シネマレビュー98

98年に観た映画のレビューです。もっと行きたかったけど、お金と時間が・・(^_^;)

 

アルマゲドン (評 ○○○)
今年最後の超大作とか言われているアルマゲドン観てきました。

いやー、なんちゅう人の多さだ(^_^;)
1時間以上前に劇場に入ったのに”もしかして立ち見?”ってな状況でした。何とか辛うじて座れました。

さて、肝心のお話ですが、まあインディペンデンス・デイもそうだったように、良くも悪くも”ハリウッドの「娯楽」超大作”であり、”アメリカ万歳"映画であります(-_-;)
細かい設定や物語の背景なんかお構いなし。派手に面白く行こうぜ!です。

話としては、地球に接近してくる小惑星を内部から爆破するために穴を掘って核爆弾をほおり込む、です。
地球のために、人類のために「穴を掘る」です。
ここらへんが、ディープインパクトとは違うところですね。
ディープインパクトは人間ドラマに重点を置きすぎたきらいがありましたが。

アルマゲドンでは、まあドキドキの連続で観ていて楽しかったのですが、無駄が多い気がしました。
シャトルが地球を飛び立ってすぐに、ロシアの宇宙ステーションで給油するのシーンでは、なぜあんなハプニングが起きたのでしょうか?
必然性が無かったと思います。ドキドキさせるという必然性はありましたが(^_^;)

地球に突っ込んで都市を破壊しまくる隕石群ですが、街が壊れた事に対するマスコミの騒ぎもなけりゃ、黙っていたNASAに対する責任問題なども描かれていなかったのが不満でした。

全体として、みんな全然暗くない印象が強かったです。凄い危険を伴う計画なのに、「死んだらどうしよう」とかそういった考えがみんなに無いようでした。「危険な仕事の変わりに凄い報酬がある」というのでもありませんでした。そのへんが印象的でしたね。「駐車違反を帳消しにしてくれ」とかいう、わざとほのぼのとさせるのがいいテイストでした

それに、やっぱりラストは明るいほうがいいですね。ディープインパクトのエンディングはやはり暗いですもん。

そうそう、ブルース・ウィルスですがご多分に漏れず「おいおい、何で俺がそんな重大な任務を?」っていうキャラでした(笑)
なんかこういうキャラが板についてきましたね(^_^;)

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ロスト・イン・スペース (評 ○○○)
宇宙家族ロビンソンのリメイクですね。私はもちろん古い白黒時代のロビンソンはリアルタイムに見たことありません。

この映画良く出来ていました。
まず思ったのはVFX(CGなどの特殊効果)の多さ。もう○○カット!というような宣伝文句は形骸化してきた頃じゃないでしょうか?
そういった特殊効果のシーンの多さを宣伝するのはもう潮時ではないでしょうか。
というのも、この映画では全編にわたってVFXが「当たり前」のように使用されていたのが第一印象でした。

さて、ストーリーですが見始めた頃は、家族から見放されつつある仕事一徹の父親(主人公?)の父権回復の映画のようでしたが、あまりその色は強くありませんでした。
地球資源が枯渇した未来、新たな惑星へ移住する計画が持ち上がりモデル家族としてロビンソン一家が行くわけですが、そのあたりの状況設定が今までにない感じがして新鮮でした。
ワープを使ってどんどん移住するのではなく、ワープ(ハイパードライブ)を使うのではなく地球側と新しい惑星側にワープ用のゲートを作り、それで移動する、という設定でした。全ての星を人類は把握しきれておれず、座標設定ができないためハイパードライブが無理と言うわけです。ほほぉ、そうきたか。という感じでした。
だって、ワープが可能なら宇宙で迷子になることもないもんね。

まあ、ロビンソン一家が迷子になるための設定(?)としての反乱軍の設定は、なかば無理矢理っぽかったですが、でもそんなに変にしつこくありませんでした。

で、悪役としてゲーリー・オールドマンが出ていますが、エアー・フォース・ワンのときのテロ役といい、ずる賢そうな悪役を演じるのがうまかったです。フィフスエレメントのときのようなちょっと明るい系の悪役も出来る人で、演技がうまいなぁと思いました。

ストーリーの細かなところではおかしな所もありますが、楽しめた映画でした。

そうそう、映画史上初の特殊効果「タイムスライス技法」が使われています。
ハイパードライブ中に時間が止まり、人物などの動きがストップするんですが、人が宙に浮いていたりしているなかをカメラワークが動く、というものです。うまくできていました。

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ノック・オフ (評 ○○○)
意外に面白かったです。この映画はハリウッドが作った香港映画ですね!!

冒頭から怒涛のように流れる展開、アクション、どれをとっても香港映画です。
アクション部分の監督にサモ・ハン・キンポーが監督についており、うまくカンフーばりのアクションが続きます。

ヴァン・ダムは昔から「アクションの真髄は香港にあり」と言い、”カンフー風”(あくまでもカンフー「風」)のアクションをやってきました。
思えばカプコンの「ストリートファイター」からそういったアクションを続けてきてましたが、どれも空振りでした。
「サドンデス」ではそのカンフー風のアクションがストーリーに合わなかったし(^_^;)
今回、舞台を香港に移し、そして監督にも恵まれ、ようやくきちんとした香港映画並みのカンフーアクションが出来ましたね。

この映画は、他のハリウッド映画にはないテンポの良さと、画面割り、が楽しめました。
結構斬新なカメラアングルなど、見ていて楽しかったです。
始まってすぐに一回だけ使われた手法に、アニメみたいにサブ画面が一瞬開いたのにはちょっと感心しました。
手元を写すのにちょっとだけ小さく、子画面が開いたんですがハリウッド映画にはない手法だと思います。

この映画のストーリーの流れはよくあるハリウッド映画だとうまく行かないと思いました。
「香港」的な雰囲気があるからこそ、いい意味で”どうでもええやん”な力技みたいでした。(要するに細かい裏設定とかあるみたいだけど、話が進んでいくうちにどうでもよくなっていく)
でも、それがまた良かったです。

ニコラス・ケイジのハリウッドアクションに対する、ヴァン・ダムの香港アクションと言う風に分れていくと面白いと思います。

題名のノックオフですが、”やっつける”という意味もありますが、”盗む"という意味もあるみたいですね。
映画では「模造品」(ブランドもののコピー品)という意味で使われてました。

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ダイヤルM (評 ○○)
うーん。ありゃりゃぁ・・・ (^_^;) 期待外れでした。

もっと三つ巴の心理戦・暗殺戦になるかと思いきや、全然そうでありませんでした。
確かに、妻の浮気相手の男性の意外な過去やその男の本当の浮気の目的、そして妻に浮気された主人の取った行動に隠された謎、妻さえも陥れる心理戦、などなど、話の展開となるいいポイントとなるものがたくさんあるのに、あんまりうまく活かしきれてなかったというのが私の率直な感じです。

キャスティングは文句なし。特にマイケル・ダグラスはいい味出してます。
でも、脚本&演出がぁ(T_T) はじめにも書きましたが、トライアングル・ゲームとか言われてた割にはそういう要素は薄かったです。

はっきり言って、ヒッチコックに全然およんでいません!

