老人介護についての個人的HP-2 介護福祉機器-(33) 良い靴の条件
もう何ヶ月も前からアップしようと思っていたテーマなのですが、以下に書いているとおり「これは!」と思える手軽な靴が手元に無くて、写真を準備できずにアップしてきませんでした。ただ、関連したご質問が届いたので、とりあえず写真抜きでアップしてしまいます。良い靴が手に入ったら写真も追加しますね。
■転倒実態アンケート調査結果から
平成12年度、新潟県内の小さな村で保健婦さん方と一緒に村内の高齢者さんの「転倒実態調査アンケート」を行なってみました。600あまりの回答だったですが、たったそれだけの調査でも「高齢者の転倒実態」について色々と興味深い知見が得られたので、まずはかいつまんで以下にご紹介します。(もっとも比較調査や統計処理をしたわけではないので、“感想”といったところです。)
転倒は、何気ないところで起きている。何気ない履物を履いて、ちょっと玄関を出たところで転んでしまった、というケースが目立ちました。
いかにも危なそうなところでは、意外と転んでいない。(やっぱり気をつけるんでしょうね。)
アンケート地はイナカだったので、「ゴム長靴を履いていて、畑の濡れた草の上で滑って転んだ」という答えが目立ちました。
屋内で繰り返し転んでいる方は、既に明確な何らかの身体障害や疾病を持っている方でした。
と、こんなところです。これらから言えることは、(既にbk1さんのコラムでも書いていますが…)
「高齢者の転倒」といってもその実態は、ある程度の健常な方が何気なく転んでしまう場面と、障害高齢者でいかにも危なそうな方が屋内で転んでいる場面との、2つの側面がある。もっともこれははっきり線を引くように区分できるものではありません。
ある程度健常で何気なく転んだという方は、玄関先や庭でつっかけサンダルなどの手軽な履物で転んだ、という方が多い。
ゴム長靴やつっかけサンダルはアブナイ。
障害高齢者の屋内転倒は、介護の範疇に属する問題である。ある程度健常な方の転倒予防は、介護予防であると同時にむしろ健康増進に属する問題とも言える。
くらいでしょうか?
特にある程度健常な方の場合、そして障害高齢者さんであっても特に施設内で暮らしている方のような場合は、転倒予防という面から「履物・靴」が非常に大切である、ということがしみじみ実感できるアンケート結果でした。
転倒予防という観点からすれば、玄関にはサンダルつっかけのような靴は一切なくして、ちょっと庭先に出るにも以下のような靴を履かなければいけないような状況にすれば、ちょっと面倒ですが、何よりの転倒予防になると思います。
そこでこのページの以下で、高齢者さんにとって歩きやすく転びにくい良い靴の条件をまとめておきます。
■転びくい良い靴の条件
○条件1:踵が抜けない、靴の中でパコパコ上下しない、踵部分の靴の側面がしっかりしている
これは大変に大切なポイントです。靴の壁構造がしっかりと踵を包み込んで固定してくれて、歩いても靴の中で踵が上下したりしないこと、ですね。(写真1)実は安価なゴム長靴は、まずこの条件に合いません。ゴム長靴を履いて、少し大また目に少し早めに歩いてみてください。ゴム長靴の中で、踵が上下にパコパコするのが分かります。

