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拷問3日目
飽くなき性器いじり


――マリア・ガッゼンディ主任といっしょになって美香さんをレイプ――この場合のレイプは拳でという意味ですが、レイプしたのはたしかにウィルソン大佐ですか?
(マリアの助手、イザベラ・ムニョスは、ちょっと躊躇して、しかし「そうです」とはっきり答えた。)
――ウィルソン大佐は、実はおかしな性癖があって、自分から手をくだすより、女性が女性を責めるところを見ているほうが興奮するタイプだという証言もあるんですがね。
「……………」
――じつは、あなたがその手にドクターハンドをつけて、主に美香さんのアヌスに対するレイプを担当したのを見たという証言もあるんですよ。
「すみません。記憶ちがいでした。そうです。たしかにわたしが主任を手伝ったんでした。主任に言いつけられて、いつもは主任を手伝うかたちでわたしも加わるのですが、この日はウィルソン大佐がいたということで勘ちがいしていたのです」
――どうか、証言は正確にねがいます。

 以上は国際人権団体調査報告にもとづくものである。
 その報告書によると、スラム街の診療所にボランティア医師として勤務していた斎藤美香(仮名)は、軍と警察が追っている反体制派メンバー、フェルナンデス=マヌエル・グスマンの傷を手当てしたことから秘密警察に逮捕され、秘密アジトと国家警察の拷問センターなどで5日間にわたる拷問を受けたが、2日目はとりわけ強烈な電気拷問を受け、両脚に重傷を負った。
 ぐったりと横たわる美香に対し、拷問センター主任のマリアは、拷問のあとには決まっておこなうことを忘れなかった。それは“所見”と呼ばれるもので、拷問や病気で死んだ囚人の病理解剖をおこなう剖検室でおこなわれた。
「拷問が性機能に及ぼした影響を調査して、後遺症害が見られた場合、あらゆる方法と装置や器具をもちいて念入りな回復訓練をほどこす」――その目的にたって、性的な部分を微にいり細にいりいじりまわし、刺激しまくるというもので、検査に名を借りた凌辱・拷問のたぐいに過ぎない。
 そのため、美香は手術用内診台に両手、両脚を開いて縛りつけられ、マリアの執拗な指責めにさらされた。

「拷問のあと、いったん小休止させてベッドに乗せられたんです。
 所見に要した時間は、3時間弱、午後8時から11時近くまでつづけられました。
 主任が指をつかってヴァギナやアヌスといった部分を愛撫し、反応を見るんです。そのようすはビデオで撮られ、ミカが発する声はちいさな喘ぎ声さえ漏らさず、高感度のマイクによってもていねいに録音されます」
――あなたも、このときは見ているだけ?
「ええ。しかし、次の日にたっぷり〈楽しめる〉から。つまり、この日主任が検査するのは、翌日の“本番”に向けた予行演習に過ぎないんですよ」
――翌日の本番?
「そうです。いわゆる『性機能回復訓練』という行為ですよ」
 こうして、美香にとっての拷問3日目がはじまる。

 午前10時――。
 がらがらがら……と音を立てて、美香を乗せたストレッチャーが運ばれてきた。“所見”の場所には、前日とおなじ剖検室が選ばれ、そこには前日からの開脚手術台がそのまま置かれてあった。
「血の匂いがしない? ここはこのセンターでもっとも残酷な密室。何人もの若い子が死んだあと、ここで切り刻まれた部屋なのよ」
 目隠しされたまま、美香はずっと泣きじゃくっていた。
 上にかけられたシーツがめくり取られた。ストレッチャーに乗せられた身体は、両足の先と腿の付け根付近に包帯を巻いてあるほかは全裸だ。しかしぴちぴちとした若い身体は、2日間にわたる長時間の拷問で衰弱しきっていた。
 その身体をウィルソン大佐が抱きかかえ、開脚台に乗せ、両手を頭の上で組ませて縛りつけ、膝を折った両足も左右に開いた脚乗せ台に縛りつけた。
 ウィルソンは、そのあとビデオカメラをたずさえ、レンズを美香の顔に向けた。
 美香のすすり泣きが強くなった。しゃくりあげるようなすすり泣きのなかから、やっとの思いで懇願した。
「もう、拷問は、しないでっ……」
 マリアは冷ややかに見下ろし、
「今日は検査するだけよ。ただし、たっぷりと時間をかけての検査だから、すこしつらいかも知れないわよ」
 そう言って注射器を取りだし、慣れた手つきでカンフル剤を一本、美香の腕に注射した。
 検査と称する行為は、まず、きのう拷問のあとでおこなったとおなじ、執拗な指責めからはじまった。マリアは、両手に手術用の手袋をはめると、無防備にさらされた股間の前に椅子をかまえて挑みかかった。
 指が二本に添えて膣に入れられた。別の手指は、膣からでている別の敏感な部分を触れる。
 たっぷりと時間をかけ、一定の強さとリズムを保って、あくまでも慎重に相手の快感どころをとらえて責める。拒み、声を殺し、身を震わせながら耐えていた美香の身体は、時間の経過とともに変化を見せる。
「う……うぅ……」
 固く閉じた口から小さな呻きが漏れ、身をよじり、肩を震わせる。頬がこまかく痙攣し、身体のところどころに緊張の筋が張りつめ、ぴくぴくと小刻みに浮き立つ。
 マリアは、その間にも執拗な指責めを間断なく続けているが、薄い皮手袋をした指先には、被験者の体内からじくじくと溢れるものをはっきり感じ取っていた。
「あ、あ……ああ……」
 こらえようもなく反応する美香の眉間には、苦悶の皺がくっきりと刻まれていた。それを見つめるマリアの表情は、勝ち誇ったように輝きを増した。
 美香を責める指の動きが早くなった。ぴちゃぴちゃと、おびただしく跳ねるような水音までする。
「ああーあ、あううーっ……」と、美香の上半身が身悶えを見せはじめた。背中を浮かせ、胸を大きくそらせ、乳首の下にはあばら骨が浮き出た。そのなりゆきを、ウィルソンの持つビデオカメラが丹念に記録している。
「ああっ、うっ」……「うっ、あうあーっ」……「ひっ、むっううんっ」……と、ささまざまに反応し、その間、美香の全身は右に左にのけぞり、のたうち回った。
「むーんっ!」
 美香の下半身が、拘束された状態でぴーんと突っ張った。そして、大きくのけぞった背中が静止したと思ったとき、美香の頬がぶるぶるっと痙攣した。

