ドゥカブニー ジュリアン・ムーア オーランド・ジョーンズ [上映時間] 103分
監督は、「ゴーストバスターズ」で一躍人気になったアイバン・ライトマンですが、「ゴーストバスターズ」以降は「ツインズ」ぐらいであまりパットしていませんでした。
そんな監督の最新作が、地球外生命体による侵略を題材にした「エボリューション」。
元々のネタは生物学教授の書いた科学的根拠に基づいた大まじめな科学書ですが、監督は面白みに欠けるということでユーモアセンスを取り入れたました。その結果、元とは似ても似付かぬバカ映画に仕上がりました(笑)。

※生物進化が生命の元(有機物)が地球外からもたらされたものという説が元ネタです。でもこの説はあまりまじめには取り上げられていません。それは、結局は卵が先かニワトリが先かと同じで、地球外から来た有機物は結局どうやって出来たものか?と話が堂々巡りになるからです。

さて、この映画は本来なら超大作映画の仲間に入るべきものなのですが、実のところパッとしませんでした
出演者たちも有名どころだし、スタッフも一流で、お金も掛けた映画なのですが・・・。
全編を通してのバカさ加減炸裂で、とりわけつまらない映画というわけでもありません。なのにパットしないのは、どうも作りが古臭い感じがしてならないからでしょう。

アイバン・ライトマン監督は、「ゴーストバスターズ」を未だに引きずっているんですねぇ。
この映画の感想を一言で言えば”エイリアン版ゴーストバスターズ” つまり、”エイリアンバスターズ”とでもなりますか。

エボリューションとは”進化”のことですが、結局のところ、監督自身が”進化”していなかったというのがこの映画の最大の欠点なのです(笑)

映画の宣伝に使われていた、3つ目のニコちゃんマーク(ピースマーク)ですが、映画を観ても一体どういう意味かさっぱり分からず。
街じゅうの至る所で3つ目ニコちゃんと、エボリューションのコピー。この宣伝手法は古くはバットマンで使われたもので、今となっては古いものです。アメリカでこの手法をやったそうで、日本でもそれに準じたようです。
宣伝方法から映画のつくりまでもが古臭いのがこの映画の欠点なんですね。金を掛けたB級映画という印象です(ダメじゃん)。

ギャグもちょっと空回り気味でしたし、変にシリアスぽっかたりするし、登場人物のキャラ付けも中途半端、エイリアン退治チームのチームワークもイマひとつという感じで、全体に力不足な感じでした。
それでもバカバカしくて面白い映画ですので、案外楽しめました。

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ワイルド・スピード (評 ○○○)
輸送トラックをねらう強盗一味を追い、違法公道レースに潜入した警官ブライアン。そこで出会ったカリスマ・レーサー、ドミニクと友情を育む。だが、事件の犯人が判明するにいたり、ブライアンは決断を迫られる。

[]ロブ・コーエン [出]ポール・ウォーカー ビン・ディーゼル ジョーダナ・ブリュースター ミシェル・ロドリゲス [上映時間] 107
公開が今週で終わるという時に観に行きましたので、ちょっと時機を外してしまいました。

全編カーアクション!アメリカ版首都高バトル!!
 その分、ドラマ性は希薄(笑) いや、でもそこがいいんですよ

有名な俳優もスタッフは一切いないという低バジェット(予算)映画ながら、興行収入1億ドルを超えるまでになりました。

まずこの映画の根底には、アメリカ人たちの日本車フリーク(マニア?)が居ることを知っておかねばなりません。1995年頃、ロサンゼルスが発祥のストリートカーレース 違法の塊 市民の苦情でパトカーが来るまでが勝負。
今でこそ、ドイツ車も使われる用になってきましたが、基本的に日本車!
10年前頃から日本で流行りだしたのが、95年頃にロスにムーブメントが上陸。こういったムーブメントが日本からアメリカに行くのは珍しいことです。

輸入された日本の電化製品が港で船からトラックに移されると、そのトラックを襲って電化製品を奪い、売りさばくという盗賊集団がでてきます。
もしかしてホントにいるのかなぁ。それにしても、中国人マフィア?らしきものが出てきますが、結局よくわからずじまいでした
全編にわたって車のシーンが出てきますので、最後まで突っ走っていって、結局内容薄いなぁという印象。
それでも、面白い! 車の描き方がうまいんですね。60セカンズはなんか車の描き方に不満でした(いろんな車が出てくるのに、その特徴=エンジン音や走りが描かれていない)が、ワイルド・スピードは本当に車好きなスタッフが作ったんだなぁと感じました
単純に車が好きだからこそ、あくまでもゼロヨンレースにこだわって作ったのでしょう。

さてさて、ワイルド・スピードの公式ページでは、 映画に出てきた「NOS」(ノス)というものについて ニトロ噴射装置って説明されていました。
たぶん、パンフレットにもそう書かれていたのかな?
そのせいか、いろんなマスコミで ニトロといわれていましたが、これは間違っています。   NOSというのは「会社名」NOS社 NITROUS OXIDE SYSTEM ,Inc) であり、NITROUS OXIDEつまり「亜酸化窒素」のことです。

たぶんに、スイッチ一つで車が加速する→ニトロだ、という 陳腐な認識しか映画会社にないのでしょうね。
またNITROUSがニトロという発音の単語だから、単純にいわゆる ダイナマイトのニトログリセリンと勘違いしてしまっているじゃないでしょうか。


