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| 目覚まし時計は6時を指していた。 洋次は布団をめくり、姉のおむつを脱がす。 「おはよう、洋ちゃん」 「おはよう、姉さん」 遮光カーテンを開き、朝の光を招きいれながら、洋次は姉の尻を肛門の暗褐色の肉が見えるまで開き、匂いを嗅ぐ。 丹念に皺を拡げると肛門が口をあける。 鼻息がかかると、ぴくっとすぼまり緩やかに開く。 「大丈夫みたいだね」 「うん、昨日沢山出して貰ったから」 一日おむつをして過ごさねばならない静香。 排便止めをするが、肛門が臭うなら浣腸して今、排便させた方が楽なのだ。 居間で朝のニュースを見ながら静香の口にスプーンを運ぶ。 「喉乾くだろうけど我慢してね」 「うん」 食事が終わると、湯で絞ったタオルで顔や身体を拭いてやり、浴衣を替える。 黒々としたゴム製の太いストッパーにオイルをたっぷりと塗る。 姉を四つん這いにして尻を抱え上げる。 肛門内にクリームを塗り込み、ストッパーをゆっくりと沈める。 「あぅう」 悩ましげに静香が呻き、かすかに性臭が漂う。 おむつを付け、浴衣を整えて横にする。 静香は両手を胸で組み、手枷を待つ。 さるぐつわ、アイマスク―― もともとは静香の自傷行為を止める為のものだった。 今はもう必要ないのだが、静香が洋次に拘束をせがむのだ。 「こうして洋ちゃんの帰りを待つのが好きなの。囚われの身のお姫様みたいでしょ」 洋次は苦笑し、姉の両手に手枷をはめ、後ろにまわってアイマスクを施す。 さるぐつわをしようとすると、 「ねえ、おむつってやはり嫌なのよね。 ううん、おむつをつけるのはいいんだけど、蒸れたりする時があるから」 「?」 「あれ買ってきて」 「あれは痛いと病院では言ってたのに?」 「洋ちゃんなら優しくしてくれるから」 「判ったよ」と答えて、口をふさぐ。 「ひっへっはっはっひ。ははふはへっへひへへ(行ってらっしゃい。早く帰ってきてね)……」 「行ってきます。早く帰ってくるよ」 布団を掛けてやり、カーテンをひき、居間への戸を閉める。 ドアをダブルロックする音がして、洋次の足音が遠くなっていく。 静香は目隠しの暗闇の中で、みじろぎもしない。 洋次がいない世界など静香には不要なのだ。 だからアイマスクをし、手枷をかけ、口を封じる。 ――私の自由は洋次に奪われたの。 私は洋次にさらわれたの。 静香は心の中でうっとりと呟く。 倒錯した妄想の世界の住人となる。 尿意を催し、我慢することなく漏らす。 かすかな音とともに股間が生温く濡れていく。 おしっこ出ちゃった…… 帰ったら洋次が替えてくれる。 洋次が私のオマンコを開いて綺麗にしてくれる。 尿以外のものが溢れていく。 お尻の穴がきつい…… でもいいの、洋次にお尻を犯されているみたいだから。 静香の股間は妄想に熱くなり潤っていく ――今夜も洋次の見ている前でうんこを沢山出させられるんだわ。 何回も何回も浣腸されて…… ああ恥ずかしい…… それでいて嬉しそうに…… 洋次は私にイヤらしいイタズラを沢山するんだわ。 でも、私はなすがまま。 洋次には逆らえないの。 甘く切ない被虐の歓び。 今夜からは、おしっこの穴もイタズラしてもらうの。 きっと、とても痛いわ。 陰唇が洋次の指でぐいっと開かれ、尿道がいたぶられる様を考えるだけでわくわくする。 でも、洋次が寝たら、私が洋次にイタズラするの。 洋次のおちんちんを食べちゃう。 洋次をいかせて沢山絞り出してゴクゴク飲むの。 もし洋次が目を覚ましたら、私は洋次に犯されちゃうかもしれない。 それは静香の願望―― 洋次に犯されたい…… 妄想はふっと途切れる。 ――そんな事は起こる訳ないのよね。 洋次は姉である私の介護をしてくれるだけ。 優しくしてくれるだけだもの。 洋次は静香にせがまれた道具を買うためにSMショップにいた。 医療器具を簡単に入手するのにはここが一番だった。 陳列されている様々な道具を手にして眺める。 (これを姉さんに使ったら……) 組み敷き、自由を奪った静香の膣と肛門を同時にバイブでえぐる様を想像する。 (何考えてるんだ俺は……俺は姉さんの世話をするだけだ) だが、静香が自分に欲情している事を洋次は知っていた。 静香が寝たふりをする洋次の陰茎を頬張り、飲精しているのを知っていた。 薄目を開け、髪を振り乱して己の股間にむしゃぶりつく姉の狂態を見ながら、ぞくぞくする程気持ち良かった。 