第6話 父が帰ってきた日
脚本 荒木芳久
絵コンテ 斧谷稔
演出 斧谷稔
行田進
作画 グリーンBOX
井口忠一
島崎おさむ
太田博光
美術 中村光毅
背景 マスコット
仕上 シャフト
古安多恵子
富井太
特殊効果 土井通明
編集 鶴渕友彰
整音 原田敦
撮影 天平フィルム
藤田進
制作進行 由井正俊
メカ・ブースト エレギン
ゲスト・キャラクター 松五郎 竜田直樹
次回予告 ついに香月君はキング・ビアルを破壊すべく殴り込んで来た。いつになったら人々は我々神ファミリーを理解してくれるのか…。勝平達はただ戦うしかない。
次回ザンボット3『さらば!我が友よ』。
さて、どう戦い抜くかな?
ストーリー 半年の漁を終え焼津へと帰港する勝平の父、源五郎がメカ・ブーストに襲われる。ザンボ・エースによって救助された源五郎だが、香月を始めとする焼津港の人々に捕らわれてしまう。人質解放条件として神ファミリーの日本退去を要求をする香月。真摯に諭す源五郎。やがて香月も心を動かされ源五郎の縄を解くのであった。父子を乗せたザンボット3はエレギンを撃破。
再会の喜びと人々の無理解への憤りに、勝平は父の胸で涙する。
コメント 「おかしいじゃねえか。このロボットが船をブチ壊したんだろう?」
「違う!これは船を襲ったメカ・ブーストをやっつけるロボットだ!」
「メカブースト・・・なんだいそりゃ?」
これは船を壊された後、ザンボ・エースに救助された時の源五郎と乗組員のやりとりです。目で見えることでしか判断できない人々が端的に描かれています。限られた情報しか与えられなければ、善悪の区別などつきはしません。自らの常識を超えた現象に対して人間は正確な判断を失ってしまうからです。
そしてもう1つ印象に残るのは、源五郎の父としての強さ、優しさです。それは次の台詞によく表れています。
「他人に理解されなくてもいい。今日本中の人々がガイゾックの本当の恐ろしさを知らんのだ。だから今、日本を守り、戦ってやれるのは我々しかいないんだよ、勝平。」
(泣き言を言う勝平に)「そんなことは父ちゃんがみんなわかってる。それでは嫌か?勝平。」
これまで勝気だった勝平が弱さをさらけだしてしまうのも、父の愛があるからこそなんですよね。