亜酸化窒素システムは現在最先端の加速装置システムです。   
詳しい仕組みは省略しますが、
1)亜酸化窒素は高温で酸素に分解するのでガソリンの 燃焼が促進される
2)また急激に分解して酸素と窒素が増えるのでピストンの圧力が増しパワーが上がる
3)ボンベ内の液体の亜酸化窒素が気化する時の気化熱でエンジンを冷却し、パワーが上がる
という3つの仕組みが合わさったものです。
これを制御するのにコンピューターが必要なわけです。映画でも ノートパソコンたたいてましたね。

それと、ホンダのシビックの改造パーツを日本から輸入するシーンがありましたが、あのパーツは日本でも有名なアペックスというメーカーのものです。ちらっとメーカーのロゴが出てきましたが、心憎い演出ですね。

おとり捜査の話など細かい設定は結局あんまり関係なしで、頭からっぽにして楽しめる映画です。でもこの映画の魅力である、エンジン音やレースシーンは大画面&大音響が必要なので、14インチのテレビとビデオでは魅力半減ですね。
家で見るならDVDと大画面、ドルビーデジタルシステムを揃えましょう。

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ラッシュアワー2 (評 ○○○)
夏休みに香港にやってきたリー警部とカーター刑事。そんな折、アメリカ大使館で爆発事件が発生し2人は捜査に乗り出すハメに。容疑者である香港マフィアのタンの行方を追うが、彼の右腕の殺し屋フーに行く手を阻まれる。

[監]ブレット・ラトナー [原]ロス・ラマンナ [総]アンドリュー・Z・デイビス [出]クリス・タッカー/ジャッキー・チェン/チャン・ツィイー/ジョン・ローン[上映時間] 90分
我らがジャッキー(?)と、クリス・タッカーのデコボコ刑事コンビの第2作目。キャストもスタッフも前作を引き継ぎ、作品のテンポも前作もままです。これはうまくいくと、この世界観が出来上がってきてますので、どんどんシリーズ化できそうですね。
実際、監督は3作目にはナイティナインの岡本を出演させたいらしく、話は持ちかけてたみたいですね。TVCMでも岡本が出てないのに宣伝してましたし。

さて、前作もそうですが、ハリウッド映画でのジャッキーですから、香港映画のジャッキーとはすこしテイストが違います
ハリウッド映画のジャッキーですから、カンフー炸裂というのはありません。これはこれでいろんなジャッキーでいいですね。ジャッキーのうまく料理している感じでしょうか。
ストーリーはアクションが主体ですから、もうストーリーの運びなんてどうでもいいぐらいに省略されてます。香港→ロス→ラスベガスなんてあっというま。それに、クリス・タッカーの「怪しい白人を追え」の一言で、いきなりロスに行き、ホテルの部屋を監視してるし。一体なんで場所や人物が分かったんだよーという展開です

冒頭の香港のシーンは「燃えよドラゴン」を意識した絵作り。アクションシーンは「グリーン・デスティニー」をだいぶ意識したのかな。
ただ、香港のシーンなのにどうもアメリカでのスタジオ撮影と思われるところがありますね。これは合理主義のハリウッド方法なのでしょうか。

全体的に小気味良くまとまっていて、楽しめました。ジャッキーとクリスは公私共々仲がいいみたいですね。たのしんで演じてますね。

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トゥームレイダー (評 ○○○)
類いまれな才能をもつ美貌のトレジャー・ハンター、ララ。ある日、20年前に失踪した父の部屋で不思議なアンティーク時計を発見したことから、時空の扉を開ける鍵となる“Holly Triangle”を探す冒険に旅立つ。

[監]サイモン・ウエスト [原]サラ・B・クーパーほか [音]グラエム・ラヴェル [出]アンジェリーナ・ジョリー ジョン・ボイト イアン・グレン [上映時間] 101分
同名ゲームの映画化です。当初は元のゲームがそれほど日本では人気が無いのもあって”ゲームの映画化”とは大きく宣伝しない方針だったそうですが、いざ公開間近になると「FINALFANTASY」と並んで、2大ゲームの映画化!と大きなフレコミ^^; 方針が変わったみたいですね。

元々のゲームが日本受けしないのは、その難しいゲーム内容&操作性もあると思いますが、なによりもヒロインがブサイク(笑)ってのが大きな要因だと思います(^^ゞ あんなきっつい顔の女性は日本では流行らないねぇ。
そんなブサイクな主人公のゲームなんか映画化できるのかなぁと、余計な心配をしてました(笑)

さて、映画の内容ですが、省けるところはトコトン省いて、簡潔かつスピードなテンションでストーリーが進むので、だれずに楽しめます。
説明不足過ぎるところもありますが、まぁいいんじゃないでしょうか。変に説明に懲りすぎて話の腰が折れるのもなんですし。
主人公がどういう境遇なのかも分かり難いです。すごいお屋敷に執事とメカ好き青年の3人暮らしだし、どうやら冒険の依頼を受けて仕事しているようですね。外車がいっぱいあるし、武器もいっぱいあるし。
昔に軍隊と関係があったようなことは、たった写真一枚をちょっと見せるだけです。それだけで軍の飛行機に手伝ってもらうシーンに移りますので、いちいち説明無しに話が進んでいきます。