もっと、表情による裏の心の表現とか、せりふの裏の意味とかを出して欲しかったです。
パンフレットには"たった一本の電話で人を殺すことが可能か?"というコピーがあり期待したのですが、そうでもなかったです。
主人の心理戦により妻が愛人を憎むようになって殺人をする(暗殺者を雇う)とか、その愛人が別の暗殺者を雇うとか、いろんな想像が出来たのですが、無駄に終わりました

また、パンフにはダイヤルMの「M」はMurder(殺人)、.Mute(ミュート機能)、Memory(メモリーコール)の「M」とありますが、あとの2つの「M」は全然それほど重要な要素じゃありませんでした。

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マーキュリー・ライジング (評 ○○○)
アクションもそれほどなく、かといって凄いスリルがあるかというとそうでもない。
サスペンス映画として、今日の映画とはちょっと違った路線でした。

コーンエアーとかに慣れている人にとっては物足りなかったかな?でも、ストーリーの見せ方(魅せ方)は面白かったです。
どのように国家最上機密の暗号が少年に「見える」のかの演出がもっとうまかったらと、残念ですね。

冒頭にも書きましたが、それほど凄い映画ではありません。いい意味で「いたって普通」なのです。凄い悪役がいるわけでもなく、主人公が凄い人(殺しのエリートとか、大統領とか、みんなに注目される人)でもありません。淡々と話が進んでいきます。確かに不気味なバックの存在があるのですが、それほど凄いものでもない。

さて、こういう話にはブルース・ウィルスはぴったりですね。「なんかしらんが、大役を任される」「何故、俺が?」という役柄にぴったりだと思います。(失礼かな(^^ゞ)

ちょっぴり泣けてきた映画でした。(涙もろいんだよなぁ)

そうそう自閉症の少年を演じる子役の演技が結構うまかったです。ほんとにそういう症状なの?と思えました。(12モンキーズでのプラッド・ピットに通ずるかな?)

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CUBE (評 ○○○)
キューブです。立方体です。それ以外出てきません(笑)
大阪では梅田ロフトのテアトル梅田で(10/17から)公開されているカナダ映画です。

ふと目覚めると、立方体の部屋の中に閉じ込められていた。部屋の6面にはそれぞれハッチがつけられていた。ハッチを開けて覗くと同じような立方体の部屋がまたある。しかし、部屋によっては残酷な殺人トラップがしかけられていた。6人の男女が出口を求め、そしてこの部屋の意味、何故自分がここにいるのか、各々の思惑のもと、答えを探していく。

というのが大まかなストーリー(?)です。本当に立方体の部屋しか出てきません。しかし単調になることなく、物語は面白く、スリリングに進んで行きます。
趣向を凝らした殺人とラップをかわしつつ、あるのか分らない出口を探していく話です。しかし、
ストーリーの本質は「人間こそが最大のトラップ(罠)である」ことです

トラップを解く数学的パズル要素、入り乱れる人間模様。このCUBEは誰が何のために作ったのか?というのは愚問です。
絶対観てください。後悔しません。
ド派手なアクションが売りのハリウッド映画ばかり見ている人はぜひ見てください。カナダの風土が生んだ「CUBE」で違う世界を見てみましょう。

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ムーラン (評 ○○○○)
予想意外に良く出来ていました。

今までのディズニーの路線を変えた今回の映画「ムーラン」。初めてその「絵」を見たときから絶対に見に行こうと決めました。それまで「たかがディズニー映画。無理して映画館で見なくてもいいや」的だったのです。実際「アラジン」以降のディズニー映画は見ていません(と言うか見る気が起きなかった)

期待を胸に劇場に行ったのですが、始まってすぐにちょっと「またか」「やっぱり」という気になりました。ミュージカル仕立て変にアメコミ調のコオロギやドラゴン
やっぱりディズニーか。と思っていたのですが、ムーランを最後まで観終った時、そんなことは気にならなくなりました。
といいうのも、前述したいわゆるディズニー節が極端に押さえられていて、ドラマ性がきちんと出来ていたからです。

主人公であるムーランはきわめて典型的なアメリカ人が見たアジア人という顔でまあブサイクです。ですが、ストーリーが進むに連れ、非常にかわいく、そして魅力的に見えていきました。これも今までディズニー映画とは違う路線ですね。いままでですと女性は「最初から完璧な女性」なのですが。

観終った後、「良かったなぁ」というのが真っ先の感想でした。

そして作画はすごいと言いようがありませんでした。3DCGで描かれた騎馬隊や最後の群集シーン。たんなるいままでの3DCGとは一線を画しています。
馬、兵士、雪煙、足跡などが不自然でなく、あたかも実写をトレースしたかのように動きます。
クラウド・アニメーション(群れを表現する技法)を使ったもので、速度や移動方向をしてやると、キャラを地形データに沿って動かします。すごい!アッチラ(Atilla)と名付けられています。
最後の3万人の群集はこれを発展させたダイナスティ(Dynasty)というソフトを使ってるそうです。

ちょっと不満なのは、ドラゴンが最後には守護神として認められるのに全然変わらなかったことです。かっこ良くなるところがあるかなと思ったのですが。
あとはきちんとムーランが結婚するところがあったなぁとおもいました。
納得いかんのが最後のスタッフロール。あいだあいだに「努力」とか「誠実」とか漢字で出すのは止めて欲しかった。意味ある漢字を出してくれ。せっかくスタッフの肩書きが英語で出てるんだから、その訳の漢字(中国語)を出して欲しかった。

《最後に》 映画ではムーランは父が寝ている間に内緒で男として戦争に行くのですが、原作では父はその事を知っているそうです。「年老いた自分のために男として戦争に行く娘。でもそれを止める事が出来ない父の気持ち」というアジア人特有の感性がアメリカ人にはどうしても理解不能ということで、父は娘が戦争に行ったのを朝目覚めてから知る、という風にかえたそうです。アメリカ人に人情はないのか?(笑)

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プライベート・ライアン (評 ○○○)
一応評価は○3つにしましたが、期待外れでした(^_^;)

ただ、残酷なシーンが続くだけで結局は戦争をモチーフにしたエンターティメント映画ですね(T_T)
TVや雑誌などでは、戦争の残酷さを提起した教訓映画とか言われてる節がありましたが、ただ残酷なだけでした。

もうちょっと戦争が起こった背景とかも言わないと、若い人にゃ何故戦っているのか?が分りませんよ。実際、「結局アメリカが勝つんだろ?」とかいう発言を劇場で耳にしました(~_~メ) 「何のために(誰のために)戦っているのか・戦争のむなしさ、苦しさ、無意味さ、愚かさ」をもっともっと強く謳って欲しかったです!

