老人介護についての個人的HP- 記念写真のページ:2005/10/29,30長野県下條村萱垣会光の園さん
平成17年10月29日(土)午後〜30日(日)午前で、萱垣会(かやがきかい)光の園さん研修会のお手伝いをしてきました。今回は、研修内容の紹介はほんの少ぅし、です。他に紹介したいお話や写真がいっぱいなので・・。(^^ゞ
萱垣会光の園さんは、長野県下條村というところにあります。長野県は北信(長野市)〜中信濃(松本市・塩尻市)〜南信濃(飯田市)、と地域区分できるそうです。(何せ、広い県だからね・・)まずは、以上の地域区分を頭に、以下のお話をどうぞ・・。

「新潟と長野じゃ、隣県じゃん。」と思っていたら、とんでもない!下條村は、飯田市からさらに山に入ったところにある、人口4000人ばかりの村です。長野市はもちろん、松本市よりも名古屋の方が近い(実際、若者は名古屋に遊びにいくそうな)というところです。
新潟から向かうにあたって地図を睨んだ挙句、『浜松まで新幹線で行きますから、浜松から下條村まで自動車で送迎していただけませんか?』と提案したところ、東海林施設長さん(私よりも1歳年上)いわく『途中で“遭難”したくないので、そのルートはカンベンしてください。\(@o@)/』とのこと。地図上では確かに「国道」が走っているんだけど、途中で道が消えてしまったりする、らしいです。
結局、上越〜長野新幹線〜在来線特急を乗り継ぎ、東海林施設長さんが塩尻駅まで迎えに来てくれて、そこから自動車で下條村:光の園へ向かいます。高速道路ぶっ飛ばし90分!
下條村に入って村道を走っていると、道のすぐ脇でりんごがたわわになっております。それも、実に大きく赤黒く、立派なりんごが、本当に助手席から手が届きそうです。いやぁ、「長野」ですねぇ。

悪いタイミングで台風がくると、村道の坂道をりんごがごろごろ転がっていくそうです。いや、笑い事じゃないよな・・。
そんな道を走り、もうすぐ施設に着きます、というところまで来ると、耳が「ツーン」とします。「ゴクリ」すると直りますが、また2〜3分もすると『ツーン』といたします。自動車を運転する施設長に、「耳、ヘンじゃありませんか?」と聞くと、『私は、耳鳴りがします。』とのお返事。これは一体・・。
とにもかくにも、第二光の園さんに着きました。写真ブレは失礼。

「特養:第二光の園」さん(第一光の園は、養護盲老人ホームさんだそうです。)
こちらの法人さんは、社会福祉活動を昭和20年代から継続して行なっている、という、「歴史の生き証人」みたいな施設さんです。が、そこは長年の伝統を踏まえつつ、時代の新しい要請にきちんと応えていこう、という姿勢が大変に感じられます。例えばこの「第二」さんは割合に新しい建物で全体としてはかなり大きいのですが、ユニット構造も取り入れていらっしゃるし、建物の中を走る長い廊下が一直線ではなくて、丸みをもった建物構造に沿って廊下もずぅーっと前方までは見通せません。それが、「むやみに大きい」「無機的な現代建築」という印象を与えずに、むしろ家庭的な雰囲気をかもし出すことに成功しています。
施設前庭から、景色を望むと・・いや、これは絶景!素晴らしい景色です。写真ではあの雄大さが表現できなくて、残念です。

で、施設の中で、ふと「ポテチの袋」を見ると『異様に膨張』しています。

いや、本当ですよ。帰りに塩尻まで戻った時に写した写真がこれ↓ですもん。(爆) つまり飯田市街から、さらに急激に山を昇っていくものだから「空気が薄くなっていく」のでした。(^^ゞ 研修中に口にしていたペットボトル茶の飲み残しを、帰りの上越新幹線の中で開けたら、『プシュッ!』と音がした・・(ペットボトルの中が、陰圧になっていた・・)

施設研修の中身は、土曜日午後は座学研修会、日曜日午前に車椅子検討でしたが、股関節が屈曲15度しか曲がらない、という超激ムズ事例でした。(普通に座位をとれば、90度には屈曲するわけですが、それが15度・・)まぁ、車椅子の形や今後のケアの大まかな方向性だけでも提案できたと思っておりますが・・。

さて、今回のように研修会場がまったく初めて訪れるような場所の場合、私は事前に電子地図帳を開いて確認することが、大きな楽しみの一つとなっています。今回も、「どれどれ?」とばかりに「長野県下條村付近」を表示させてみると・・

下條村村役場とか下條中学校とかの他に、「木綿屋モーター」とか「スーパーさかや」とか、掲載されています。はっきり言って『他に載せるものはないのか?!』という感じです。打ち合わせメールでその旨、東海林施設長に書き送ったら『“木綿屋”は村長の自宅、“さかや”は峰
竜太の実家です。ウチの施設には、峰 竜太のお兄さんが、食材搬入してくれています。』との、お返事。大うけです。村まで実際に行ってみると・・