物語の核となる、惑星直列や、全智の眼の話も、ある意味実際のことを交えてますので、まるっきりうそ臭くないのも成功の秘訣だと思います。

大体、この映画は主人公役のアンジェリーナ・ジョリーを売り込むためのプロモーション的な立場の映画のようですね。
スタントマンを極力使わずに自分で演じている、ということです。ですがもうちょっと見せ方が甘いかな。アクションを決める瞬間に違うカットが入ったりして、一連の流れが損なわれる感じがありました。まぁ、じーっと見られるとボロが出るからでしょうか(^^ゞ
でも、ガンアクションはヘタですね。もうちょっとキビキビして銃を撃って欲しいものです。手がふらふらしてまっすぐ撃ててないよ。
そうそう、どうやら胸パットを入れて、胸を大きくしているそうです。ゲームでの主人公がナイスバディだからそれにあわせたみたいですけど。

全体の出来としては、テンポよく、難しいことを考えずに観られる楽しいいい映画です。

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COWBOY BEBOP 天国の扉 (評 ○○○)
宇宙時代を迎えた21世紀。ハロウィンを目前にしたアルバシティで、盗難車のタンクローリーが爆発する事件が発生。付近に流れ出たガスにより、多数の死傷者が発生した。たまたまこの盗難車を追っていたフェイは、車を乗り捨てた謎の男を目撃。この事件の犯人逮捕に史上最大額の賞金がかけられたこともあり、スパイクたちカウボーイ4人がこの謎の男を追うことになる。男の手首に彫られた刺青から軍関係者に目星を付けた4人だったが、爆発現場にいた男は軍の記録で戦死扱いになっていた。一方別ルートからある製薬会社に目星を付けて潜入に成功したスパイクは、内部が軍関係者によって警備されていることを知る。民間の製薬会社をなぜ軍が警備しているのか……。

[監]渡辺信一郎 [原]矢立肇 [脚]信本敬子 [作監]川元利浩 [音]菅野よう子 [声]山寺宏一/林原めぐみ/石塚運昇/多田葵/石橋蓮司/ミッキー・カーチス 
地上波テレビで放映されていたころは、そんなに人気が無く、衛星に移って最終回まで放映されたアニメ。
放映が終わってから、段々と人気が上がってきて、サントラCDが売れまくったりと、異例なアニメです。
関西で深夜地上波で再放送が始まり、元々気にはなっていたアニメなので見始めたら、これが面白い! 人気が出たのもうなずけます。
ビバップは一言で言えば、未来SFのルパン3世。ちょっと言いすぎですが(笑)
ジャズのセッションの雰囲気を下敷きに、音楽と映像がマッチした大人向けのアニメです。
ちなみにカウボーイとは賞金稼ぎのことです。

テレビ放映も終わってからだいぶたっての劇場版。ファンの人たちの期待もいやがおうにも高まります。
出来としては、予想外に良く出来ていました。劇場版となると、コアなファン以外にも分かるようにと説明くさくなったり、テンションが変わったりするものですが、これはアニメの雰囲気がそれほど損なわれておらず、よく出来ていました。
ただちょっと1時間54分とアニメとしては長目なので、TV版のテンションは薄めでした。

TV版はストーリーの背景の説明がほとんどなく、見ている側に考えさせるというスタンスを取っているため、ある意味説明不足な部分が多いアニメです。これはこれでそれがビバップの持ち味で人気のもとですが。
劇場版では、ちょっと大衆向けにしたためか説明過多になりすぎでしたが、まぁ仕方ないでしょう。
TV版のオープニングの音楽が使われなかったのはちょっと残念でした。

画像のクオリティはさすが劇場版ですね。格闘シーンは実写さながらの出来で、特にモップを使った格闘シーンは香港映画並にかっこよかったです。
全体的にほんとにスタッフの皆さんが力をいれて真剣に作っているのが感じられました。ヘンにCGを多用しない姿勢には好感が持てました。

最後がちょっと物足りない感じでしたが、この作品の全体の味付けに関して、興味深い評価があったので、ここで一部を書きます。
テロの犯人ヴィンセント。過去を失うと同時に未来も無くしてしまった男。
圧倒的な強さ、怖さはあるのに、その彼の主張に「空っぽ(欠け落ちてしまったもの)」が占める割合が高いせいか、結局、彼の仕掛けたパーティーを無効化しても、それ自体が希薄な蜃気楼だったように思えてしまい、達成感に乏しい。
最初から最後まで、ヴィンセントが脳裏で見続けた夢(まぼろし)にスパイクたち登場人物を含め、劇場に行った自分もそれに呑みこまれるように振り回されていたのだろう。 スパイクが見続けた(この時点ではまだ見続けている)夢に対し、このヴィンセントが見続けた夢は、なんとも虚無的で冥かったため、この映画を見た自分の心には何も残らず、いや、最初から残すものなど何も無かったというべきか。


悪いところも特に無く、素直に面白い映画でした。

そうそう、この映画はテレビ版の22話と23話の間ということで製作されたそうです。

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FINAL FANTASY (評 ○○○)
2065年。謎の地球外生命体“ファントム”により、人類は滅亡の危機に瀕していた。科学者アキらは、武力での解決をもくろむ軍部に反発。人類を救うために独自に調査を進め、“ファントム”の正体を突きとめる。