これなら全然残酷な描写が出てこない「Tommorow〜明日〜」(だったかな?)(長崎原爆の話の映画)のほうがよっぽど心にジーンと来ました。こちらは最後見終わった後でなんとも言えない涙が出たものでしたが、プライベートライアンでは心にジーンと来る「戦争への問題提起」が全然なかったですね

時代の古さを出すために古い撮影カメラを使ったりしてわざと色褪せた画面にしたり、本格的な戦闘シーンとか大作と言えば大作でしたが、ほんと娯楽映画のひとつでした。残酷なシーンをいやほど見せ付けて反戦意識を表しているとしたら、それは間違っているのではないでしょうか。

「プラトーン」(ベトナム戦争の無意味さを描いた映画)の方が心に来ました。(もう一度プラトーン観たいなと思ってショップに行ったけどなかった(^_^;)残念廃盤かな)
(レンタルがあれば観てください。こっちのほうがいいですよ)

兵隊が戦争で死ぬのは当たり前と言えば当たり前なのです。戦争で何の利益ももらえない一般市民の苦しみを描いた方が良かったのではないのでしょうか?
まあ何にせよ、期待外れでした。

まだ、スターシップトゥルーパーズの方がバカさかげんを強調しつつ戦争のバカさ(愚かさ)をあらわしていましたね。

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フラッド (評 ○○)
なんか、大阪では2週間しか公開しませんでしたねぇ(^_^;) 面白くないというよりかは、今年は映画の当たり年で上映館の万年不足のため公開日数が少ないのではないでしょうか。 まあ、タイタニックがいまだに映画館で上映しているというのも原因の一つでしょうが。

さてフラッドですが、まぁ「B級映画」の分類になってしまうのかな? 私はてっきり今はやり(?)の「パニック映画」だと思っていたんですが、全然違ってました(^_^;)
大洪水のさなか銀行の金をめぐっての争いという、ちょっとストーリー的には使い古し(?)のような内容でした。
でも、本当に巨大なセットを作って水を大量に使っての撮影と言う事で良く出来ていました。(CGじゃないと言うのがよかったですねぇ)ちょっとチャチなミニチュアなところがありましたが、ご愛嬌ということで(^^ゞ
水浸しの学校の中で繰り広げるジェットスキーによるチェイスのシーンは、ある意味新鮮味があって面白かったです。よく撮影してるなぁというのが本心です。
ちょっとB級かなという所としては、もうちょっと登場人物との心理戦があったら良かったらなぁとおもいます。洪水の中、金をめぐっての4つ巴のときなど、もうちょっと言葉による駆け引きが合ったら良かったと思いました。主人公の相棒について悪者(モーガン・フリーマン)が言うシーンでももうちょっと心理戦があったらなぁとおもいました。極限状態で人がどう変わるかという描写も欲しかったですねぇ。

あと、全体的な感想としては舞台となる町のセットが狭いということかな。バットマン(1作目)みたいに同じところをぐるぐる駆け巡っている感じでした(^_^;)
悪役なモーガン・フリーマンが見れたのは良かったけど(爆)

そうそう、邦題は「フラッド(大洪水)」ですが、原題では「HARD RAIN」でした。原題じゃあB級そのものって感じですねぇ(笑)
でもフラッドというのはかっこいいと思うけど、これじゃあ純粋なパニック映画かと思いますねぇ。どっちも失敗か?(爆)

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スプリガン (評 ○○○)
少年サンデーに連載されていた同名漫画を、大友克洋原作のアニメ映画『MEMORIES』のなかの「最臭兵器」で作画監督とキャラクターデザインを勤めた川崎博嗣が映画化したというものです。

で、私は、その漫画もMEMORIESもみたことがありません(爆)。

さて、予備知識なしに観に行ったのですが、初心者(?)にも安心して楽しめました(^.^)
肉体アクションやカーチェイスや銃撃戦や、そしてサイキック(超能力)も。すごい作画がきれいでしたし、迫力もありました。
大友克洋総監修ということでも、期待というか安心してましたのもありましたが、期待以上に面白かったです。「AKIRA」ではちょっと難しいというか、終わりもちょっと不満でしたが、スプリガンでは割ときれいに話がまとまっていました。
印象としては「AKIRA」+「ラピュタ」という感じが強かったですが(^_^;)
ノアの方舟のデザインが非常にインパクトがあって、おもしろかったです(ちょっと予想外の形だったし)。大友克洋がデザインと後からわかって、ちょっと笑えました。

まだまだ、日本の「アニメ」も捨てたもんじゃないなぁ、と感慨にふけてしまいました(笑)
#しかし、観客のほとんどが「ヲタク」で、困ったものでした(俺もか?(笑))。
#以上に太ってるか痩せてるかだし、喋り方もいわゆるヲタクっぽくて・・・(^_^;) せっかくいい映画なのに、あれじゃあ一般の人たちに犬猿されそうでした。

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スクリーム2 (評 ○○○)
久々に恐怖映画を観ました。

実は、1作目観に行けなかったんです。1作目のときはちょうど運悪く、神戸の殺人事件(淳君のあの事件です)がありおりしも殺人映画は自粛モードに。
さらに、関西では確か上映館が少なかったと思います。(OS劇場の独占上映だったかな?)
LDを買おうかと思ったりもしたけど、怖い映画を買うのも・・・とちょっと買えませんでした(^_^;)

さて、スクリーム2ですが、思いっきり前作の続きなので、人物関係やら犯人の殺人の動機があまりわかりませんでした(オイオイ)。
前作を見てなかったので2作目の楽しみは半減以下だったのかな。
それでも、それなりに十分楽しめました。

