夕美とのファーストデート

夕美:「藤堂君、おはよ。」
寝起き(?)夕美
コメント:ホテルのシーンの直後に「それが今ではこうだ」で
いきなり遊園地の場面がきているのが解せなくて、作りました。
一応、「夕美ちゃん人形せくしー版を貰うルート」と思って下さい。
それから俺は熱いシャワーを浴び、眠った。
……。
…………。
………………。
……………………。
隆道:「う……うん……。」
次の朝、俺は目が覚め……
夕美:「藤堂君、おはよ。」
隆道:「あ……鹿島……。」
夕美:「『夕美』って呼んで。」
隆道:「あ、ああ、夕美。」
……鹿島、いや、夕美との出来事が夢ではないことを自覚した。
それから、俺と夕美はホテルをチェックアウトし……
夕美:「それじゃ、次会う約束は藤堂君から連絡してよ。私からはしないから。」
隆道:「え?……それで、いいのかよ?」
夕美:「でも、そう遠い未来のことでもないでしょ?」
隆道:「は?」
夕美:「なんてったって、藤堂君は私のこと『好き』なんだもんね!」
……夕美は笑って、自信満々な様子で言った。
…………。
そして俺は自宅に帰った。……初めての朝帰りだった。
隆道:「ただいま。」
母:「隆道……?お、おかえり。」
父:「隆道、遅くなるなら電話くらいしなさい。母さん心配していたぞ。
『加奈があんなことになったから、もしかしたらヤケを起こして……』とか言って……。」
隆道:「え!?……そ、そんなこと、あるわけないだろ!?」
「加奈があと半年」と言う宣告を受けて以来、俺も父も母もギクシャクしていた。
だから……
プルルル……。
がちゃ。
夕美:『はい、鹿島です。』
隆道:「夕美?俺だ。隆道だ。」
夕美:『あ、藤堂君!』
……俺は、その日の夜、都内の夕美のマンションに電話していた。
隆道:「なあ、……明日、会えないか?」
夕美:『え?明日?明日はちょっと用事が……。』
隆道:「ど……、どうしても会いたいんだよ。」
夕美:『え?……藤堂君、何かあったの?何か声が変……。』
隆道:「す……『好き』なんだから会いたいんだよ。何か変か?」
夕美:『……あ!う、うん、わかった。明日の用事、キャンセルする。』
隆道:「それじゃ、十時、駅前で。」
夕美:『う、うん、きっと行く。』
がちゃ。
このとき、確かに俺は夕美と会えることを楽しみにした。
…………。
そして、その翌日。
隆道:「よお。」
夕美:「おはよ。」
隆道:「夕美、もう来てたのか?」
夕美:「藤堂君……。う、うん……。」
隆道:「俺、時間どおりに来たよなあ……?」
夕美:「……そんなことより、どこ連れてってくれるの?デート。」
隆道:「……え!?『どこ』って……、ど、どこにしようか……。」
正直言って俺は何も考えていなかった。
しかし、俺のそんな優柔不断な態度に関わらず、夕美は笑って……
夕美:「それじゃ、遊園地行こうよ。」
隆道:「あ、ああ。」
……この日、俺は初めて夕美とデートした。すでに関係を持った夕美と……。