<バレエやミュージカル>

※なおリストアップしてある作品は、
実際に私が持っているものや観たものに限定しています。
この他にも、もちろんたくさんの素晴らしい作品があります!

< あ >
嵐が丘
アンナ・カレーニナ
オペラ座の怪人
遠藤周作
オルフ
< は >
プロコフィエフ
< か > < ま >
宮元亜門
モーツァルト
< さ >
「小公子セディ
ジゼル
ストラヴィンスキー
< や >
「屋根の上のヴァイオリン弾き
< た >
チャイコフスキー

ドリーブ
< ら >
ラヴェル
A・ロイド・ウェッバー
「リトルショップ・オブ・ホラーズ」
< な >
「ノートル・ダム」
 
■シアター
 オペラ・ガルニエ(パリ)
 エディンバラ(スコットランド)
■シネマ
サウンド・オブ・ミュージック
「プリンス・オブ・エジプト


  宮城県民会館 「小公子セディ」
第4回ハウス食品ファミリーミュージカル劇場
西田ひかる
瑳川哲郎  安奈淳
   当時大学生で寮に入っていたのですが、寮母さんがチケットをくださって小学生の息子さんと二人で行きました。子ども向けの舞台ですが、まだブレイク前の西田ひかるがセディ役でさわやかに演じていました。
 「♪セディ、きみが呼んでいるよ〜♪」という挿入歌も彼女が歌っていたそうです!
 
1998年頃 劇団四季 
 ロイド・ウェバー「ジーザス・クライスト・スーパースター」
 
    連れ合いと共に大好きな、ロイドウェッバーのロックミュージカル♪ イエスが十字架にかけられるまでの1週間が舞台になっています。
 初めての劇団四季公演でかなり期待して行ったのですが・・「どうして『ジーザス』なの?」という所があまり伝わらず、ちょっと残念でもありました。また別の作品も観てみたいです。
 
関連リソース ビデオ・CD 「ジーザス・クライスト・スーパースター」
(1973年 ユニヴァーサル映画)
製作・監督・脚色:
 ノーマン・ジュイソン
原作・作詞:ティム・ライス
作曲:
 アンドリュー・ロイドウェッバー
音楽指揮:アンドレ・プレヴィン
ロンドンフィルハーモニー管弦楽団
   当時まだ20代で無名の若きアンドリュー・ロイドウェッバー(作曲)とティム・ライス(台本)が書き上げた作品。世界的に大ブレイクをしました。ソリストの歌唱力がとにかく素晴らしい! エルサレムロケも見ごたえ十分です。シンプルなシンボライズが、また印象的。今度はロンドン公演で観てみたいな〜。ミュージカル(舞台)の方は、歌舞伎バージョンもあるそうですね!  
   ビデオ・CD 「ジーザス・クライスト・スーパースター」
(2000年 ユニヴァーサル映画)
 
    現代のニューヨークに舞台を移しての新しい演出。演奏自体は70年代の方がパンチがありますが、両者を見比べ聴き比べると、またどちらのよさも引き立ちます。アマゾンで字幕なしのアメリカ版をかなり安く(500円ぐらい?)購入!  
  本 筒井康隆全集24「ジーザス・クライスト・トリックスター」(1985年)   
   中古屋で見つけて思わず手が出た1冊。まだ未読ですが、戯曲風パロディ。  
2001年 ロンドン Her majesty's Theatre 
 ロイドウェッバー「オペラ座の怪人」×2回♪
   初渡欧の際に、「せっかくだからロンドンでミュージカル♪」と旅のパートナーみどりちゃんと意気投合し、日本で予約したチケットが何と「オペラ座の怪人」でした! 私はそれまで恥ずかしいことにこのミュージカルのストーリーを知らなかったし、作曲がロイドウェッバーなんてさらに知らない〜。
 日本円で1万円ぐらいの席を予約しましたが(現地ではもう少し安いはず。ただし人気の高い公演なので、よい席が取れないこともあるそう)、もう素晴らしいの一言★∽ 演出も歌も配役も・・全てがGreat! 二人でしっかりはまり、スコットランドの帰りに当日チケットで再鑑賞してしまいました・・ふふ。
   
