老人介護についての個人的HP:雑記帖(3)音楽

好きな音楽について

 まぁ、全体として介護についてのHPとして一応の体裁も整ってきたし、一区切り?としての出版作業もメドがたちましたので、ちょっと関係ない個人的な趣味の話も盛り込もうかなぁ?なんてね。(^_^; 

 となると、まずはやっぱり「音楽」。音楽にも色々あって私の好みも色々ですけど、まずはクラシックかな?「何がなんでもこの曲」という数曲について、ちょっと文章を書いてみようと思います。同じ好みの方がいらっしゃたら、ぜひお手紙くださいね。また、「それだったらあの曲もいいぞ!」とか、「この指揮者・オーケストラもいいぞ!」なんてことも教えていただけるとありがたいです。

 で、まずはこの曲と指揮者さん・・・

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ギュンターヴァント指揮のブルックナー交響曲第9番について

 ブルックナーなんて作曲家、ご存じですか?クラシック音楽好きな方なら誰でもご存じでしょうけれど、一般にはそんなに知られていないかな?というところでしょうか?

 この作曲家は「最後のロマン派」世代に属する方で、まぁオーケストラは大勢だし曲は長いし、この後には線の細い「現代音楽」しかこないよなぁ、と実感させるような音楽です。

 で、この方の最後の作品、「交響曲第9番」私の一番にあげなくてはいけません。あくまで個人的な感想ですけれど「人間の作ってきた音楽の、一つの究極形」とでもいうような音楽です。

 遠大にして深淵、単純にして怪奇、長大にして濃密、素朴にして計算されつくした構成、異常な緊張感が全曲を覆って丸1時間。それでも4楽章予定のところ3楽章までの未完作品です。なのに、全然未完という感じもしない。そんな曲です。

 特に第1楽章と2楽章は凄い!3楽章は・・・私は2楽章までで疲れてしまって、未だに聞き込めていないのだと思います。(^_^; 第2楽章は「黄金の犬」っていう映画に使われたんじゃないかな?映画は見てないけど映画が頑張らないと、音楽に負けちゃうぞ。

 この曲も、指揮者とオーケストラによって、まぁ演奏のイメージが全然違います。最初のお気に入りはギュンターバントという指揮者さんのケルン放送交響楽団というあんまり聞かないオーケストラでのLPレコードでした。でも凄かったなぁ、一発で参りました。LPはもっぱらこの一枚。で、時代がCDになって、流麗でイージーリスニングみたいなカラヤンやスペクタルなショルティもどうも…なんて感じていたら、ありました!「ヴァントのブル9:北ドイツ交響楽団」、LPよりも10年後の録音でオーケストラもグレードアップ、しかもライブ録音で演奏は上手な上に迫力満点、「ブル9はこれで決まりだなぁ…」なんて思っていたら…

 98年に、“あの”ベルリンフィルの定期演奏会にヴァントさんが招かれ、ブル9を演奏したんですね。で、その様子が99年になってNHKで放送されました。(NHKでは“WANT”を“ワント”と表現していたけど、やっぱ“ヴァント”が正しいんじゃないかなぁ?)いやぁ、矢追ジュンイチさんの「UFOシリーズ」以来、久しぶりにビデオ録画しました。

 ヴァントさん、すでに指揮台に上がるのに人の手を借りないといけないほどのオジイチャンになっていて、でも、演奏も指揮も素晴らしい!CDの北ドイツ放送交響楽団でも「聞かせどころ」でトランペットがひっくり返っていたりするけど、さすがベルリンフィル、上手いですね。最高です。私にとっては永久保存版ビデオです。これ、CDにならないかなぁ…。

 それにしても音楽界全体でも、「ヴァントのブルックナー」は着実に評価を上げていたんですね。その結果としてのベルフィルでの客演〜日本でもNHKでの放送、ということになったのだと思います。15年前の自分の感想は的外れじゃなかった!と、感慨深いです。


 なんともオタクな文章!という気もしますけど、もしかしたら「分かる分かる!」という方もいらっしゃるかもしれないから、アップしてしまおう!ちょっとのお遊び、ご容赦!
 あとは、「フォーレのレクイエム」や「モーツァルトのレクイエム」、「ヘンデルのオルガン協奏曲」「シベリウスの第5交響曲にバイオリン協奏曲」「プーランクの弦とオルガンの協奏曲」。
 それから全然別分野で「ベイシティローラーズ」「エアロスミス」「クイーン」(←年齢と世代が分かる(^_^; )「森高千里」「遊佐美森」「薬師丸ひろ子」、はたまた「鬼太鼓座」「津軽三味線」といったところでしょうか?

