
(オペラ・ガルニエ@PARIS)
<モーツァルト以前の作品>
| < A > | < H > ハイドン ヘンデル |
< P > パイジェッロ パ−セル ペルゴレージ ペーリ |
| < B > バッハ |
< J > | < R > |
| < C > チマローザ |
< K > | < S > |
| < D > 「ダニエル物語」 ドーヴェルニュ |
< V > | |
| < E > 「エウリディーチェ」 |
< M > モーツァルト モンテヴェルディ |
< W > |
| < F > |
< N > | |
| < G > ガルッピ |
< O > 「オルフェオ」 |
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| ■シアター オペラ・バスチーユ(パリ) |
■シネマ 「耳に残るは君の歌声」 |
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| ※バレエとミュージカルは こちらのページです |
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| スカパー | 永竹由幸のオペラ大学1)より 「ダニエル物語」(1976年ルガノ・オペラ) |
中世典礼劇 12C 北フランスボーヴェの町の学生たち作 指揮:ルネ・クレメンシック |
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| スカパーの番組永竹由幸さんの「オペラ大学」。ちょうどオペラビギナーの私にはぴったりで、一生懸命録画をしました。解説が30分、その後に2−3本の普段はあまり観られないマイナーやレアな作品が入ります。 第1回目は「オペラ成立以前の作品」ということで、「ダニエル物語」。中世の典礼劇です。テキストは、旧約聖書に登場する預言者ダニエルの物語で、クリスチャンにはよく知られている「獅子の穴に投獄されるも・・主の使いが彼を守った」シーンなど、1時間で上映。 オペラ以前と言うことで演出も素朴、歌い手は全て男性(カウンターテナーあり)、音楽も12世紀を考慮して再現されています。指揮者はポルタティーフ(中世の絵画によく見られる小型オルガン)を演奏していたのが驚きました。 中世の典礼劇についての詳細は、こちらのサイトへどうぞ。 |
![]() パリのクリュニー美術館にある飾り (ポルタティフを演奏する動物) |
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| 永竹由幸のオペラ大学2)より 「エウリディーチェ」(2000年新国立劇場小劇場) |
作曲:J・ペーリ エウリディーチェ:菅 英三子 オルフェーオ:川上洋司 指揮:若杉 弘 演出:鈴木敬介 東京室内歌劇場アンサンブル |
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| 現存する最古のオペラと言われるペーリの作品「エウリディーチェ」。スカパーで放映された時に素朴な音楽に魅了されたのは確かなのですが、それよりも驚いたのは出演者でした。よく目を凝らしてみたら・・エウリディーチェ役は、デビューされる前からファンである菅英三子さんだったのです♪ 日本で学ばれた後にヨーロッパに留学、その後本場の舞台で数々のオペラに出演されました。数年前から日本に戻られて、日本国内でも幅広くご活躍中です。 この「エウリディーチェ」はギリシャ神話がベースですが、日本でも古事記のイザナギ・イザナミ等よく似たストーリーがありますね。この放映は声楽もアンサンブルも全て日本人の演奏という、TVで観るものとしては珍しい作品かもしれません。 |
エウリディーチェやペーリの関連サイト 1) 2) 3) 4) 5) 6) 7) 日本オペラ上演リストはこちらのサイトへ |
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| モンテヴェルディ「オルフェオ」 (1978年チューリヒ歌劇場) |
指揮:ニコラウス・アーノンクール 演奏:チューリヒ歌劇場モンテヴェルディアンサンブル チューリヒ歌劇場合唱団 オルフェオ:フィリップ・フッテンロッハー エウリディーチェ:ディエトリンデ・トゥルバン 音楽の精:トゥルデリーゼ・シュミット パストーリ:フランシスコ・アライサ ほか |
