∽★ソプラノとリードオルガンのコンサート★∽

『天使の音 〜宗教曲とバロックの名曲を集めて』
(自主企画)

7月24日(土) PM2時、PM5時開演
ご好評につき、2回公演になりました!
PM2時〜とPM5時〜のご希望時間を
お知らせくださいませ。 
→満席御礼!!

宮城・蔵王オルガンサロンにて
入場料:1500円(当日2000円) 限定25席
ケーキとコーヒー付









青森のWさんがお祝いにくださった「天使のパン」!
とても大きいものです。これはカットされた後に
急いで復旧して撮りました(笑)。



オルガンサロン・ノエルは仙台市内からは少し離れていますが
蔵王のとても素晴らしい環境の中です!
どうぞピクニック気分でお出かけくださいませ。
(場所の地図はこちらへどうぞ。)

ネットで再会した大学の後輩絵里さんと初めての企画です♪
絵里さんはオランダで古楽を学ばれた本格派。
今後も二人のジョイントコンサートは、
サロンや教会で展開していく予定です。
現在もクリスマスの前に、2つほど企画準備中。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。m(_"_)m

11/28(日) PM2時〜 盛岡・内丸教会にて
アドヴェントコンサート
12/7(火) 山形・基督教独立学園高校にて
クリスマスコンサート


 ソプラノ:高橋絵里
リードオルガン:竹佐古真希











予約・お問い合わせ:氏家さん
п彦ax 0224-35-3939
e-mail one-wellノエル@lily.ocn.ne.jp
※迷惑メール防止のため、メール送信の際は
アドレスから「ノエル」を削除してお送りくださいませ。

またはこちらでのお問い合わせにも応じます。
(竹佐古のゲストブックです)





オルガンサロン・ノエル











< プログラム >
H・パーセル(1659−1695) 「妖精と羊飼い」「つかの間の音楽」
 パーセルは英国を代表する作曲家で、共和政府を樹立したクロムウェルが没した翌年に生まれ、36歳の若さでこの世を去りました。ウェストミンスター寺院や王室礼拝堂のオルガニスト、国王付き音楽家も務めています。以下の文章は、1706年に出版された歌集の序文からの引用です。『作曲者の、音楽のあらゆる分野における創作の才能は既に周知の事実であるが、彼の声楽曲はもっともすぐれているイタリアのそれに匹敵している。彼は英語という言葉の持っているエネルギーを最大に表現する天才であり、その扱いは卓越していて、聞く人に感動と尊敬を感じさせずにはおかない』(ヘンリー・プレイフォード)

妖精と羊飼い/Nymphs and Shepherds
 Nymphs and shepherds come away. In the groves let's sport and play.
 For this is Flora's holyday. Sacred to ease and happy love,
 To dancing, to music and to poetry. Your flocks may now securely rove.
 Whilst you express your jollity. Nymphs and shepherds come away.
 妖精と羊飼いは去りゆく。森で楽しく遊ぼう、フローラの祭日なのだから。
 安らぎと幸せな愛に、踊りに、音楽に、詩に捧げよう。
 汝が群れは今安けき流浪の身にあろう、汝らが喜びをあらわす間は。
 妖精と羊飼いは去りゆく。
つかの間の音楽/Music for a While
 Music, for a while. Shall all your cares beguile.
 Wond'ring how your pains were eas'd. And disdaining to be pleas'd
 till Alecto free the dead from their eternal bands.
 Till the snakes drop from her head, And the whip from out her hand.
 音楽は、しばしのあいだ、汝が心の全ての憂いを慰めてくれるであろう。
 如何にして汝が傷みが和らげられ、軽蔑が喜びに満たされるのであろう。
 アレクトが永遠の束縛から死を解き放つまでに。
 蛇どもが彼女の頭から身を落とすまでに。そして鞭が彼女の手から離れるまでに。
■J.S.バッハ(1685−1750) 「フーガ イ短調 BWV561」 ※オルガンソロ
 バッハはオペラ以外のあらゆるジャンルの作品を残しましたが、その生涯にわたって書き続けたのはオルガン曲です。この作品は、現在ではバッハの弟子の作品で偽作とも言われていますが(バッハ全集には収録されていることも多い)、バッハ時代の荘厳な雰囲気が味わえます。
■G・F・ヘンデル(1685−1759) 「泣かせてください」「優しきモルペウス」
 J.S.バッハと同じ年に生まれ、生地もドイツ中部のザクセン地方・・とバッハとは共通点が多いヘンデル。しかしその生涯は対照的でした。生涯をドイツで過ごしたバッハと、イタリア・英国等に滞在し後には英国に帰化したヘンデル。本日はヘンデルのオペラから、アリアを2曲です。「泣かせてください」はオペラ『リナルド』の有名なアリア、「優しきモルペウス」はオペラ『アルチェステ』より。
私を泣かせてください/Lacia ch'io pianga”Rinald”
 奈落の力を持った情け知らずのアルミーダは 懐かしい喜びの天上から私を奪い去る。
 そして永遠の苦しみを持った地獄の責め苦の中に 私を生きたまま閉じこめている。
 主よ、ああ、どうか私を泣かせてください。
 過酷な運命に涙し、自由に憧れることをお許しください。
 私の苦しみに対する憐れみによって、苦悩がこの鎖を打ち砕いてくれますように。
(十字軍の騎士、リナルドが聖地開放のためにエルサレムに赴く。しかし女王アルミーダの妖術によって誘惑されそうになる。しかしアルミーナへの貞節によって救われるという物語)
優しきモルフェウス/Gentle Morpheus”Alceste”
 Gentle Morpheus, son of night. hither speed thy airy flight!
 and his weary senses steep in the balmy dew of sleep.
 That when bright Aurora's beams glad the world with golden streams,
 he, like Phoebus, blithe and gay, may retaste the healthful day.
 優しきモルフェウス、夜の子よ。急ぎ飛び来たれ。
 さすればこの倦み疲れたる心は 心地よい眠りの露に満たされるであろう。
 輝けるアウローラの光が 金色の光線で世を喜びに満たすとき、
 彼は、フェーブスのように、陽気に、快活に、健やかなる日々を、
 再び味わわせてくれることであろう。
■笹森建英 「ここも神のみ国なれば」 ※オルガンソロ
 
