(オペラ・ガルニエ@PARIS)

ヨーロッパへ旅行する時、私のささやかでいちばんの贅沢は
オペラやシアターゴーイングです!
オペラの「オ」の字もよく知らない頃、
「せっかくヨーロッパに行くのだし・・」と軽い気持ちで
チケットを求めて観劇。
演目はもちろん、その劇場の素晴らしさに圧倒され
すっかり虜になってしまいました★∽

日本ではもっぱらビデオやスカパーでの鑑賞が多いですが、
せっかくだから記録をつけてみようかな・・と思いました。

オペラの素晴らしさや楽しさに開眼させてくれたのは
ネットの友人ゆりかもめさんです♪
彼女は翻訳がご専門の明るくてパワフルな女性。
ビデオをたくさん貸していただいたり、
宅急便でリソースを送りあう仲です。(^▽^)ノ


※なおリストアップしてある作品は、
実際に私が持っているものや観たものに限定しています。
この他にも、もちろんたくさんの素晴らしい作品があります!

最終更新日:2007年6月1日 19:24:43

< A >
新垣壬敏
< H > < P >
プッチーニ
プーランク
< B >
S・バーコフ

バルトーク
バーンスタイン
ビゼー
ベートーヴェン
< J >
ヤナーチェク

ユダヤ」関連作品
< R >
ロッシーニ
< C >
カルメン
< K >
カールマン
< S >
サロメ
リヒャルト・シュトラウス
ヨハン・シュトラウスU
笹森建英
スメタナ

シェーンベルク
< D >
ドニゼッティ

ドヴォールザーク

< V >
ヴェルディこちら
< E > < M >
マスカーニ
  ムソルグスキー

「モモ」
ミヨー

松村禎三
< W >
ヴァーグナー
< F >
ファウスト
< N >  
< G >
グノー
< O >
オルフ
オネゲル

オペラ日記を始めました
■シアター
 オペラ・バスチーユ(パリ)
 コーミッシェオペラ(ベルリン) 
ブログ
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ブログ
■シネマ
「耳に残るは君の歌声」 
 
※モーツァルト以前の作品は
こちらのページです
 
※バレエとミュージカルは
こちらのページです


ベートーヴェン「フィデリオ」
 (1980年グラインドボーン音楽祭)

イアン・カレー(ヤキーノ)
エリザベス・ゲイル(マルツェリーネ)
クルト・アッペルグーレン(ロッコ)
エリザベート・ゼーダーシュトレーム(レオノーレ)
ロバート・オルマン(ドン・ピツァロ)
アントン・デ・リッダー(フロレスタン)
指揮:ベルナルド・ハイティンク
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
グラインドボーン音楽祭合唱団
   ベートーヴェンが生涯のうちに作ったたった1曲の貴重なオペラ作品。彼らしく、何度も推敲を重ね序曲も何曲か作ったそうです。序曲からは、彼のシンフォニーと通じるような他のオペラとはまた違った雰囲気が漂っています。
 ストーリーは政治犯として囚われてしまった夫を、男装した妻が助け出す話で、決して絢爛豪華な舞台や演出ではありません。しかしある種地味とも言える台本とベートーヴェンの音楽がマッチし、私は個人的に気に入りました。よい意味でベートヴェンらしさやドイツらしさが味わえる作品。ワーグナーの台本や作品とどこか重なるようにも思えるのは、私だけ? 3重唱や4重唱、「囚人の合唱」などが素晴らしいです。
 オペラのストーリーはこちらのサイト
1988年頃 仙台オペラ協会 スメタナ「売られた花嫁」 ソプラノ:姉歯けい子
   恐らく私が初めて観たオペラです。当時音楽科の学生でしたが声楽副科でレッスンをしてくださっていた姉歯先生が出られるということで、チケットを買って友人たちと聴きに出かけました。主役を演じる先生の若さにびっくり〜。 ドイツ語のA先生も聴きにいらしていて、それがまたさり気なくて素敵でした。  
1993年 浪岡町中世の館
 笹森建英作曲 津軽弁による小オペラ「茶のみ話しコ」
ソプラノ:長内由起子 ほか
ピアノ:笹森建英
   想い出してみますと、これが笹森先生と彼の作品との初めての出会いでした。当時黒石にお住まいだったMさんのお誘いを受けて、何気なく行ったコンサートでしたが、何と津軽弁のオペラ!! しかし何ということでしょう(「大改造before・after」風に。笑)。いわゆる「標準語」よりも、なめらかで音楽と言葉が合うではありませんか〜。これはかなりの衝撃でした。その後7年ほど経って、HG大学で先生と再会出来ました。今では時折お世話になっています。先生、いつもありがとうございます♪  
2003年 東京・津田ホール
 笹森建英作曲 津軽弁による小オペラ「茶のみ話しコ」
ソプラノ:長内由起子 ほか
ピアノ:笹森建英
   実に10年ぶりにこの小オペラを鑑賞出来ました。笹森作品のみのコンサートが東京であったので、日曜日の午後でしたが礼拝後に東京へ駆けつけました。たった1度しか聞いていないのに、私にとってはよほど強烈な作品だったのでしょう。前回と違うシーンや台詞に気付き、ご本人に確認をした所、合っていました♪ オペラをよく知らないで観た10年前と、オペラを好きになってから観た今回とではまた鑑賞のポイントが違い面白かったです。弘前出身らしい聴衆の多くが、かなりノリもよく聴いていたことが印象的でした。  
2001年 弘前学院大学礼拝堂にて
 笹森建英作曲 津軽弁によるモノオペラ「初音の鼓」
バス:熊木晟二
ピアノ:笹森建英
   これまたびっくり!の津軽弁のモノオペラ。弘前を中心に広く東北等でご活躍の熊木先生が、落語のように語って歌われる作品です。衣装も着物を着て、正座をして歌います。
 舞台は津軽藩の時代、藩主と太鼓を売りつける商人のコミカルなストーリー。オリジナルの台本は、落語なのかな?
1996年 弘前オペラ ヨハン・シュトラウス2世「こうもり」 アデーレ:長内由起子
ロザリンデ:虎谷千佳子
アイゼンシュタイン:鎌田紳爾
アルフレッド:上原浩一
オルロフスキー公爵:田中成子
     結婚してからは青森に10年住みました。弘前は小さい街ですが文化的な香りや意識は比較的高かったと思います。
 弘前オペラの公演で初めて観た作品がこちらでした。弘前学院大学のオルガニストをするようになってからは、弘前オペラ会員の皆さんのオルガン伴奏など、一部共演の機会などが少しずつ増えていて嬉しいことです。
弘前オペラ公演の詳細はこちら
スカパー シュトラウス2世 オペレッタ「こうもり」(1972年映画版) 演出:オットー・シェンク
指揮:カール・ベーム
アイゼンシュタイン:エーバーハルト・ヴェヒター
アデーレ:レナーテ・ホルム
グンドゥラ・ヤノヴィッツ
ヴァルデマール・クメント
1972年ウィーン国立歌劇場管弦楽団・合唱団・バレエ団
   オープニングから明るいウィーン風の音楽が始まり、シュトラウスらしい作品で、名曲揃いです。オペラガイドを観ると、シュトラウスの作品はこれのみ掲載されていることが多いです。
 「そんなこと、実際はないよー」と思うシーンもありますが、それはまたご愛嬌(笑)。舞踏会のシーンが見ごたえあり。ヨーロッパ、特にドイツ語圏では年末や大晦日にこのオペレッタを観るのはおなじみだとか。
  
