参考書紹介

 

何を読んだらいいのかな?

 

 食品添加物についての正しい知識が必要だと思い、食品添加物のページを立ち上げました。

その後、いろいろな方から参考になったというメールを頂き、やってよかったと思っております。

食品添加物と聞くと、何かとマイナスイメージが付きまといますが決してそんなことはありません。

さて、書店で食品関連の書棚を見てみると、マイナスなことがかかれた本が氾濫していることに辟易してしまいました。

以前は「○○消費者団体」やら「○○主婦の会」などという団体が執筆しておりました。

私はこういった偏った意見しかもたない、専門家の言うことを聞かない独り善がりの団体が大嫌いなのですが・・・。
よく似た団体に○○自然派食品研究会とかいう団体もあります。私としては理想論しか述べない団体のように思えます。
実際にこのような団体に所属する人たちがこれを読まれ気分を害しましたら申し訳ございません。
私見ですので。 



昨今は、写真付きで○○大学教授やら、○○博士、といった立派な肩書きを持つ人が執筆しています。

しかしながら、内容はと言うと、「○○という添加物は○○の危険性があります」とか、「食品の原材料表示を見て○○が入っているのは控えましょう」といった、旧態依然の凝り固まった偏見に満ちたような内容であり、目がくらんでしまいました

しかも、いろんな同類の食品の原材料表示を並べて、(A) (B) (C) の食品のうち、どれを買ったら良いでしょう?といったクイズ形式まがいのものまで!

それが、きちんとした肩書きのある人が書いた本ですから、一般の人たちは信じきってしまうことでしょう。
一般の人たちはこういったものを「マニュアル」だと盲信してしまうのでしょう。


さらにもっと恐ろしいのは、事実に基づいた正しいことを書いた専門書が書店に置かれていないこと。

危ない○○、食べてはいけない、○○はもういらない、食べるな○○、○○のウソ、○○の裏側、etc・・・。

よくもまぁ、これだけの本が出ているもんだと感心すらします。消費者を不安にしてどうするんでしょうか?

かといって、「こうすれば安心だ」のようなハウツー本もありますが、これもあまり良い内容とは言えません。

いろいろな視点から書かれた本が並んであれば、購入者(読者)は取捨選択して内容を吟味することが可能なのですが、一方的な意見しか書いていない本しか並んでいないと、ますますメディアの思う壺です!

よくニュース番組や報道番組はウソが無いとか言っている人がいますが、選択された(フィルターのかかった)情報だけを流していたら、その内容はウソではないけどホントじゃない、ということになります。

それと同じことが起きていると肝に銘じてください。

 

さてさて、前置きが長くなってしまいましたが、ここできちんとした書物を紹介したいと思います。

あくまでも「参考書」としてのレベルのものです。食品業界の裏側とか、どれだけ危険か、などといった本が読みたい人は無視して下さい。

暮らしのなかの食品添加物

光生館 発行
 谷村顕雄 監修
 日本食品添加物協会 編

 新訂版=よくわかる
     暮らしのなかの食品添加物

 ISBN 4-332-04036-8

 定価:2,800円(税別)

ちょっと高い本ですが、これは食品会社の商品開発に従事する人向けの入門書、つまり専門書です。
内容は、平易な文章で、見やすくとても分かりやすいものです。
全ての添加物について網羅しているわけではありませんが、総論から各論へと段階的にかかれており、食品添加物全般についての入門書として最適です。

ちなみに、ページ構成は
1.食生活と食品添加物
2.食品添加物の関係法規
3.食品添加物の安全性
4.食品添加物の有用性
5.食品添加物各論
6.加工食品と食品添加物
となっています。

よくわかる暮らしのなかの食品添加物 改訂新版

2007年5月に改訂版が出されています。

  • 出版社: 光生館 (2007/05)
  • ISBN-10: 4332040457
  • ISBN-13: 978-4332040453
  • 定価:税込3,150円

ページ構成は変わっておりません。

法改正に則って若干内容が改訂されています。

読み物としてではなく、手元に一冊置いておく「辞書」的につかうと良いでしょう。

オススメの一冊です。

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次に紹介する本は、副読本とでも言いましょうか。
これも商品開発に従事する人が、実際に商品の添加物表示を行う場合に用いる参考書・辞書的な本です。
いろいろな食品について、製造工程や、その際に使われる添加物、そして添加物表示の行い方について多岐にわたって収録されています。

新 食品添加物表示の実務

日本食品添加物協会 発行
 食品添加物表示問題連絡会
 日本食品添加物協会    共編

 2000年版 新 食品添加物表示の実務

 ISBN なし

 定価:6,667円(税別) (税込7,000円)

かなり高い本ですが、手元において置いて損の無いと思います。
一般の人にとっては、普段目にする食品がどんな製造工程で作られているか、そしてどんな添加物が使われているかがよく分かります。

※ここで紹介しているのは2000年のものですので、現在は更に改訂されているかもしれません。この本は平成12年6月の法改正にのっとったものです。

ページ構成は
第1章 食品添加物表示改正の概要
第2章 食品添加物表示の基本
第3章 主要食品における表示の事例
第4章 食品添加物製剤を使用した場合の食品への表示方法
第5章 表示資料
第6章 関係資料
となっています。

ページの様子 第3章の内容の一部(砂糖についてのページ)です。

ページの右側に、砂糖を製造する方法の概要、使用する添加物、加工助剤などについて。

ページの左側には、製造方法の概略があります。

なお、この本も2007年5月に改訂版が出ています。

書店では置いてない場合が多いので、取り寄せとなります。

2007/05出版 
26cm 729p
[B5 判] NDC分類:498.51
販売価格:\7,999(税込) 

 



ご覧のように本の価格からしても専門書です。

出版社や編集者から分かるように、実際に食品添加物について管轄しているおおもとから出版されているものです。

内容は事実に基づいた内容で、著者の主観などはありません。(言ってみれば、実務書ですから当たり前です)

ただし専門書ですから、どちらの本も取寄せになるかもしれませんね。

 

一般書店で比較的手に入りやすい参考書をここで紹介します。(2004/02/26追加)

平易な文章で、原則見開き2ページで一問一答形式になっています。

私は仕事柄、お客様の質問に回答する際の参考文献として使用しています。内容も分かりやすく、単行本サイズですし、お勧めの本です。

工業調査会 発行
 小見 邦雄 (著), 西島 基弘 (著), 山田 隆 (著)

食品添加物を正しく理解する本―Q&Aファイル101 ケイブックス



定価:2,000円(税別)

単行本: 115 p ; サイズ(cm): 182 x 128 
ISBN: 4769341512 ; (2002/01) 


食品メーカーの社員の方なら分かっていることだと思いますが、食品の製造に必ず食品添加物というものが必要です。(何も添加物と言うと着色料や保存料だけではありません。例えばみかんの缶詰では、みかんの房を塩酸で溶かします。また、みりんやお酒の製造の際にも濾過の目的でケイソウ土などを使います。これらは加工助剤という食品添加物です。)


しかし、「食品添加物」という言葉そのものに嫌悪感・拒否反応を示す人が多いのが現状です。

この本は、食品添加物を正しく理解し、上手に使ってもらうことを主眼として、101の疑問に答える形でまとめた実用書です。

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ここで紹介しました本の内容を「きちんとした所の確かな情報」ととるか、「自分ンとこで書いたゴマカシだらけの信用できない情報」ととるかは皆様に委ねます。

 

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