[監][原][製]坂口博信
[ノ]ディーン・ウエスレー・スミス(角川書店刊)
[声]ミン・ナ アレック・ボールドウィン スティーブ・ブシェミ
初日に観に行きました。 観客層が他の映画とちょっと違いましたね。学生数人グループや、カップルや、大人が一人、とかetc。

さて、
第一の感想…「CGにせんでいいやん(笑)

たしかにCGは綺麗だった。(完璧じゃないけど
思うけど、CGってやっぱり仮想なわけで、 その仮想なCGでは現実モノはムリじゃないのかなぁ
いくら綺麗になっても、観客がCG=ウソという認識 を持っているから。
だから「トイストーリー」のようなありえない話の方がCGに向いてますね。そういう点では今年の12月公開の「シュレック」の方がすんなり映画の世界に入っていけるんじゃないでしょうか。
CGでは実写で出来ないことをするべきです。 今のSF映画は宇宙シーンなんか絶対CGなわけだし、だからフルCG映画でSFやっても、意義が無いように思います。

あそこまでやるんだったら実写でやればいいんですよ
人物の動きを完璧にモーションキャプチャしたり、皮膚感出したり、窓や壁の汚れまでいちいちCGでするんなら…。実写でいいじゃん…。
なんか方法論を間違っているような気がしました。

ストーリーとしては、やはりゲーム人間が作ったためか どこかで見たような展開の連続でした。
ファントムについては、一瞬「地球少女アルジュナのラージャか? と思えたし、スコープを通しての映像はアヴァロンか?って感じでした。
ゼウス砲もよくあるものだし。まだゴジラに出てきたブラックホール砲の方が斬新ですね。

まぁ、特に悪いシナリオって訳ではありませんでしたが。
いろんな要素(人物関係、エイリアン問題、ガイア理論、そして8つの精神体集めetc)が複雑に絡み合うストーリーなのに、だれたりせずコンパクトにまとまっているので、ストーリーが破綻せずまとまっていたのは良かったです。

それにしても、ハワイに会社を作り、100億円を越える金を注ぎ込んで作ったこの映画。はたして資金は回収できるのかな。まあ観客動員数はそれなりにいくと思いますが。
でも、これからのフルCG映画の一つの目標点としては いい出来でしょう。 これを参考に今後はどんどんいいCG映画が出来ると いいですね。

#シド博士は他のキャラより絶対ポリゴン多いぞ(笑) ポリゴンじゃないかもしれませんが

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PLANET OF THE APES 猿の惑星 (評 ○○○)
宇宙探査と遺伝子工学が発達した近未来。外宇宙を探検する人類の忠実な手足となって働くのは、遺伝子操作で知能を強化されたチンパンジーやゴリラなどの類人猿たちだった。ある時、宇宙空間に発生した時空の歪みに引き寄せられて、宇宙飛行士レオが遭難してしまう。彼がたどり着いたのは、高度な知能を持つ猿支配の星。猿が巨大な都市を築き、人間たちが周辺の森の中で野生生活を送っていた。レオは一度猿たちの奴隷になるが脱出し、虐げられた人間たちを率いて戦いを決意し、地球への帰還に挑む。

[監]ティム・バートン
[ノ]ウィリアム・トーマス・クイックほか(角川書店刊)
[出]マーク・ウォール バーグ ティム・ロス ヘレナ・ボナム=カーター マイケル・クラーク・ダンカン
ティム・バートンによる、「リメイク(再映画化)を超えたリ・イマジネーション(再創造)」という猿の惑星の新作です。

旧作の猿の惑星が好きで、LDのBOXも買いました(でも全部見てない(笑))。そんなこんなでティムの猿の惑星には、期待して観に行きました。
全体的にうまく旧作を作り直しているなぁという感じでしたが、猿の惑星が設定では特に地球ではなく、地球に良く似た惑星となっています。実際、太陽が二個あったり、惑星の色も違うわけですが。それにしては、みんな英語喋ってるし。
猿たちが英語喋っているのは、まぁ分かりますが(このあたりはストーリーの核心ですので)、人間たちも英語を喋っているのはどうかなぁ?

ほぼ2時間で長目ですので、猿と人間の戦いが始まりだした頃は、このままうまく話がまとまるのかと心配しましたがなんとかまとまってました。
ただ、ラストシーンについては賛否両論あるみたいです。
映画の撮影もラストは5バージョンつくったそうで、どれを使うかも直前まで決まってなかったとか。

主人公や猿たちのタイムトラベルについて、ネット上では色々と議論が交わされてますが、私は別にただ単にパラレルワールドかなと思いました。
ティム・バートン色はちょっと薄かったですが、それでもあちこちにティム色がちりばめてありました。
観て損は無い映画だと思います。


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DENGEKI/電撃 (評 ○○○)
無鉄砲な刑事ボイドは上司の怒りを買い、交通警官に格下げに。そんな時、警察保安庫から大量のヘロインが盗まれた。刑事課に戻ったボイドは調査を進め、ラトレルというナゾめいた黒人青年の存在に行きあたる。

[監]アンジェイ・バートコウィアク [製]ジョエル・シルバーほか [出]スティーブン・セガール/DMX/イザイア・ワシントン
ここんとこの、沈黙シリーズ以来(というかほとんどそのシリーズしかないんですが(笑))のセガール映画にしては、まぁまぁ及第点でしょう。
沈黙のテロリストのような、観客置いてけぼりという程ではありませんでしたが、アクションシーンが連続します。それに今度はカーアクションシーン(というか車ぶっこわしシーン(笑))が連続します。