写真1 深くしっかりしていて抜けにくい踵
○条件2:靴底は足趾MPで柔らかく曲がり、そこ以外の底はある程度しっかりしている
人が歩いていると、足が左右交互に前に出ます。(当たり前(^_^;
)で、後ろになっている足は、地面を後ろに蹴っています。そして蹴りの後半から蹴り終わって空中に足が浮く寸前まで、足の足趾で地面を蹴って踵は浮いている状態になっています。(当たり前のことをいちいち文章で書くと、このようにかえって分かりにくい(^_^;
)で、そのとき足は、足の足趾の付け根部分で曲がっていますね。間違っても土踏まずのあたり=足部の真ん中から折れ曲がるわけではありません。それが人の自然な歩き方の自然な足部の動きであるわけです。
従って、靴、というか靴底も、それと同じように動いてくれなければ困ります。靴をさかさまにつま先と踵の部分で持って、えいっ!とばかりに曲げてみてください。ちょうど足の足趾の付け根とおぼしきあたりで、柔らかく曲がってくれますか?あるいは土踏まずから踵あたりは、かえってしっかりしているでしょうか?(写真2)
実はゴム長靴や、施設内で多用されている安価なバレーシューズでは、つま先から踵の部分まで、どこでも自由自在に曲がります。これでは柔らかすぎですね。(写真3)反対に、靴底全体がカチカチに固くても歩きにくいものとなります。
私自身の経験として、「靴を変えたらどうも歩きにくい」という方に、靴をお借りしてグニグニグニグニ足趾MP部に「曲がり癖」をつけてあげたらよほど歩きよくなった、ということもありました。それほどではなくとも、長い距離を歩くときには靴底が柔らかすぎると疲れやすいものです。

写真2 ちょうどよいところで柔らかく曲がる底

写真3 グニャグニャの薄い底
○条件3:つま先が広く靴の中で指が広がる
これも想像がつきますよね?おしゃれに先細りの靴では、しっかり足趾が地面を踏ん張ることができません。(写真4)

写真4 先に余裕のあるつま先と細いつま先
○条件4:靴の中で土踏まずの部分が盛り上がり、土踏まずを下からしっかりサポートしてくれるような構造である
これは靴の中を覗き、指を入れて確認します。土踏まずの部分がしっかり盛り上がって土踏まずの部分を下から支え、サポートしてくれている構造が望ましいです。(写真5・6)

写真5 ここの部分 写真6 この靴は靴底から土踏まずを支えている
○先細りではない十分に広い面積の1.5cm程度の低い踵がある
一般に高齢者の場合は、重心が後方に崩れやすくなりますから、少し踵が高くなっている方がよいでしょう。もっとも若い女性が履くハイヒールのように細く高いものは、もちろんかえって危ないです。踵が低く薄いものは重心が後方に崩れやすいだけではなく、歩くたびに膝・腰へ衝撃がじかに伝わり、身体を痛める原因にもなりかねません。(写真7)

写真7
○滑りにくい靴底模様
濡れていても滑りにくい素材と模様であること!安価なゴム長靴では、テカテカのゴム素材そのままで底が作ってあって、濡れたつるつる面では怖いくらいに滑りますね。(写真8)

写真8 下はゴム長靴底
○履きやすいが脱げにくい
これは踵の固定性とも絡んでくるのですが、一般的に履きやすいものは踵も抜けやすいものです。長靴なんかはその代表ですね。履きやすくとも脱げにくい、というためには、ジッパー止めだったりマジックベルト止めだったりする構造が必要かもしれません。
○全体が軽い
これも高齢者にとっては大切なことです。
○安価である
もち、大事な点!
そんなこんなで改めて考えてみると、小さな子供たちが遊んでいるとき、長靴だとよく転びますな〜。ウチの子もそうでした。
それで、まぁ以上のようなことを頭において、「○○靴流通センター」とかを見てまわるのですが、以上の条件に「これはピッタリ!」というものは、なかなか見つかりません。私自身が見た中では、アンケート調査を行なった村の職員の栄養指導員さんが履いていた靴が非常に良いものでした。彼女は以上のような知識は無かったものの、自分で履いていて非常に履き心地が良いので知り合いさんに盛んに教えてあげたそうです。3000円だったそうで、そんなに高いわけじゃない。結果、その靴屋さんではあっという間に売り切れとなり、私自身は手に入れることができませんでした。完璧は目指さなくとも、以上のような条件をなるべく満たす靴を選んであげてくださいね。
で、結局あきらめきれず仕事上でも必要に迫られて、上記「栄養指導士さんの靴」をようやく手に入れました。↑でも部分写真で使っていますが、全体はこんなです。(写真9)これは月星(MoonStar)さんの「Eve46」という靴です。定価で4,900円。メーカーさんもかなり力を入れて開発した製品らしく、HPもあります。(http://www.moonstar.co.jp/contents/brand/ladie/eve/index.html)これを試履した女性陣、みんな「こりゃいい!」とおっしゃいます。またこれとは別に、運動靴タイプとしては同じ月星さんの「ジャガーΣ」ですね。これは以前から有名です。(写真10)これはとにかく軽い!インターネットで調べると、居酒屋スタッフさんの仕事靴になっていたりします。これが3,500円。ダメな靴の例が写真11、これも月星さんのものですが、590円でした。

