こんぶの日本農林規格
さてさて、昆布にはきちんと品質の規格が決められています。
そのひとつが、こんぶの日本農林規格です。
全部書くと長くなりますので、主だった点だけ書きます。ご了承下さい。
※若干資料が古いので、内容が今は変わっているかもしれません(^^ゞ
(適用の範囲)
第1条 この規格は、昆布のうち、長切こんぶ及び棒長こんぶに適用する。
(定義)
第2条 この規格において、次の上の上欄に掲げる用語の定義は、それぞれ同右欄に掲げるとおりとする。
| 長切こんぶ | こんぶ(さお前こんぶを除く。)を乾燥し、一定の長さに切ったものをいう。 |
| 長棒こんぶ | まこんぶを伸展して乾燥し、結束して先端を二分し、その二分した先端を内側に折り込んだもの(北海道のものを除く。)をいう。 |
| 枯葉 | 黄色色又はこれより淡い色沢の部分があるこんぶをいう。 |
| 赤葉 | 固有の色沢を失った部分で赤黄色又は赤かっ色のもの(赤黄色又は赤かっ色のはん点又ははん紋状のものを除く。)があるこんぶをいう。 |
| 荒葉 | 赤黄色又は赤かっ色のはん点又ははん点があるこんぶ、マンニット、塩化カリ等の白い結晶が花模様状に析出している昆布および色があせた部分があるこんぶをいう。 |
| 虫食い葉 | うに、つぶ等の害敵に食われた部分があるこんぶをいう。 |
| 傷葉 | 採取するときにかま、かぎ、ねじり等により受けた損傷があるこんぶをいう。 |
| 一番切 | 切ったこんぶのうち最も根元に近い部分をいう。 |
| 二番切 | 切ったこんぶのうち一番切につづく部分をいう。 |
(規格)
第3条 りしりこんぶを原料とする長切こんぶの規格は、次のとおりとする。
| 1等 | 2等 | 3等 | 4等 | |
| 葉の選別 | 葉の選別が良好で、枯葉、赤葉(金縁のものを除く。)及び荒葉が混入していないもの。ただし、軽微な虫食い葉又は傷葉がきわめてすこし混入してもさしつかえない。 | 葉の選別が普通で、枯葉及び赤葉(金縁のものを除く。)が混入していないもの。ただし、軽微な荒葉、虫食い葉又は傷葉がすこし混入していてもさしつかえない。 | 枯葉及び赤葉(金縁のものを除く。)の混入がなく、著しくない程度の荒葉、虫食い葉又は傷葉の混入が少ないもの。 | 枯葉及び赤葉(金縁のものを除く。)の混入がなく、荒葉、虫食い葉又は傷葉の混入があまり多くないもの。 |
| 色沢 | 1 色沢が良好なもの 2 白粉がきん少なもの |
1 色沢が普通なもの 2 白粉が少ないもの |
1 色沢がやや劣るもの 2 白粉があまり多くないもの |
白粉が著しくないもの |
| 形態 | 1束の全長が100cm仕立の長さぞろいで、葉元の切口の幅が2cm以上、末口の幅が3cm以上(稚内市前浜産のものにあっては、6cm以上)の1番切のもので、1葉の重さが35g以上、その平均の重さが40g以上(北海道利尻郡、礼文郡又は稚内市前浜産のものにあっては1葉の重さが40g以上、その平均の重さが55g以上、北海道目梨郡産のものにあっては1葉の重さが70g以上、その平均の重さが80g以上)のもの | 1束の全長が90cm仕立で、葉元の切口の幅が2cm以上、1葉の長さが60cm以上の1番切のもので、1葉の重さが25g以上、その平均の重さが30g以上(北海道利尻郡、礼文郡又は稚内市前浜産のものにあっては1葉の重さが30g以上、その平均の重さが40g以上、北海道目梨郡産のものにあっては1葉の重さが55g以上、その平均の重さが65g以上)のもの | 1束の全長が85cm仕立で、葉元の切口の幅が2cm以上、1葉の長さが45cm以上のもの。ただし、北海道目梨郡産のものにあっては、さらに1葉の重さが35g以上、その平均の重さが45g以上のもの | 1束の全長が75cm仕立で、1葉の長さが1番切のものにあっては15cm以上、2番切又はそれに続くものにあっては30cm以上(北海道目梨郡産のものにあっては、1葉の長さが30cm以上)のもの |
| 乾燥度 | 水分量が18%以下のもの | 同左 | 同左 | 同左 |