  シュトラウス2世 オペレッタ「こうもり」
 (1996年メルビッシュ湖上音楽祭)
ペテル・エーデルマン(アイゼンシュタイン)、
シルヴァーナ・ドゥスマン(ロザリンデ)
ウテ・グフレーラー(アデーレ)
メルビッシュ湖上音楽祭合唱団
スロヴァキア民族舞踊アンサンブル「SLUK」
[演出]エルマー・オッテンタール
[指揮]ルドルフ・ビーブル
[演奏]フルゲンランド交響楽団
   2004年の新年にスカパーで入ったのですが、前に入った映画版とは違う収録で、おまけに豪華な舞台にまわりは湖でびっくり! 著名なメルビッシュの音楽祭だったのです。
 舞台は普通のオペラハウスのものよりも大きく感じられ、大胆に大道具や小道具を用い、衣装も派手で見ごたえたっぷり。配役もそれぞれにぴったりの役柄でした。アデーレ役がとてもかわいらしく演じていました。いつかヨーロッパの夏の音楽祭、行ってみたいなぁ。うっとり。
  
 
ヨハン・シュトラウス2世「ジプシー男爵」

 
   タイトルにちょっとびっくりしたけれど、ロマ族(いわゆるジプシー)と領主のストーリー。主役のジークフリート・イェルサレムは、バイロイト音楽祭でヴァグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」等にも出演しています。甘いマスクが魅力かな?  
ビデオ 「カルメン」 (1987年メトロポリタン歌劇場 
作曲:ジョルジュ・ビゼー
演奏:メトロポリタン歌劇場管弦楽団
指揮:ジェームズ・レヴァイン
出演:アグネス・バルツァ ホセ・カレーラス
 レオーナ・ミッチェル
   誰でも知っている「カルメン」ですが、実は意外にも通してオペラを観る機会がこれまでありませんでした。今回大学の講師用リソースで借りてきて初めて全部を観ましたが、様々な発見に驚きました。 カルメンは、いわゆる「ジプシー」の女性だったのですねー。ヴェルディの「トロヴァトーレ」にもロマ族(いわゆるジプシー)の哀しくも恐ろしい話が織り交ぜられていますが、カルメンはもう少しエネルギッシュで明るい感じかな。 そしてビゼー作ということで、歌詞はフランス語。曲は全曲を通して名曲のオンパレード・・と本当に飽きさせない素晴らしい作品です。  カルメンのストーリーは、こちらのサイト
スカパー  「カルメン」 (1978年) 演出:フランコ・ゼッフィレッリ
指揮:カルロス・クライバー
ウィーン国立歌劇場管弦楽団・合唱団・ウィーン少年合唱団
エレナ・オブラスツォワ(カルメン)
プラシド・ドミンゴ(ドン・ホセ)
ユーリ・マズロク(エスカミーリョ)
イゾベル・ブキャナン(ミカエラ)
   この映像は、未だDVD化されていないレアなものだそうです! スカパーのクラシカ・ジャパンは確かに少し高いのだけれど・・でもオペラはたくさん入るし、どれも3,000円強でDVD化され販売されているものばかりです♪
 若き日のドミンゴ演ずるカルメンを観ました。ドミンゴは30代なのに、見た目はあまり今と違いがないような・・(笑)。声はさすがに今よりもさらに艶があって若い印象を受けました。バルツァ演ずる「カルメン」と比較すると、バルツァは体も小柄でアクティブな感じ。オブラスツォワは大人の魅力で、体型同様にどっしりとした声質のカルメンでした。バルツァ、カラス、オブラスツォワ・・とカルメンの演奏を聴くと、声質とそして「カルメン歌い」(とでも言えばよいでしょうか・・)の特徴があるように思いました。ミカエラ役のブキャナンは清楚な女性を好演。グノーの「ファウスト」で、マルガレータを演じてもぴったりかもしれません!
 演出はゼッフィレッリ。その他の登場人物やバックで動く人々の動きがとても細かくて、そちらも感銘を受けました。
  
スカパー 「カルメン・オン・アイス」 (1989年映画版)  監督&脚本:ホラント・H・ホールフェルド
振付:サンドラ・ベジッチ=リッチ
編曲:ペルト・グルント 指揮:ロベルト・ハネル
演奏:ウィーン交響楽団&ベルリン放送交響楽団
カタリーナピット(カルメン)
ブライアン・ポイターノ(ドン・ホセ)
ブライアン・オーザー(エスカミーリョ)
   こちらは、何と「カルメン」のスケート版! それがまた素晴らしいのです〜♪ カルメンを演じていたのは、かつて冬季オリンピックで「フィギュアの女王」と言われたカタリナ・ビット。美しいしとってもセクシーなスケーティングです。オペラの「カルメン」を観た直後にすぐ観たので、その違いが分かって面白かった。
 スケート版は、オペラ版に比べるといくつかのシーンが省略されています。またよりスペインの風俗が自然に描かれていて、ギターやフラメンコのシーンもありました(ほぼオール野外ロケ。どうやってスケート場を作ったのでしょうね??)。
 カルメンの描かれ方は、これまでの伝統的な「恋多き女/男をたぶらかす女」という感じで、個人的にはそれが少し残念。それに対してオペラ版のバルツァ演じるカルメンは、しっかりと自立した女性でホセの方が情けなく、見ようによっては現代のストーカーと重なる部分もあり。ヽ( ̄▽ ̄)ノ
 
1998年頃 宮元亜門演出「アイ・ガット・マーマン」  
    劇団四季の「ジーザス〜」にちょっとがっかりした後に(すみませーん)、このマーマンを連れ合いと二人で観に行きました。こちらは素晴らしかったです!
 登場人物は3人の女性のみで、後はピアノ伴奏が二人。たったそれだけなのにブロードウェイの雰囲気がよく出ていて・・パワフルでユーモラスな舞台でした。舞台って人数やセットだけじゃないのだと、宮元亜門の演出はさわやかに表現していました。また観たい!
 