しっかし、セガールって表情ないね!まぁそこが彼の持ち味なんでしょうが。あのでかい顔とでかいガタイで、側にじっとして居るだけでもインパクトあるのに、それがいろんなことに首を突っ込みまくっていきますおせっかいオヤジと化しています。

セガールが何故にそこまで事件に首を突っ込むのか?というのは全然描かれてません。セガールはセガールであり、過去も、トラウマも、なーんも内のです。セガールとして事件に首を突っ込んでいくんです(笑)
セガールが画面に出てくるだけで、何かしら見ているこっちがニヤけてくるというか・・・、セガールって存在自体がギャグ!?

話の展開は、前回のテロリストのような、おまぬけではなく、一応体裁よく謎をはらんでいて、それなりに楽しめました。

監督は「ロミオ・マスト・ダイ」を撮った人です。ロミオはせっかくのアクションシーンがなにやら空振り気味(というか非現実的でウソくさかった)わけで、シリアス面もそれほどたいしたことありませんでしたが、セガールという人物を使うことで、アクションがウソくさくなくなり、話全体がユーモラスなオブラートに包まれて、ギャグとシリアスとアクションがうまく(?)かみ合ったと思います。
監督としては良かったんじゃないでしょうかね。

ただ、今までのセガールのアクションって、セガール拳って言われるほど彼独特のスタイルだったわけですが、今回マトリックスのスタッフが入ったことにより、今流行りのワイヤーアクションで描かれる場面が多々ありました。
セガールの持ち味が薄れているのではないでしょうか。

セガールの出る映画を観に行く人たちって、セガールに会いたいだけなんですね(笑) だから、えーちょっとぉ・・・という内容でも、かっこよかった!最高! となる訳なんですねぇ… 今気づきました(^_^;)

ところで、なんで邦題はDENGEKIなんだ?

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パールハーバー (評 ○○)
太平洋戦争直前。幼い頃から兄弟のような絆で結ばれている陸軍航空隊のレイフとダニーは、看護婦イヴリンと出会う。レイフとイヴリンは恋に落ちるが、やがてレイフは志願して英国に出兵。ダニーは残されたイヴリンを支えるが……。

[監][製]マイケル・ベイ [製]ジェリー・ブラッカイマー [出]ベン・アフレック/ジョシュ・ハートネット/ケイト・ベッキンセール/キューバ・グッティング・Jr./アレック・ボールドウィン/ダン・エイクロイド/トム・サイズモア
良くも悪くも話題作。一言でいうとそれだけでした。
この内容で、3時間は無いだろ〜。観る前から、というより去年の段階でゼロ戦が出てくるだけの劇場特報を見た時点で、こりゃダメだな、と直感したんですがね・・・。
試写会が始まった頃から、ネット上で「最低」「最悪」「クソ映画」という批判が出始め、公開後は雑誌や新聞にまでも酷評される始末。
読売新聞にまでも「珍作」だと書かれてました
それでも「感動した」「かっこよかった」と言う人も出てくる始末。はっきり言って、この映画を観て感動したという人は、その人の感性を疑いたいですね。

史実に基づいていない点が多すぎます。ただしすこし救われるのは、この内容が史実ですよ、という体裁を取っていなかったこと。
この辺は娯楽戦争映画だと製作側も思っているんでしょうか。日本では「恋愛映画ですよ」と言い、アメリカでは「真珠湾を忘れるな」と言ってますので、この監督は信用してはダメですよ。
軍関係の登場人物に人名のテロップが出なかったので、ちょっとほっとしました。

日本軍幹部の描写が最悪だったり、日本軍があくまでも一方的に真珠湾を攻撃したように描写しているのは、アメリカ映画だから仕方ないことです。
実際には日本軍が病院施設を破壊することはしていないので、これは気分が悪いですね。
・真珠湾への攻撃の際、主要戦艦は退去させて、老朽化した戦艦を狙わせるようにはアメリカ軍に仕向けられたハズですが、そういった説明は一切無し。
ゼロ戦が緑色なのは間違ってます(灰色が本当。緑色は大戦末期です)。プラモで勉強しろよ!
・真珠湾攻撃の指揮官は山本五十六ではなく、南雲忠一中将が本当。
・アメリカ軍の戦闘機P−40では、ゼロ戦とあんなに空中戦を繰り広げられません。第一あんな空中戦あるか!エアーショーか?(笑)
・機銃でゼロ戦が落とせるもんか!
黒人出過ぎ。当時のアメリカ軍であんなに黒人が自由にされてるか。黒人に媚びてる?

