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喉を通る水の冷たさに目を覚ました私に、シャワーを浴びるお許しが与えられました。全身は汗まみれの上、クリトリス責めで絶頂しながら、失禁してしまったのです。 シャワーを終えた私を待っていたのは、ベッドの上に拡げられた拘束具でした。 「んふっ……ん……」 まず、右の乳首が摘まれました。針先が付け根より少し上の辺りにあてがわれます。 それだけで、私は絶頂しそうになっていました。興奮の中にいた私の身体は、針を刺された痛みよりも、刺されたという事実に対して反応していたのです。全身がビクビクと小さな麻痺を繰り返し、猛烈な尿意も催しました。 「あなたには、いつも驚かされてばかり(笑)。恥ずかしいお漏らしまでしちゃうなんて……いけない乳首ね」 |
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丁寧に拭いていただいたはずの股間は、すでに新しい蜜で溢れかえっていました。ラビアが、少し上に向けて引っ張り出され、ニードルの先端があてがわれています。乳房とお腹が波打つように、大きく上下動を繰り返しています。 針を抜いていただいたラビアに、クリップが食い込みました。クリップには短いチェーンが付いています。チェーンを左右に引っ張り、華蓮様はそれを太股のベルトに固定されました。私の股間は、完全に開かれました。 そして華蓮様が、新しいニードルをご用意されました。 それは、繰り返し夢で見た自分の姿でした。朦朧としたまま快楽のあいだを漂う私を、もうひとりの私がじっと見つめていました。 長いあいだ私を呪縛していた鎖が、音を立てて千切れ飛んだ気がしました。針先がクリトリスを貫いたその瞬間、私の全身は悲鳴を上げていました。それは苦痛の先の快感を得たものだけがあげる、歓喜の悲鳴でした。私は真っ白な闇の中へ堕ちていきました。 |
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「…………浅ましい女だと思います……私って」 私の職業はライターだ。表向きも裏向きもない。表では洒落たレストランやカフェ、女性の喜びそうな雑貨などを取材して文章にしているが、裏では某ホームページ上で、ポルノ小説を書いている。それだけの違い。 どこかで聞いたような話だと思った。そしてそんな話が、私のところへ来るのも、少し不思議な気がした。結局私は、藍子の依頼を承諾した。これまで妄想だけを題材にしてきた私に、果たして事実を元にしたフィクションが書けるかどうか、大袈裟に言えば自分への挑戦として、私は藍子の依頼を受けた。 「そういえば……あの中に登場する、赤い髪のミストレスって……」 藍子を帰したあとの一人の部屋。冷蔵庫からビールを取り出す。喉を鳴らしてビールを流し込みながら、レコーダーを再生する。さっきまで向かい合っていた藍子の容姿を思い浮かべる。ベッドに腰掛け、藍子と自分をひとつに重ねながら、私は妄想世界に入っていく。手のひらの熱で、ビールの缶が暖かくなっていく。やがて冒頭の光景が、頭の中で広がり始める。 『週末の夕方。仕事を急いで終えた私は、雑踏の中を急いでいました……』 |
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