関連リソース NHK スティーブン・バーコフ演出・宮元亜門主演
 カフカ「変身
宮元亜門  岡田真澄  夏木マリ
   NHKでバーコフ演出の3作品を放映して、その時に録画しました。いずれもバーコフ独自の世界で非常に面白いです。
 これは今や演出等がメインになっている宮元亜門が主役。カフカの名作ですが、原作と同様に見終わるととても切ない思いが残ります。 宮元亜門の虫の動きがすごい! 岡田真澄と夏木マリも好演。
 
  NHK スティーブン・バーコフ演出/主演
 オスカー・ワイルド「サロメ」
スティーブン・バーコフ
   インタビューでバーコフは、この舞台の特徴の1つに「スローモーション」を挙げていました。動きと同様に台詞もスローなので、英語が得意ではない私でも聞き取れてありがたい(笑)。バーコフはヘロデ王の役。タキシードにスキン・ヘッドのヘロデも面白かった。
 舞台はストイックなまでにシンプルな演出。照明で同じ舞台にいる人も見えなくなってしまう・・などシンプルな中にこだわりが見られます。
 
  リヒャルト・シュトラウス 楽劇「サロメ」全曲 (1974年ウィーン)
 オスカー・ワイルドの同名の作品による第1幕の劇(ドラマ)
 ヘトヴィヒ・ラッハマンによる独訳
指揮:カール・ベーム
演出:ゲッツ・フリードリヒ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
    ゆりかもめさんが貸してくださったのですが、映画版のオペラなので非常に面白かったです! 配役がそれぞれに適役で、(俳優ではなく)歌手でここまで揃えるとは・・と驚かされました。サロメ役のソプラノ、テレサ・ストラータスが小悪魔のようで魅惑的なサロメを演じています。
 私も中古でゲットしました♪ 原作は短い戯曲なので、読んだ方がさらに理解力が増しますよー。
 日本リヒャルト・シュトラウス協会  
  映画(ビデオ) 「サロメ Salome's Last Dance」
 (1987年アメリカ)
 ケン・ラッセル作品
監督・脚本 ケン・ラッセル 撮影 ルービ・ハリソン
出演:ストラットフォード・ジョーンズ 
 イモージェン・ミラ・スコット
 グレンダ・ジャクソン ダグラス・ホッジ 
 ニコラス・グレイス
    大学の講義で使うリソースを借りに、久しぶりにレンタルショップに行った時に見つけて思わず借りてしまいました。鬼才・・異才?のケン・ラッセル監督作品。彼の作品は以前「マーラー」をビデオで観ましたが、やはりそれと通じる感性があります。性の表現が少し独特でしょうか。このサロメも、同性愛であったとも言われている原作者オスカー・ワイルドの前で、「サロメ」を上演するというスタイルになっています。強いて言えばオペラのサロメとバーコフのサロメの中間?のような独特な演出です。サロメ役がはまっていました。台詞はほぼ原作通り。  
  本 ワイルド作「サロメ」 福田つねあり訳
 (1959年第1刷発行 2003年第4刷発行)
 
   教会で「サロメ」のビデオ上映をすることになって、せっかくなので原作も読んでみました。大学図書館で一度借りて、ついでに「幸福の王子」も懐かしく読みました〜。文庫でも購入しましたが、いずれもベアズレーの独特なタッチの挿絵が入っています。  
  本 塩野七生「サロメの乳母の話」 
 新潮文庫 (2003年第1刷発行)
 
   ゆりかもめさんが貸してくださいました。塩野さんの本は初めて読みましたが(まだ読み途中・・)、イタリアに長く住み、イタリアやローマ関連の本も書かれているとか。歴史上有名な人物のそばにいた人の視点から、一風変わった描き方をしています。ダンテの妻、サロメの乳母、キリストの弟、聖フランチェスコの母・・など。文章はなめらかで読みやすいです。   
スカパー  ロッシーニ「チェネレントラ(シンデレラ)」(1974年) ェレネントラ:フレデリカ・フォン・シュターデ
王子・ラミーロ:フランシスコ・アライサ
従者・ダンディーニ:クラウディオ・デズデリ
マニフィコ男爵:パオロ・モンタルソロ
クロリンダ:マルガリータ・グリエルミ
ティスベ:ラウラ・ザンニーニ
指揮:クラウディオ・アバード
演奏:ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団
演出:ジャン・ピエール・ポネル

   ロッシーニ作品で初めて観たのがこの「シンデレラ」。まぁ・・なんとも素晴らしかったです。オペラ初心者でも楽しめます♪ 思いっきりコメディで、シンデレラの義父役の歌手などまるでドリフのようなノリでした(笑)。
 ちなみにこのマニフィコ男爵役のモンタルソロは、モーツァルトの「フィガロの結婚」でも、コミカルな役を好演しています。シンデレラ役のシュターデも、美しく歌唱力もあり文句なし。
 ロッシーニは、音楽的にはモーツァルトとヴェルディの間のような雰囲気で、どちらのよさも音楽に表現されているように思いました。それにしてもこの作品、ベルカント唱法など歌うのは技術的にかなり難易度が高いのでしょうね・・。
ストーリーの詳細はこちらのサイト
こちら

 エディンバラ@スコットランドのシアターにて
  ロッシーニ「セビリアの理髪師」
 (1988年シュヴェッツィンゲン)
指揮:ガブリエレ・フェッロ
シュトゥットガルト放送交響楽団
ケルンシアター合唱団
チェチーリア・バルトリ:ロジーナ
ジーノ・キリコ
    ロッシーニの作品で最も有名なものは、恐らくこれでしょうか? 「セビリヤ」もバルトリの演奏も初めてでしたが、個人的にはこの前観たばかりの「シンデレラ」の方が好みに合いました。
 「セビリヤ〜」はストーリー的には、モーツァルトの「フィガロの結婚」の前段階のお話で、伯爵がほぼ幽閉に近いようなロジーナを見初めて恋に落ちます。フィガロにも全面的な協力を頼み、あの手この手でついには結婚・・!という筋書きなのですが、音楽的には「ラララ〜 ・・ フィーガロ〜♪」というあの有名な曲(こちらのサイトで聴けます)のテンションそのままに全体が進行。楽しいけれど、少し疲れるかも。(^_^;)/ それにしても、こんなにまで苦労して結婚にこぎつけた伯爵なのに、「フィガロの結婚」ではあんなにも奥方に冷めているなんて(笑)。何と言うか、人間の哀しい性(さが)なのでしょうか?
ストーリーの詳細はこちらのサイト
こちら

MIDIはこちらのサイトで聴けます
  プッチーニ「トスカ」 (1976年映像版) 演出:ジャンフランコ・デ・ポシオ
ブルーノ・バルトレッティ指揮
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団,
アンブロジアン・シンガーズ
ライナ・カバイヴァンスカ(S)
プラシド・ドミンゴ・ジュニア(Boy−S)
プラシド・ドミンゴ/マリオ・フェラーラ(T)
シェリル・ミルンズ(Br)
   映像版の作品ですが、実際のイタリアをロケ地にしているのでまるで観光案内のようでもあり見応えは抜群! 初めは聖堂内のシーンから始まります。ドミンゴ扮するマリオは、どこかさり気なくて好感度大。トスカ役のカバイヴァンスカは細身なのにパワフルな女性を熱演します。スカルピア役のミルンズさまも悪役ながらかっこいい・・♪ もしかしたら、ゆりかもめさんに貸していただいたこの作品から、私のオペラ大好き人生が始まったのかも∽★ ゆりかもめさん、ありがとうございます〜。 ストーリーの詳細はこちらのサイト
こちらも 
  プッチーニ「蝶々夫人」 (1974年映像版) ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ジャン=ピエール・ポネル演出
ヴィーン・フィルハーモニー管弦楽団・合唱団
ミレッラ・フレーニ(S:蝶々夫人)
プラシド・ドミンゴ(T:ピンカートン)
クリスタ・ルートヴィヒ(Ms:スズキ)
ロバート・カーンズ(Br:シャープレス)
   長崎を舞台にした悲愛物語、健気な蝶々さんとお気楽でおバ○なアメリカ人(として描かれている)ピンカートン。あまりにも有名な作品ですが、全編を初めて通して見ました。しかも出演はカラヤン指揮、フレーニの蝶々さん、ドミンゴのピンカートン・・とかなり豪華。日本の時代や舞台考証が・・時々変で思わず笑えてしまいます。確かに障子とふすまなのにどこか違っていたり、ぬれ縁で靴を脱いだり・・。蝶々さんのおじさん(僧侶?)は怖すぎます(歌舞伎のイメージなのかなぁ)。それに関しては、こちらのサイトの文が的を射ているかも。
 しかしそんなジャポネスクも、プッチーニの旋律の素晴らしさと何よりも可憐で天にも昇っていくようなフレーニの繊細な歌声で・・次第に気にならなくなってしまいます。とにかくフレーニが痛々しいほどに素晴らしい!
 「蝶々夫人」を観ていたら、日本とアメリカの関係って基本的にこのテーマとあまり変わっていないのかも・・とちょっと考え込んでしまいました。
ストーリーの詳細はこちらのサイト
 こちらも こちらは画像付き
  