よくある、「いつ殺されるか分らない」的な感じではなく、所々息を抜ける感じで良かったです。始終緊張しっぱなしの映画はつかれますもんねぇ。
「誰が犯人かはわからない」という恐怖館はありましたが、イベントホランズンやエイリアン4のような「どこからいつ殺されるか」の恐怖はすくなかったです。
殺されるシーン自体もそれほど残虐ではなく、落ち着いて観られました。

スクリーム2はそういった点もあり、話の凝るところは凝ってあったし、クライマックスでの対決も良く出来ていました。
さて、1作目買ってこなくちゃ(^^ゞ

そうそう、1作目はホラー映画のパロディだったらしく、その1作目を自らパロディにしたものが今回の2作目だそうです。
3作目の製作も決定したそうです。

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リーサル・ウェポン4 (評 ○○○)
はっきり言いまして、このシリーズはこの4作目ではじめてみました(^^ゞ。
だから、人物関係(とくに刑事の二人の関係)がはじめよく掴めませんでした。

でも、大物俳優で固められたこの映画は、名前負けすることなく絶好調でした。
私は初めてでしたが、1作目からのファンの人には文句なしの内容だったのではないでしょうか。

派手はアクションと、ベタな会話。これがもう絶妙のバランスでした。とくに
M.ギブソンとD.グローバーの絡みはいいコンビでした。
それに今回出てきた(死んじゃったけど)ジェット・リーのカンフーのかっこ良さ。よかったです。
ラストのドタバタもしつこかったけど、あれがこのシリーズの良さではないでしょうか。

アクション映画っぽいけれど、これは「ハートフル・コメディ」映画ですね(^.^)

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劇場版 機動戦艦ナデシコ/スレイヤーズごうじゃす (評 ○○○)
いやー、ナデシコよかったです。いい意味で期待を裏切ってくれました。

予備知識全くなしで観に行ったんですが(実際観に行く数日前までルリルリが成長してる事もしらなんだ(^^ゞ)、てっきりバカ映画だと思ってました。
それがすごいシリアスな話でびっくりしました。海外に製作を委託してたみたいだけど(スタッフロールで日本人じゃない名前がわんさかだった)、作画の乱れも全くなく、とてもよかったです。
なによりも、あの短い時間の中で良く話をまとめてくれたのが感心しました。てっきり「来年の夏に続く」かなぁと観ながらハラハラしました(^_^;)
ルリちゃんかわいかったですねぇ。でもアキト君かわいそう(T_T)
完全に話が終わったわけではないので、次回作があるなら期待したいです。

で、スレイヤーズのほうですが。どうでもいいや(^_^;)
ナデシコ観た後に見ると、絵が汚いですねぇ。話の内容はあいかわらずのバカやってます。
それなりにバカバカしくておもしろかったです。
ま、こんなものかな?(よくわからん<オイ)

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GODZILLA (評 ○○○)
公開直後に見に行ったものの、レビューはなかなか書けませんでした。

やっぱりこのGODZILLAはゴジラじゃないですねぇ(^_^;)
さんざん、いろんなメディアで言われていますが「この映画は単品としてみれば面白いけど、ゴジラじゃあない」ですね。

たしかに面白かったのですが、それでも不満点は多い映画でした。ゴジラがエイリアンみたいとかただ走っているだけという問題以前の問題で、です。

まずゴジラという名前がストーリー内でゴジラという名前が使われる経緯ですが、日本人の漁船員がうわ言の様に「ゴジラ・・・、ゴジラ・・・」と話したからであり、「ゴジラ」が日本人にとってどういうものか(例えば伝説上の怪物とか)の説明は一切無く、アメリカでのニュースでいきなり「GODZILLA」と言われてました。
おいおい、ギャオスと同レベルやんけ! ←ギャオって鳴くからギャオスだよ、と名のない少年が言った直後に「ギャオス対策本部」ができたので有名(笑)

それに、前半の盛り上がりはよかったんだけど、後半はやや盛り上がりに欠けました。人間ドラマを織り交ぜているんだけどちょっと面白く無かったですねぇ。

全体的な印象としては、やはりゴジラは威風堂々と破壊の限りを尽くすモノでなければいけませんね。
GODZILLAはセコセコと走り回って繁殖する、本当に「生物」でした。

次回作のGODZILLAに期待したいですね。次回からは他の生物との対決とかもあるそうです(^.^)

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プルガサリ -伝説の大怪獣- (評 ○○)
まずはじめに、映画「プルガサリ」について少々説明します。
1985年の北朝鮮の映画です。朝鮮半島に古くから伝わる民話をベースにした映画です。そしてこの映画には、ノンクレジットで日本のゴジラ映画の特撮スタッフがSFXを担当しています。それにあのゴジラ俳優といわれる薩摩剣八郎さんがプルガサリ(怪獣)の着ぐるみを着ています!

当時、映画の完成度の高さから怪獣映画の傑作と賞賛され、日本はもちろんの事、全世界公開が予定されていました。しかし、作品完成直後に発生した事情により、映画の公開は禁止され、海外への輸出も禁止されました。そのため幻の怪獣映画といわれ、海賊ビデオがマニアたちの間でまわるようになっていました。

その後、長い年月を経てようやく問題が解決され日本で公開する事が出来たのでした。しかしながら、大々的には公開できず(なんと言っても、今は映画の方策が続いていますからね)、大阪ではロフトの地下のテアトル梅田で、しかも朝一番と最終の2回だけで、さらに日曜は上映なしというとんでもない待遇です。しかしながら、幻の映画を見ようと、平日の夜でも数十人の人たちが観に来ていました。

ストーリ的には日本の「大魔人」のような感じです。鉄を食べて大きくなるという伝説の怪獣「プルガサリ」が悪政を行う役人たちを倒すというものです。ですが、悪人たちを倒した後、今までヒーローだったプルガサリが邪魔者になっていく悲壮感が最後であらわされており、たいへん感心しました。
SFXの出来は古いとは言えよく出来ていました。さすがに日本のスタッフが協力しただけありました。でも、ところどころ笑えてしまうシーンがあり、場内笑い声が上がりました。(とくにプルガサリがはじめて登場(動き出す)シーンはマジで思わず笑ってしまうシーンでした)

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ジャッカル (評 ○○○)
ブルース・ウィリス、リチャード・ギアという2大スター競演によるサスペンスアクション。という触れ込みで「予測不可能」というコピーで宣伝された映画です。