   映画「オペラ座の怪人」 (1925年アメリカ作品、サイレント)
 総監修:淀川長治『世界クラシック名画100撰集』
監督:ルバート・ジュリアン
出演:ロン・チャーニー
 メアリー・フィルピン
    まだこのページでは紹介していませんが、すっかり「オペラ座の怪人」のとりこになってしまった私は、「ファントムにはだまされてもいい・・!?」と、「オペラ座」と名前のつくビデオをたくさん観た時期がありました。また後日ご紹介しますが、当たりあり・はずれあり・・となかなか楽しめました(笑)。
 何度も映画化されている作品ですが、初代の映画作品はこちら。1925年の無声映画です! 無声映画って、きちんと全部を観たのは初めてかも・・。
 今まで観たどの「オペラ座」作品よりも、秀逸でした。ファントム自体はミュージカルの彼の方が素敵なのですが、オペラ座の様子やクリスティーヌ(「ファウスト」のマルガレーテも演じていたみたい♪)の美しさなど、古い映画作品ならではです。主役のロン・チャーニーは、「ノートル・ダム」にも出演しているそうです。今度はそれを観るぞ〜。
「オペラ座の怪人」の歴史はこちらのサイト

関連サイト こちら

「ノートル・ダム」関連サイト
2004年 劇団四季 ロイド・ウェッバー「CATS」 宮城県民会館  
    久しぶり、2回目の劇団四季。仙台で「CATS」があるので・・とオンラインでチケットを申し込みました。今回は両親と弟にも特別にチケットプレゼント! それほど期待してはいなかったのですが、宮城県民会館に入った途端、ホール全部が装飾されていてびっくり。以前弘前での四季公演は一日だけだったし、「ジーザス〜」は大道具があまり大掛かりではありませんでした。
 そして舞台を観たら・・「ジーザス〜」よりもずっとよかったです♪ オリジナルの作品がとてもよく出来ているという事もありますが、非常にエンターテイメント性が高い作品なので最初から最後までずっとわくわくと楽しめました。ホール全体が別世界で、「夢を与えるお仕事なのだな・・」と納得出来ました。12月〜5月までのロングランなので、もう1度安いチケットを買って行くぞ〜。
 四季のCATSのページはこちら
ビデオ「CATS」 (2000年 ユニヴァーサル映画)

出演: Elaine PaigeJohn Mills, 他
監督: David Mallet
エディション:VHS (2000/09/12)
NTSC(日本、米国、カナダ向け)海外版

   オンラインのアマゾンで海外版でしたが安いものを見つけたので(¥1605)、「ミュージカルを観る前に・・」と予習のために購入しました。海外版なので字幕はないのですが、でもロイド・ウェバーファンなので音楽だけでも楽しめました。メイクやダンスは、やはり本場ブロードウェイはすごいです。最初猫の頭の部分、自毛でやっているのかと思ったほど・・。
 ビデオは細かい部分を観るにはいいけれど、本物の舞台の迫力はまた段違いですね!
  
