戦後最大の不作!
平成10年度の北海道産昆布の格付け実績が発表されました。これによると、約1万7500トン弱で、前年比30%減であり、当初予想の2万1682トンを大幅に下回りました。
この戦後最低水準に昆布業界は大きく揺れています!
当然、昆布原藻の価格急騰が起こり、末端商品(佃煮など)の価格上昇も避けられない状況です。
既に3月には、小倉屋昆布食品(※小倉屋山本とは関係ないですよ)が塩吹き昆布を15%減量して価格据置きという実質値上げを実施しています。
前島食品も同程度の値上げを行っています。
対する大手のフジッコは「社内合理化でコストを吸収する」(渡辺副社長)と現時点では値上げに慎重です。フジッコは3月期の売上が7%増収であり、増益も見込まれるため値上げを見送る可能性が強いです。
近年、昆布の需要は漸減傾向にあります。
農水省によると、昆布佃煮の生産量は平成5年では5万2452トンだったのが、平成9年には4万6011トンまで落ち込んでいるようです。
食生活の変化による昆布離れも問題になっています。特に今の若い世代に人たちが昆布製品を食べないのが大きな理由です。
ある芸能人なんかテレビで「真っ黒い昆布の佃煮なんて気持ち悪い」なんて言い出す始末。
かたや、ある女性歌手が「いつもかばんの中に都こんぶ(=酢昆布ですね)を入れて持ち歩いている」と言えば、女子高生がこぞって買うようになり、今や酢昆布がレトロ感も手伝い人気アイテムになっています。
また、大きな問題としては、昆布が統制品であるということも理由です。
(統制品とは輸入量や価格などが国によって決められているもののことです)
「製品は自由競争なのに、原料は統制だ」と業界では憤慨してます。
今、昆布業界の各社はこの状況を乗りきるためにも多角化経営をせざるを得なくなってきています。
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小倉屋山本では量販店への販路の進出を逐次進めております。量販店へ向けての商品は従来の百貨店での商品とは違ったコンセプトで計画されています。
百貨店商品での小倉屋山本は「ブランド名」ですが、量販店商品でのそれは「製造メーカー名」に過ぎません。その点をご理解頂きご愛顧お願いいたします。