老人介護についての個人的HP-3 施設家屋-(12) 車椅子電動昇降機
ある程度、経済的にも恵まれた方、という条件はつくかもしれませんが、既に家庭内に「車椅子電動昇降機」を設置して、家屋内と屋外への出入りに活用されているご家庭も珍しくはなくなってきました。ここでは独自の工夫をされてる、2軒の例をご紹介します。
写真1は、兼業農家のお宅です。エレベータ全体は納屋に収まっており、エレベータの下面は納屋の床、エレベータの上面は家の廊下の床面にあわせるようになっています。このエレベータは工事関係のお仕事をしていらっしゃる息子さんが職場で手作りしてくれた物だそうです。電動モーターでチェーンを巻き上げ下ろしして、昇降する仕組みになっています。エレベータの降りた先は納屋の中ですから、お天気が悪くても快適に使えます。

写真1
写真2は、家の造りからしてエレベータを組み込んだ設計になっています。エレベータ自体は既成品の電動昇降機です。電動昇降機が昇降するスペースが、そのまま本人さんの自室に隣り合っています。つまり、自室の隣の小部屋の床の奥半分が、昇降機天板となっています。もっとも望ましい形態であると言えるのではないでしょうか?

写真2
このような恵まれた環境を実現できるのは、ある程度敷地に余裕のある地方で経済的にも余裕のある方に限られ、全体から見ればごく小数かもしれません。ここまで恵まれた環境でなくとも、例えば廊下の外に足踏み式の昇降機をポンと置けないものか?そんな、多少人力は使っても安価な昇降機は実現できないか?そんなことを考える日々です。