老人介護についての個人的HP- 介護基本原則(5)
寝食分離ができて生活時間にメリハリをつけても、生活空間が「家の中」だけではおのずと「する」ことは限られてしまいます。一日中、あるいは年中同じ家族だけで顔を見合わせていれば、どんなに仲のよいご家族同士でも何かと「面白くない思い」をするものです。できれば「外出」し、色々な人との交流を持ちましょう。ある程度健常な方ならばお友達の所へ遊びに出かけたり、障害をお持ちならばディサービスやディケアといった場所へ出かけるのもよいでしょう。あるいはご近所さんに家へ遊びにきてもらったりホームヘルパーさんに来てもらうなど、自らが外に出かけることができなくても他人に家の中に入ってもらうだけで、家の仲の雰囲気は全然違ったものになります。
何よりも、社会的にも精神的にも空間的にも、寝室や自室・自宅の中に閉じこもってしまうのは良くないことです。少しでも外の世界との交流を保ち閉じこもりを防ぐことで、初めて人の心身機能は発揮され維持していけるものなのです。