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対話:3
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――何かご自分の中で変わっていったことはありますか?
「あの……不思議なんですけど、自信が付きました。自信というか……積極的になったというか。求められたことに、一所懸命お応えしよう、喜んでいただこうと思っているうちに、ずっと内側を向いていたものが、外へ向かうようになった、というか…………上手く説明できないんですけど。それと関係があるのかどうかわかりませんが、ファッションの好みやメイクが、だんだんと変わっていきました」
――考え方が変わった?
「考え方というより……ほら、私、自分がどれぐらいのマゾヒストで、どこまで堕ちていくのかを思い知りたいっていいましたよね? そういうことを、その日のうちに、全部受け入れてしまったというか……わかっていたのに、認めるのをどこかで怖れていたことを、ようやく楽に受け入れることができたんだと……思います。やっぱり自分にとっては、こうなるのが自然だったんだって思えました」
――どれだけ厳しくても受け入れられると?
「はい。厳しければ厳しいほど、私は華蓮様にとっても、必要と思っていただけてるんだって、思えるようになりました。それが自信になったのかも知れません。誰かに必要にされるって……どういう形であろうと、嬉しいことですから」
――充実していたんですね。
「ん……気持ちの上でも安定していたと思います。それにね、待ち合わせ場所へ向かうときは、いつもドキドキしていたんです。ご調教をいただくとか、そういうこと以前に、お会いできることがまず楽しみでしたから(笑)」
――内面と外面以外の変化はありましたか?
「それはつまり……感じ方、という意味ですよね(笑)。やっぱりそれは……身体の反応……が変わったのかな。初めての日に、あの……お尻もご調教されたんですけど、あとから思い出そうとしても、どうしてそうなってしまったのか、自分でもよくわからないんです(苦笑)。華蓮様のお言葉をお借りすれば、私の元々の素質ということになるんでしょうけれど……自分一人では、絶対にそうはならなかったと思います。お尻を叩かれるのも、痛いことには変わりはないんですけど……なんだろう……痛いことも含めて、そこで叩かれているという状況? それに感じているというか……(笑)。初めての日がそうでしたから、それからは華蓮様が望まれるなら……そしてそれが私にできることなら、という感じでした。もちろん、できないなんて絶対にいえませんし、いいたくなかったし。でもそれは私なんかより、華蓮様のほうが理解されていたと思います。その時点で、私がどこまでのことを受け入れられるのか……」
――なにか具体的な例はありますか?
「そうですね…………スカ系には少し抵抗があったんですけど……ひとくちにスカ系といっても、幅が広いですよね……塗ったり、食べたりとか……。そういうことはいまもやっぱり抵抗があります(苦笑)。画像を見たり、そういうお話を読んだりする分にはいいんです。あとお浣腸とか……お浣腸って、すごく自分が惨めになったような気がするんです。でも、それ以上はちょっと……人前で出したり、例えばお小水……おしっこでも、自分のはもちろん、誰かのを飲むなんて、絶対にできないと思っていました」
――それが、できてしまった?
「はい……といっても、かなり時間が経ってからのことですけど。きっとね、興奮状態だったのもあると思うんです。初めて華蓮様のお小水を……あの……飲み込んだとき、なんだかすごく幸せな気分になったというか……。蜜をいただくときもそうなんですけど、自分の中で全部が混ざり合っていくような気がして。それだけで、達してしまっていたぐらいですから」
――かなりの変化ですよね?
「自分でも驚きました……そのときは。余りにも抵抗なく……飲み込んでしまったので」