そういったおかしな点を除いたとしても、ストーリーの核となる男女3人の恋愛があまりにもお粗末。なんやねん、あの尻軽女!!というのが大方の意見でしょう。病院がキャバクラみたいっていう意見もありました(笑)そのとおりだ。

真珠湾攻撃が始まるまでの1時間30分ほどが、あまりにもダラダラとフ抜けた恋愛物語です。
ジョシュ・ハートネットかっこいい!と騒いでいる女性が多いみたいですが、ジョシュには戦争映画の役柄を引っ張るパワーがありませんでした。

日本は映画興行の大半を占める国です。そのためか日本人に媚びたつくりをこそこそとしています。日本人を罵倒するセリフを一部修正したり、ゼロ戦から子供たちに「逃げろ」と言うシーンは日本だけに追加されたシーンだったり。

さらに、真珠湾攻撃の後の話が長すぎます。結局はやられたらやり返せ、ということですね。しかも、そういった戦争の愚かさを描写するのではなく、あくまでもアメリカ勝利のための話です。東京空襲まで話を持っていったなら、それこそ多くの日本の市民が命を落としたことまでも描写するべきですね。

結局のところ、アメリカでの原爆使用を肯定化させるための話題作りの映画じゃないでしょうか。あっちはなにかとあれば真珠湾の話を持ちかけてきますからね。それでいて原爆は平和のためだったって・・・・。

史実描写のいいかげんさから、低迷してというのに、当事者の日本人だけが騒いで観に行ってます。世界中で笑いものになってますよ。

本来なら○1つにしようと思ったけど、戦闘シーンでのCG処理がうまく、いわゆるCG,CGしてなかったので、○2つにしましたよ。

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ジュラシック・パーク I I I (評 ○○○)
研究資金を稼ぐために恐竜が生息する島を飛行機でガイドする仕事を引き受けた古代生物学者グラント。ところが、その旅が実は島に漂流した少年の捜索だったために再び島に上陸させられ、恐竜に襲われるハメに。

[監]ジョー・ジョンストン [総]スティーブン・スピルバーグ [出]サム・ニール ウィリアム・H・メイシー ティア・レオーニ アレッサンドロ・ニボラ ローラ・ダーン
監督が交代して、「ジュマンジ」を監督したジョー・ジョンストンです。スピルバーグは製作総指揮に回りましたが、私は大正解だと思います。
前作は「ロストワールド」と言って、結局は完全な続編ではなかったわけです。へんに恐竜を生け捕って金儲けしようとか、へんな脚本にするから面白くありませんでした。絶賛する人も居るけど、私はロストワールドは退屈な映画でした。T-REXが街中を暴れるシーンなんか、うわぁウソくさぁ・・・としらけてしまったよ。

今回は、純粋に「ジュラシックパーク」の3です!。もうヘンな設定なんてなし! ただ怖けりゃいい、というエンターテイメント映画です。
でもちょっとRPG風展開ですね(D&Dに続き、またかよ)。一難去ってまた一難、それの繰り返し。全2作で世界観の設定は済んでいるので、全力がパニックの展開に注げれますので、こまかな設定はナシ。話がスムーズに行きます。
もう、誰が死んで、誰が生き残るか、登場しただけで一発で分かります(笑)。だからどんなピンチになっても、助かるのがもう分かってるからちっとも怖くない。

細かい設定は一切ナシ。博士はどんな事件に巻き込まれたのか?と思いきや、遭難した息子を救助するのにまんまと嵌められただけ(笑)。
始めに「島は国連の管轄である」という説明がそれとなしにあったので、「複線か!?」と思ったけど、思っただけ損をした^^;
恐竜の処分・利用についての各国の裏工作とか、いろいろできそうなものを・・・。
今作では恐竜と闘おうとか、恐竜を罠にはめてやっつけるなどは一切しません。ただ人間は逃げるのに徹します。まぁそれが賢いですね。

93分という短さで、あっという間に終わります。ただただスリルの連続で、あぁ面白かったなと思います。
別につまんねぇ!というわけでもなく、大人から子供まで楽しめました。
恐竜の表現技術は、ますますスゴクなってました。

私はスピルバーグって、ちやほやされてるけど。どうかなぁ・・・ってのが正直な印象です。ジョーズで一躍人気を集めたけれど、いつまでもジョーズを引きずってます。またしても今作では、監督が代わったにもかかわらず、翼竜のシーンや川のシーンでは、ジョーズの演出をまだ引きずってましたいいかげん、新しいこと考えろよ!(怒)
第一に、スピルバーグが恐竜オタクなだけで、恐竜が出りゃいいって思ってる節が感じられますねぇ。

しっかし、ジュラシックパーク、ハムナムトラとユニバーサル映画が続々と続編が作られて活気付いているのに、当のUSJで新アトラクションがつくられないのは、非常に残念。ってゆうか商売下手すぎ(爆)大阪でテーマパークやんねんやったら、どんどん新しいの作れってぇの!なにわのニンゲンの目ぇはきっついでぇ!!
ハムナプトラならお化け屋敷なんかすぐできるし、ジュラパIIIならプテラノドン型滑空ジェットコースターみたんなもんが最適と思うけどなぁ・・・。
9月にまたUSJ行くんで(3回目だ)、関係者は心しとけよ(笑)

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千と千尋の神隠し (評 ○○○○○)
不思議な町に迷い込み、両親をブタに変身させられてしまった10才の少女・千尋。そこに住む神さまたちに戸惑う彼女だったが、両親を救い出し、もとの世界に戻るために、魔女・湯婆婆のもとで働くことを決意する。

