老人介護についての個人的HP-3 施設家屋-(9) トイレ前方手すり
腰かけトイレの横の壁には「L字手すり」を、とこれは常識ですね。でも、これで十分ではありません。立つ時や座る時に、手すりを縦の形に持つよりも、写真1のように横の形に持ったほうが使いやすいですよね?
写真1 前方で横に持つ
そこでこんな工夫をしてみました。(写真2のA)イレクターパイプを「ファラデーの法則の指の形」にして、2辺をL字手すりに縛りつけ、1辺をトイレの前方に横に伸ばしてみました。これは大変に使い良かったです。そこで、お願いして後付けで業者さんにきちんとしたものを取り付けてもらったのが、写真2のB、そして写真3です。トイレ前端から前方手すりまでの距離は45cmにしてあります。そしてトイレに近づくのに邪魔にならないよう、横棒の奥行きはトイレ幅の半分くらいにしてあります。

写真2 Aが最初の工夫 写真3
本〜当に、使い良いです!初めからお金をかけるのが難しかったら、写真2のAのようにでも構いません。試してみませんか?
と思ったら、トイレ前の横手すりについては既に三好春樹さんが著書の中で述べられているそうです。(介護技術学:雲母書房、最近ちっとも勉強しとらんことがバレバレ(^_^; )そして広島県の新設特養菜の華さんでは施設構造に取り入れられ、ブリコラージュ誌の12月号に写真が掲載されています。許可をいただき写真を転載します。(写真4)ちなみに菜の華さんの写真のトイレ前端から手すりまでは50cm程度だそうです。(また、トイレの後方が介護しやすいように空いているのも注目です)
写真4