2004年 ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き テヴィエ:市村正親
ゴールデイ:夏木マリ
知念里奈ほか
 弘前の帰りに郡山へ寄って大好きな「屋根の上のヴァイオリン弾き」のミュージカルを観た。この作品はビデオで観てからとても大好きになったのだが、ロシアに住むユダヤ人のささやかな生活とそしてやがてそこを追い出されてしまう・・という文字通り涙あり・笑いありの素晴らしい話しである。これまで日本では、森繁久彌さんや西田敏行さんが主演している。日本でユダヤ人の話はどんな感じで描かれるのかな・・というのがどこか疑問でもあり、そして興味もあったのだがようやく舞台を観ることがかなった。
 福島では郡山で一日2回の上演のみ、他もローカルは大抵1−2日の公演。全国公演は、何と20年ぶりだったよう! その辺の情報は知らずにとにかくチケットを押さえたのだが、やはり無理しても行けてよかった・・(涙)。まず行って驚いたのは、小編成ながらもいまどきオケ付の公演だったのである♪ 普通ローカルだとテープ公演ばかりなので・・かなり嬉しかった。主役のテヴィエ夫妻は、市村正親さんと夏木マリさん。やはりこの二人は圧巻で、異彩を放っていた! 娘役には知念里奈さん等も出演。映画版とはまた違った舞台ならではの細やかさが楽しめた。欲を言えば、もう少し合唱のボリュームが欲しかったのだが、予算の都合等でしょうがないのだろう。その分オケで満足。(^-^)ノ゛
 原作も読んでみたくなり、早速アマゾンで注文を。原作者のショラム・アレイヘムはロシアで生活をしていたユダヤ人、主人公テヴィエのようにやはりロシアでのユダヤ人大迫害に遭ってしまう。ユダヤ人は紀元前から「ディアスポラ(離散された民)」として苦悩の歴史を歩んでいるが、住みついた土地によってやはりその後の歩みも様々だったようだ。例えばヨーロッパでも西欧のユダヤ人と東欧のユダヤ人では、地理的条件や経済的・文化的条件が違う。ある本で両者が出会った時の写真を観たのだが、見た目にも歴然としていた。東欧ユダヤ人の方が、より厳しい状況に置かれていたのだと実感した。日本国内でも北と西が違うのと、少し似ているかもしれない。
 そう言えば、かの有名なマルク・シャガールもロシア生まれのユダヤ人! 今ちょうどフランス語のレッスンで、「シャガールをめぐる音楽」というCDの解説をゆっくり訳しながら読んでいる。シャガールの郷里はまさに「屋根の上のヴァイオリン弾き」の世界で、そんな点からも感銘を受けながら舞台を観ることが出来た。
関連サイトはこちら
1998年頃 宮元亜門演出「アイ・ガット・マーマン」  
    劇団四季の「ジーザス〜」にちょっとがっかりした後に(すみませーん)、このマーマンを連れ合いと二人で観に行きました。こちらは素晴らしかったです!
 登場人物は3人の女性のみで、後はピアノ伴奏が二人。たったそれだけなのにブロードウェイの雰囲気がよく出ていて・・パワフルでユーモラスな舞台でした。舞台って人数やセットだけじゃないのだと、宮元亜門の演出はさわやかに表現していました。また観たい!
 
関連リソース 本 瀬川昌久監修「1冊でわかる ミュージカル作品ガイド100選」
 成美堂出版(2001年発行)
 
   仙台のCDショップで見つけましたが、カラフルで私のような初心者にもとても分かりやすく出来ています。他に同シリーズで、「オペラガイド126選」「シェイクスピア作品ガイド37」も出ています。  
  本 井上一馬「ブロードウェイ・ミュージカル」
 文藝春秋(平成11年発行)
 
   ミュージカルで有名なものは、ロンドン発とブロードウェイ発がありますがこちらはアメリカ生まれの市民芸術について触れた本。ロンドンで生まれてアメリカでアレンジされた作品もたくさんあります。  
2001年 弘前市民会館 松山バレエ団
 チャイコフスキー「くるみ割り人形」
 
 成人してからバレエをきちんと観たのはこれが初めてかもしれません。
幸いチケットをいただいたので(♪)、いそいそと出かけました。
 演奏は録音で生ではなかったけれど、それでも素晴らしかった! 演出や大道具・小道具・衣装の輝きが遠くにまで伝わってくるようでした。松山バレエ団の素晴らしさを堪能出来ました。
※こちらのサイトで、MIDI演奏の
 「くるみ割り人形」を聴くことが出来ます。
 
2002年 パリ オペラ・ガルニエ ブロンテ「嵐が丘」(バレエ)
   シャルル・ガルニエ設計の非常に美しいオペラ・ハウス。1862年の着工、完成は1875年。座席数は2200、舞台には450人が登場できるそうです。
 初めて観た時はその外観の美しさにひたすら感動! エントランスのみを見学してもうっとり。中で観劇をした日には・・まるで夢のような世界でした★
 よく「オペラハウスへ行くには、ドレスアップしなくてもいいの?」と聞かれますが、個人的にはあまりいらないのでは・・と思います。日本でコンサートを聴きに行く時と同程度の気遣いで十分です。だって建物が美しすぎて、どんなに着飾ってもあまり意味がありません(笑)。