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| 先日「エウリディーチェ」を観ることが出来たので、次は「オルフェオ」を観たかったのですがすぐにスカパーで入りました! しかも指揮がアーノンクール、歌手もアライサはじめ素晴らしい歌い手ばかり、衣装はまるでコスプレのような豪華さ・・とかなり見ごたえ抜群の映像で大満足♪ モンテヴェルディの音楽も、さすがに素晴らしいです。ペーリよりもドラマティックで、そして特有の中世ダンスのリズムはとても軽やか。最後まで飽きさせない作品でした。ペーリの「エウリディーチェ」は無事にオルフェオが冥界から愛するエウリディーチェを連れ出しますが、この「オルフェオ」は連れ出す前に愛しい人の顔を振り返ってしまって、それ故に永遠に別れ別れ・・という哀しい結末です。 | モンテヴェルディ関連サイト1) 2) 3) | ||
| パーセル「ディドとエネアス」 |
1689年パーセル作曲(ブリテン編曲?) ディド:Maria Ewing エネアス:Karl Daymond Belinda:Rebecca Evans Sorceress:Sally Burgess |
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| 英国を代表する偉大な音楽家、パーセルが残した唯一のオペラ作品をフィルムオペラで観た。元は女学校での上映が目的だったため全部で1時間足らずの短い作品だったが、始まりの優美さや喜びから一変、終わりは哀しい結末だった・・。 パーセルは共和政府を樹立したクロムウェルが没した翌年に生まれ、36歳の若さでこの世を去る。ウェストミンスター寺院や王室礼拝堂のオルガニスト、国王付き音楽家も務めている。以下の文章は、1706年に出版された歌集の序文からの引用。『作曲者の、音楽のあらゆる分野における創作の才能は既に周知の事実であるが、彼の声楽曲はもっともすぐれているイタリアのそれに匹敵している。彼は英語という言葉の持っているエネルギーを最大に表現する天才であり、その扱いは卓越していて、聞く人に感動と尊敬を感じさせずにはおかない』(ヘンリー・プレイフォード) パーセルの作品に初めて自覚的に向き合ったのは、恐らく昨年のコンサートだろう。古楽が専門のソプラノの絵里さんと初めてのジョイントの際、彼女が選曲した中に2曲のパーセル作品があった。私が何よりも驚いたのは、英語と音符の密接でなおかつ自然な関係だった。英語は、こんなにも美しく音楽に合うのだ・・と再認識させてくれたのは、他ならぬパーセルさま♪ オペラのストーリーは、古代ローマの詩人ヴェルギリウスの叙事詩「アイネイアス」に基づく、カルタゴの女王ディドとトロイアの王子エネアスの悲しい恋物語。 一夜限りの愛に終ってしまい愛する人を失ったディドは、哀しみのあまり命を落としてしまう。「えっ、死んでしまうの!?」と思わず画面を見ながら声を上げたのは、アダンのバレエ「ジゼル」を観て以来かもしれない。ジゼルもまったく予備知識なしに観たので、主人公が命を落とすことにあ然とした。 ディドが死の直前に切々と歌う哀しいアリア・・ジョニー・デップ主演の映画「耳に残るは君の歌声」でも何度も登場した「When I am laid in earth 私が土の中に横たえられる時」を聴いて、衝撃が走った。この曲はこのシーンで歌われるものだったのか!?「耳に残るは〜」でユダヤ人少女フィゲレがピュアな声で歌い上げるさまやロマ族の音楽とからんでいく様子もとてもよかったけれど、死の直前のアリアはさらに深い哀しみに覆われている。 いつかソプラノの絵里さんとこの曲も演奏したいな・・と以前は思っていたのだけれど(楽譜のコピーも先日いただいた)、もう少し深めてディドの死に至るまでの絶望と嘆きを実感出来ないと、私にはもったいない曲なのかもしれない。そんな発見を出来たことも、また大きな学びだった。 |
関連サイトはこちらとこちら(※歌詞へのリンクもこちらのサイト) 曲はこちら(9曲目)とこちらで視聴できます |
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| 永竹由幸のオペラ大学3)より ペルゴレージ「リヴィエッタとトラコッロ」 (1978年ルガノ・オペラ) |
作曲:ジョヴァンニ・ペルゴレージ(1734年) 台本:トマーゾ・マリアーニ(推定) 指揮:ブルーノ・リガッチ スイス・イタルア放送管弦楽団 トラコッロ:マリオ・キアッピ リヴィエッタ:カルメン・ラヴァーニ |