[監][原][脚]宮崎駿  [総]徳間康快 [作監]安藤雅司ほか [音]久石譲 [歌]木村弓 [声]柊瑠美 入野自由 夏木マリ 内藤剛志 沢口靖子 菅原文太
宮崎駿監督の事実上のラスト作品。もうお歳の為、長編作成には体力的につらいとの事。
押井守監督もそうですが、日本のアニメ界の巨匠といわれる人たちはだいぶ高齢になられてしまいましたね。
押井監督も体力的に辛いということを言われておられました。質の良い長編アニメを作るには最低でも3年はかかってしまいます。その間にどんどん年を取ってしまうというのは、当たり前ですが残念なことです。あとどれくらい世界に誇れる質の良いアニメがつくられるのでしょうか。

さて、千と千尋の神隠しですが、別に大義名分なども存在せず、ただ単に10歳の千尋という女の子の不思議な体験を描くものです。どうって事はないお話なんですが、それでいて面白い。
不思議な映画でした。監督本人も、ストーリーとしては破綻していると言っておられましたが、それをそう感じさせないほどよく出来ていました。ほんとストーリーはドキドキの冒険活劇でもなく、ファンタジーでもなく、ちょっと物の怪たちや神さまたちの世界に入ってしまったという不思議物語です。

劇場用長編映画の最後というだけあって、ファンサービスに富んだ内容でした。
いままでの宮崎映画の中でどこか見たことあるシーンやシチュエーションがふんだんにあり、それを見るだけでも楽しめます。

ごく普通の、ちょっとだらけた10歳の女の子が、"ほんのちょっと"成長する様が見て感じられます。
湯婆婆たちに色々と千尋が注意を受けますが、同い年の子供たちがこれを見て、千尋と同じようにほんのちょっと成長してくれたらいいですね。
ちょっとした礼儀もしらない女の子。それが大人(?)の世界でもまれてちょっと成長します。わたしは10歳の千尋が事も無くタスキをするシーンで感心しました。あぁ成長してるな、って。

カオナシの存在ですが、これはニンゲンの心の寂しさの象徴でしょう。友達になってくれないから、お金やモノでつろうとしたり・・・。そのカオナシの心に気づき、金塊を受け取らなかった千尋はエライです。
坊は、体は赤ちゃんですが中は大人だったんじゃないかな。坊が最後にはひとりで歩けるようになりましたが、坊を一人で立ったり、歩けなくしたり、太らせたのは湯婆婆ですね。これは大人の過保護の面を表しているんじゃないでしょうか。

パっと見で、すごーく楽しめるけど、実はその奥に現代社会の人間関係などについての大切なメッセージが込められていて、なかなか深読みが出来るアニメです。
文句なしの○5つですね。

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2001年夏・東映アニメフェア (評 ○○○)
大人気シリーズ「デジモンテイマーズ 冒険者たちの戦い」を含めた恒例のアニメ特集。「キン肉マン II 世」、「も〜っと!おジャ魔女どれみ カエル石のひみつ」の劇場版を併せた全3本。

「デジモンテイマーズ 冒険者たちの戦い」:沖縄の従兄弟の家で大自然に囲まれ、夏休みを満喫するタカとリー。その頃沖縄では“パソコンの中で飼うペット”を開発した研究所が世間の注目を集めていた。だが、研究所のまわりに怪しい影がちらつくようになり…。

「も〜っと!おジャ魔女どれみ カエル石のひみつ」:父親の実家に家族や仲間たちとでかけたどれみが、地元に伝わる悲恋物語とカエル石の秘密に迫る。
去年に続いて、「おジャ魔女」を観るためだけに東映アニメフェアに行ってきました(^^ゞ もちろん他の2本も観ましたが。

「おジャ魔女」あいかわらず25分間という短さ(*_*) 1時間、それがだめなら45分にしてくれ〜。
悲恋物語と、あいちゃんの心のトラウマとを重ね合わせて物語が進みますが、いかんせん、25分の中に2つの脚本を入れるのが無理ってもんでしょう。
でも去年のが どれみ と ぽっぷ の話だったので、やはりメンバーの誰かについての話にせにゃならんかったのでしょうね(^_^;)
カエル石にまつわる悲恋物語はよくわからずじまい(笑) なぜ山に入ると魔力がなくなるのかもはっきり説明なし。うーん、25分じゃムリですねぇ。
でもそれなりに楽しめました。作画はやはり劇場版だけあって、ピカイチですね!

「デジモン」去年の02に比べるとストーリーは分かりやすかったですね。去年のはちっちゃい子供たちには可哀想なぐらい、シュールな淡々とした話でしたが、今回はいわゆるマンガ的で分かりやすかったです。
ただ、去年は戦闘シーンのCG合成がすごく綺麗でしたが、今回は単なるセル画だったような。ちょっと残念。
分かりやすいストーリーでデジモン初心者の私にはずいぶんよかったです。

「キン肉マンII世」は、もう単なるギャグマンガに徹していました。コミックの1話にある時代設定やキャラ設定の話はすっとばして、いきなりの戦いです。II世がどういうヤツか、I世(キンニク・スグル)がどうなったかや、正義超人たちの設定はまるでなし(笑)
まぁ、来年の春からTVアニメをするそうなので、その前の顔見せですね。
ただただ笑えるおばかアニメでした。ああいうギャグセンスのアニメは王道ですが、ちょっと久しぶりかな。(というより作者がもう古い人間ってこと?^^;) 一見ルール無用のデスマッチみたいな試合でも、へんなところでスポーツマン精神によるルールがあったりしたのが笑えました。II世がピンチでたとえ相手がマジで人殺しするような凶悪超人でも、II世の仲間は「うーん、今は試合中だから手が出せない」って、オイオイ^^;