Les Etoiles, les Premiers Danseurs et le Corps de Ballet
Orchestre de l’Opera National de Paris
Palais Garnier:mars 2002 : 2, 4, 5, 6, 9, 13
spectacles a 19h30 - duree (sans entracte) : 1h30

シャガールの描いたフレスコ画♪


3階のボックス席? 32ユーロ。
(1ユーロ120円弱)
牧子さんが手配。感謝♪
スカパー 「放蕩息子」(バレエ) オペラ座@PARIS(2001年) 振付:ジョージ・バランシン
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
出演:アニエス・ルテステュ、
 ジェレミー・ベランガールほか
※1929年初演
   スカパーのシアターテレビジョンで、「バランシンの愛したミューズたち」という番組が入ってこの「放蕩息子」を知りました。クリスチャンにはよく知られている聖書の物語です。ある裕福な息子が父の存命中に生前分与を頼み、自分の分を全てもらって家を出ます。しかしお金はすぐになくなり、全てを失った息子は使用人にしてもらってもよいという覚悟で家に戻ったのに、父親は何も言わずに温かく迎えお祝いのパーティまで催します。
 聖書のテキストが題材ですが、例えば重要な「兄」が出てこないし、家を出てからとボロボロになるまでがメインの踊りのようです。男性の出演が多く、力強い振り付け。全部で40分の短い作品。
 バランシン関連サイトはこちら 

 放蕩息子関連サイト 
  「ロメオとジュリエット」 ボリショイバレエ(1954年映画版) 音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
振付:レオニード・ラヴロフスキー
指揮:ロジェスルヴェンスキー
ボリショイ劇場管弦楽団
ジュリエット:ガリーナ・ウラノワ
ロミオ:ユーリー・ジダーノフ
マキューシオ:A.エルモラエフ
   「放蕩息子」を観た翌日、時間があったので以前録画してまだ観ていなかった同じくプロコフィエフの作品「ロメオとジュリエット」を通して観ました。音楽のインパクトは放蕩息子よりも断然こちらの方があって、耳に残る旋律が多いですね。
 まさに「総天然色」といった感じの映像ですが(ちょっと配色がきついかも・・)、ジュリエットがお茶目でかわいらしかった。恐らくイタリアと思われる外でのロケも多く(原作の舞台はヴェローナ)、見ごたえは充分。バレエって改めて素晴らしいですね。シェイクスピアの原作はテキスト(文字)なのに、文字なしで舞台が進行しこちらがその表現を読み取るというスタイルに、改めて感銘を受けました。
 曲目紹介はこちらのサイト
NHK 「ロメオとジュリエット(ハイライト)」 リトアニア国立バレエ団
 (2001年東京文化会館)
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
振付:ウラジーミル・ワシーリエフ
指揮:ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団
ジュリエット:エグレ・スポカイテ
ロミオ:イーゴリ・エボラ
マキューシオ:ワレリー・ファジェーチェフ
ティボルト:アレクサンドル・モロドフ

   続けて、これまた録画したのにまだ観ていなかった「ロメオとジュリエット」を観ました。今度は世界的チェリストで指揮者のロストロポーヴィチです。演奏家らしく、音楽もメインにしたかったのでしょうか、真ん中にオケを配置、指揮者は観客から顔や表情が見えます。バレエは奥と手前の2つのステージがあり、間は階段と通路で結んでいました。ちなみにオケの演奏者は、街の人のような衣装を全員が付けていました!
 演奏はとてもつややかで、きっとオケピで演奏するよりも音色を味わえるのでしょう。バレエも非常に素晴らしく、ジュリエットは長身でしたが長い足と手を活かした美しい演技と踊りでした。リトアニアのバレエは全体に一陣の風のようなさわやかな踊りで、1954年版映画と振り付けが違うから余計にそう思えるのでしょうか? これに比べると、前者はオーヴァーアクションでマイムも多かったです。 ラストシーンでは、ロストロポーヴィチが指揮台から前に出てきてロメオとジュリエットの手をしっかり握り、つないであげたのが印象的。
2003年 エディンバラ モーツァルトレクイエム」(バレエ)
    せっかくスコットランド・エディンバラに行くので・・と、牧子さんに誘われるままにいそいそとシアターゴーイング♪ これが・・とてもよかったです! パリのような大がかりな劇場ではないので、20ユーロぐらいでも十分に近くで観ることが出来ます。
 モーツァルトのレクイエムに合わせたモダン・バレエで、スコットランドでコンサートなど音楽を聴く時にもいつも思うのですが、独特の透明感のあるアート作品が多いのです。モーツァルトの「レクイエム」は未完の作ですが、この時に使用していた音楽は増補版で、個人的にはそちらもとても気になりました。
  