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| ペルゴレージはイタリアの作曲家で大変能力が高かったのですが、惜しむらくも26歳の若さで夭逝します。宗教曲「スターバト・マーテル」はよく知られているのではないでしょうか。 この作品はインテルメッツォと言って、オペラの幕間劇として作られたもの。何故そういう作品が生まれたかと言うと、オペラ歌手に長い休憩が必要だったりする時に(かなりの集中力と体力を使いますものね)、代わりに庶民向けのライトな作品が上演されました。 フランスでは、むしろリュリなどの硬くて長いオペラ(王宮でよく上演された)よりも、次第にライトな作風の方が好まれるようになったそうです。 登場人物はほぼ二人だけのおバカっぽい内容。ヽ(^_^;) 泥棒の男性が女装し、女性が男装・・という変わったオープニング。歌唱力はもちろん抜群。トラコッロ役の男性が、いかにも「マリオって感じだなー」と思っていたら本当にマリオという名前でちょっとびっくり(笑)。 |
ペルゴレージについてはこちらのサイトへ こちらのサイトでは、生涯やMIDIも聴けます |
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| 永竹由幸のオペラ大学3)より ペルゴレージ「奥様女中」 (1998年) |
作曲:ペルゴレージ(1733年) 台本:ジェンナーロ・アントーニオ・フェデリーコ 指揮:ジギスヴァルト・クイケン ラ・プティット・バンド ウベルト:ドナート・ディ・ステファーノ セルビーナ:パトリツィア・ピリチーレ ウェスポーネ:ステファノ・ディ・ルッカ |
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| ペルゴレージのインテルメッツォ(幕間劇)は、この作品がもっとも知られています。登場人物は3人で主人と女中と男性の使用人。まるでロッシーニやモーツァルトのオペラのように、主人役は朗々と歌い上げます。バロック時代にしてはとても華やかで、歌詞は何度も繰り返されるのでとても聴きやすい。これまたおバカっぽい内容ですが、何だか登場人物がチャーミングで許せてしまいます。 | |||
| 永竹由幸のオペラ大学4)より ヘンデル「アチスとガラテア」 (ジョン・ゲイ台本のマスク) |
ガラテア:バルバラ・シュリック アチス:ポール・エリオット ダモン:グイ・ド・メイ ポリフェームス:ミヒャエル・ショッパー クレメンス礼拝堂バロック・オーケストラ(古楽器使用) 指揮:ヘルムート・ミューラー・ブリュール |
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ヘンデルはオラトリオやオペラ作品もたくさん残しています。バロック時代イタリアではカストラートを用いた多くのオペラ作品が作られましたが、ヘンデルの作品はその中でも後世まで残っている作品数が多いのだとか。オペラ作品の大半はイタリア語が多いのですが、この作品は英語です。 初めて「アチスとガラテア」を観ましたが、音楽的にも視覚的にも大変美しい作品でした。特にバレエが歌と同じぐらい重用されていて、しかしロマンティック過ぎないのでとても自然。舞台全体のイメージは、妖精伝説の英国(スコットランド)等を思い浮かべてもよいかもしれません。主人公のアチスが怪物に殺された後のシーンでは、合唱がまるで宗教曲のように美しかったです。一度生の舞台を観てみたい作品。 |
ヘンデルのオペラ・オラトリオ関連サイトはこちら 日本ヘンデル協会のサイト |
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(コーヒーカンタータ) |
指揮:ニコラウス・アーノンクール ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス ジャネット・ペリー(ソプラノ) ペーター・シュライアー(テノール) ロベルト・ホス(バス) 1984年 |
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バッハはオペラ以外のあらゆるジャンルの曲を作ったと言われていますが、こちらは世俗カンタータ。少しオペラにも近いかな?と思って、ご紹介します。(⌒‐⌒) バッハファンはよくご存知かと思いますが、コーヒーが大好きな娘とそれを止めさせたい父親のユーモラスなストーリー。何でも、当時コーヒーは麻薬のような扱いで、若者が特に好んだのだとか。「コーヒー・・コーヒー・・あぁコーヒーが飲みたいの」と歌う娘とプリプリ怒るお父さんがナイスです。今で言うと携帯電話のメールにはまる娘と、それを心配する父親という感じでしょうか? |