 エディンバラ@スコットランドのシアターにて
  プッチーニ「マノン・レスコー」
 (1983年コヴェントガーデン)
マノン:キリ・テ・カナワ  
デ・グリュー:プラシド・ドミンゴ
ジェロント:フォーブズ・ロビンソン  
レスコー:トーマス・アレン
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ 演出:ゲッツ・フリードリヒ
演奏:コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団・合唱団
   この所スカパーで、ドミンゴ主演の作品が多く入る。世界の3大テノールで知られている彼だが、最近になってようやく彼の素晴らしさを実感している。何本か彼が主演のオペラをスカパーで観たが、今まで観た中ではもしかしたらこの「マノン・レスコー」がもっとも彼にはマッチしているのかもしれない。地位も名誉もない若者が、ひたすら美しいマノンを愛しぬくとてもけな気な役柄だ。スペイン出身の彼は、パヴァロッティの明るさ、そしてホセ・カレーラスの真摯な甘さとはまた一味違ってどこかウェットな役柄が似合うように思う。
 オペラを観る時、特に自宅鑑賞の際はあまり予備知識なしに観ることが多い。それなりに解説書等も持ってはいるのだが、真っ白な状態で観るのが案外面白い。未知で無知なりに、気付くことがある。 「マノン・レスコー」もタイトルしか知らずに観たら・・幕が変わるごとにどんでん返しで、ただただびっくり。そして話としてはちょっとおかしかったり唐突なのに、プッチーニの曲が秀逸で、それらの違和感を音楽の素晴らしさが押してしまっている(これは『蝶々夫人』にも言えるかも・・)。
 プッチーニ作のミサ曲があるのだが、2幕のシーンではそのパロディが挿入されていた! どちらが元なのかな?
 「マノン・レスコー」関連サイト 1) 2) 3) 4)
  プッチーニ「ラ・ボエーム」 (1967年ミラノスカラ座) 演出・指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏:ミラノスカラ座管弦楽団&合唱団
ミミ:ミレッラ・フレーニ
ムゼッタ:アドリアーネ・マルティーノ
ロドルフォ:ジャンニ・ライモンディ
マルチェルロ:ローランド・パネライ
   作曲者もオペラのタイトルもとても有名なのに、観ていない作品がまだまだたくさんある。この「ラ・ボエーム」もそのうちの1つだろう。プッチーニの代表作に数えられる。
 ストーリーは、パリの屋根裏で過ごす芸術家のたまごたちの切なくも心は豊かな・・物語。今はお金がないけれど、夢だけは大きく!という未来のアーティストばかり。そういう意味ではこの作品を演じる歌手たちは、どちらかと言うと若い声楽家がぴったりなのかもしれない。フレーニが出ているこの版は若い演奏家はあまり多くなかったが、ゆりかもめさんが先日若手演奏家バージョンを貸してくださった。そちらを観るのも、楽しみである♪
 個人的なこだわりとしては、せっかくパリの話なのでイタリア語ではなくぜひフランス語版を聞いてみたい! 日本でも海外の作品を「邦訳」して上演することがあるのだから、フランスでもそういうことしていないかなぁ。
 関連サイトはこちらへ 2) 3)
2007年 プッチーニ「ラ・ボエーム」 (横浜グランベーネ歌劇団)
 鎌倉芸術館にて
鎌倉芸術館がオペラの会場でした。神奈川にはなかなか来る用事もなく、横浜や川崎もめったに行きません。電車で鎌倉は初めてでした。大学の先輩Wさんや友人Mさんと駅で待ち合わせ。私は30分以上早く着いてしまって、スタバで二人を待つ。ギリギリでいらした方もいて会場にはすべり込みセーフ。鎌倉女子大学隣の閑静な美しいホールでした。

今回のオペラは横浜グランベーネ歌劇団の旗揚げ公演。制作のIさんが知人の妹さんで、彼女からのお誘いを受けて友人にも声をかけて3名でお訪ねしました。
ムゼッタ役の高橋薫子さんの歌声を生で聞くのが楽しみで、それからロドルフォ役の笛田さんが素晴しい・・と以前ネットで見かけたのでどちらも楽しみでした。

セット自体は割とシンプルな予算抑えめな感じでしたが、ソリストの演奏が非常に安定していて好感度大でした♪
特にロドルフォの笛田さんは美声で声量もあって素晴しい! まだ20代で高校は何と、新潟のキリスト教主義の敬和学園でした。驚き。歌声を聞きながら「きっとイタリアでお勉強されたんだろうな」と思っていたのですが、プロフィールを見ると名古屋芸大のご卒業で、まだ留学はされていないみたい。元々がかなり天性の声を持っておられるのでしょうか。
日本でここまで素晴しい声は私は初めて聞きました。とにかくよい声でうっとり。ただ声量がありすぎて、時々ミミ役の家田さんとのバランスが気になる部分もありました。きっとまだお若いし、それにあんなに声が出たら気持ちよくてついつい出してしまうんだろうなぁ。