関連リソース CD モーツァルト「レクイエム」 ニ短調 K626 ソプラノ:エディット・マティス
アルト:ユリア・ハマリ
テノール:ヴィエスワフ・オフマン
バス:カール・リッダーブッシュ
指揮:カール・ベーム
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
スカパー 「アンナ・カレーニナ」 ボリショイバレエ(1975年映画版) 振付:マイヤ・プリセツカヤ
音楽:ロディオン・シチェドリン
アンナ・カレーニナ:マイヤ・プリセツカヤ
アレクサンダー・ゴドゥノフ(ブロンスキー伯爵)
ヴラディーミル・ティホノフ(カレーニン)
ボリショイ劇場バレエ
指揮:ユーリ・シモノフ
演奏:ボリショイ劇場管弦楽団
   マイヤ・プリセツカヤの舞台を初めて観ました。細面で大変美しい人だったのですね(まだ存命で、現役で踊ることもあるとか!)。この映画はトルストイの名作のバレエ化だったので、ちょっと興味があって以前に録画しました。ロシア人によるロシア文学の再現なので、やはり北方ならではの厳しさや雰囲気がよく出ていました。原作が元々重たいものなので、作品も音楽もどこか追いつめられたような切迫感は最初から最後まであります。(メンタル的にブルーな人には、もしかしたらちょっとしんどいかも・・)
 衣装がとっても美しい・・と思っていたら、何とピエール・カルダンでした♪ 音楽はプリセツカヤの夫が担当。全体に悲劇的で切迫感を感じさせるような曲です。
 詳しくはこちらのサイト
関連リソース 「アンナ・カレーニナ」(コミック) いがらしゆみこ 原作トルストイ  
   「キャンディ・キャンディ」等で知られるいがらしゆみこの描いた「アンナ・カレーニナ」。ちなみに「キャンディ・キャンディ」は渡英後に久しぶりに読んだら、カナダ〜ロンドン〜スコットランドの様子がよく描かれていて改めて面白く読めました。  
  映画「刑事ジョン・ブック/目撃者」(1985年)  主演:ハリソン・フォード
 ケリー・マクギリス
 ダニー・グローバー
 アレクサンダー・ゴドゥノフ
   「アンナ・カレーニナ」のバレエを観た後、マイヤ・プリセツカヤの苦悩に満ちた人生を知って驚いたけれど、何気なく調べた共演者のアレクサンダー・ゴドゥノフにはさらに驚いた。プリセツカヤと華麗に踊っていた彼は、何とその後ニューヨーク公演の際にアメリカに亡命し、俳優になったと言う! 調べてみたらこの「目撃者」や「ダイ・ハード」にも出演していることが分かったので、思わず観てしまった。ハリソン・フォードがスターウォーズやインディ・ジョーンズで売れている頃、この静かな異色作が公開された。改めて見てみると静かで派手さはないものの、隠れた名作と言えるかもしれない。アメリカのアーミッシュの生活の様子も描かれており、キリスト教の視点からも興味深い。
 映画の舞台はこちらのサイト