手記:3
絶頂 (1)
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 それから私は、自分からお願いして、華蓮様にご奉仕させていただきました。足の指を一本ずつ丹念に舐め、指のあいだに溜まった汗もすべて舐め取りました。手の指も爪の先から付け根まで、しっかりとご奉仕しました。華蓮様の右手には、レザーの匂いが少し染みついていました。
 内股から股間にかけては、特に時間を掛けてご奉仕させていただきました。私が股間にご奉仕させていただいているあいだ、華蓮様はずっと髪を撫でてくださっていました。
 押しつけた唇が痺れ、舌の感覚がなくなり、口の中と喉の奥が華蓮様の味でいっぱいになったころ、私のミストレスは小さな声と共に登り詰められました。そして、華蓮様から溢れた蜜で顔中を濡らしたはしたないスレイブもまた、同時に登り詰めていたのです。
 空がうっすらと白みかけてきた頃、ようやく華蓮様と私は眠りに就きました。全身が心地よい気怠さに包まれて、私は気を失うように眠りに落ちていきました。
 私が目覚めたとき、華蓮様は白いバスローブ姿で、新聞を読まれていました。
「お……おはようございます……」
「おはよう。ぐっすり眠れたみたいね」
 それから華蓮様は、お尻の腫れ具合を確認してくださいました。お尻全体が紫色になり、触れるとまだひりひりした痛みが走りましたが、私にとってはその痛みさえ嬉しく、愛おしく思えました。

「藍子が、私のスレイブになったという記念を残しておきましょう」
 華蓮様のご提案に従って、二人でバスルームへ入りました。全裸になった私は、二人がゆったりと浸かれるほど大きな浴槽の縁に腰掛け、片足を持ち上げました。少しぬめりを帯び始めた茂みが太股に張り付き、肉色の襞の奥が、晒し出されました。
 剃刀が動くたびに、地肌が露わになっていきます。洗面器の中には、白い泡と縮れた毛が何本も浮かんでいました。自分の股間が子供のようになっていくことに、興奮を抑え切れませんでした。
 作業を終えた華蓮様に隅々まで確認していただいて、儀式は終わりました。そして、チェックアウトの時間を延長して、さらにアナルへのご調教をいただくことになったのです。

「いっ……え、えっ……えぅ、うっ………」
「わかる? お尻の穴が、私の指を飲み込んでるの。壁が指をすごく締めつけてる……お尻の粘膜が、捲れ上がってきて……恥ずかしいお尻になってきてる(笑)」
「えふっ……ふっ、ふっ………えぁう………」
 私の口は、アナルと同じぐらいみっともなく開かれていました。舌が少し動いただけで唾液が溢れ、床に敷いていただいたタオルは、すでにぐっしょりと濡れていました。
 唾液の量が多いことが、華蓮様のお気に召したようなのです。アナルへのご調教の前、私は開口器を付けていただきました。それから四つん這いになるよう命じられ、私は紫に染まったお尻を差し出すように、華蓮様に向けて高く突きあげました。
 華蓮様の手には、薄いゴム手袋がはめられていました。その手がお尻の肉を押し広げ、まずアナルが視姦されます。それだけで、無毛になった割れ目からは、とろとろと粘液が溢れ出しました。
「もうこんなに震えて……昨日も見せてもらったけど、まるで違う場所のように見えるわね」
「え……えぇい……」
 冷たい液体がアナルに降り注ぎ、指先が優しく押しつけられました。




絶頂 (2)
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「えっ……ぃ、い………」
 開口器を付けているあいだは、声を漏らす許可を与えていただきました。私は不自由な口から、唾液と共に奇妙な声を漏らし続けました。ゴム手袋をはめた華蓮様の指が、アナルへと入り込んできているのです。
 ずっと便意を我慢しているような刺激が下半身に広がりました。粘膜は擦れるたびに蠢いています。華蓮様の指は、ゆっくりした動きで出し入れを繰り返しながら、アナルの奥を目指して、確実に進んでいきました。
「あらあら……お口からの涎だけじゃ物足りなくて、ヴァギナからも涎を垂らしてるのね(笑)。その上アナルはしっかり私の指を飲み込んでるなんて……! あなたって、本当にはしたないのね!」
「は……ひはへぇ……ほはひぃ……ふえ………」
 空気が漏れたような私の声に、華蓮様の嗤い声が重なりました。そして、くちゅっという水音と共に、指がアナルから抜かれました。
「そういえば、今朝はお小水しか出してなかったわね……藍子の名残が、こんなに(笑)」
「えぁ……あ、ひはへ……えっ……えぇ……」
 何を指摘されているのか、すぐに見当が付きました。空気の抜けたお許しの声とともに唾液が溢れ、タオルを濡らしました。
「お浣腸してあげたいけど、さすがにここじゃちょっと……ね(苦笑)。次の楽しみに取っておきましょう」
 そして再び、指がアナルへ押し込まれていきました。