ムゼッタ役の高橋さんはとても可憐な容貌と声で安定した演奏。高い音ものびやかに出ていました。また別の役の演奏もぜひお聴きしてみたいです。最後まで飽きることなく、安定した演奏を聴くことが出来て大変満足でした。( ^^)/\(^^ ) お誘いをしたお二人もとても喜んでくださって、本当によかった♪
日本の演奏家の素晴しい演奏に触れて、何だか非常に励まされて幸せな気分のまま(ついつい、アリアを歌いつつ・・笑)私とWさんは新横浜の格安ホテルへ。Mさんは残念ながら帰路へと向かわれました。
2006年 プッチーニ「トーゥーランドット」 (キエフオペラ)
 会津風雅堂にて
  ドニゼッティ「愛の妙薬」 (リヨン国立劇場) 原作:スクリーヴ「惚れ薬」
ガエターノ・ドニゼッティ フェリーチェ・ロマーニ
ネモリーノ:ロベルト・アラーニャ
アディーナ:アンジェラ・ゲオルギュー
ドゥルカマーラ:シモーネ・アライモ
ベルコーレ:ロベルト・スカルトリティ
ジャンネッタ:エレーナ・ダン
リヨン国立劇場管弦楽団&合唱団
指揮:エヴェリーノ・ピド
   ドニゼッティの作品を初めて観た。彼の作品は、過去にフルート作品を何曲か聴いたことがある。
 原作が「惚れ薬」というので、すぐに「トリスタンとイゾルデ」を連想したが、実際にオペラの中でもそれに触れていたのでちょっと驚いた。この作品は喜歌劇なので、基本的にとてもライト。アディーナ(ゲオルギュー)ひとすじの男性、ネモリーノ(アラーニャ)。彼女の愛を得るために、行商に来た怪しい薬屋から「惚れ薬」を買ってしまうのだが、実はそれはただのワインだった・・。
 全体的にライトな作風がとても心地よい。ちょっと疲れた時に観ると、元気になれるかも♪ おバカっぽくなりがちなストーリーなのに、ドニゼッティの楽曲がそれをやんわりと避けている。オペラ界きっての有名カップル、ゲオルギュー&アラーニャ夫妻。さすがに息はぴったり! アラーニャは素朴な農夫の役を好演している。キャスティングは、どれもよくマッチしている。
 リヨンオペラでの上演だったが、リヨンオペラの演出はどこか北フランスのパリよりも明るく、色にたとえると黄色かオレンジに感じるのは地理的にやはりイタリアに近いからだろうか?
ドニゼッティ関連サイト
 
弘前
市民会館 劇団銅鑼センポ・スギハァラ」(演劇)

 
   大学の掲示板でちらしを見かけ、思い立って観に行きました。ちょうど翌日は、キリスト教音楽の講義で「ユダヤ人」をテーマにする予定の前日。
 時々名前は聞いていた杉原千畝(ちうね)さんの足跡を、舞台を通して知ることが出来ました。当時リトアニアの日本領事館に赴任していた彼は、ナチスドイツのホロコーストがうずまくヨーロッパで、ユダヤ人のためにひたすらビザの発給を続けました・・。彼が救ったユダヤ人の数は、6000人に及ぶそうです! 主演俳優は弘前出身の方だったとか。
 
関連リソース 本 篠 輝久「約束の国への長い旅」
 リブリオ出版(1988年第1刷発行 2000年第17刷発行)
 
   弘前で「センポ杉原」の舞台を観た後で、その場で購入しました。子ども用に分かりやすくまとまっています。  
  本 妹尾河童「少年H」 講談社(1997年)  
   出版直後に引き込まれるように読破しましたが、その時にはまったく気づかずに読みすごしていたことがありました・・。 それはHのお父さんとユダヤ人とのやり取りです。まさにここで出てくるユダヤ人は、センポ杉原さんがビザを発給した人たちではないでしょうか!
 この事実を教えてくださったのは、前青森教会牧師の鈴木先生です。ユダヤ人問題やアウシュヴィッツ以降の神学に洞察が深い方です。
 
スカパー  映画耳に残るは君の歌声」(2000年英仏合作) 監督:サリー・ポッター
クリスティーナ・リッチ
ジョニー・デップ
ケイト・ブランシェット
ジョン・タトゥーロ
    私は映画俳優は何故かおじさん好みなのですが(これは昔から・・)、ジョニー・デップは別♪ 作品が好きで、気づけばそれには彼が出ている・・という感じでした。個人的に、顔の四角い男性に弱いみたい。そう言えば連れ合いも、昔は顔が四角でした(今はふくよかに・・)。f(^_^)
 スカパーで予告を観て、「観たい」と思ったこの作品。テーマはとてもシリアスで、華美さや派手さはないもののとてもよい作品です。舞台は第2次大戦直前のヨーロッパ。ロシアに住むユダヤ人の少女とその父親、そしてロマ族(いわゆる「ジプシー」)の男性のストーリー。ロシア・英国・パリ・アメリカ・・と少女の移動と共に舞台も移動します。パリではオペラのシーンも多く登場します。
 ユダヤ人とロマ族は、ナチスドイツ政権下では強制収容所に送られ、ホロコーストの悲劇に遭いました・・。そんな彼・彼女らに思いを馳せるにふさわしい作品です。ジョニー・デップ自身がネイティブ・アメリカンの血を引いているので、尚更興味深いです。
 この物語は音楽を通して語られます。
イタリア・オペラのテノールが高く響きわたるアリアから、ジプシーたちのリズミカルな躍動まで。音楽というのは、移民や旅を続ける者にとって重要です。それは魂の表出であり、自分が誰で、どこから来たのかを思い出させてくれるものです。そして歌う声は、人間の体の中から出るもの、他の手段では表現できない力を持っています。日常の言葉よりもくっきりと真実や心の叫びを映し出すことができる。心を通わせたい、痛みを乗り越えたい、喜びや愛が欲しいという心の訴えを。
 20世紀には泣きたいことがたくさんありました。私はこの映画が、沈黙を強いられた、そして今もなお沈黙せざるを得ない人々の「声」になることを、そして命を奪われた人々を悼み、それらを乗り越え生き抜いた人々への讃歌になることを心から願ってやみません。 (監督の言葉より)
ビデオ 新垣壬敏「26聖人の殉教」 名古屋での初演
   賛美歌「マラナタ」などでもよく知られている、新垣先生の創作オペラ。カトリックの友人Hちゃんがプレゼントしてくれました♪ 彼女は新垣先生とも交流があるそうです。
 新垣先生の作品は、いつも明るくて分かりやすいなぁという印象を受けます。ご出身が沖縄であること、そしてきっと大学教授としても若い方との出会いを大切にされているのでは・・と思わされました。ますますのご活躍を心からお祈りします。
  
関連リソース 本 畠山重篤「リアスの海辺から」 文藝春秋(1999年)  
   この本それ自体が、読み物としてもお薦めです。畠山さんは宮城県唐桑町に住む漁師さんで、ホタテやカキの養殖をされています。「海で美味しいものを収穫するには、山の木が大事だ」と気づいた畠山さんは、山に植林を始めて今やそれは「森は海の恋人」というムーヴメントにもなっています。(→詳細はこちらのページへ)
 三陸のリアス式海岸に住まわれている畠山さんは、そのルーツを求めて長崎の26聖人の記念碑を訪れ、ついには「ほたて巡礼」のためにスペインにまで行ってしまいます。
 