こちらのサイトで楽譜を見れます 歌詞とMIDIはこちらのサイトへ こちらも 当時のコーヒー事情とバッハの話はこちらのサイトへ |
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| 永竹由幸のオペラ大学5)より オペラ・ブッファ ガルッピ「田舎の哲学者」 2002年スポレート実験歌劇場/伊語 |
作曲:バルダッサーレ・ガルッピ(1754年) 指揮:フランコ・ピーヴァ 演出:ウーゴ・グレゴレッティ
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| スカパーの「クラシカ・ジャパン」の他に、「シアター・テレビジョン」という番組を申し込んでしまいました。これはオペラやミュージカル、演劇・・と言った舞台がメインで、オペラは軽いものもたくさんあってとても楽しめそうです♪ ガルッピ作曲のオペラ・ブッファを初めて観ました。何の前知識もなしに観ていたのですが、作品を聴いていたらモーツァルトの「フィガロの結婚」にも通じる軽快さがあり、そしてチェンバロの伴奏(レチタティーヴォ)が随所で目立ち、私もチェンバロの演奏をするのでとても興味深かったです♪ 辞典で調べたら、彼自身チェンバロ奏者だったそうです。なるほど〜。 ガルッピは、ちょうどバッハとモーツァルトの間の時代の人で、この作品には大きな特徴はありませんが、当時の民衆たちに楽しまれたであろう雰囲気がよく出ています。 |
ガルッピ:1706〜1785年、イタリアの作曲家、チェンバロ奏者。エカテリーナ2世の招きで、1765〜1768年にサンクトペテルブルグにも赴いている。100曲以上のオペラのほか、85曲のチェンバロ・ソナタなど。 | ||
| パイジェッロ 「恋に狂いしニーナ」 (ジョルジュ・ストレーレル劇場 1999年) |
アンナ・カテリーナ・アントナッチ(ニーナ) ファン・ディエゴ・フローレス(リンドーロ) ミケーレ・ペルトゥージ(伯爵) 指揮:リッカルド・ムーティ ミラノ・スカラ座管弦楽団 他 |
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| パイジェッロの名前は初めて聞きましたが、音楽を聴いているとモーツァルト前後の人みたい。音楽の友社人名辞典によれば、1740〜1816年の人で、特に「セビリヤの理髪師」はロッシーニの作品が上演されるまではとても人気があったそうです。今ではあまり作品は上演されませんが、この「ニーナ」をはじめ少しずつ再演の機会も増えています。 シリアスさとどこかコミカルさがあって、オペラブッファも思わせました。最愛の人との結婚がかなわなかったニーナが、精神的なバランスを崩してしまいます・・。その様はとても痛々しいのですが、彼女を取り巻く周りの人々の優しさが印象的。恋人役のリンドーロには、最近人気が急上昇のフローレスが演じています。 |
「ニーナ」のDVDはこちらへ こちらにもストーリーが載っています |
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| モーツァルト「偽の女庭師」 | ドン・アンキホーゼ:トウリオ・パネ ヴィオランテ:ヴァレリア・マリコンダ ベルフィオーレ伯爵:エルネスト・パラツィオ アルミンダ:ロマーナ・リゲッティ ラミーロ:ヴェネデッタ・ベッチョリ 指揮:マーク・アンドレア スイス・イタリア放送管弦楽団 |
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| これはモーツァルト18歳の時の作品である。ミュンヘンのカーニバルのために作曲された。この作品を観ていて、何となく他の作品よりもパンチがないかな・・と思ったのだが、彼が手がけたオペラ作品の初期のものということがあとで分かりそれで納得した。(ちなみに第1作のオペラは、何と11歳の時) しかしさすがモーツァルト! 18歳の時に作られたのに、やはり完成度は高い。 ストーリーはかつての恋人・伯爵に仕返しをするために、令嬢が女庭師に扮する・・という内容。どこか「フィガロの結婚」を思わせるシーンも多い。フィガロもそうだが、庭(森?)のシーンが登場する。モーツァルトの時代、今とは異なって暗い森や庭は今よりもずっと恐ろしく、行動には危険が伴ったのだろう。正体不明の恐ろしいものにおびえることが多い現代の私たちとは、ひどく対照的なのかもしれない。 |
