老人介護についての個人的HP-介護福祉機器(51)-在宅者への配慮〜浴槽縁挟み手すり
以下、超小ネタです。が、やっぱりとても大切なことです。
この製品、浴槽の縁に挟んで使う手すりですね。写真のは、おそらくシェアNo1、「安○の浴槽手すり」ですね。

この手すりを使っているご家庭から、ある日突然、私にSOS電話が入りました。
『しっかり付けられなくて、風呂から上がる瞬間に外れて、ごーぎおっかね〜!(大変、怖い!)』
このご家庭、リウマチのご主人さまと、関節痛をお持ちの奥さんの二人暮らし、ご主人さまの介護保険で2年ほど前購入しました。で、浴槽の壁が若干斜めになっていることもあり、お二方どちらとも精一杯ハンドルを回しても、固定が不十分になってしまった、というわけです。
また今晩には使えなくちゃ困ります、とのこと、私がしっかりバカ力で固定してあげて「このままにしておくのは・・?」の問いかけに、奥さんやっぱり『毎日外して、浴槽をきちんと洗いたい。』とのご希望、尊重しなくちゃいけませんね。
で、仕方ないのでお昼休みを返上して、車に積みっぱなしの電動ドリルとホームセンター買い出しで、このように細工しました。

力を入れにくい丸ハンドルの横腹に、ドリルで6.5mmの穴を貫通して開けると同時に、木っ端切れに太さ6mm、長さ10cmのネジ棒をナット止めしました。これで・・

穴にネジ棒を突っ込んで、木切れをつかんでグイグイと締め上げることができます。翌朝・・
『ばっか按配いいて〜。』(大変、具合がよろしいです。)
とのお電話をいただきました。木切れが10円、ネジナットが60円でした。ただ、こんな工夫を紹介するのが、このページの目的ではありません。
『在宅者の支援には、どこまでも細やかな視線が必要だ!』ということです。このケースについても、2年前の導入時に気づいてきちんと対応しておくべき問題でした。それが放置されていて、2〜3回外れてしまった時に怪我をしなかったのは、『単なる偶然・幸運』です。いや、改めて思い知りました。
そして、いざという時の対応には上に紹介したとおり、『大胆さも必要!』ということですね。
ところでメーカーさん、ハンドルの形をちょっと改善してみない・・?(^_^;