写真9 月星:Eve46

写真10 月星:ジャガーΣ

写真11 月星の廉価靴
たまたま月星さんの靴が揃いましたが、これは偶然です。あるいは靴メーカーさんの開発姿勢からの、当然の結果なのかもしれません。くれぐれも私が月星の回し者なのではありません。(^_^; ご参考までに…。ひどいとね、こんなになっても履き続けている方がいます。(^_^; (写真12)

写真12 底の抜けた?靴
さて、まだアップしたばかりのページですが、長崎特養サンフラワーのまこちゃんが良い情報を寄せてくれたので、ご紹介します。上記、月星のEve以外の「良さそな靴」です。(写真13)

写真13 ASAHIの「快歩主義L003」
私が「月星の回しモノ」じゃない証に、これはASAHIさんの靴です。このシリーズにもHPがあります。(http://www.ipc-tokai.or.jp/~kutuya/s_kai.htm)このHPには、「良い靴の条件」が分かりやすくまとめてあって、参考になります。この靴は、月星のEveよりも若干高価ですが、Eveにはない次のような特徴があるそうです。『SHB装具にも対応。(甲部が大きく開く)片足販売、左右サイズ違い販売も可能。』とのことです。おそらく全国的にも装具をつけた片麻痺者に使われているであろう、例の茶色の「リハシューズ」に比べたら、ずっと良さそうです。これも実物を手にしてみたいなぁ。
このページをご覧になった方から、掲示板の方に以下のような書き込みがありました。現場の様子を活き活きと伝えてくれるので、ご紹介がてら、ここに保存しておきます。
靴のコーナーみました
老健につとめていたkです。靴の画像見ました。施設では昨年から取り扱っていて、よく売れましたよ。しかも業者は千円値引きしてくれてたので、利用者にも好評でした。
施設に出入りしていた業者さんがこういうのがあるんですよと言って、パンフレットをもってきてくれましたので、パンフを掲載し、見本の靴を何点かおいてもらったところよく売れました。
やっぱりASAHIの快歩主義は装具を使用している人向きでした。ASAHIは素材が柔らかすぎるという意見がありました。でも、新商品がでて素材もしっかりしたモノもあるし、ピンクのかわいい靴もあるので自分も買いたいと思っています。
月星は、素材がかたいものを入れていました。装具の方には不向きでしたが、利用者には自分で履きやすいと好評。素材が柔らかすぎると手が不自由なかたは履きにくいんだそうです。今は病院勤務となりましたが老健ではホントによく、靴を買いたいと相談をうけました。
大手の靴メーカーが高齢者向きのシューズに力を入れてくれたおかげで以前よりは見た目、機能ともに充実してきていると思います。
私の返信
Kさん、はじめまして。(ですよね)
そっか、やはりそういう状況でしたか?HPに紹介するのも今さら…という感じで、自分のこれまでの不勉強を恥じるばかりです。
介護用品カタログに載っている靴とか、実はあんまりお値段が変らないんですよね。で、良さそなものも、これは…?ってのも、ごちゃごちゃですね。大手メーカーさんの姿勢で、この国の「靴文化?」が、もっと深まってほしいです。ついでに「椅子」も。(^_^;
さて、例えば上に紹介している靴「Eve」は、『3E』サイズである、と表現されています。これ、分かりますか?靴のサイズには、私たちが日頃から意識している足の長さ、24(cm)とか26(cm)といったサイズの他に、「足部の回りのサイズ」というのがあります。これを足囲というのだそうで、Aから3E〜男性にはGサイズまであるのだそうです。ご自分の足囲サイズ、計ってみたことありますか?
足囲のあわない靴は、履いていて足が痛くなったり疲れやすかったり、外反母趾(親趾の付け根が外側に飛び出す変形)の原因になったりします。一度、ご自分の足囲サイズをきちんと調べてみてはいかがでしょうか?計り方は簡単です。足の親趾と小趾の付け根の、いちばん飛び出している部分を通ってグルリを計ります。それを、性別・足長ごとにまとめられている以下の表と比べてみましょう。
ちなみに私は、26のCからD、というところです。つまり、26Cか26Dが私にあった靴、ということになります。そうですね、こんなのも自身や高齢者の靴を選ぶ時の、常識になればいいですね。