ストーリーはこちらのサイトへどうぞ モーツァルトの年譜はこちらのサイトへ |
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| 2000年 | 弘前オペラ モーツァルト「フィガロの結婚」 | アルマヴィーヴァ伯爵:須郷 祐一 フィガロ:油川 悟 スザンナ:長内由起子 伯爵夫人:虎谷千佳子/田中成子 ケルビーノ:井上よし子 熊木晟二 猿賀智美 |
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| 弘前オペラの30回記念公演だったと思います。2日にわたる公演でその心意気のほどがうかがわれました。 学生の頃に声楽副科でケルビーノのアリアは歌ったことがあるのですが、実は「フィガロ」全曲を観劇したのは初めてでした・・。f(^_^) 思ったよりも作品が長かったことと、改めて「すごいストーリー。オペラじゃないと観れない・・」と思ったのも事実(爆)。 |
弘前オペラ公演の詳細はこちらへ | ||
| スカパー | リヨンオペラ モーツァルト「フィガロの結婚」(1994年) | 台本:ロレンツォ・ダ・ポンテ 指揮:パオロ・オルミ 演出:ジャン=ピエール・ヴァンサン 出演:ジョヴァンニ・フルラネット、 ジャニス・ワトソン、 オリヴィエーロ・ジョルジュッティ |
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| モーツァルト「フィガロの結婚」(1976年) | 衣装・装置・脚色・演出:ポネル カール・ベーム指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 フィリップ・アイゼンバーグ(チェンバロ) 伯爵(フィッシャー=ディースカウ) 伯爵夫人(キリ・テ・カナワ) スザンナ(ミレッラ・フレーニ) フィガロ(ヘルマン・プライ) ケルビーノ(マリア・ユーイング) マルチェリーナ(ヘザー・ベッグ) バルトロ(パオロ・モンタルソロ) |
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| 大好きなミレッラ・フレーニが出ているので楽しみに観ましたが、どのキャストも役柄にぴったりで素晴らしい演奏です♪ プライ演じるフィガロはカッコいいし、フィシャーディスカウの伯爵もステキ過ぎる・・うっとり。フレーニはとってもチャーミングで、カナワの伯爵夫人も繊細に描かれ、映画版なので細部までのこだわりを堪能出来ます。 初めて弘前で観た時は、私自身がまだオペラの本質や楽しみ方をよく分かっていなかったように思うのですが、オペラファンになって久しぶりに「フィガロ」を観たら以前よりもずい分と楽しめました! |
「フィガロの結婚」関連サイト | ||
| モーツァルト「フィガロの結婚」 (イタリア・スポレートオペラ) |
指揮:アメデオ・モネッティ 演出:ルーチョ・ガブリエーレ・ドルチーニ アルマヴィーア:ロドリーゴ・エステヴェス 伯爵夫人:ソフィア・ミトゥロプロス フィガロ:フランチェスコ・ヴェルナ スザンナ:マウラ・メンギーニ ケルビーノ:サラ・ビアッキ パントマイム:クラツィアーノ・シルチ |
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| オペラ評論家の永竹由幸さんが、ある本で「『フィガロの結婚』は乱交パーティです」と書かれていたものを読んだが、妙に納得できる。でも何度かいろいろな「フィガロ」を観ていくうちに、がぜん面白くなってきた。オペラならではの突拍子もなさや強引なストーリーもあるにはあるけれど、演出が違ったり演奏者が違うとそれぞれに味わい深い。 ロッシーニの「セビリヤの理髪師」は、ストーリーとしては「フィガロ」よりも前の話。まだ結婚前のアルマヴィーア伯爵と、若きフィガロが出てくる。先日ようやく「セビリヤ」も観れたので、話の続きが以前よりも理解出来て面白かった。ドン・バジーリオが「フィガロには復讐をしてやる!」と歌うシーンなど、セビリヤを想い出して「なるほど〜」つながった。 このスポレートオペラの演奏と演出は、ごくシンプルで庶民的。でもそれがとてもよかった。モーツァルトが生きていた時代、もしかしたらこんな庶民的な上演も多くあったかもしれないなぁ。 スポレートオペラは、若きオペラ歌手の登竜門的要素があってこのコンクールで優勝して世界へ羽ばたいた歌手が多くいるという。以前ガルッピの「田舎の哲学者」を観た時は、あまりスポレートオペラのよさが分からずに、それよりはオケのピッチのずれがどうしても気になってしまったのだが・・今回のフィガロはアップテンポで、3時間弱で終っている。たいていが3時間を超える上演が多いだろうから、これは驚きだ。歌手たちはアップテンポなのにとても自然に歌っているのだが、あれはかなり高度な技術を要するのだろう。感服! |
