MAGMA的漫画作成方法 MAKING「剪定 2」 その3


B−1 ストーリー再考&キャラデザ

  ネームのネームを描いたのですが、やはり演出などをもう一度考えてみることに。
  だいたい毎回こんな感じで何度もお話の内容が変わっていきます。
  まずは主役と言っていいい夜子さんのイメージを固めていくことに。

  おもむろに描く!



  ざっと。髪の毛は長く、着物を着て。
  さて、ここでこのキャラが動いていることを想像。そうすると粗筋を変えたくなる。

   起:設定のお話を読者に知ってもらう。(「夜」のターン)
      @山の上の祠がある。村人はそこには近寄ってはだめという掟がある。
      A祠の中には一人の女性「夜子」が鎖に繋がれている。
      B夜のシーン。
   承:読者になにか起きそうという雰囲気を(「朝」のターン)
      @朝がくる。起きると「朝子」に変わっている。
      A新任の食事係が食事を運んでくる。「朝子」は一目ぼれ。
      B恋をした結果、日記には食事係のことばかり。
   転:お話をひっくり返す。(「夜」のターン)
      @「夜」になる。新任の食事係は「夜子」にも食事を運んでくる。「夜子」は一目ぼれ。
      A「朝子」は「夜子」も食事係のことを好きだと知ってうれしい感情。
        しかし「夜子」は独り占めしたい。
      C「夜子」は毒虫や毒蛙などをつかまえ毒を作る(漫画的)
      D「夜子」は毒薬を飲んで寝れば「朝子」になるころ効くと思う。そして飲む。
   結:お話の結末
      @「夜子」は寝れない(演出要)。毒薬が効いてきてもがき苦しむ。
      Aそして朝がくるが「朝子」にならない。
      Bそして食事係がやってきて「夜子」は自分がいなくなることを察する。
      D「夜子」が死に、そして「朝子」になる。(漫画的:肉体はひとつだが、ここで死ぬのは「夜子」だけ)
      E食事係の胸の中で幸せそうにする「朝子」

  善悪の役割を変えてみました。
  そして毒薬はやめて虫やカエルから作り出すことに。虫とか絵的に嫌な感じになるでしょ?(笑)
  そういうのも大切だと思うんです。漫画なのでやはり絵で見せていかなくては
  ならないのです。薬より虫やカエルなどをすりつぶし・・・みたいな絵のほうが
  インパクトあるでしょ?絵的にもね。
  私が描きたいのは「夜子」であって「朝子」ではないということ。
  だからより「夜子」中心にしてみました。名前は子をつけることに。
  またネームを描いていく段階で変えていくかもしれません。

  そしてここで描いた「夜子」イメージはそのままネームとして使うことにします。
  だいたいいつも別で絵を作成し、コピー&ペーストして大きさなどを調整しながら
  組み込んでいきます。なぜネームとして描かないかというと、コマ枠を意識したくない。
  のびのび描きたい!のです。



  配置した結果、はみ出ししますがOKです。長編と違って短編は過剰な
  演出などあったほうが楽しいかと思います。
  どういう風になるかお楽しみに。

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