峰 竜太のふるさと下條村です。
オモテ:ようこそいらっしゃいました!
ウラ:気をつけてお帰り下さい
という、デカデカした看板が立っています。似顔絵、あんまり似てないぞ〜。ちなみに、『名誉村民』さんなんだそうです。で、当然、行ってみましたよ、「スーパーさかや」さん。

実は、お店の入口自動扉の奥に、峰竜太さんの「お母さん」と「お兄さん」がいらっしゃったのですが、さすがに、「写真を一枚・・」とは言えなかったです。(^^ゞ いや、もしかしたら喜んで写ってくれたのかもしれませんけどね・・。お店の窓には『峰 竜太オリジナルワイン!!』と、紙貼りしてあります。あんまりウケていたら、東海林施設長さん、お土産に持たせてくれました。(深謝!m(- -)m)
さてはて、まだまだ「長野〜下條ネタ」は続きます。
実は、私の倉敷リハ学院時代の同級生に、岐阜出身のやつがいました。そいつが夏休み明けだったかに、クニから土産を持って帰り、旨そうに何か食っておりました。何を?という問に『ザザムシのツクダニ』とのお答え、「河原の石のウラにくっついているヤツ」・・。今では母校で大学教官してるやつですがね、そいつに見せてもらった「ザザムシ」、はっきり言って『トラウマ』になりました。(爆 )で、他にも「蜂の子」「イナゴ」なんかも山の中では貴重な食糧なんだと聞いて、なるほど、と思ったものです。で、ずっと思っていたわけです、どんなふうに売っているんだろう・・。ありましたよ、飯田市内のおみやげ物売り場に・・。

下の売り棚には当たり前?に、「長野限定ホワイトチョコレートサンドクッキー」とか置いてるのに、上段には『イナゴの甘露煮・ざざむし・蜂の子』の3選手!なんだかこう、独特の迫力ある雰囲気を醸しだしております。しか〜し、値段見てください!この大きさでこの値段、ちょっと試しに食べてみようかな〜とも、ちょこっとは思っていたのですが、泣く泣く諦めましたよ。多分、買ってもいっぱい残しちゃうし・・。(実は買わずにすんで、ちょっとホッとした・・)
それにしても、商売下手だな〜。観光客が突然こんないっぱいのざざむしや蜂の子を、高価な値段で買うわけはなさそうに思います。一口ずつの『イナゴの甘露煮・ざざむし・蜂の子のちょこっとずつお試しセット』みたいのを可愛い小瓶3つセットで1000円くらいで準備してくれたらいいのに・・。では、これは地元の爺さま・婆さま向け商品なのか?というと、『蜂の子は巣からいぶり出して、フライパンで炒めて塩ふって食べるのが一番旨い!瓶詰めなんて・・』との、光の園スタッフ(中堅どころ)さん、および東海林園長のご発言。そんな話から、さらに驚愕の事実が・・。
光の園の夜勤者には、夜中に蜂の巣を壊して蜂の子取り出し作業がある。
すると翌朝、入所者さまの朝食に、『蜂の子ご飯』となって出てくる・・!!
ひえ〜!私が「“蜂の子”と“ご飯粒”と、見分けがつかないんじゃないの?」と聞くと、『いえ、羽化寸前の“ほとんど親”も、混ざってますから・・』とのお答え。ひええ〜!(↑、実はウソです。“5年前までは”のお話だそうです。たった5年前まで、ですぜ・・)
さすがに地元のスタッフさんでも、若い子達は私と一緒に、ヒェ〜!言ってましたね。最近は、食習慣も変わってきている、ということでしょう。地域文化の消滅は、大変に残念なことです。『じゃぁ来年のお正月には、久しぶりに蜂の子ご飯にザザムシ・イナゴのツクダニで、お祝いご膳したらいかがですか?それから、ユニットアクティビティに、蜂の子フライパン料理をするとか・・』と、提案させていただきました。若いスタッフさんたちが迷惑そうな顔してましたが、園長には受けてましたね。(^_^;
本当に「やる」かもしれないよ・・。
これは本当の話ですが、季節になるとスーパーマーケットに生鮮食料品として、「生きた蜂の子入り蜂の巣」が袋詰めで売られてるそうです・・。
さて、もう一発、長野ネタの最後を飾るのは・・。

驚愕!長野の飯田では、幹線道路の街路樹にりんごがなっている・・!
ただし、これはあくまで「観葉りんご」であって、「食用りんご」ではない!とのことでした。(別にりんごの種類が違うわけじゃないけど・・)それを不心得な観光客が取り込んじゃうものだから、地元では大問題になっているそうです。そのため、100mおきに警官が道路脇に立っています・・。(ウソです・・不心得な観光客さんは本当の話。名古屋の皆さん、気をつけましょう!)
いや、くれぐれも日本も広い・・と思わされた研修会でした・・。一生忘れられそうにないな・・。光の園スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。