老人介護についての個人的HP- 可能動作レベル別(2)-2

〜具体的な「介護生活」のイメージの仕方〜

まだまだ屋外まで歩けるよ・・という方(後半)


E入浴

 まだ屋外も歩ける力をお持ちなのですから、一般的な和式・半和式半洋式の半埋め込みの浴槽であればまだまだ自力で入浴できることと思います。ただし、少し古めの家屋で和式浴槽が据え置き型だったりすると大きくまたいで浴槽に出入りしなければいけませんから難しいかもしれません。そんな時は→ 家庭浴槽について、で説明している通り浴室全体に手を加えてあげてください。洗い場を床上げしてあげることが一番大切ですね。それに、必要ならば移乗台も加えてあげてください。全体を改築できれば一番良いのですが、そこまでしなくてもわずかな投資と手間で快適に入浴してもらえるようになります。

 それから、洗い腰かけ椅子も小さな丸いものではなくて、早めに大き目・高めの椅子にしてあげてください。小さな椅子に立ったり座ったりというのは、思わぬ転倒事故の原因となります。

 同じく、脱衣場にも着替え用の椅子の準備も忘れずに。(→ 着替え/履き替え用の椅子について


F食事

 このレベルの方ならば、部分的な障害(嚥下障害)がない限り食事は特に問題はないでしょう。ただし、特に背中が曲がってきているような方の場合にはテーブルや食事台の高さ=差尺は考慮してあげてください。(→ 食事テーブルの高さ)高すぎると食べにくいばかりでなく、誤飲や窒息事故の原因にもなりかねません。

 また、自室で一人で食事を摂るようなことは避け、ご家族と一緒に食堂で摂る習慣を持ちたいものです。(→ 寝食分離を図りましょう


G日中安静

 生活様式が和洋どちらでも対応できるレベルですから、特別な道具は必要ないでしょう。心がけとして、日中はできるだけ活動的に過ごしあるいはメリハリの利いた生活をおくっていただきたいと思います。(→ 昼夜リズムのメリハリをつけましょう


H外出手段

 まだお元気で屋外まで歩かれる訳ですから、多いに出かけましょう。ただし、以下のような項目については注意してあげてください。(1)外出が抵抗なく自由に安全にできるように、浴室脱衣場と同じく玄関にも靴の脱ぎ履きのための椅子を置いてあげましょう。(→○ 着替え/履き替え用の椅子について)(2)杖・歩行器の配慮が必要ではないでしょうか?屋外まで歩けるとはいっても、お若い時と同じように歩くという訳にはいかないことと思います。そんな時は杖一本持つだけでもずっと安楽になりますし、歩行器まで使えば実用的に歩ける期間をずっと長くすることができます。→ 一本杖の種類・長さの決め方・使い方とメンテナンスや、→ 歩行器についてのページをご覧いただき、ぜひ考慮してあげてほしいと思います。どうしても適切な歩行器のタイプが分からなければ、いずれかの医療機関のリハビリ室に相談すれば、快く応じてくれるものと思います。


I外出機会

 このレベルの方では特にコメントすることはありません。沢山友人や趣味を持ち、多いに安全に外出しましょう。

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