かのレオ・ヌッチも、スポレートオペラでデビューしたそうです! | ||
| モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」(1979年) ドロットニングホルム宮廷劇場 |
指揮:アルノルド・エストマン 演奏:ドロットニングホルム劇場 バロック・オーケストラ 演出:ゴーラン・イェルペフェルト ドン・ジョヴァンニ:ホーカン・ハーゲゴード 騎士長:ペンクト・ルンドグレン ドンナ・アンナ:ヘレナ・デーゼ ドン・オッターヴィオ:イェスタ・ヴィンペルイ ドンナ・エルヴィーラ:ビルギット・ノルディン レポレッロ:エリック・セーデン |
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| 映画「アマデウス」でも登場する、有名な「ドン・ジョヴァーンニ♪」というシーンがすぐに頭をよぎりますが、全編は初めて通して観ました。何というか・・ひどいお話ですね。\(-
-;) 女好きで遊び人のドン・ジョヴァンニ、女性の立場でいると怒りがわいて来て最後まで観れるかな・・と心配でした(笑)。最後に悪者は地獄へ落ちてしまったので、どこかホッとします!? 最後のシーンを観ていたら、何故かゲーテの「ファウスト」を思い出しました。 この演出はどちらかと言うとシンプルだったので、今度は派手な演出も観てみたいです。ドン・ジョヴァンニは、かの有名なドン・ファンのことなのです。 |
ストーリーの詳細はこちらのサイトへ (MIDIも聴けます) 関連サイト こちらも |
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| 2004年 | ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場オペラ 《ドン・ジョヴァンニ》 |
渋谷Bunkamuraオーチャードホール ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場管弦楽団&合唱団 指揮者:カイ・ブーマン ドン・ジョヴァンニ:アンジェイ・クリムチャック ドンナ・アンナ:マルタ・ヴィウォマンスカ レポレッロ:ブグダン・シリーヴァ ドンナ・エルヴィラ:ゾフィア・ヴィトコフスカ ドン・オッターヴィオ:トマシ・クシシツァ 騎士長:ピョートル・フフェドロヴィチ マゼット:スビグニェフ・デンプコ ツェルリーナ:ユスティナ・ステンピェン |
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| 日本で字幕付のオペラを観たのは、実は初めてだったかもしれない。と言うことは、これまで日本語上演をそれも数本しか観ていないのだ。ある用事で大学の先輩に数年ぶりに連絡を取ったら、何とオペラに誘われた! チケットもくださるというありがたい申し出に、いそいそと東京日帰りをした(笑)。 ストーリーはいわゆる好色なドン・ファンの話で女性と見たらほおってはおけないかわいそうな(?)男性の話。一説には、モーツァルトの「フィガロの結婚」で登場するケルビーニが後のドン・ファンだとも言われている。ラストシーンでドン・ファンは地獄へ落ちるのだが、このあたりはゲーテの「ファウスト」をほうふつとさせるものがある。 今回の上演はポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場の公演。ポーランドがどの程度オペラが盛んなのか残念ながら知らないのだが、その演奏は確かにポーランドらしいとも感じた。つまりイタリアのような華やかさやドイツのような重厚さ、フランスのような優美さではなく、自然体の演奏と言えばいいのだろうか。セットはほとんどなくて視覚的に物足りなくはあったが、その分衣装は豪華だった。 演奏はドン・ジョヴァンニ役のアンジェイ・クリムチャックとレポレッロ役のブグダン・シリーヴァが際立っていた。ドンナ・エルヴィラ役のゾフィア・ヴィトコフスカも、きらりとした脇役を演じる。