霧原香奈……加奈と俺の……

香奈:「ほおー、兄ちゃん凄いのー。」
加奈:「お兄ちゃん、絶対倒れちゃ駄目だよ?
私たちが乗ってるんだから。」
隆道:「……ああ、わかってる。
俺にしっかり掴まってろよ?」
『定食屋』よりもよっぽどか活発だと思ってしまいます……。

畑違いは承知の上で香奈SS作ってみました。特に「HA加奈」関係者の方々ごめんなさい。
HA加奈とは雰囲気が全然違いますが、これが僕の作風(笑)らしいのでごめんなさい。
HA加奈関係者の方々はこういう気持ちでいると思いますので、
今更僕がこんなSS作るのも何なんですがご容赦ください。僕の「気持ちの整理」の一環です。
長い前書き失礼しました。
今、加奈と俺は霧原母子と深く交流している。
最初のきっかけは「加奈を須摩子さんという『強い』女性に会わせたい」
という気持ちからだったが、時間が経つにつれて違う気持ちが起こっている。
霧原香奈……須摩子さんの娘。
香奈の『明るさ』には、加奈も俺もしばしば救われている。
実際、加奈も香奈と一緒にいる時の方が体調が良く見えるのだ。
「加奈の同性の友人」と言うには少し年齢が離れているが、
それでも香奈は加奈の数少ない友人に違いはない。
現実的な話で申し訳ないが、須摩子さんはホスピス病棟に入院しモルヒネを使用している。
須摩子さんのそう遠くない最期の時は、現代医療を尽くしても恐らく避けられないものだ。
そして須摩子さんもそのことを自覚しており、
須摩子さんは言わば「死をみつめて」生きているのだ。
しかし、加奈はホスピス病棟に入院しているわけではない。
当然モルヒネなど使っていない。
入院期間が長いというだけで、須摩子さんとはまったく状況が違うはずだ。
加奈にはまだ治る可能性があるからだ。
俺も最初は「須摩子さんのような生き方」を加奈に見せようと思っていた。
しかし、今の加奈が本当に見習うべきは「香奈のような生き方」なのだ。
須摩子さんはもう大人だけど、加奈はまだ香奈と同じ子供なのだから……。
ぱたぱた……。
香奈:「兄ちゃーん!お姉ちゃーん!」
……今日も香奈は加奈に会いに来る。
香奈は遠からず、俺でも経験したことの無い「親の死」を経験する。
それを乗り越えるのならば、香奈は俺より『強い』人間になるのだろう。
霧原香奈……加奈と俺のいとこ。
いや、今の関係なら「妹」と言っても過言ではないはずだ。
だから……。
隆道:(もっと強くなれ、加奈。香奈のように。)
コメント:以下SSでないのですがちょっとすみません。
『命を見つめて』には霧原母子のことも書いてあるわけで、
(加奈の死後)これを読んだ鹿島夕美がとる道は「隆道を笑って許す」か
「隆道の前に二度と現れない(つまりそれでも許さない)」かの
どちらかしかないと思いました。
妙に真面目ぶった話になって申し訳ありませんでした。