老人介護についての個人的HP- 介護基本原則(7)

介護者にも余裕を持って

 介護生活のしんどさは、具体的な身体的な負担もさることながら「いつまで続くか分からない」「誰も手伝ってくれる人がいない」というような精神面での負担感も大きいのではないでしょうか?たった一人で「全力投球」のような介護生活は、長続きしにくいと言うべきではないでしょうか?

 極めて漠然とした表現ですが、介護生活を長く続けるためには「介護者が最低でも1.5人必要である」と言われます。これは常時介護に当たる方(主介護者)の他に、半日はもう一人いてくれるという意味ではなくて、常時介護に当たる方とは別に、必要に応じていつでも手伝ったり介護を代わってくれる方がいてくれる、というくらいの意味であると思われます。いかがでしょうか?そのような方はいらっしゃいますか?もしもいらっしゃらないのであれば、ご家族ご親族皆様で一度話しあってみることが必要かもしれません。例えばいつでもという訳にはいませんが、「ホームヘルパーさん」にそんな役割をお願いするのも一つの手段です。そんなふうにすることで、身体的にも精神的にも主に介護に当たる方の負担感を減らし、余裕を持って介護生活に当たるようにしたいものです。

 それから、前項で「目標を持つこと」の重要性を説きましたが、同時に「完璧を目指す」ことはあまり良くないこととも言えます。介助さんが精神の糸をピーンと張りつめたままで介護にあたっても、生活は潤いを無くしてしまうばかりではないでしょうか?「そんな悠長なことは言っていられない、毎日で精一杯!」とおっしゃりたい介護者皆さまのお気持ちをお察した上で、重ねて改め申し上げたいと思います。このあたりのことは、「「仕事としての介護」と「家庭の中での家族の介護」ということ」で私なりのアドバイス申し上げたつもりですので、ご参照ください。

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