老人介護についての個人的HP-2 介護福祉機器-(22) 4点杖
杖と歩行器の中間的なものとして、4点杖があります。写真1のように、杖の先が4脚に分かれているものが一般的で、写真左の「ワイド」ベースと右の「スモール」ベースの種類が準備してあることが普通です。

写真1 左がワイド:右がスモール
これは、「一本杖では少し不安だから・・」という方が一本杖の代わりに良い方の側の手でついたり、歩行器を家屋内で使うのが難しいような場合に4点杖を両手に持って歩行器代わりに使ったりします。「両手に4点杖」「片手に4点杖でもう片手は壁つたい」など、様々なバリエーションを持たせることができますから、屋内での歩行に不安を感じる方は試してみる価値があります。ワイドベースとスモールベースの違いについては、もちろんワイドの方がしっかり歩行を支えてくれますが、家屋内で狭く若干の段差もあるような場合にはスモールの方が使い勝手がよいでしょう。ご本人さまの身体機能と家屋環境の兼ね合いによって選択することになります。
4点杖を上から見ると、写真2のような形になっているものが多いです。つまり、杖の棒が地面を支持する4脚の真ん中ではなくて、左右どちらかに偏位してついています。基本としては、狭い方を体側にして、広い方を外側にします。つまり、写真2ではそれぞれ、写真の上方を体側にして持つわけです。つまり握りの形から言って、左側のスモールは左手用、右のラージは右手用ということになります。左右の向きを変えるには、高さ調節のポッチボタンを押しこんで、くるりと180度回転させてカチッと固定し使えばよいわけです。

写真2