弘前の作曲家・笹森先生の作品。弘前学院大学に新しいチャペルが完成し、礼拝堂にピアノが寄贈された際に記念して作られたものです。元々はピアノ用の作品ですが、リードオルガンで演奏しても違和感がありません。「ここも、神のみ国でありますように」・・いつもそんな願いを込めて演奏させていただくのです。
■リスト(1811−1886) 「アルカデルトのアヴェ・マリア
 
ハンガリー出身のリストは、当時の芸術家の多くがそうであったように花の都パリを訪れ、パリの社交界でもてはやされます。超絶技巧のピアノ技術、そして美しい顔立ちに憧れた女性たちも多かったとか。晩年は修道士になり宗教的な作品も残しています。この曲は16世紀の作曲家アルカデルト(1507−1568)の「Ave Maria」にリストがアレンジを加えたもので、オリジナルはフランスの世俗曲(ラヴソング)だそうです。
 アヴェマリア。恵みに満ちた女性。あなたは祝福された子、イエスキリストを
 胎内に宿した女性として 主とともに祝せられ給う。聖なるマリア、私たちが生きる時も
 死ぬときも 罪深い我らのために祈られたまえ。 アーメン。
■J・ブラームス(1833−1897) 「装え、わが魂よ」
 
クララ・シューマンが亡くなった直後、ブラームスが亡くなる前年に作曲された11のオルガンコラール集から。その作風には、バッハの影響を強く受けながらもロマンティックな香りも同時にそなえています。オリジナルは聖餐式のためのオルガン曲ですが、本日はコラール部分をソプラノで歌っていただきます。
装え、我が魂よ/Shumuke dich,O liebe Seele
 今、装いせよ、暗き罪をぬぎ、光に輝く衣をまといて。
 天と地を治める 恵みと救いの 主は食卓へと われを招きたもう。
■ビゼー(1838−1875) 「カプリス(奇想曲)」 ※オルガンソロ
 華やかなパリの雰囲気が漂う作品の多いビゼー。オペラ「カルメン」等の作品は、どこかで耳にされていることと思います。「カプリス(伊語ではカプリッチョ)」は元来自由な雰囲気の小曲をさしますが、J.S.バッハも「最愛の兄に捧げるカプリッチョ」を残しています。この小品を演奏していると、ヨーロッパの街角でふとたたずんだ時にさわやかな秋風が目の前を通り過ぎる・・そんな風景が目に浮かぶようです。
■C・フランク(1822―1890) 「天使のパン
 フランクはベルギー生まれで、後にフランスのパリで作曲家・オルガニストとして活躍しました。深い信仰に根ざした、真摯で端整な作風で知られています。フランクの生きた時代、オルガン音楽はどちらかと言うと教会よりも世俗の流れに迎合したようですが、その中で彼の謙虚な作品や生き方は、とても貴重でした。彼はフランス・オルガン音楽の作曲・演奏の再興に大きな役割を果たしました。その後のヴィドール・ギルマン・デュプレ・メシアンなどの作曲家は、すべてフランクに発する流れです。この「天使の糧」はラテン語で歌われ、優美な旋律により広く親しまれています。
天使のパン/Panis Angericus
 天使のパンは人々の糧となる。天からの糧は形あるものとなる。
 おお、なんと驚くべき素晴らしいことか。
 貧しく、虐げられた哀れなしもべたちを 天は主に託されたのだ。
■F・メンデルスゾーン(1809−1847) 「わが祈りの声を聞きたまえ」より
 メンデルスゾーンは豊かなユダヤ人の家庭に生まれ、その短い生涯の間に多くの美しい作品を残しています。また、J.S.バッハの死後初めて『マタイ受難曲』を再演したことも高く評価され、バッハがカントールを務めたドイツ・ライプチヒのトーマス教会には、ルター、バッハ、そしてメンデルスゾーンのステンドグラスが飾られています。この曲の歌詞は旧約聖書の詩篇55篇2〜8節がベースになっています。
Hor mein Bitten-O konnte ich fliegen wie Tauben dahin
 我が祈りの声をききたまえ。主よ、汝の耳を我に傾け、
 汝の子の呼ばわる声を心にとめたまえ。*
 我は1人寂しくおるなり。だれか我が慰め主、助け手とならん?
 我は道を見失い、暗き闇の中をさまよう。*くりかえし
 ああ、願わくは我、鳩のごとく飛び去りて
 敵の手のとどかざる遠きかなたに逃れんことを!
(歌詞対訳:高橋絵里 解説:竹佐古真希)