NHK 松村禎三「沈黙」全2幕 (1993年日生劇場) 原作:遠藤周作 台本/作曲:松村禎三
演出:鈴木敬介
田代 誠/直野 資/大島幾雄/宮原昭吾
小林一男/釜洞祐子/秋山雪美
指揮:若杉 弘 新星日本交響楽団
   カトリックの作家、故遠藤周作氏の代表作の1つでもある「沈黙」を松村氏がオペラ化したもの。作品化には、なんと15年弱もの時間がかけられたそうです。NHKで放映されたので、作品の前後にはまだ存命中だった遠藤氏の対談も収録。
 演奏や作品構成としては、後半の方が乗っているように思えました。例えばカトリックの作曲家新垣先生の「26聖人の殉教」と比較すると、松村氏の作品の方がいわゆる格調が高い雰囲気で、また原作のテーマからも当然ながら大変重苦しくシリアスに全体を描いています。1971年の邦画で同じく「沈黙」がありますが、こちらからの影響も少しは受けているかな?
 CD作品はこちら
スカパー フランシス・プーランク 「声」 釜洞祐子
ピアノ:河原忠之
芸術監督・訳詞:若杉 弘
2002年 新国立劇場 小劇場
   初めてこの作品を知ったのは、NHKで佐藤しのぶさんの公演だったと思います。モノオペラでしかもプーランク!ということで興味を惹かれました。全部を通して観たのは、今回が初めて。
 釜洞さんの演奏とお顔を映像で拝見して、「何てふくよかな美しさなんだろう・・」と思いました。佐藤しのぶさんもそうですが、どこか日本人離れした華やかな美しさがあります。
 この作品を通して聞いていたら、不思議な感覚に襲われました。ピアノ伴奏が入ると確かにパリのエスプリが香るプーランク作品なのに、歌だけ聴いているとどこか日本っぽくもあるのです。日本語上演だったことも少しは関係があるかもしれませんが、曲そのものの作り方にも秘密がありそう・・。いつかフランス語で聞いてみたいものです。
 関連サイトはこちら
関連リソース CD プーランク「鍵盤楽器のための協奏曲集」
 (1984年録音ERATO)
オルガン:マリ・クレール・アラン
チェンバロ:トン・コープマン
指揮:ジェイムズ・コンロン
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
   プーランクと言えば、オルガニストが思い浮かべるのはおそらく「オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲 ト短調」でしょう。ピアノ曲の透明さとはまた一味違った、オルガンならではのハーモニーが味わえます。初めから挑戦的な和声とリズムで、終始ドラマティックな緊張感が保たれています。
 他には「クラヴサンと管弦楽のための『田園コンセール』」「2台のピアノのための協奏曲」「オーバード」等を収録の2枚組。
 
2003年 パリ オペラ・バスティーユ ゲーテグノーファウスト
   昨年はオペラ・ガルニエでバレエを観ることが出来たので、今年はオペラ・バスチーユ♪と旅行前に演目をサイトでチェック。私が行く時はちょうど「ファウスト」でした。それをゆりかもめさんにお伝えしたら、何と「ファウスト」のビデオやオペラ初心者向けのビデオをいろいろ送ってくださって・・★ 今思えば、ここから私のオペラ人生?(オーバーねぇ)が始まったのです。ぷぷ。
 ゆりかもめさんが貸してくださったビデオが、右の通りのオペラ座のライヴ。映像は古いけれど、ソリストがみんな素晴らしい! 特にミレッラ・フレーニとロジェ・ソワイエさまのファンになってしまいました・・♪
 パリで実際に観た「ファウスト」はビデオに比べると、「あれ?」という感じでした。ロジェ様のメフィストの方がかっこよかったなぁ(→贅沢・・)。
ファウスト…ニコライ・ゲッダ
マルグリート…ミレルラ・フレーニ
メフィストフェレス…ロジェ・ソワイエ
ヴァランタン…トム・クラウゼ
収 録:1975年 パリ・オペラ座ライヴ
台 本:ジュール・バルビエ、ミシェル・カレ
演 出:ホルヘ・ラヴェルリ
指 揮:チャールズ・マッケーラス
演 奏:パリ・オペラ座管弦楽団及び合唱団


ストーリーはこちらのサイト
ファウスト」関連サイト
関連リソース 本 ゲーテ作「ファウスト 第1部・第2部」 相良守峯訳
 ワイド版岩波文庫 (1991年第1刷発行 2001年第2刷発行)
 
  本 小塩 節「ファウスト 〜ヨーロッパ的人間の原型」
 日本YMCA同盟出版 (1972年)
 
    大学チャプレンの書棚にあったのでお借りしてみたら、味わいがあり非常に深い1冊だった。 ファウスト博士と言うのは中世の実在の人物で、ドイツではゲーテのみならず「民衆本」として何冊も書かれ、長く愛されているストーリーだと言う。自らを「ルターの弟子」と称するゲーテは、ファウスト博士の姿にルターそのものを重ねたりもしているのだ!(ファウストとルターはほぼ同時代の人) 中世から近代に移り変わるヨーロッパの様子も振り返りつつ描くこの本は、様々な示唆に富みキリスト教に関連付けても非常に刺激的だ。  
  本 大澤武男「ファウストと嬰児殺し」 新潮選書 (1999年)  
   話題としてゆりかもめさんにお伝えしたら、彼女の方が先に読まれて貸してくださいました。f(^_^) 作者のフィクションも幾分は入っているものの、ファウストに出てくるマルガレーテ(グレートヒェン)は何と実在の女性で、ゲーテが弁護士になった頃にフランクフルトである悲しい事件に襲われ処刑されてしまった・・。 当時の社会構造の中で、いわば頂点にいたゲーテと、まったく正反対で最下層にいたと思われる女性に焦点をあてる姿勢がユニーク。
 著者の大澤氏はユダヤ人問題やドイツ全般に詳しく、いつも詳細でシャープな切り口で執筆されている。
 
  本 ゲーテ/高橋義孝「ファウスト」
 世界文化社 世界の文学9(1978年)
 
   リサイクルショップで見つけましたが、画像満載で1冊500円だったので購入しました。この本が出版された頃、このような装丁の本が多く出されたのだろうと思います。同じような雰囲気の「世界作曲家全集」のようなものを、母のおさがりで持っています。少し古くはありますが、資料としての画像も多くて便利。  
  コミック 手塚治虫「ファウスト」
 朝日文庫 (1994年第1刷発行)
 
    ゲーテの「ファウスト」の原作を元に、手塚治虫流のアレンジで描かれています。一緒に収録されている「百物語」は、いわば日本版「ファウスト」。舞台はみちのくで恐山も出て来て、面白かった! 「ネオ・ファウスト」もあるそうです。  
  CD 米良美一ロマンス」 (1997年)  
   「ファウスト」から「ロマンス」と「トロイの娘たちの踊り」の2曲が入っています。米良さんのCDはずい分出されていますが、私が米良さんに開眼したのは「天上の声 〜バロック・アリア・コレクション」でした。軽やかでまろやかな素晴らしいバロック! どんなジャンルでも自由で多彩に歌い上げる米良さんですが、彼の素晴らしさはもしやバロックでは?と思いを新たにしました。日本で著名なバッハ・コレギウム・ジャパンでもコンサートやCDでの共演をなさっています。  
スカパー ヴァーグナー「ワルキューレ」 (1994年ミラノ・スカラ座) ドミンゴ
   2003年8月にスカパーでヴァーグナーの特集をしたので、たくさん録画をしました。ヴァグナーの作品は長大なので(4−5時間はかかる・・)まだ全部は観切れていないのですが、個人的にはヴェルディの方が自分の好みに合います。でもドイツらしさを味わうなら、まずはヴァーグナーなのでしょうねぇ。  
関連リソース CD 「Wagner Highlights」 
 Arranged for Two Pianos by Max Reger
Pianos:
 Yukie Nagai & Dag Achatz
   数年前に輸入版で購入しました。しばらく聴いていなかったのですが、オペラでヴァーグナーを観たので久しぶりに聴きました。
 収録曲は「タンホイザー」、「ワルキューレ」、「マイスタージンガー」、「トリスタンとイゾルデ」など。オーケストラとはまた異なったピアノ独特の繊細な響き、演奏は2台のピアノで、おまけにアレンジはドイツオルガン界の巨匠レーガーです♪
  