ブルース・ウィリスの演技力が光ります。一部の間で、ブルース・ウィリスの巧みな変装だけがいい、とか言われてますが(^_^;)
でも、今までのブルース・ウィリスの役柄とは違う、冷酷・冷静な「ジャッカル」の演じ方はとてもうまかったです。また様々な変装もよかったです。

2大スターの競演といえば「フェイス/オフ」もそうでしたが、「フェイス/オフ」は派手なアクションでお互いの役柄をすり合わせていくのに比べて、「ジャッカル」では、派手なアクションは無く、私の感想では「静(せい)のアクション」映画だと思います。変な表現ですが、本当の殺しのプロというか、正体不明な人物は派手なアクションはせず淡々と着実に仕事を進めていくものだと思います。そういった点ではジャッカルはよく演出できていたと思います。殺しのプロの手口とはこうやって人(警察)の目をかすめていくんだと思いました。
人物関係もよく描いていたと思います。

最後のシーン(リチャード・ギアと刑事が別れる時)の台詞回しはアメリカっぽい演出でいい雰囲気でした。

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ディープ・インパクト (評 ○○○)
公開すぐに観て来ました。その日の2回目の回だったんですが、満席状態でした。
見終わって映画館を出てみると長蛇の列でした。ちょっと久しぶりに長蛇の列が出来た映画ではないでしょうか。CMや新聞でも大きく宣伝していましたからねぇ。

この映画はドリームワークスとパラマウントの合作なんですが、まあ色々あったみたいで。
ノストラダムスの予言が近づく昨今、ドリームワークスは「神の鉄槌」の映画化権を獲得し製作開始しましたが、おりしもパラマウントは20年ほど前の映画「地球最後の日」の再映画化を計画中でした。そこで、パラマウントのほうから合作を持ちかけたようです。

さて、見終わった第一感想は彗星衝突を題材にした、人間ドラマ」ですね。
たしかに、この映画も「アメリカ主義的」であり、「善人しか出てこない」、などいろいろ気になるところがあります。
ですが、「インディペンデンス・デイ」でもそうでしたが、アメリカ映画では仕方のない事ではないでしょうか(^_^;)

特撮的にもおかしなところがややありました。

彗星ははじめ自転していたはずなのに、爆破失敗後は彗星は自転していなかったし、また地球に衝突したとき巨大なきのこ雲が発生し衝撃波が広がり、雲を押しのけていきましたが、地上での描写では単に津波しかなかったかなりの地震が起こり、それだけでも都市は崩壊するはずです。
後日、ある雑誌では津波しか描写しなかった事に対して、「あくまでも旧約聖書のノアの洪水をイメージしたため、津波以外は敢えて描写しなかったのではないか」とかいてありました。これももっともな理由かとも思います。
あと、地球間近で原子力をつんだ宇宙船が爆発しますが、放射能汚染はどうなるんだ?と思いました。

ただし、映画の中では失敗したものの「核兵器で彗星を撃つ」といういわゆる「スペースガード計画」を公正化しようとする面はちょっと私は賛成できませんでした(スペースガード計画は、宇宙から(の侵略に対して)地球を守るため核保有を勧めるようなものです)
IMAX(大阪ではサントリーミュージアム)で公開の立体映画「L5(エルファイブ) ファースト・シティ・イン・スペース」では、ロケットエンジンを埋め込んで進路を回避させるという方法を取っていましたが、こちらが理想的ですね。

でも、人間ドラマの作品としては大変いい内容で、地球の人が全員こんな人たちならいいのになぁと思いました。多分観客にそう思わせる事がこの映画の主題ではないでしょうか。単なるSF映画に終わらせない点では非常にいい映画でした。

それと、この映画も「ドリームワークス」製作ですが、そのせいか以前の「ピース・メーカー」のように残酷なシーンは出てきません。これもドリームワークス製作のモットーなんでしょうか? ピースメーカーと同じ監督さんだからかも知れませんが、そういうスタンスは私はいいと思います。

話は変わりますが、CGでは無理といわれてきた「波」の表現は、「アビス」、「スピード2」ときて、またさらに磨きがかかりましたね。今回の白波の表現は「ツイスター」での竜巻の技術の応用だそうです。

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追跡者 (評 ○○○)
公開日に早速観て来ました。

逃亡者の続編というわけではないけれど、U.Sマーシャルズ(連邦保管局)のジェラードの映画という事でまあ続編かな?
今回の話も、単なる犯人逮捕のゲームではなく、追われる身のものが本当に犯人(悪いやつ)なのか?と謎が最後まで続くいいストーリーでした。

複雑に絡み合う事件は以後の人物関係と、本筋には関係ないけどジェラードとその女上司のちょっとワケありそうな関係があって、面白かったです。
相変わらずなジェラードの執拗な追跡と、その裏に隠された陰謀など、逃亡者シリーズとでもいうのでしょうか独特のテイストですね。

「逃亡者」と同じようなもんやん、というかたもいますが、「追跡者」はあくまでも「逃亡者」の後日談的な、キンブル医師の事件後の別の事件を追っていくストーリーですし、製作者(アーノルド・コペンソン夫妻)も同じなので「シリーズもの」だからよく似ている的な考えでいいと思います(^。^)

ジェラードの映画をシリーズ化してもいいぐらいじゃあないでしょうか。

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スフィア (評 ○○○)
ちょっと、ひっそりと公開が始まった感じの映画でしたが、内容は大変よかったです。

この映画の原作は10年以上も前の物らしく、その間、原作者であるマイケル・クライトンの作品は「ライジング・サン」「ディスクロージャー」「ツイスター」「ロストワールド/ジュラシックパーク」とどんどん映画化されているにもかかわらずなぜか「スフィア」は映画化が遅れていました。

まあ、そういうわけで「スフィア」のアイディアは他の映画に盗用(?)されることが多かったみたいで、かわいそうですね。
筆頭に挙げられるのが、この映画の比較にもされる「アビス」でしょう。
「アビス」ははっきり言って、監督のキャメロンは”深海で科学者が液体呼吸装置を使って深海溝に行く”というアイデアが本人の物であって、「深海に異星人の船があって、そこでコンタクトする」というのはスフィアのものです。

また、「イベント・ホライゾン」では時代・場所設定が違うだけで中はほとんど同じです。しかもスフィアの原作では「ブラックホールを利用した恒星間航法」の説明で「イベント・ホライゾン」という言葉が出てくるそうなので、パクリまくりですな(^^;)