他の歌手たちはそれなりによかったのだが、声質が細い人が多かったような気がする。席がかなり前だったので、近くで観劇できたのは本当に幸い♪ ラスト近くで「ドン・ジョヴァーンニ」と歌うバスの歌手の声が、質はよいのだけれどボリュームが少し足りなくて残念。モーツァルトは特別大好きではないのだけれど、今回は旋律を存分に堪能した。それに何故かロッシーニの「セビリヤの理髪師」を思い浮かべることがあった。出演していた歌手たちは、セビリヤも合いそうだったなぁ。 オケの演奏は上質で心地よかった。ただモーツァルトで「ドン・ジョヴァンニ」ということを考えると、また違った演奏もありうるのかもしれない。少しエレガントすぎる気がしないでもない。 感想はいくらでもあるのだが、何よりも生で観たのは昨年のパリ以来久しぶりでそれだけでもかなり満足度が高かった。 |
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| 関連リソース | CD 「Le nozze di Figaro」(フィガロの結婚) | 指揮:カール・ベーム (1968年) フィッシャー・ディスカウ(伯爵) エディット・マティス(スザンナ) ヘルマン・プライ(フィガロ) ドイツグラモフォン |
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| 学生の時に声楽副科の参考のために購入した輸入版CD。ちなみにその時はケルビーノのアリアを歌いました。 今改めて見たら、大御所ばかりが歌っていますね〜。久しぶりに聴いてみようかな♪ | |||
| グラインドボーン音楽祭 モーツァルト「イドメネオ」(1974年) |
リチャード・ルイス(イドメネオ) レオ・ゲーク(イダマンテ) ボゼナ・ペトリー(イリア) ジョゼフィーン・バーストゥ(エレットラ) 指揮:ジョン・プリチャード ロンドンフィル交響楽団 |
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| モーツァルトにしては、舞台設定が少し変わっているでしょうか。ミュンヘンの宮廷のために書いた、オペラ・セリアです。 | |||
| DVD・ビデオ 「アマデウス」 | 監督:ミロス・フォアマン 制作:ソウル・ゼインツ 脚本:ピーターシェファー 音楽監督:ネビル・マリナー サリエリ:マーリー・エイブラハム モーツァルト:トム・ハルス コンスタンツェ:エリザベス・ベリッジ |
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| 1984年度アカデミー受賞作品の言わずと知れた名作。モーツァルトを大胆に描いていて、話題となりました。モーツァルトと同等に重要に描かれているのが、実在した作曲家のアントニオ・サリエリ。全編に流れるモーツァルトの作品たちも嬉しい。 | |||
| ビデオ 「くたばれアマデウス!」 | |||
| 中古ビデオ屋でみつけた、ちょっとマイナーな作品。ハリウッドの「アマデウス」とはまた一味違ったウェットで暗い感じの、ヨーロッパらしいモーツァルトの時代が描かれています。 | |||
| チマローザ「宮廷楽師長」 | ドメニコ・チマローザ(1749-1801)作曲のインテルメッツォ(幕間劇) 初演1792年頃 バス:フェルナンド・コレーナ 1975年ルガノオペラ |
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| スカパーのシアターテレビジョン「オペラ大学6」では、『18世紀後半の室内オペラと出稼ぎイタリア人作曲家たち』がテーマ。扱われた作曲家はハイドンとケルビーニ、そしてこのチマローザ。彼はロシアの宮廷に仕えたそうである。時はエカテリーナ2世の時代。西欧に負けず劣らずの強大な帝国と文明を築こうと、ロシアでは積極的に西欧の文化とエキスパートたちを取り入れる。 この作品は、ちょっとユニークな小品。宮廷楽師長とは、カペルマイスター・・つまり本来は礼拝堂兼宮廷楽師長だったらしい。オーケストラを前に、ちょっと気取った宮廷楽師長はオケの練習を始めるのだが・・。どこかとんちんかんなオケのメンバーに、苦労は尽きない。実際の指揮者やオケもきっとこうなんだろうな、と思わされるウィットに富んだ作品。登場するオケのメンバーは多いけれどほぼ動きはマイムで、基本的にバスの独唱がメインの作品。 |