男性:足囲サイズ表(単位:mm) |
||||||||||
足長 |
A |
B |
C |
D |
E |
EE |
3E |
4E |
F |
G |
20.0 |
189 |
195 |
201 |
207 |
213 |
219 |
225 |
231 |
237 |
243 |
20.5 |
192 |
198 |
204 |
210 |
216 |
222 |
228 |
234 |
240 |
246 |
21.0 |
195 |
201 |
207 |
213 |
219 |
225 |
231 |
237 |
243 |
249 |
21.5 |
198 |
204 |
210 |
216 |
222 |
228 |
234 |
240 |
246 |
252 |
22.0 |
201 |
207 |
213 |
219 |
225 |
231 |
237 |
243 |
249 |
255 |
22.5 |
204 |
210 |
216 |
222 |
228 |
234 |
240 |
246 |
252 |
258 |
23.0 |
207 |
213 |
219 |
225 |
231 |
237 |
243 |
249 |
255 |
261 |
23.5 |
210 |
216 |
222 |
228 |
234 |
240 |
246 |
252 |
258 |
264 |
24.0 |
213 |
219 |
225 |
231 |
237 |
243 |
249 |
255 |
261 |
267 |
24.5 |
216 |
222 |
228 |
234 |
240 |
246 |
252 |
258 |
264 |
270 |
25.0 |
219 |
225 |
231 |
237 |
243 |
249 |
255 |
261 |
267 |
273 |
25.6 |
222 |
228 |
234 |
240 |
246 |
252 |
258 |
264 |
270 |
276 |
26.0 |
225 |
231 |
237 |
243 |
249 |
255 |
261 |
267 |
273 |
279 |
26.5 |
228 |
234 |
240 |
246 |
252 |
258 |
264 |
270 |
276 |
282 |
27.0 |
231 |
237 |
243 |
249 |
255 |
261 |
267 |
273 |
279 |
285 |
27.5 |
234 |
240 |
246 |
252 |
258 |
264 |
270 |
276 |
282 |
288 |
28.0 |
237 |
243 |
249 |
255 |
261 |
267 |
273 |
279 |
285 |
291 |
28.5 |
240 |
246 |
252 |
258 |
264 |
270 |
276 |
282 |
288 |
294 |
29.0 |
243 |
249 |
255 |
261 |
267 |
273 |
279 |
285 |
291 |
297 |
29.5 |
246 |
252 |
258 |
264 |
270 |
276 |
282 |
288 |
294 |
300 |
30.0 |
249 |
255 |
261 |
267 |
273 |
279 |
285 |
291 |
297 |
303 |
女性:足囲サイズ表(単位:mm) |
||||||||
足長 |
A |
B |
C |
D |
E |
EE |
3E |
4E |
19.5 |
183 |
189 |
195 |
201 |
207 |
213 |
219 |
225 |
20.0 |
186 |
192 |
198 |
204 |
210 |
216 |
222 |
228 |
20.5 |
189 |
195 |
201 |
207 |
213 |
219 |
225 |
231 |
21.0 |
192 |
198 |
204 |
210 |
216 |
222 |
228 |
234 |