 アーミッシュ関連サイト1) 2)
  映画「ダイ・ハード」(1988年)  主演:ブルース・ウィリス
 アレクサンダー・ゴドゥノフ
   こちらもアレクサンダー・ゴドゥノフの関連で久しぶりに観ました。単純に楽しめました! ゴドゥノフは「目撃者」のさわやかなイメージとは一変、たくましい体が自慢のテロリスト(犯人)役で登場しています。あまりの違いにびっくりですが、役作りのためにイメージチェンジしたのでしょうか? こちらではドイツ人役。サラサラの金髪が印象的です。犯人役とは言え、なかなかかっこよく用いられています。
  映画「アンナ・カレニナ」(1948年英国)  主演:ヴィヴィアンリー
原作トルストイ
   「風と共に去りぬ」や「哀愁」等の名作で知られる大女優、ヴィヴィアン・リー。気の強さが魅力の彼女は、私も好きな女優の一人です。でも「アンナ・カレニナ」の主演をしていたとは知りませんでした! スカパーで入ったので何気なく観ていて、「きれいな女優だなぁ」と思ってよく観たら何とヴィヴィアン・リー。モノクロ映画ですが、それを忘れるぐらいに美しい映像。ヴィヴィアンにはとてもマッチしています。キティ役の女優がとてもキュートで、こちらもイメージ通り。短いシーンですが、ロシア正教の結婚式の場面もあって、それも興味深かった。
スカパー ラヴェル「ボレロ」(バレエ) (ノヴァヤ・オペラ劇場 1995年) 振付:ニコライ・アンドロソフ
ストーリー:ゲディミナス・タランダ
イリナ・タガーエヴァ(神)
ゲディミナス・タランダ(大司祭)
オリガ・チェルノプロフキナ(女司祭)
マリア・ドゥナエヴァ
指揮:ユージン・サモイロフ
モスクワ「ノヴァヤ・オペラ」劇場管弦楽団・合唱団
   言わずと知れたラヴェルの名曲。バレエ版は初めて観ましたが、この演出と踊りはとても素晴らしく好きな作品の1つです。ストーリーは神と司祭、そして民衆が描かれています。「神」と言ってもキリスト教のそれというよりは、どちらかと言うとオリエンタルテイストに溢れているかも。衣装は黒を貴重にゴールド・・と、シックかつ豪華。踊りもエレガントでもあり、またダイナミックでとてもメリハリのある振付。ぜんぜん関係ありませんが、大司祭役のダンサーが、ジョニー・デップに似ていてステキです(笑)。  
「ジゼル」(バレエ) (1967年映画版) 振付:ジェーン・コラリ、ジュール・ペロー
音楽:アドルフ・アダン
 カルラ・フラッチ 
 エリック・ブルーン
アメリカン・バレエ・シアターほか
指揮:ジョン・ランチベリー
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団
 またまたほぼ前知識なしで見てしまいましたがヽ( ̄▽ ̄)ノ、最初はとても美しいのどかな田舎の風景にうっとりし、ジゼルのかわいらしさと踊りに魅了されます。こんなに可愛らしければ、多くの男性がほおっておかないでしょう。 が! このバレエは舞台の途中で主人公が死んでしまうのです。えーー!! オープニングとの落差にかなり衝撃。映画版だったのでセットも細部がこっていて、古い映像でしたが見ごたえたっぷり。カルロ・フラッチが美しい。
 音楽を聴いていたら、「どこかショパンに似ているな・・」と思えたのですが、右にリンクしているサイトによれば作曲のアダンはショパンと同時代人でした。なるほど〜。 もっと調べてみたら、このアダンはクリスマスの賛美歌「さやかに星はきらめき(O Holy Night)」の作曲家でした。わーお。 そうそう、この曲は英語の歌詞がよく知られていますが、元の歌詞はフランス語でカミーユ・モラーヌの演奏したディスクを持っています。
 ストーリーの詳細はこちらのサイト

 作曲家アダン関連サイト

「さやかに星はきらめき」関連サイト
  「ジゼル」(バレエ) (1967年映画版)
 
ビデオ ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」 (1965年) 製作:ソール・チャップリン 
製作:監督:ロバート・ワイズ
脚本:アーネスト・レーマン
撮影:テッド・マッコード 
 ポール・ピーソン
音楽:リチャード・ロジャース 
 オスカー・ハマースタイン2世
出演:ジュリー・アンドリュース 
 クリストファー・プラマ−
 リチャード・ヘイドン
   美しいオーストリアの自然をバックに、ミュージカル作品傑作の1つに数えられる名作。初めて観たのは高校生の時。当時は演劇部に所属していたのですが、友人がこの作品が大好きで皆で視聴覚室を借りて鑑賞しました。でもあの頃は風景の美しさや歌の素晴らしさばかりに目を奪われていたような気がします。
 つい先日実に15年ぶりぐらいでしっかりと観たのですが・・こんな作品だったのか!と、かなり衝撃を覚えました。ナチスドイツやヨーロッパの複雑な歴史や時代状況が以前よりも敏感に感じられるようになってみると、単なる美しいだけの作品ではないのだ・・ということが痛感出来ます。修道院のシーンと「ドレミの歌」を、今年の大学の講義ではリソースに使ってみました。
  