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| ハイドン「フィレーモネとバウチ」 | 1773年作、1777年エステルハーザ宮初演 ゼウス:クラウディオ・パラキネート ヘルメス:サント・ヴェルサーチェ フィレーモネ:フランコ・ヴァッカーロ バウチ:ヴィットーリア・ロッテロ ほか 1982年ルガノ・オペラ |
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| ハイドンのオペラを初めて観た。しかもマリオネット・オペラだ。私はモーツァルトをはじめ、何故か古典派の音楽を特別好んでは聴かない。ベートーヴェンしかり。耳ざわりはよいのだけれど、わざわざ選んで聴く・・ということは、普段はほとんどない。彼らがほとんどオルガン作品を残していないのも、遠因なのかなぁ。モーツァルトやベートーヴェンは、機械仕掛けのオルガン(大型オルゴールのようなもの)のための作品を数曲残している。 このマリオネット・オペラは、ハイドンが長年仕えたハンガリー貴族のエステルハージ候の宮廷を思わせる演出で、舞台の前に貴族たちが座って鑑賞をしている。それらも含めて、微笑ましい演出だった。そう言えばあの「サウンド・オブ・ミュージック」でもマリア(ジュリー・アンドリュース)がトラップ家の子どもたちとマリオネットを上演するが、ちょうど人形や舞台の大きさもそれに似たような感じで比較的大きめ。動物たちの動きがリアルで愛らしい。オーストリアでは、マリオネットが盛んだったのかな? モーツァルトのマリオネット・オペラもあるそうなので、「魔笛」などは観てみたいなぁ。余談になるが、あの「ファウスト」もマリオネットで数多く上演されたらしい。 ストーリーは、聖書の話題と重なる部分が多い。ギリシャの神ゼウスが人間の悪い行いに心を痛め、人間を滅ぼそうと決める。しかしヘルメスの「100人いたら救いますか? では10人では・・一人では・・」というあたりは、まるで「ソドムとゴモラ」のシーンさながら。 「一人ではダメだ。二人いたら助けよう」というゼウスの決断に、老夫婦フィレーモネとバウチの貧しくも心優しい信心深さに人間たちは救われる。しかし彼らが歳をとってから授かった愛する息子夫婦は、何と結婚式の日にゼウスの怒りの雷に打たれて命を落としてしまった・・! 語りはイタリア語で(ギリシャ・ローマの神々の話だから最適)、歌はドイツ語。舞台の前で歌手たちが歌う。 |
![]() ハイドン関連サイト 1) 2) 3) 4) 5) 「フィレーモネとバウチ」 |
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| ドーヴェルニュ「とりかえ結婚」 アントワーヌ・ドーヴェルニュ(1713〜1797)のオペラブッファ |
ラ・フォンテーヌの寓話よりジョゼフ・ヴァード マルゴ:マリー・ジョゼ・サンシエッツ ファンション:マリー・ヘレン・ティント リュバン:ギュスターヴォ・ベルエート リュカ:ルイス・アルバレツ ロンドン・バロック・ダンス・シアターによる舞踏手及び管弦楽団 指揮:ステファン・プレストン 収録:1983年ルガノ・オペラ(アスコーナ音楽祭)/仏語 |
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| 結婚を間近に控えた2組のカップル。結婚に憧れる女性たちとは対照的に、男性たちはどこか憂鬱そう。「本当にこの人でよいのだろうか、他にもいい人がいるのでは?」・・いわゆるマリッジ・ブルー!?
リュカとリュバンは、こともあろうに自分たちの恋人を交換することを思いつく。「彼女の方がもっといいはずだ!」。しかしその結果は・・。 実際にあったら不愉快極まりないが(笑)オペラ・ブッファだと軽く観れてしまうのがよいところ。 ストーリーはほのぼのと素朴な話なのだけれど、この作品を通して自分はフランス文化がいかに好きなのかがよく分かったような気がした。フランス語のセリフやバレエなど、さり気ないフランス風エスプリがあちこちに表れていて、それら全てが心地いい。フランスのオペラやオペレッタは、イタリアやドイツのそれとはまた一味違う。フランス語の発音のようにモゴモゴで、小粋にふわっとレースの飾りのよう。 |
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| お薦めサイト | ■映画を見たらオペラも見ようよ ■サザン・クロス(オペラ作品専門店) |
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