「えひっ……! ひ、へ、はっ! はぁ……はっ、はっ!」
 それまでにも、密かに自分でアナルを弄んだことは何度かありました。でもせいぜい入り口近くに挿入する程度で、ここまで深く長く、異物を飲み込んだのは初めてのことでした。私のアナルはすでに根元近くまで、華蓮様の中指を飲み込もうとしていました。
「今まで、どれほど恥ずかしいひとり遊びを繰り返してきたのかしら……指がどんどん入っていっちゃう(笑)」
 指が動くと、粘膜が裏返って絡みついていくようでした。奥を突かれると、じんわりとした疼きが下半身に広がり、手前に引かれると、便意とは違った刺激が広がります。
「えっ、あっ、い、いっ………!」
 もう自分がどんな声をあげているかなど、気にする余裕もありませんでした。異物を飲み込んでいる違和感はすでに薄れ、私の頭は新しく開発されつつある快感でいっぱいでした。
 それは、アナルを貫かれている――犯されているというより、確かに貫かれているという快感でした。指が動くと、それにつられてヴァギナがひくひくと震え、白く濁った蜜が溢れました。
「あーっ、え、えっ……あぁ! あえぇいいっ、あぇ! あ、えぇいっあ、あー!」
 限界が近づいた私は、必死にお許しを得ようとしました。無様に開ききった口から唾液を零しながら、なんとかお慈悲をいただこうと、何度も何度も声を出しました。
「なにを情けない声を出してるの? 絶頂でも近づいてきたの?」
「あぇえっ! あぇえっー!」
「そう、アナルで絶頂したいの? でも、まだだめ……もう少し楽しんでからね?」
 華蓮様は、焦らすという手段を滅多に取られない方でした。焦らすのではなく、純粋にご自分が楽しまれたいから、そのあいだはどれだけ限界が近づいていようと、どれだけ激しい苦痛に襲われていようと、スレイブにお慈悲を与えられることはないのです。
 私はカーペットに爪を立て、全身を突っ張り、頭を床に強く押しつけることで、なんとか絶頂を耐えようとしました。でも余計な力を入れてしまったことが逆効果となり、アナルは華蓮様の指を強く締め付け、自らより強い快感を得る結果になってしまったのです。

「はっ、はっ、あ……ぇ、えぇー! え、あ、はっ、はっ、えぃ、あ、あっ………!」
 華蓮様の指は、完全に私のアナルに飲み込まれていました。アナルの奥で、華蓮様は指を軽く曲げ、指先で腸壁を刺激されたり、かき回すような動きで、私のアナルの感触を楽しまれていました。
 もう私は、何がなんだかわからなくなっていました。涙と鼻水、自分の唾液で、顔はどろどろになっています。指の動きに合わせて声が出て、背中が何度も反り返りました。
「いつかはここから、太いディルドウも飲み込んでもらうんだから……いまからそんなに喘いでばかりだと、先が思いやられちゃうじゃない(笑)。でも初めてにしては、よく頑張ったほうね。しっかり飲み込んだご褒美を与えてあげる……アナルを貫かれて、はしたなく絶頂してごらんなさい?」
「え、っひ、ひぃいいー! えぃい、あっ、あーーーっ!!」
 まさか自分がアナルで絶頂を迎えるなど、想像もしなかったことでした。でも華蓮様のお許しの声を聞いた途端、私の頭の中は真っ白に弾け飛びました。

 私のアナルでの反応に、華蓮様はとても満足されたようでした。開口器も外していただいて、ぐったりと横たわっている私に、再びご褒美としてたっぷりの唾液を与えてくださいました。
 こうして、華蓮様と私――ミストレスとスレイブ――の、初めてのご調教は終わりました。




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