21.5 |
195 |
201 |
207 |
213 |
219 |
225 |
231 |
237 |
22.0 |
198 |
204 |
210 |
216 |
222 |
228 |
234 |
240 |
22.5 |
201 |
207 |
213 |
219 |
225 |
231 |
237 |
243 |
23.0 |
204 |
210 |
216 |
222 |
228 |
234 |
240 |
246 |
23.5 |
207 |
213 |
219 |
225 |
231 |
237 |
243 |
249 |
24.0 |
210 |
216 |
222 |
228 |
234 |
240 |
246 |
252 |
24.5 |
213 |
219 |
225 |
231 |
237 |
243 |
249 |
255 |
25.0 |
216 |
222 |
228 |
234 |
240 |
246 |
252 |
258 |
25.5 |
219 |
225 |
231 |
237 |
243 |
249 |
255 |
261 |
26.0 |
222 |
228 |
234 |
240 |
246 |
252 |
258 |
264 |
26.5 |
225 |
231 |
237 |
243 |
249 |
255 |
261 |
267 |
27.0 |
228 |
234 |
240 |
246 |
252 |
258 |
264 |
270 |
※どうしようもなく“つっかけサンダルの改良”
さて、こんなふうに資料も準備してよい靴も探して「こりゃいいねぇ」なんて喜んでもらえても、本当にそれを使ってもらうのも施設内ケアならば徹底できますね。
ところが在宅のAさん、軽度痴呆がありますが身体はまだまだ元気です。毎日近所のコンビニやホームセンターに買い物に行くのですが、いつも「つっかけサンダル」です。それでとうとう激しく転んでしまい、心配したご家族がわざわざ靴を買ってあげた上でつっかけを処分したんだそうです。
ところが本人さん、自分でまたつっかけを買ってきてしまいます。聞くと、「(靴を履くのが)面倒くさい!」とのこと。う〜ん、私からも説明して↑のEveなんか履いてもらうと「こりゃええ!」と言ってくれるのですが、「でも、やっぱこれがええ!」とつっかけを離しそうにありません。靴を履きやすいように玄関に腰かけ椅子を置いても、「楽だけど(邪魔になるから)家のもんに悪い!」とこれまた×。理解力の低下がガンコさに現れてます。(^_^;
仕方ないので本人が一番気に入っているつっかけはそのままに、せめてもの改造を施しました。写真14がそれで、つまりはつっかけが前に飛び出したり踵部分でパコパコしないように、幅広パンツゴムで足首への固定帯をつけてあげました。サンダルへのゴム付けは、ちょっとおしゃれな安全ピンで。(^_^; 材料代は500円もあれば十分、施行時間も10分ほどです。ただ、ゴムの張り具合には、ちょっと気をつけてあげなければいけません。

写真14
たったこれだけでも、本人さんは「足が軽い!」と喜んでくれました。(写真15)ご家族さんも、とりあえずは安心された様子です。もっとも、本当にゴムを足首に引っかけてくれるかなぁ?踵で押し潰して歩いているんじゃないだろな。(^_^; 特に在宅者さんや痴呆者さんへの支援は、必ずしもこちらの思い通りにはならない、でも、放っておけないみたいな部分が難しいですね。

写真15 これでお菓子を買いに行く!
付記:
直接に履物に関することではないのですが…帰りの車の中でケアマネさんが、笑いながら「パンツゴム買いに走ったりこんなことするのも、ケアマネやPTの仕事なんですかねぇ?」とおっしゃってました。うん、別にこんなことは誰がやってもいいと思います。ただ、ケアマネ&在介センターの立場としては、きっと今日の援助関係が明日につながるよ。今日のささやかな援助が、将来のもっと重大?な局面で、ご本人やご家族さまが私たちとの関わりを抵抗なく受け入れてくれる、その下地になるさねぇ。そう思います。そして、私がこんなのんびり?した仕事をしていられる今の立場や環境に、感謝したいと思います。