そんなスフィアですので、二番煎じっぽい感じがしてしまいますが、こちらが本家です。

さて、ですが先の2作品とはまた違った感じを受け、とてもよかったです。
「人の願望」が現実化して人を襲う、というのは「禁断の惑星」だったっけ??で「イドの怪物」というのが出てきましたが、あれによく似ております。しかし今回は
”密室による恐怖”、そして”他人&自分が信じられなくなる”という「イベント・〜」のテイストが加わり、非常に恐かったです。(視覚的とかの恐怖ではなく、心の奥から来る恐怖、とでも言いましょうか)  登場人物同士の過去の関係も加わって、人物の心理的な面による恐怖の描き方もよかったです。
巨大なイカが襲ってくるシーンも、イカそのものは画面に出てこず、あくまでも当事者の立場に立っての恐怖をうまく描いていました。

そしてこの映画のメッセージは、「コンタクト」でもあったように「科学が進んでも、人間(の心)が成長しなければいけない」だったとおもいます。
最高の技術を手に入れるには、まだまだ人間は小さすぎる。心の在り方が、この世紀末な世の中では大事である。
ということだったと私は思います。

※イドとは簡単に言うと、「精神分析学で、個人の無意識の中に潜む本能的エネルギーの源泉」のことです。

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スターシップ・トゥルーパーズ (評 ○○)
この映画は何と言ったらいいのか・・。見事に期待を裏切られました(^_^;) 評価に苦しむ・・。
これは「戦争映画」でも「軍隊映画」でもなく、「青春映画」、「バカ映画」でした。(※バカ映画とは製作者が意図としておもしろくバカバカしく製作した映画のことを指します。本当に馬鹿臭くて全然おもしろくないのはクソ映画と言います)

この映画の原作にはパワードスーツというものが登場し、ガンダムなどの元になったと言われています。しかし、映画では予算と時間の関係からパワードスーツは一切登場しません。(オイオイ

監督のポール・ハーボーベンはロボコップで脚光を浴びたわけですが、この映画の導入部分でもニュース映像を使用するといった、ロボコップ(1作目)と同じ手法を用いていました。
ですが、冒頭で戦争の話があったかと思うと、中盤までずーっと恋愛映画でした(爆)
敵である昆虫との戦いはどこにいったの?って感じです。
で、肝心の昆虫との戦いですが”なんじゃこりゃー”でした。過酷な軍隊での訓練のシーンがあったりしたのですが、昆虫との初戦では突撃するもすぐに退却。そして次のシーンでは「1時間に10万人戦死!」というニュース映像が(爆)。
だいたい宇宙に進出するぐらいの未来の話なのに武器はあくまでもマシンガン ^^;
おまけに衝撃(?)のラスト。ここでも”なんじゃこりゃー”でした。座布団を投げまくりたくなる気分でした。本当に全編期待を裏切られっぱなし。

さて、よくこの映画に対する批評として「軍隊映画」とか「戦争映画」、しかも「戦争賛成」「軍国主義」な映画と酷評されているようですが、その評価はまったく間違っています。過激な戦争シーンや戦争を煽るような言葉がしつこいように流れますが、これは「逆説的表現」であります。

残酷な死体のシーンを映すこと、ニュース映像を流すやり方(これは「ニュースではいい面でしか言わず実際の戦場のことはわからない」という批判が込められています。ですからニュース映像の部分と実際の戦場の映像が交互にあるわけです。)と、いろいろな面で「アメリカ帝国主義への反抗」をあらわしています。
この面から考えると「いい映画」と私は評価したいです。しかし観客にはほとんど伝わらないでしょう ^^;

所々にはおもしろい部分もあるのですが、全体的に私としてはあまりいい出来とは言い難かったです。
映画の宣伝では宇宙生物である昆虫との戦いの映画と思うでしょう。(やつらは群れでやってくる、というコピーとか)
ですがこの映画は前述しましたが、「青春・恋愛映画」です。
主役の3人はTVドラマ『ビバリ−ヒルズ青春白書』の役者だそうで、これは宇宙版『ビバリ−ヒルズ青春白書』というわけです(^_^;)


※ちょっと雑談※
クリーチャー視覚効果担当のフィル・ティペットは人形アニメを主体とした特撮を手がけてきた人で、ジュラシックパークで活躍した人です。そして、ロストワールドの制作には参加せずにスターシップ・トゥルーパーズの製作に入ったとして”美談”として語られています。
しかし実際のところ、スピルバーグはロストワールドの制作にも人形アニメを使用するつもりでフィル・ティペットを起用する予定でしたが、いよいよロストワールドをクランクインするという矢先、CGの天才と言われるデニス・ミューレンが”ちょっとこんなのを作ったので見てほしい”とT−REXが襲い掛かってくるCG映像をスピルバーグに見せたところいたく感心して、”CGでこんな表現ができるのか”ということで、フィル・ティペットに頼んでいた仕事を断ったんです。(^_^;)
突然仕事を失ったフィル・ティペットはそれからCGの勉強をして、この映画のスタッフとして起用されました。

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エイリアン4 (評 ○○○○)
予想以上に良くできていました。見る前(エイリアン4が作られると聞いた時)は、「何を今さら」という気と、「どうやって話と作るのか?」という疑心暗鬼の部分がありましたが、結果的によく作られていました。
確かに、3作目で終わったと思われたシリーズの新作と言うことで、反則技すれすれのような話の持って行き様でしたが、まあ良しとしましょうか^^;
溶鉱炉に突っ込んで死んだリプリーの血液をどうやって取ったのか?とか、血液からクローン作ってもエイリアンの胎児までクローンできるの?とか、それよかクローンになぜ記憶があるの?とかいろいろありますが、まあ目をつぶりましょうか(^^ゞ

さて見終わった感想ですが、4作目は「恐怖感」は押さえてありました。いままでのような「いつ襲われるか」、「これで終わりか?」というドキドキ感が少なかったです。代わりにリプリーを主に置いたストーリーの流れを楽しむ映画でした。個人的な感じでは「娯楽映画」の分類でしょうか。

エイリアンによる恐怖の映画ではなく、リプリーの人とエイリアンの部分の葛藤に重点を置かれた今までとはテイストの違った作りになっているため、映画の前半部分ではアクションシーンやスリリングなシーンはありません。毎回おんなじでは変化が無くおもしろくないため、趣向をわざと変えてあると言うわけですね。
(”前半おもろなかったなぁ”という声を劇場で耳にしましたが、そういったアクションシーンしか見ない奴が多いですねぇ(-_-メ) そんな奴は映画を語る資格なしですな)
話が脱線しましたが、前半部分では軍によるエイリアン再生実験・飼育実験や、海賊(?)との裏取り引きなどですので、確かに恐い部分などありませんが、必要なシーンだと思いますし私は退屈ではありませんでした。リプリーが軍によるエイリアンの実験結果(ホルマリン漬)を焼き払うシーンもいいシーンだと思いました。