――斎藤美香の証言。
「あの瞬間は、全身が鳥肌だつ思いでした。あんなにされた状態で、わたしは快感を得ていたのです。絶頂さえ迎えたのです。
 心底死にたいと思いました……」

 だが、地獄ははじまったばかりだった。
 勝ち誇った顔で笑いを浮かべたマリアは、そのあと、美香の性器に両手の指を入れてこじ開け、膣の深奥部にべっとりと白いものが溢れているのを確かめると、それをすくって美香の顔の前に差し出した。
「これが、おまえの中から出たものだよ」
 手のひらにすくい取られた絶頂の証を見せつけられ、美香はおぞましさに目をそむけた。それら一部始終を、ウィルソンのカメラは容赦もなく記録し続ける。
「ヴァギナは正常よ」
「そうですね」
 ウィルソンは、2日前、美香の性器を拷問している。しかし、ここでほぼ正常な性感覚が確認できるということは、ある程度手加減したものと思える。というより、徹底的な性器破壊はマリアに取っておいたのだろう。
 美香の目の前に、さまざまなものが運ばれたが、目隠しされた状態ではなにもわからない。カチャカチャという器具を触れあわす音がするだけで、どんな責め道具が用意されたのかと恐怖感をつのらすばかりだった。
 それから先は、美香の性器にさまざまなものが入れられた。コーラ瓶やビール瓶で小突き回され、警棒、棍棒、鉄パイプなどで小突かれ、掻き回されることになった。
「うっ、うううっ、ああっ……」
 さまざまな異物の先が膣をえぐるたび、美香は苦痛にのけぞり、のたうちまわった。異物を食わえさせられた性器は、かきまわされるたびにさまざま形を変え、汗と体液でたちまちぬめぬめとした輝きを放つ。
 時間をかけて責め、一つ試すごとに傍らの小机には美香の膣から引き抜かれた異物が、これから試す異物の横に並べられていくが、それらの先はぐっしょりと濡れ、これから挿入される異物とは明らかにちがってみえる。
「どんなものでも感じるようね。それとも、この子はペニスなんかより、こういった道具の方が合っているのかしら」
「殺してっ。ひと思いに殺してっ」
 美香は恥辱の絶頂にいた。
 目隠しが取られ、つぎの異物を目にした美香は恐れおののいて身をちぢめた。
 火掻き棒が突っ込まれたとき、
「うああーっ!」
 悲鳴がひときわ大きく発せられた。それは、その日初めて美香から発せられた苦痛、激痛をあらわすにふさわしい悲鳴だった。
 性器から鮮血がしたたり落ちた。
 日に一度、血を見なければすまないのがマリアの性分だった。午前が午後になろうとして、そろそろ血を見たくなったのだろう。口元に残忍な微笑が浮かび、その不気味な表情をしたままゆっくりと火掻き棒を美香の身体の深みに分け入らせた。
「ああっうーっ……!」
 美香は手足の自由を奪われながら、なお必死に腰を引こうとする。そして、「ああーっ」と悲鳴を高める。マリアの手元が狂い、傷口をかえって大きくしたようだ。流血がぽたぽたと勢いを増した。
 マリアは火掻き棒の角度を変えた。そして、そのあとゆっくりと、火掻き棒はさらに深く挿入された。
「ううーっ、厭ぁーっ!」
 ぶるぶると震える全身が、震えながらも全体では張り付いたように静止している。火掻き棒はなおも入っていく。「ううう、うう……うーっ」と、昆虫のような唸りを発しながら、美香はゆっくりと目を見開いていく。
「動いてはダメよ。少しでも動いたら、大事な子宮が裂けて重大な損傷を受けることになるから……」
 マリアは慎重に手を動かしながら言った。
「厭、厭だぁぁぁ……」
 美香は子宮責めの恐怖におののきながら、涙で顔をぐしゃぐしゃにした。
「少しのしんぼうよ。10分も〈調べたら〉解放してあげるから」
 そう言って、マリアはゆっくりと、おそろしく慎重にピストン運動を開始した。深々と挿し込まれた火掻き棒が10センチほど抜かれ、抜かれるとすぐまた、10センチほど挿入される。その間、「いや、いやいや……」小さな声でおののきながら、美香は目を見開いたまま子宮破壊の恐怖と、子宮壁をこする異物のおぞましい刺激に耐えた。
 血のしたたりは止まったが、いつまた秘肉を切り裂いて激しく吹き出すかわからない。ウィルソンのビデオカメラは美香の割れ目を凝視する。
 予告したとおり、きっちり10分で火掻き棒の先による“子宮レイプ”はやめられたが、女の大切な器官を破壊されるのではという恐怖から、美香にとっては10分が1時間にも思え、いったん責めから解放されたときには全身ぐったりとなっていた。