スカパー オルフ「カルミナ・ブラーナ」(1995年) 世俗カンタータ
指揮:リッカルド・ムーティ
ナザレス・中央ドイツ放送交響楽団・合唱・バレエ団
ソプラノ:コロンディ
バリトン:モール  テノール:ドナルド
※1937年フランクフルトにて初演
    スカパーのメイン番組の合間に、NHKの「名曲アルバム」のような短い音楽番組が入ります。それでこの「カルミナ・ブラーナ」の有名な曲も何度か流れていました。曲だけを聴いているとダイナミックで勇壮なのですが、今回舞台版を観て目が点に! こんな内容だったのですね・・。
 副題が「楽器の伴奏をもち舞台場面によって補われる独唱と合唱のための世俗的歌曲」というそうですが、内容はもろに「世俗」。歌自体は独自のリズム等、どこかストラヴィンスキーの「春の祭典」を思わせる感もあるのですが(そして「春の祭典」が初めにそうであったように、この曲と舞台も賛否両論はなかったのかなぁ)、踊りが・・なかなかエロティック。肌の露出が多いのです。 歌詞の内容もギリシャ神話のごとく、この世の快楽に身を任せるようなテキストが多かった。 まだこの版しか観ていませんが、他の版も観たいような観たくないような・・。ヽ( ̄▽ ̄)ノ
 なお23曲目の「私の心の揺れ動く秤の上で」は非常に美しいソプラノの曲ですが、メロディを聴いてびっくり。「天使の歌声」で知られるシャルロット・チャーチがデビューアルバムで歌っているのです(こちらで視聴出来ます)。彼女が歌うとまるで天上の歌声のようなのですが、その歌詞は「いとしい君よ 私のすべてを捧げます」というラヴソング。知らない方が幸せなこともあり、知っていた方が面白いこともあり。は〜何かとショッキングな作品でした。
 オルフ関連サイトはこちら

 カルミナ・ブラーナ関連サイトはこちら

 こちらこちら

  ストラヴィンスキー「結婚」 〜歌と踊りを伴うロシアの舞踏的情景
ヨハンナ・ラベール
オリヴィエ・コック 他
   30分弱の短い作品でしたが、ストラヴィンスキーらしいと言うか独特な作品でした。タイトルは「結婚」で確かに歌詞の内容は結婚にまつわるものなのですが、あまり嬉しさや晴れやかさは表現されていません。むしろある種の緊張感が全体に漂っています。キリスト教に関連する歌も織り交ぜられているけれど、大地の神への賛歌も登場します。
 映像はモノクロで撮られていて、演奏はまっすぐに歌う声楽と複数のピアノ演奏、そして打楽器が印象的でした。
 ストラヴィンスキー関連サイト

 「結婚」関連サイト1) 2)
関連リソース ビデオプリンス・オブ・エジプト」(1998年)  
    京都の友人みどりちゃんが昨年たまたま教えてくれました。旧約聖書を題材にしたアニメで・・という話をしていた時のことです。後で中古でみつけてゲットしましたが、なかなかよいです! ストーリーは、出エジプト記のモーセの話。エジプトの王室で育つ過程が丹念に描かれています(このあたりは、あの超有名な「十戒」と同じでしょうか)。
 アニメならではの大胆な表現方法を堪能出来ます。ディズニーではなく、ドリームワークス社の作品。全体にミュージカル調に仕上がっています。音楽はアカデミー賞も受賞。
 
 
お薦めサイト 映画を見たらオペラも見ようよ
サザン・クロス(オペラ作品専門店)
■素材をいただきました
  

Moonlight Waltz(バレエのフリー素材)
ATNET Japan(俳優のアイコン)