  CD「ワルキューレの騎行〜 ワーグナーブラスセッション」  カナディアン・ブラス 
ベルリン・フィル&バイロイト祝祭管弦楽団員
指揮:エド・デ・ワールト (1991年)
PHILIPS
   確か以前中古でゲットしたと思うのですが、かなりお薦めの1枚です! 「ワーグナーのブラス?」と気になって買ってみたら、大当たり。つやつやでまろやかなカナディアン・ブラスの演奏が堪能出来ます。 収録曲はワルキューレ、神々の黄昏、タンホイザー、マイスタージンガー、ローエングリンなど。  
スカパー オペレッタ カールマン「チャールダーシュの女王」
 1971年 ミュンヘン
アンナ・モッフォ(シルヴァ)
ルネ・コロ(エドウィン)
ダグマー・コラー(スタージ)
   カールマンという人を初めて知りましたが、とても観やすい作品でした。旋律も聴きやすかったです。ブタペストの歌手(寄席芸人)とウィーンの貴族の息子の恋愛。身分の違いゆえに結婚は困難かと思われますが・・最後に貴族の母親が、実は元歌手だったことが分かるあたりなどちょっとびっくりです。華やかなシルヴァの衣装もいいけれど、脇役のオジサマたちがなかなかよいです。
疲れてオペラを観るほどの元気がない時は、オペレッタがライトでいいなぁ。(⌒‐⌒)
ストーリーはこちらのサイトへどうぞ
スカパー マスカーニ 「カヴァレリア・ルスティカーナ」
 (1968年 映画版) 原作:ヴェルガ
 
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
サントゥッツァ:フィオレンツァ・コッソット
トゥリッドゥ:ジャンフランコ・チェッケーレ
ルチーア:アンナ・デイ・スタジオ
アルフィオ:ジャンジャコモ・グェルフィ
ローラ:アドリアーネ・マルティーノ
   以前このオペラの間奏曲に関してのご質問をオンラインで受けたので、気になっていたところちょうどスカパーで入りました♪ 舞台は19世紀末の復活祭、シチリア島の村の広場。シチリアには独特の歴史や文化があるそうですが、音楽科の学生の頃にシチリアの合唱曲を数曲歌い、素朴ながらも美しかったことを覚えています。海の風や風景が浮かぶような合唱曲でした。
 復活祭の日に起こる悲劇(いわゆる「不倫」が原因)がテーマですが、マスカーニの音楽は非常に美しくドラマティックです。元恋人同士がサントゥッツァ「私の元に戻って来て」、トゥリッドゥ「いやもうお前に未練はない」と歌い上げる2重唱は悲劇的なのに大変美しいです。また宗教的な雰囲気を視覚でも聴覚でも味わえます。
 この作品は1時間10分と短い作品ですが、ヴェリズモオペラ(写実主義的なの意)の先駆的傑作で、レオンカヴァッロの「道化師」と2本セットで上演されることが多いとか。
 ストーリーの詳細はこちらのサイト

 マスカーニの生涯はこちらのサイト
  バルトーク「青ひげ公の城」 (映画版)  台本:ベーラ・バラージュ
ロンドン・フィルハーモニック
指揮:アダム・フィッシャー
青ひげ公:ロバート・ロイド
ユディット:エリザベス・ローレンス
   バルトークの作品を聴いたのは、一体いつだろう。あの時は「ミクロコスモス」だったかな・・とにかく実に久しぶりに彼の音楽を聴いた。これもオペラに開眼したからかもしれない。「オペラ」という切り口から、実に多彩な世界や音楽に触れることが出来るようになった。
 「青ひげ公」はバルトーク唯一のオペラ作品。ヨーロッパに古くから伝わる「青ひげ公伝説」がベースになって、物語は進む。登場人物は二人だけなのだが、ある種のホラーともミステリーとも取れるようなスリルがある。最後まで目が離せない。
 主役のユディットは、若さと愛ゆえに青ひげ公の全てを知りたいと願うのだが、7つの扉を次々に開けていく様は彼の心を開けていく作業にも重なるのかもしれない。ソプラノはまるで水の精のような透明な声質と旋律が印象的。対して青ひげ公は、落ち着きを持った低い声(バリトン)で朗々と歌われる。言語はハンガリー語。
 「青ひげ公の城」関連サイト こちら
スカパー レオシュ・ヤナーチェク「利口な女狐の物語」
 (人形劇版1988年)
ブレティスラフ・バカラ指揮 
ブルン放送交響楽団
ルポール・トコシュ  マリー・スティネロヴァ
ミラ・レデレロヴァ
 
   チェコのモラヴァ出身のヤナーチェクの作品。彼の作品を日常的に聴くことはあまりないのですが、このオペラはどこか不思議な雰囲気でした。見慣れているイタリア・ドイツ・フランス・・どれとも違う。やはりそれが「チェコ」らしさ? オケの演奏者も、虫の着ぐるみを着て演奏しています・・。 ストーリーはこちらのサイトへどうぞ
  レオシュ・ヤナーチェク「マクロプロス事件」
 (カレル・チャペックの戯曲による
  1995年グラインドボーン)
台本:ヤナーチェク
エミリア・マルティ:アニカ・シーリヤ
ヴィーテク:アンソニー・ローデン
アルベルト・グレゴル:キム・ベグリー
クリスタ:マヌエラ・クリスチャク
コレナティー博士:アンドリュー・ショア
ブルス伯爵:ヴィクトル・ブラウン
指揮:アンドリュー・デイヴィス
ロンドンフィルハーモニー
   「利口な女狐〜」よりもストーリー自体は複雑だし、舞台もあまり派手ではないのですが何故かひきつけられるものがありました。秘薬によって337年も生きたというオペラ歌手、望まない長い生のために名前や身分を変えて各地を転々としながら生き延びました・・。
 旋律はチェコ語にあわせた伸びやかなソプラノが、「利口な女狐〜」同様に印象的です。
 ストーリーはこちらのサイト
スカパー ムソルグスキー「ボリス・ゴドゥノフ」 (1954年映画版
 
 
    東方教会の音楽やロシアの映像って、なかなか見つからないので苦労します・・。そんな中でオペラにはまったが故に出会ったのが、ムソルグスキーのこの作品! 西ヨーロッパのオペラとはまったく異なった硬派な内容で、史実に基づく政治的な話題です。
 映画版なので渋くも絢爛豪華なロシアの文化も堪能出来て、古い映像ではありますが目が覚めるようです。
  