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ダンジョン&ドラゴン(評 ○○△)
魔法を操る貴族が支配するイズメール帝国。宰相プロフィオンは、女王サヴィーナの王位を狙っていた。それを知ったコソ泥リドリーと見習い魔法使いのマリーナは、陰謀を阻止するため、伝説の杖を探す旅に出る。

[監][製]コートニー・ソロモン [総]ジョエル・シルバー [出]ジェレミー・アイアンズ ソーラ・バーチ ジャスティン・ワリン
「ドラゴンクエスト」の原点でもある史上最古のロール・プレイング・ゲーム「ダンジョン&ドラゴン(D&D)」を映画化したものです。剣術と魔法の世界を巡る冒険を、SFX満載で描くアドベンチャー・ファンタジー。
観に行った時が「千と千尋」の公開直後だったせいか、ガラガラでした。ほとんど貸しきり状態^^;

ストーリーの運びとしては、ほんとRPGって感じでした。観ながらRPG映画だなぁって思いました
ちょっと、ロードス島戦記の世界っぽくて、そういう面では見ていて楽しかったです。
各キャラクターの設定(ドワーフ、シーフ、エルフなど)や世界の設定は今の剣と魔法のファンタジーではお馴染みなので、そのあたりの説明をしなくていいのは製作側としては楽だったでしょうね。
逆に、そういう知識の無い人は世界に馴染めないのでつらいかな?
途中の試練の洞窟のシーンでは、ゲームのトゥーム・レイダーぽかったです。そういやトゥームレイダーの映画もあるんでしたね。

この映画、致命的なのはダンジョンというのは題名にありながらも、ダンジョンらしきものはでてこない(笑)ことでしょう。
それに、主人公が頼りなさ過ぎってゆうか、この役者ダレ?って感じ だいたい職業がシーフ(盗賊)なんだから、シーフ =(イコール) 罠解除などが得意 であり、そうでなければあの世界では生きていけないハズ。(失敗=死に至るから)
もうちょっと主人公のキャラを立たせて欲しかったなぁ。
女王が強い心を持つ少女、ってのはスターウォーズエピソード1の影響か?
また、女王はみんなを平等にする、なんていいながらも最後は活躍した主人公をナイト(騎士)の位にしてるしさぁ。矛盾してない?
そうそう、貴族って言葉が出てくるけど、英語ではメイジ(魔道士)って言ってましたが・・・

まあ、すべてが予定調和のストーリーですし、D&Dをしたことのある人や、TRPG(テーブルトークRPG)をしたことのある人には結構たのしめますよ。ま、ようはゲーム好きな人向けかな(^_^;)

ところで、ラストシーンの意味がよく分からんのだが。

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ハムナプトラ2 (評 ○○○○)
1933年。リックとエヴリンは、息子アレックスと幸せな生活を送っていたが、アレックスは謎のブレスレットをはめたまま何者かに誘拐される。その頃、あのイムホテップが再生。さらに別の力も解き放たれ、世界の運命はリックに託されることになる

監督:
スティーブン・ソマーズ 製作総指揮:ボブ・ダクセイ/ドン・ゼッフェル 製作:ジム・ジャックス/ショーン・ダニエル 脚本:スティーブン・ソマーズ 出演:ブレンダン・フレイザー/レイチェル・ワイズ/ジョン・ハナ/アーノルド・ヴォスルー/オデッド・フェール/パトリシア・ヴェラスケス/ザ・ロック
全編クライマックス! これ以外にこの映画を表す言葉は無いでしょう。オープニングからハイテンションでストーリーが進んでいき、最後まで突っ張りします。タイトルが最後に出るぐらいですから。

前作で主要登場人物の紹介は終わっているので、無駄な説明が省ける分、パワーを全てストーリーの進行に注いでいます。

前作でもそうでしたが、時代設定をあえて1930年代にしていますので、ある意味何でも出来る! 現代だとへんにしがらみが出てきて”そりゃ無いだろう”ってことになる部分を、うまく押し切って無理が出ていません。

全編にわたってCGが多用されていますので、ちょっと食傷気味になりますが、そこは大目に見ましょう。CGでなければこのバカさ加減は実現できません。

前作はリメイク版という体裁でしたのが、2作目で完全に独立したテイストを確立できました。
近年まれに見る、すべてを押し切っていくパワーを持った作品です。インディージョーンズに逼迫する久々の快作です。
このパワーを持続してシリーズ化していってもらいたいところです。(3作目と外伝がすでに準備に入っているようですね)

今作もあのイムホテップが出てきますが、イムホテップすらも脅かす新たなキャラ、スコーピオンキングなる戦士が出てきます。
このスコーピオンキング、オープニングで登場してクライマックスで再登場しますが、この登場の仕方にはびっくりしました。お楽しみあれ。

イムホテップはやはり元恋人アムナスクンが忘れられず、物語の本題よりも恋人を蘇らせる事しか頭に無い様子(^_^;)
まぁ、今作では恋人との関係に彼自身ケリがついたみたいですが・・。何か前作であれほど憎たらしかったイムホテップが可哀想に感じられました。

何も考えずに楽しむ映画です。あれこれ考えずに見て笑って楽しむ映画です
さぁ、次回作はどんなストーリーでいくのか楽しみです。

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