全体的に1作目と2作目のいい部分が合わさって新しくなった感じで、軍が絡んでいたり、ロボットが出てきたり、といろんな要素がうまくミックスされていました。エイリアンも今回、知能があるという面が強調されており、エイリアンによる戦略があったりと趣向が変わっています。

クライマックスで出てくる新エイリアン(ニュー・ボーン)ですが、人とエイリアンの遺伝子の融合と言うことで、目元がハッキリとして表情(感情)が出ていました。つまり1作目ではエイリアンは絶対に死なない完全生物だったわけが、2作目でクィーンによる社会構造(?)がでてきて、さらに重火器で殺すことができるようになったわけですが、4作目でさらに知識と感情を持つように変化してきましたんですね。

さて、リプリーは今回クローン再生されたわけで、またエイリアンの特性を持つようになったわけですが、最後に地球を見ていうセリフ「ここは私もはじめてなの」が印象的でした。
6作目まで予定されているとの噂ですし、今回は3作目より200年たっている設定のようなので、その間にあった軍や企業との絡みがまだ謎だし、あらたなリプリーを巡っての事件が起こるのでは?と今から期待してしまいます。

しっかし、タイタニックをまだ上映しているせいで、エイリアン4がヘボイとこで上映されているのがちょっと残念&不満でした。せっかく北野劇場で観れると思ったのに・・(T_T)

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パーフェクト ブルー (評 ○○)
別に期待してなかったんだけど、よかったですよこれ。上映館が限られてる映画なんだけど、せっかく家の近くにその上映館(ロフトの地下のテアトル梅田)があるんだから、というわけで行ってきました。

実は予備知識が全然なかったので、インターネットで調べてみたら、主人公の声が岩男潤子さんで、企画協力が大友克洋で、キャラクター原案が江口寿史だったんですね。そんでもって、原作が竹内義和さんじゃあないですか! というわけで暇な日曜に行ってきました。

知らない人のために竹内義和さんのことを説明するとですね、北野誠さんのラジオ番組「北野誠のサイキック青年団」にレギュラー出演しています。(このラジオのリスナーのことを、サイキッカーといいます)私はここ5年以上この番組を聞いていませんでしたので、さっぱり今のことは分かりませんが、そういえば何年か前に大友克洋さんに映画を作ってもらうとかいう話がありました。
けっこう仲のいい友達とか言う話がありました。当時はあんまり興味がなかったので忘れていました。

でも竹内さんってものずごいオタクなひとで、サイキッカーの人たちからするとほんま師匠みたいな感じです。
一応、物書きなんですが、まともな物は書いてません(^_^;) 私が持っているのは「ほっといたれよ」、「ほっといたれよ2」です。
マンガのキャラに対してつっこみをいれている本ですが、ホンマ「ほっといたれよ」って言いたくなるような内容です。でもめっちゃおもしろいけど。
#でもパンフレットでの竹内さんの著歴のなかにこの本は含まれてなかったなぁ。(^_^;)

さてさて、前置きが長くなりましたが、ストーリーといい、作画といい、良く出来ていました。実写の背景との合成もやっていまして、これもうまく出来ていました。ストーリーは後半で、ややこしくなってきて、見ているこっちの方も現実と虚構の境目がわからなくなってきました。

ストーリーの概略は、
人気絶頂のアイドル・グループ“チャム”の未麻はコンサート中、突然の独立宣言をする。そしてTVドラマ「ダブルバインド」に出演、大胆なレイプ・シーンを演じ、合わせて大胆なヌードを発表した。女優としての知名度は上がってくるが、彼女のまわりで事件が勃発。脚本家、カメラマンなど次々と殺され、彼女のもとには“裏切り者”のメッセージが届く…。

単なる、殺人鬼などによるホラーではなく、現実と虚構の中で生まれる殺人というか、現代的なサイコホラー(?)っていうのかな??

そうそう、ほんのちょこっとだけど、北野誠さんが声を当てています。リポーター役なんですが、この顔がまた北野誠さんによく似てました。

まあ、そんなわけでうまく表現できないけれどおもしろかったです。100席足らずの小さい映画館でしたが、ずっと満員でした。
サイキッカーがほとんどだったのかは分かりませんが、こういうアニメ映画にたくさん観に来てくれることは嬉しいですね。

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長靴をはいた猫 (評 ○○)
銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー (評 ○)
長靴をはいた猫は、やはり人気投票で1位を獲得しただけあり、よく出来ていました。今でも古さを感じないですね。
透過光や2重露光を使っていて、いま思うとよくしていたなぁと思いました。
映画館には小さな幼稚園児ぐらいの子供が結構いたのですが、キャハキャハ笑っていました。今でも子供を笑わせることが出来るというのには感心しました。

「不朽の名作」といわれるのもうなずけます。

子供に混じって大人達も懐かしんで観にきていましたが、オープニングの時、「びっくりしたニャ、びっくりしたニャ」とあちこちで小さく口ずさんでいました(^_^;
30才台の人たちにはそれだけ思い入れがあるのでしょう(^^)。私はTVで繰り返しみた世代ですが、やはり懐かしかったです。

長靴をはいた猫が終わると子供連れの家族はぞろぞろと退散(笑)
代わりに999が始まるころには大きなお友達がぞろぞろと入場(爆)

さて、999ですがめっちゃテンポが速いししかも話は続くし(^_^; しゃべりが大部分を占めていたような感じでした。
エンディングでチラッと宇宙戦艦ヤマトが映りましたが、続編ではでてくるのかな?
次回作は1999年らしいです。うーん。春と夏とで立て続けにやった方がいいと思うんだが。
#実はいまビッグゴールドに連載している999は読んだ事がないです

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007 トゥモロー・ネバー・ダイ (評 ○○○)
前作より確実に良くできていました。

うまく007の王道を走ってくれてました。
ミニチュアを使っての撮影などなんか懐かしく思いましたね。いたるところでミニチュアが使われています。
小道具も007らしく面白かったです。
オープニングで歌が流れるのもある意味新鮮です。

ボンドはピンチになっても絶対大丈夫という安心感があり、面白く楽しめました。

悪役の乗るステルス艦は実際にアメリカが軍用に開発している物がモデルだったりします。

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フェイス/オフ (評 ○○○)
テンポのいい映画でした。顔をつけかえるという設定もうまく活きていました。