関連リソース CD Mussorgsky「Pictures at an Exhibition」 
 Transcribed and performed by Jean Guillou
    ムソルグスキーといえば、やはりこの作品! 原曲はピアノ曲で後にラヴェルが編曲をしましたが、こちらはさらにオルガンアレンジ。
 演奏者のジャン・ギューはフランス人で、パリのユスタシュ教会オルガニスト。オルガン界の鬼才です♪
※こちらのサイトで、MIDI演奏の
 「展覧会の絵」を聴くことが出来ます。
  <おまけ情報>
 「展覧会の絵」のオルガンアレンジ版楽譜は、私が持っているのは以下のものです。
♪Mussorgsky「Pictures at an Exhibition」
  Transcribed for organ by KEITH JOHN

 (United Music Publishers Ltd. LONDON)
 
スカパー オルフ「カルミナ・ブラーナ」(1995年) 世俗カンタータ
指揮:リッカルド・ムーティ
ナザレス・中央ドイツ放送交響楽団・合唱・バレエ団
ソプラノ:コロンディ
バリトン:モール  テノール:ドナルド
※1937年フランクフルトにて初演
    スカパーのメイン番組の合間に、NHKの「名曲アルバム」のような短い音楽番組が入ります。それでこの「カルミナ・ブラーナ」の有名な曲も何度か流れていました。曲だけを聴いているとダイナミックで勇壮なのですが、今回舞台版を観て目が点に! こんな内容だったのですね・・。
 副題が「楽器の伴奏をもち舞台場面によって補われる独唱と合唱のための世俗的歌曲」というそうですが、内容はもろに「世俗」。歌自体は独自のリズム等、どこかストラヴィンスキーの「春の祭典」を思わせる感もあるのですが(そして「春の祭典」が初めにそうであったように、この曲と舞台も賛否両論はなかったのかなぁ)、踊りが・・なかなかエロティック。肌の露出が多いのです。 歌詞の内容もギリシャ神話のごとく、この世の快楽に身を任せるようなテキストが多かった。 まだこの版しか観ていませんが、他の版も観たいような観たくないような・・。ヽ( ̄▽ ̄)ノ
 なお23曲目の「私の心の揺れ動く秤の上で」は非常に美しいソプラノの曲ですが、メロディを聴いてびっくり。「天使の歌声」で知られるシャルロット・チャーチがデビューアルバムで歌っているのです(こちらで視聴出来ます)。彼女が歌うとまるで天上の歌声のようなのですが、その歌詞は「いとしい君よ 私のすべてを捧げます」というラヴソング。知らない方が幸せなこともあり、知っていた方が面白いこともあり。は〜何かとショッキングな作品でした。
 オルフ関連サイトはこちら

 カルミナ・ブラーナ関連サイトはこちら

 こちらこちら

NHK シェーンベルク「モーゼとアロン」
 (1994年東京交響楽団400回定期演奏会)
指揮:秋山和慶  副指揮:大友直人 
演出:実相寺昭雄
東京交響楽団  東響コーラス
モーセ:ジークフリート・フォーゲル
アロン:ライナー・ゴールドベルク
佐藤しのぶ  郡 愛子
加賀清孝  大橋ゆり
    12音技法や「浄められた夜」の作品等で知られるアルノルト・シェーンベルクの作品。現代的で独特なオペラです。
 出エジプト記3−4章、32章に描かれているモーセの物語をオペラ化。モーセはシュプレッヒ・シュティンメという「語り」、アロンはアリア風に表現されています。初演は彼の没後1957年、日本初演は1970年だそうです。
 オーストリアのユダヤ人商人の家庭に生まれたシェーンベルク。この作品の2幕を書き終えた後に、何とユダヤ教に改宗したそうです! ヨーロッパではユダヤ人への差別や排斥がどんどん強まる中で作曲された渾身の1曲。台本は本人によって書かれ、3幕のオペラの2幕にまで曲が付けられました。
  
スカパー シェーンベルク「月に憑かれたピエロ」
 (1979年ルガノ・オペラ)
作曲:アルノルト・シェーンベルク(1912年)
テクスト:アルベルト・ジローの詩
初演:1912年(独語)
   スカパーの「オペラ大学」最終回は、『20世紀のオペラ』でした。その中でこのシェーンベルク作品も紹介され、短いものだったので観たのですが・・12音技法とシュプレッヒシュティンメを多用した、まさに彼らしい作品。(^_^;)/ 最後まで聞くのは、慣れが必要かもしれません。音楽自体はメシアンっぽいような要素もあるように感じましたが、旋律がないような「語り」を聴くのは忍耐がいるかも・・。  曲に関してのサイトはこちら

 こちらのサイトで曲を聴けます
関連リソース ビデオプリンス・オブ・エジプト」(1998年)  
    京都の友人みどりちゃんが昨年たまたま教えてくれました。旧約聖書を題材にしたアニメで・・という話をしていた時のことです。後で中古でみつけてゲットしましたが、なかなかよいです! ストーリーは、出エジプト記のモーセの話。エジプトの王室で育つ過程が丹念に描かれています(このあたりは、あの超有名な「十戒」と同じでしょうか)。
 アニメならではの大胆な表現方法を堪能出来ます。ディズニーではなく、ドリームワークス社の作品。全体にミュージカル調に仕上がっています。音楽はアカデミー賞も受賞。
 
  CD 「20世紀の祈り」
 グレツキ、ペルト、バーバー、マルタン、シェーンベルク
指揮:ロバート・ショウ
ロバート・ショウ・フェスティヴァル・シンガーズ
TELARK(1994年)
   何年か前に購入しましたが、お気に入りの現代曲のアカペラアンサンブルです。現代曲を知る人にはなじみの深い作曲家の合唱曲。シェーンベルクは「地上の平和」が収録されています。
 この作品は透明度が高くて美しい曲ですが、コンラッド・フェルディナンド・マイアーの詩も力強く悲しい素晴らしさを持っています。
 原語(ドイツ語)はこちらのサイトへ。

「地上の平和」
 1907年コンラッド・フェルディナンド・マイアーの詩によって作曲
 (邦訳:佐藤みどり)

羊飼いたちが羊の群れをはなれ
母とその子に みすぼらしい門口から
天使の言葉をもたらしたとき 
天のしもべたちは 星のきらめく空で歌い続けていた
天に響きわたらんことを 
「平和、地には平和」

天使が忠告していたのに
ああなんと多くの血ぬられた行為が
馬上の武人のあらそいによって 犯されたことか
どれほど多くの聖夜に おびえ、許しを請い、
静かに訴えて 霊たちは歌ったことか
「平和、地には平和」

今なおそれは永遠の希望
弱い者がもはや 大胆で残忍な行為の
犠牲にならないということは
正義なるものが 殺人と恐怖によって行動し
王国を築く 地上の平和を求めて

しだいにそれは自身を形成し
その聖なる責任が実行され 非暴力の武器を鍛え
公正なる者のために刃をきらめかせ
強い息子たちによって 王家の血筋が興り
その輝かしい喇叭が吹き鳴らされる
「平和、地には平和」

フランクフルト・ユダヤ博物館にて
   
お薦めサイト 映画を見たらオペラも見ようよ
サザン・クロス(オペラ作品専門店)
■Angelinaのオペラへの旅

オペラのよもやま話を知ることが出来ます