老人介護についての個人的HP-特別コーナー『食事大作戦-@』

@食事自力摂取のための姿勢

 写真3は、特に「病院」で一般的に見られる食事風景です。つまり、ベッドをギャッヂアップして食べてもらっています。しかし、このような姿勢で食事をとるには、かなり高い身体能力が要求されます。つまり食べにくい姿勢なのです。むせやすく、お椀の汁物も飲みにくいものです。

 私たちが日ごろ無意識のうちにもとっている食事姿勢、それは写真4のようなものです。ポイントは体幹や頸部をきちんと起こし、むしろ前傾させている点です。この姿勢で、初めて飲み込みを意識的にコントロールしやすくなります。そして、体幹や頸部をそのような位置にもっていくためには、足を下垂させることが必要となってきます。(理由は「howtoのコーナーE、長座位への起座」参照)つまり、基本的にギャッヂアップ姿勢よりも車椅子座位姿勢の方が「食べやすい」ということになります。「食事自力摂取は車椅子離床から」それが第一歩となります。

    写真3        写真4

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