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名曲と名演奏について

 本を出して一段落すると、ぜんぜん別のことを書きたくなったりします。久しぶりに音楽のこと、書いてみよう。

 クラシック音楽をCDで聞く楽しみは、作曲家の作った音楽を指揮者が解釈してオーケストラが音にする〜そしてそれを録音する専門スタッフがいる〜という形で、私たちの耳に入ってくるまでに、多数の人の手を経ることにもあると思っています。ですから、それぞれに「名曲」「名演奏」「名録音」と、別々の評価観点も生じるわけです。

 もちろん、この3つがパーフェクトに揃えば最高なんでしょうけれど、それはなかなか難しい。2年前に書いたブルックナー振りのヴァントさんもそうだったけれど、ここでは特に指揮者と演奏家が大きな役割を果たしているCDについて、ご紹介しましょう。

 まずは、誰もがご存知、モーツァルトの「フルートとハープのための協奏曲」。曲名は誰でも知っているというわけにはいかないかな?それに、これは「名曲」といって良いのでしょうか?確か貴族の娘さんの結婚式用に作られたお祝いの曲で、要するに「機会音楽」ですから、「深遠な人間の真理を追求・表現した芸術音楽?」(^_^; ではありません。あくまで明るく楽しく、典雅な曲で、むしろ「クラシック音楽入門」として子供たちに聞かせても良いような曲です。でも、こちらがどんなに年取っても、息抜きしたいような時には十分に鑑賞にたえる音楽であることは、さすがモーさんです。この曲のCDは、私は1枚だけ。パイヤール室内管弦楽団・フルート:ランパルさん・ハープ:ラスキーヌさんの、エラート盤だけです。ランパルさんもラスキーヌさんも、録音時点でいいお年で、ラスキーヌさんなんかはほとんどヨボヨボのお婆ちゃんという感じの写真がジャケットに写っておりますが、これがまぁ華やかというか、そうは言っても決して下品・安っぽいことはなく、どこまでも典雅な演奏で、曲の性格に実にピッタリの演奏です。ただ、録音が1966年ころで、はっきり言って録音はあまり良くない。モコモコ音がこもって反響音ばかりが耳に入るようですが、それも何となく曲の雰囲気にあっています。むしろ、くっきりクリアな最新録音技術では、こういう雰囲気はかえって出ないだろうなぁ、と思いますね。

 それから、これは普通には知られていない作曲家、フランス近代のフォーレという人の「レクイエム」、要するに鎮魂のためのオーケストラと合唱・独唱の曲です。これも名曲なのかな?知っている人によっては、「なんだ、あんな甘ったるい曲!」という人がいてもおかしくありません。でもね、ただ、ロマンティック・甘ったるいというだけでは済まされない、清明さというか清浄さがこの曲にはありますね。私がそう思うのは、お気に入りのCDでは、女声パートに本当の女性歌手や合唱じゃなくて、ボーイソプラノに歌わせているものだから、なおさらそうなのかもしれません。本当に、この声と曲には参ります。ミッシェル・コルボ指揮のこれまたエラート盤です。あの男の子の歌声を(失礼ながら)本当の女性に歌わせちゃ、ちょっと生々しすぎるかな?と思う。だから、フォーレのレクイエムも、私には死ぬまでこれで十分、です。本当に自分の葬式にはちょっと流してほしいな、というくらい「惚れて」います。これも、曲に加えて何よりも「名演奏」なんですね。それも、作曲者はあくまで女声パートを指定しているのだから、これはあくまでボーイソプラノを起用したコルボさんのオリジナル音楽です。でも、やっぱり録音はあんまり新しくはない。1970年代じゃないかな?これも、これをしのぐ新CDは、当分出ないだろうねぇと思えます。

 両方とも、前はLPレコードで持っていて、時代が変わってCDに買いなおしたものですね。そういうのが結構とあります。損な世代です。(^_^;

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ハードロック編

 クラシック音楽についてちょいと書きましたから、「やっぱりマジメで硬い人なんだろ〜な〜」と思われてしまうのも何なので、ついでに「洋楽ロック編」も書いてしまおう。

 私の世代は、「べィシティローラズ」真っ盛りの世代です。若い人は知らないかな〜?私も随分のめりこんだし、今もCDを2枚、買いなおしで持っています。これはこれで、極めて上質なポップミュージックだと思います。ただ、ここではもちっと玄人向け?の内容で…。

 私の世代では、ヘヴィメタルと言うよりも、「ハードロック」という言い方のほうがピッタリ来ます。ディープパープルやレッドツェッペリンは、惜しくもかすめてもう一つ若すぎる世代で、ディープパープル後のレインボーやクイーン、アメリカのエアロスミス・キッスなんてあたりが真っ盛りの世代です。今でもね、レインボー日本公演ライブ盤の頭に入っている「キル・ザ・キング」という曲の演奏と、エアロスミスのライブ盤の「ウォークジスウエィ」という曲の演奏は、「ハードロックの頂点」だと思うな。ともに、1977年頃かな?両方ともスタジオオリジナル録音も悪くはないけれど、ライブ盤を聞いた後ではちょっと白けてしまうかもしれない。それほど、この2曲のライブ録音盤の迫力は凄い、です。イギリス・ヨーロッパの伝統を感じさせメロディアスでハーモニーも綺麗だけど、重いロックになっているレインボーと、単純な繰り返しのリズムとメロディーでグイグイ押しまくるエアロスミスと…タイプは全く正反対なんだけど、ともに“極めてる”ね。だから、こんなロックの後に次の世代では、ちゃっちぃ安っぽいガラクタみたいなパンクロックの流れが来たんだよね。それも当然、そうなるしかない、と納得させられるような凄さです。
 車の中で、こんなロックを最大ボリュームでかけるんですね。気分爽快!こいつは何者だぁ?の世界です。(^_^; (でもね、一等好きなのは、ジョン・レノンさん、です。(^。^))

 こんなオタクっぽい内容に、「そうそう…!」って方がいらっしゃたら、ぜひお手紙くださいね。たまには介護医療相談以外のお手紙も欲しいなぁ…なんて思ったりして…。(^_^;

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