  <演奏者プロフィール>

高橋絵里
(ソプラノ)
 宮城学院女子大学音楽科卒業。尚絅学院付設音楽教室の講師を務める傍ら、仙台バロックアンサンブルの団員、及びソリストとして演奏活動を開始。カワイサロンコンサートにてジョイントリサイタルを行う。 1999年よりオランダのアムステルダム音楽院に留学。古楽科に於てルネサンス、バロック期を中心とした声楽を学び、2002年ポストグラデュエイトディプロマを取得し卒業。
 在学中よりオランダ各地の教会でソリストとして活動、またカペラフィグラリス、ネザーランドバッハフェレニヒン、バッハコレギウムシャパンのメンバーとして国内外のコンサートツアー、レコーディングに参加。ユトレヒト、バルセロナ各地の国際古楽フェスティバルにソリストとして出演する他、ルネサンスの声楽アンサンブル、エヒディウス・カルテットのゲストソプラノとして招かれスペインツアーに参加。一方、モーツアルトやハイドンなどをレパートリーとし、フォルテピアノとのコンサートも行っている。 2003年の帰国後は仙台を拠点に東京、イギリス、オランダにおいてソロ、アンサンブルの演奏活動を行う。また教会や施設に於けるコンサート活動にも力を入れている。9月にはチェンバロの三橋桜子氏を招き、仙台でリサイタルを行う予定。現在アンサンブルオルフェのトレーナー。これまでに声楽を布田庸子、遠藤恭子、鈴木優子、マックス・ファン・エグモント、ペーター・コーイ、ハワード・クルーク、キャロライン・ワトキンソンの各氏に師事。

竹佐古真希
(リードオルガン)
 札幌生まれ。牧師の家庭に育ち、17歳より教会音楽を通してパイプオルガンを始める。宮城学院女子大学音楽科(オルガン専攻)卒業。オルガンを佐々木しのぶ、松尾泰江、佐藤ミサ子、小林英之、廣野嗣雄の各氏に、チェンバロ・通奏低音を岩淵恵美子氏に師事。また2001年より毎年個人で渡航をし(韓・英・仏・独・ベルギー)キリスト教芸術の研鑽やフィールドワークを続けている。
 これまでに宮城、青森、秋田、山形、福島、茨城(ひたちなか)、長崎(佐世保)、新潟(佐渡)、千葉(四街道)、東京等でパイプオルガン・電子オルガン・リードオルガン・ポジティフオルガン・チェンバロを用いたコンサートに出演。また2002年にはベルギー・ブルージュの修道院にて、ミサのオルガンを担当。
 主にキリスト教界や東北地方を中心に、異なる楽器や会場のニーズにあった演奏活動を意欲的に展開中。教会やキリスト教主義学校でのコンサートや音楽礼拝、奏楽者のための講習会講師として招かれる機会も多い。2002年春より、白河在住。
 現在日本基督教団白河教会オルガニスト、弘前学院大学オルガニスト、同非常勤講師。山形・基督教独立学園高等学校非常勤講師。


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♪BGM ヘンデル「私を泣かせてください」
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