老人介護についての個人的HP:雑記帖(2)ボツになったあとがき

“ボツ”になった出版本の「あとがき」“介護保険に向けて”

 出版への一番最後の執筆内容である「あとがき」、担当編集さんは『技術的な文章じゃないから好きなように書いてください。』とおっしゃっていたのに、提出したら一部“ボツ”になってしまいました。標題の文章ですが、「あまりに時事性が高すぎる、1年も経ったら古臭くなってしまう。」との理由でした。(まぁ、細くとも長く売れて欲しい、ということでもあり、ありがたくもありますが…)

 でも、このテーマは本の中にぜひ!とリクエストいただいたものだし、一部引用転載のお願いまでしてご承諾いただいたものなので、このまま闇に葬り難く、雑記帖に収めておきます。Sさん、Uさん、ゴメン!!

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補章〜おわりにかえて〜●介護保険にむけて

 いよいよ介護保険制度がスタートしました。新しい制度が「被介護者と介護者と、それぞれの人生をより豊かに幸せにする」ものとなっていくかどうか?しっかりみつめていきたいと思います。この本には制度のことは一切触れませんでした。制度が人を幸せにするわけではありません。制度に基づいて私たち一人一人が動くこと、そしてその“中身”こそが問われるのです。私たち職業者は、大きな責任を負っています。

 特に新しい資格である「介護支援専門員=ケアマネージャー」さんには注目をせざるを得ません。ケアマネさんは、直接介護業務を行なうわけではありません。でも、制度が「人生をより豊かに幸せにする」ものとなるかどうか?その第一歩は、ケースの問題点や検討点を抽出し、ケアプランを作成するケアマネさんの力量にかかっている、というべきでしょう。以下は、あるインターネット掲示板に寄せられた、ご家族の声です。


…ただ、その時の聞き取り調査の女性のケアマネさんが素晴らしい方でありました。

 認定の聞き取り調査の時に私の母に思いやりのある言葉をかけてくれました。

そして認定の際加味されない家族の意見、家庭の事情を介護保険という小さな枠では無く老人福祉に関わる職業にたずさわる人間として人対人として、思いやりと優しさあふれる態度で向こうから聞いてくれました。

 これはその人の老人福祉にたずさわる人間として、認定には加味されなくてもその思いやりとやさしさから出た言葉だと思っています。

 僕は嬉しかった本当に!たとえ認定に関係無くても聞いてくれた優しさ思いやり、そして僕に「一人で面倒を看ていて大変ですね!くれぐれも体を大事にして頑張ってください!」と言ってくれました。

 それだけで僕は充分でした。一ヶ月以上経ってもいまだに心に残る「心ケアマネ」さんでした…


 このようなケアマネさんの態度は、やはり「深く介護を知る」というところから培われたものだと確信します。そういう意味で、介護支援専門員として活躍される皆さんには大いに期待いたしますし、またこの本が、直接介護業務には携わらないケアマネさん方にとっても有益なものでありますように、と祈っております。


 しかし、ボツになったこれで、「おわりに」の最初の部分でしかないんです。くどそうな本だな…。(^_^;

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