昆布荷姿の変遷(2)

※文献が古いため鮮明な資料じゃないのでご勘弁を(^_^;)
 しかも文語体の文章をそのまま載せています(雰囲気出てるでしょ)(^^ゞ

※画面サイズによっては文の改行が見にくいかもしれません。

昔の荷姿

塩干昆布 塩干昆布

原藻の長さ七尺より一丈ばかり
幅二,三寸ばかり図の如く結束して
一束の量目四貫目となす
葉厚くして五月中旬より八月中に
採取するものとす多く大阪へ輸送し刻昆布等に用いる

棹前昆布 棹前こんぶ

原藻の長さ三尺四,五寸幅三寸ばかりにして葉少なくし
薄く長切昆布の熟せざるものなり
図の如く手繰にして結束し
一束の量目四貫目とす
多く北越に輸送す

 

駄昆布 駄昆布

原質其他胴結昆布に同じ、
但し、結束異にして図の如く
長さ三尺二,三寸ばかりに断じて結束す

根室産 長切昆布

根室産
(俗に小板昆布という)

原藻の長さ一丈ばかりより最も長きは三丈五,六寸に至る
幅三四寸ばかりの葉は花折元揃いの類に比すれば薄し
北海道昆布中もっとも多く産収するものとす
一束の量目八貫目より十貫とす茎根五,六寸を切捨
長さ四尺二寸に切断し図の如く結束し概ね葉の薄きものは多く上海へ輸送す

 

天塩昆布 天塩昆布 (日高産) (日高産)

 

小鼻折昆布 小鼻折昆布
菓子昆布 菓子昆布

原藻の長さ五尺より六尺ばかり
幅五寸より三寸ばかり
図の如く結束し一把の量目八百目とす、
多く大阪に輸送し出し昆布其他食用に供す

 

とろろ昆布 とろろ昆布

原藻の長さ五尺より6尺ばかり
幅三,四寸にして葉薄く
採取季節は夏土用中とす
乾燥して図の如く組み食用に供するにも一寸ばかりに細切りし、
水に浸せば粘汁を生じ、とろろの如くなる

新製折昆布 (根室国花咲村)

 

元揃昆布 元揃昆布

原藻の長さ五尺より六,七尺ばかり幅二,三寸より五,六寸ばかり
図の如く三處(所)を結束し三十五,六枚より四十枚を一把となし
その量目二貫目にして二千把を以って百石となす

専ら大阪へ輸送し細工昆布などに製す

 

図・文章は「日本昆布大観」より。

昭和30年代中頃までこの方ほうが一部使われていたようです。

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