食品添加物摂取量の実態
〜〜日本人は食品添加物を年間4kg/人 1人1日11g も摂っている?〜〜
この数値は、昭和44年!に、科学技術庁が行った化学適合性添加物の摂取量調査を元にまとめた物です。
この調査においては、食品添加物が加工食品に使用基準の最大量添加されているものとして算出されています。
しかし、実際の使用量は基準値より少ない場合が多いこと、全然使用していないものもあることなどを考慮する必要があります。
******** ちょっと話が脱線しますが **********
おりしも高度成長を向え、経済が発展し、食品添加物も広まりだした頃だと思います。
急速に日本が豊かになっていったこの頃は、環境問題なんていう考えも存在しなかった頃です。公害病が取り沙汰され、大きな汚職事件が発覚したり、日本人は漠然と日本の将来に不安を持ち始めた頃ですね。
30年も昔の実態は今とはかけ離れていますし、まして、計算方法も大雑把であてにならない物です。
それでも、未だにこの数値がなにかと「国が行った正式な調査の結果」という触れ込みでいろいろな所で取り上げられます。
その時にはいつ、どの様にやったかは取り上げられず、この数値だけが未だに一人歩きしている状態です。
マスコミにとっては都合のいい数値なのかもしれませんね。
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厚生省が昭和51年より実施している食品添加物摂取量調査によれば、指定添加物の1日摂取量は、食品原料由来の物を含めて約9.4gで、そのうち食品原料由来料は約6.9gでした。
したがって、食品添加物としての摂取量は、差引き2.5gとなり、年間約1kgということになります。
しかも、そのほとんどの物は天然に存在する物を化学的な方法で製造しているだけで、物質そのものは天然のものと変わりません。
「合成法で作ったもの = 全てが危険 石油が原料」 などという旧石器時代のような考えは捨ててくださいね。
これまたマスコミでよく見かけることですが、「食品添加物のうち化学合成品が350種類以上!」という表現。
さっきのことと同じです。天然成分を合成法で作っているのです。
もっと言えば、「お酢」は昨今にぎわせているアセトアルデヒドから化学的に合成しています。アセトアルデヒドはお酒(アルコール)を飲んで二日酔いになったときに体内で発生するものです。(二日酔いで気分が悪いのはアセトアルデヒドのせいです)
このように、昔から存在するものでも今では品質面・安全面・価格面から合成によって作られているものが多いです。
同じように安いお酒だって合成で作ってますよ。(お酢もアルコールも基本は同じですからね)
また、たとえばクエン酸やリン酸などは、食品添加物として摂取する量よりもはるかに多い量を果実や魚肉などの一般食品から摂っており、食品添加物としての摂取量の論議はほとんど意味がありません。
食品添加物の大多数はアミノ酸や糖類、香料、酢の仲間であり、気にする着色料や保存料は極微量であるという認識をもってください。
また、天然に存在しない添加物(プロピレングリコール、サッカリンナトリウムなど)の1日摂取量はそれぞれの食品添加物の1日許容摂取量を大きく下回っており、その総量は0.1gであることが明らかになっています。
とにかく、マスコミに都合のいいように躍らされないように、きちんとした知識を身につけましょうね。