 壁かけ時計は12時を差すところだった。
「食事にしましょう」
 マリアの一言で、凌辱が中断されることになった。
 手術台に縛りつけられた美香をそのままに、3人は別室で食事を取った。ビデオと大型のモニターが備えつけられた職員休憩室のひとつで、そこに食事を運ばせ、今撮った美香への痴態を映しながらの食事となった。
 ここでウィルソン大佐とマリアは興味ある会話をしている。
「この政権も、もう終わりですね」とアメリカCIAから派遣されたウィルソン大佐。
「やはり、そうですかね」と拷問センター主任のマリア。
 以下、交互に会話を紹介する。
「昔は、あれくらいの子を料理するのは、たやすかった。あの男が政権を取る前は、金さえ見せて釣ればのこのこついてくるストリートチルドレンが、街角にもどこにもうようよいたからね」
「あの男とは、先のクーデターで消えてもらった前大統領のことですね。福祉が充実する前は、貧乏人は貧乏人ときっちり区別がついてましたからね。
 わたしもけっこう買いましたよ。買うとみせかけ、さんざんもてあそんで始末するんですから、一銭もかかりはしませんが」
「やはり、少女をいたぶるのが好きな女医さんがいましてね。わたしの前で、けっこう凄いことを見せてくれましたよ」
「たとえば、どんな?」
「その方は処女を好むんです。処女でないとダメなんです。処女であることを確かめて連れ帰り、手術台に縛りつけて処女膜破りの拷問におよぶのですが、その際に使う凶器は“苦悩の梨”に似た道具で、“梨”は挿入するとヴァギナの中まで見えませんが、それはクスコとおなじで中も外も見える。そうしておいて1ミリ刻みでどこまでも開くんです」
「わたしも持ってますよ」
「えっ、持ってるんですか? だったらそれをあの娘にも使いましょうよ」
「残念ながら今日は忘れたのよ」
「なんだ、そうだったんですか。そういえば、きのうから気になっていたんですが、相棒が見えませんね」
「ボブね。あの子、風邪ひいたのよ」
「犬でも風邪ひくんですか」
「あの子がいたら、あの娘をレイプさせてやれたのにね。わたしも残念なのよ」
 マリアはボブと名づけた大型の軍用セパード犬を連れ歩き、目をつけた女囚に噛みつかせたり、少女囚を出産台に裸で縛りつけ、ボブをけしかけ、レイプさせるなどという狂態を繰り返しているということだった。
 午後からの凌辱は、フィストファックからはじまった。
 いよいよイザベラが登場することになる。

――イザベラ・ムニョスの証言。
「手の小さいわたしから責めろとマリアに言われてしました。
『壊れてもかまわないから』と言うので、わたしは強引に手のひらから突っ込みました。ミカのヴァギナは、半分傷ついてましたから、血やなにかでたちまちぐちゃぐちゃになり、それがかえって滑りを増してやりやすかったですね。
 子宮責めで度胸がついたというか、もうヤケになって死んでもいいと思ったんでしょうか、こんどのミカはしっかりと目をつむり、必死で声を殺していました。そうすることで、業を煮やしたわたしたちがより責めを強化して、その結果死ぬようなことになれば、かえって楽と考えたのでしょうね」

 それから嵐のような凌辱が美香の膣を、肛門を、直腸を見舞った。マリアとイザベルの拳が代わる代わる美香をレイプし、最後の方ではマリアとイザベル、同時に2人によってヴァギナとアヌスを小突かれた。
 ぐったりとした美香を別の寝台に横たえ、縛りつけ、膣と肛門に電気が流されたが、この際には拷問としては抑制された電圧に設定され、そのねちっこい電気責めを約1時間つづけられ、3日目はようやく解放された。



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─美香・とびら─