ニコラス・ケイジはこの手の映画によく似合います。
役柄もうまく以前の映画とだぶることなく演じています。

途中ホロリと涙するところがあって良かったです。(感動するのに弱い私(^^;)

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コップランド(評 ○○)
楽しめました。ストーリー設定が良かったです。

「ニューヨークは世界一の犯罪都市。NY市警は日々NYの平和を守っている。
しかし、NY市警の警官達は自分とその家族を守るため、NYより橋一本離れた片田舎に新しく町を作り移り住んだ。(架空の町です)
住民のほとんどが警官である町(通称コップランド)は一見平和のように見えた。
この町の保安官(スタローン)はNY市警に憧れたが耳が不自由なため田舎町の保安官になってしまう。町にあふれるNY市警の人に羨ましい思いの毎日。ある日、この町ぐるみの腐敗した現状を目の当たりにする。
このまま見ぬふりをして平穏無事に過ごすか、告発して全員を敵にまわすか・・・。」

という具合いです。

スタローンがこの映画のために太ったとか、自分からこの役を志願したとか、ノーギャラ出演とか色々話題がある映画でしたが、いい役を演じてました。
ムキムキ筋肉俳優は先の「デイライト」を最後に卒業宣言した彼ですが、今度は味のある役者になっていきそうです。

クライマックスでの銃撃戦が物足りないと感じる人もいるでしょうが、そこはそこ、片田舎の保安官としてきちんと演じていたと思います。
"保安官のしがない仕事"が言葉ではなく画面によく表現されてました。

今後のスタローンの活躍が楽しみです。

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リング らせん (評 ○○)
「リング らせん」は2本立て(デュアルムービー)です。

「リング」の方は古典的なホラーな感じで、恐かったです。
「見たら7日後に死ぬ呪いのビデオ」の噂を追いかけていた女性記者。噂だと思っていたがそのビデオを見た高校生4人が全員変死してしまう。
そして主人公もその呪いのビデオを見てしまう。
そのビデオは誰が何のために作ったのか、そして助かる方法は・・。というストーリーです。

結構恐かったです。劇場中キャーキャー叫び声がしてました。
キャーという声が出るぐらいの怖さがいいですね。
声も出ないホラー映画より楽しめました(^_^;)
主人公のラストの表情の変化が見物です。

「らせん」は一旦「リング」で完結したと思われた呪いのビデオの話の続きです。
「リング」が古典的手法なのに対して「らせん」は一味違った現代的なホラーでした。呪いを科学的に解明しようとする医師が主人公です。
「見たら死ぬ」から一歩進んだ形で呪いが襲ってきます。


どうやらこの完結編である小説「ループ」が発売されたようですね。
というわけで、映画では呪いの恐怖は完結していません(^_^;)
次回作出るのかな

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ゲーム (評 ○○○)
「ゲーム」の方は、「恐い描写があるわけじゃないのに恐い」という感じでした。

「恐い」というより「恐怖感」ですね。
「一体どうなっているのか分からない」、「自分以外みんな敵」とでも言いましょうか。

もしかするとベタベタなネタに陥りやすいところを、主人公のトラウマと重ねあわせて、見事に恐い話に仕立て上げてありました。

因みにストーリーは、48歳になった実業家は仕事に徹するあまり家族もなく孤独に生きてきた。
しかし48歳の誕生日の時、疎遠の弟からあるプレゼントを貰う。そのプレゼントは人生が変わるほどの「ゲーム」であった。
知らず知らずにゲームに巻き込まれ・・・。
てな感じかな。(自分的に表現したんですが)

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ピースメーカー(評 ○○○)
さて、ドリームワークスの処女作です。

残虐(残酷)シーンが極力排除してあり、今までにない描写でめずらしいな思いました。
人が死ぬところはそのシーンを見せないようにしていました。

ロシアで核弾頭が爆発したことについての被害状況は全くなかったのがちょっと不満ですが。
核爆発が起こったら気流に乗ってヨーロッパやアジア全域に放射能汚染があるとおもうし、ものすごいパニックになるとおもうが・・。
#この映画の場合、そういう描写は要らないから削除したんでしょう。


息をつかせぬ話の展開が今風かなと思いました。それにこれでもかとCGを前面に押し出す映画が多い中、この映画は好感が持てました。
それとアクション映画にはないカメラワークが印象的でした。
このへんも女性監督のなせる業かな。

あと、この手のアクション映画によくある「悪者」「善者」の区別がないのも新しい感じでした。
善悪の区別が無いと言えば言い過ぎですが、一人の人物が悪者じゃあなく、この映画のテーマでは、戦争とは善悪で決まるものじゃなくて、被害者(市民)からみればどっちも悪いというか、戦争そのものが悪者というか、世の中が悪いというか、そんな感じなので題もPEACE MAKERにしたんでしょう。

「結局、平和って誰かがつくるものなのか?」というのが根底にあるのでしょう。

全体的な感想としては、映画の紹介とかでは今までによくあるタイプと分類されてしまうでしょうが、観てみると全然違うのがよく分かります。
是非、みなさんに観て欲しいですね。
#でもこの違いが分からない人がよくいますので残念です。
#(派手なシーンがなく)物足りない、という人もいますね(^_^;;
#上っ面でしか見ない今の若者に多いですが・・。(オヤヂのグチですな)

しかしこの頃、(核)兵器が盗まれてそれを取り戻す、というストーリー展開が多いですねぇ(^^;
いい加減、他のネタ考えられんのか?とこの頃思います。たしかに兵器盗難はよく起こってるらしいし、警鐘の意味もあるのでしょうけど。

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タイタニック(評 ○○○○)
元旦に見に行きました。文句無しに最高でしたね。

見る前は3時間を超えているので尻込みしていましたが、時間なんて全然気にならなかったです。
3時間14分は長いようで短かったです。
晩の6時に劇場内に入って、出てきたら10時でした(^_^;)

話に中だるみがなく、どんどんとテンションを保ったまま突き進んでいきました。
船が沈没しておわりというのを、ああもうまく感動的に描けるものなのかと
感心しました。結構ぐっと涙ぐむ話でした。
ジェームズ・キャメロンだからこそできたのですね。
薄っぺらい人間関係を熱く厚く描くのがうまかったです。
80才のおばあちゃんに特殊メイクをして101才に仕立てあげるというのも
なんかすごい技術ですね。

 

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