| きょう雑物 | ないもの | 同左 | 同左 | 同左 |
(注)乾燥度の測定方法は、蒸留法による。
2 みついしこんぶ(渡島産みついしこんぶ及び胆振産みついしこんぶを除く。)を原料とする長切こんぶの規格は、次のとおりとする。
| 1等 | 2等 | 3等 | 4等 | 5等 | |
| 葉の選別 | 葉の選別が良好で、枯葉、赤葉および荒葉が混入していないもの。ただし、軽微な虫食い葉または傷葉がきわめて少し混入していてもさしつかえない。 | 葉の選別が普通で、枯葉及び赤葉が混入していないもの。ただし、軽微な荒葉、虫食い葉または傷葉が少し混入していてもさしつかえない。 | 彼は及び赤葉の混入がなく、著しくない程度の荒葉、虫食い葉または傷葉の混入がないもの。 | 枯葉及び赤葉の混入がなく、著しくない程度の荒葉、むしくいはまたは傷葉の混入があまり多くないもの。 | 枯葉が混入していないもの。 |
| 色沢 | 1 色沢が良好なもの 2 白粉がきん少なもの |
1 色沢が普通のもの 2 同上 |
1 色沢がやや劣るもの 2 白粉が少ないもの |
白粉が著しくないもの | 同上 |
| 形態 | 1束の全長が105cm仕立の長さぞろいで、葉元の切口の幅が1.5cm以上、1葉の重さが35g以上のもの | 1束の全長が105cm仕立の長さぞろいで、葉元の切口の幅が1.5cm以上、1葉の重さが25g以上のもの | 1束の全長が105cm仕立の長さぞろいで、葉元の切口の幅が1.5cm以上、1葉の重さが15g以上のもの | 1束の全長が105cm仕立で、1葉の長さが30cm以上のもの | 1束の全長が105cm仕立で、1葉の長さが15cm以上のもの |
| 乾燥度 | 水分量が18%以下のもの | 同左 | 同左 | 同左 | 同左 |
| きょう雑物 | ないもの | 同左 | 同左 | 同左 | 同左 |
(注)乾燥度の測定方法は、蒸留法による。
3 まこんぶ(促成養殖したまこんぶを除く。)を原料とする長切こんぶの規格は、次のとおりとする。
| 1等 | 2等 | 3等 | 4等 | |
| 葉の選別 | 葉の選別が良好で、枯葉、赤葉(金縁のものを除く。)及び荒葉が混入していないもの。ただし、軽微な虫食い葉または傷葉がきわめて少し混入していてもさしつかえない。 | 葉の選別が普通で、枯葉及び赤葉(金縁のものを除く。)が混入していないもの。ただし、軽微な荒葉、虫食い葉または傷葉がきわめて少し混入していてもさしつかえない。 | 枯葉及び赤葉(金縁のものを除く。)の混入がなく、著しくない程度の荒葉、虫食い葉または傷葉の混入が少ないもの | 枯葉及び赤葉(金縁のものを除く。)の混入がなく、荒葉、虫食い葉または傷葉の混入があまりないもの |
| 色沢 | 1 色沢が良好なもの 2 白粉がきん少なもの |
1 色沢が普通のもの 2 白粉が少ないもの |
1 色沢がやや劣るもの 2 白粉があまり多くないもの |
白粉が著しくないもの |
| 形態 | 1束の全長が90cm仕立または75cm仕立の長さぞろいで、葉元の切口の幅が2cm以上、末口の幅が4.5cm以上、1葉の重さが50g以上で1番切りのもの | 1束の全長が90cm仕立または75cm仕立で、1葉の長さが60cm以上、葉元の切口の幅が1.5cm以上、末口の幅が3cm以上、1葉の重さが35g以上のもの | 1束の全長が90cm仕立で、1葉の長さが45cm以上、葉元の切口の幅が1.5cm以上のもの。ただし、1年生の若生こんぶを原料とするものにあっては、1束の全長が90cm仕立の長さぞろいで、葉元の切口の幅が1.5cm以上のものとする | 1束の全長が90cm仕立で、1葉の長さが30cm以上のもの |
| 乾燥度 | 水分量が18%以下のもの | 同左 | 同左 | 同左 |
| きょう雑物 | ないもの | 同左 | 同左 | 同左 |
(注)乾燥度の測定方法は、蒸留法による。
このへんで後は略させていただきます。