そして洋次も毎夜、完全に眠る姉の性器を貪る様に舐めていた。 絶対に姉には知られてはいけない行為。 (姉さんの願望を叶えてはいけない……そう言えば姉さんはもうすぐ生理だ) 並んでいる金属の器具に手を伸ばす ねじを回すと、アヒルのくちばし状のものが開いていく。 (これで姉さんの膣を開いたら経血が出てくるとこが見れるんだよな) 隣の小振りの器具は肛門を開く為のものだ。 (姉さんの中…… 姉さんの内臓…… 姉さんの子宮や肛門の中…… 見てみたい) 頭を振り、ねじを元に戻し、洋次は目的のものだけを手にレジに向かった。 食事、入浴といつもどおりに済ませ、洋次は静香を布団に横たえる。 「あれは?」 静香が低い声で問い掛ける。 「うん……」 洋次は紙袋を開き、買ってきたものを見せる。 シリコンで出来た管。片方の端を透明な袋に差し込み、キャップをまわしてしっかりと固定する。 洋次は消毒アルコールを脱脂綿に含ませ、管のもう一方の端を丹念に拭く。 おもむろに姉の小陰唇を開き、尿道口を露わにして眉をしかめる。 「管が太いよ、おしっこの穴より二まわりくらい」 静香は黙って洋次を見つめる。 「オイルを綿棒につけて拡げてみる?」 「うん、洋次に任せる」 洋次は救急箱から綿棒を取出し、肛門ストッパーに塗るオイルに浸してから静香の尿道口にあてがう。 「息を吐いて、力を抜いて」 「うん……」 綿棒を回しながら尿道口に押し込む。 「あぁ」 思わず静香は呻いた。 尿道を押し開きながら入ってくる異物の痛み。 眉をひそめる姉に洋次は、 「痛いの? やめようか」 「いいの、我慢する」 ゆっくり入れてぐりぐりしながら拡げて、言われたとおり洋次は綿棒を回転させながらゆっくりと押し込む。 「うぅ……」 「痛い?」 「構わないから力入れて押し込んで」 静香は侵入してくる異物の痛みに涙を流しながら、洋次に強い口調で命じた。 「綿棒の頭が全部入ったよ」 「あぅ」 「2センチ入った」 「もっと力いれてぐりぐりして」 「おしっこの穴が真っ赤になっていくよ」 「……いいから」 (私のおしっこの穴が壊されていく)と、静香は胸の中で叫んでいた。 「5センチ入ったよ」 不意に痛みが消えた。 同時にブスリと、綿棒は残りを1センチ残し吸い込まれた。 綿棒の頭が膀胱の中に入ったのだ。 「姉さん」 「大丈夫よ。でも、拡げるためにぐりぐりしながら出し入れして」 綿棒から染みてくる尿の匂いに混じり性臭が段々強くなる。 洋次が綿棒を出し入れするたびに静香は声をあげる。 「ああ、おしっこの穴が熱い……」 「姉さん……」 「痛いけど(気持ちいいの)…… もっと早く動かして、出し入れして」 静香の陰核は充血して膨れ上がり、尿道口の下でひくつく膣口からは透明な液が溢れだしていた。 「おしっこの穴が痛い(痛いけど……気持ちいいの。痛いのが気持ちいいの)」 「姉さん……(痛くされるのが好きなんだ)」 洋次はぐいと力を込め、姉の尿道をいたぶる。 「痛い、痛い。もっと痛くして〜、私のおしっこの穴を壊して〜」 静香は心の中で叫ぶ。 洋次がいきなり引き抜くと、 「あうっ」 静香は叫び、ぴっと尿が吹き出して洋次の手にかかった。 「おしっこの穴、真っ赤だよ」 綿棒の頭に血がついていた。 「出血してるよ!」 「はあはあ」と静香はあえぎ、濡れた目で洋次を見上げる。 「やっぱりやめよう」 「だめ!」 涙目で「いやいや」と首をふる。 「でも、姉さんの尿道が壊れちゃうよ」 「いいの、早く管を入れて」 「まだ拡げ足りないよ」 静香は陶然の笑みを浮かべる。 「(だからいいの、もっと痛くて気持ちいいから)早く管を入れて……」 洋次はオイルを管の先端に塗り込め、静香の真っ赤に充血した血が滲む尿道口にあてがい、ゆっくりと回しながら押し込む。 「ああ〜」 静香は先程とは比べものにならない痛みに目を見開き、背中を反らせた。 まるでキリを突き立てられたかの様な激痛、 だが、同じくらい切ない甘美な心地よさ、痛い程にしゃべる事もできないくらいの。 「姉さん、やはり止めようか?」 無言で激しく首を振る。 洋次は静香の尿道に管を通しながら、裡に灯った暗い炎が次第に大きくなっていき、背骨をゆっくりと下からあぶっていくのを感じていた。 パンパンになったズボンの前の中は濡れ切っていた。 痛みに顔を、身体を歪ませながら歓喜に溢れ続ける姉の秘所。 静香が高まる程に洋次が高まる。 (俺は姉さんを拷問している!) 途中のどこかが傷ついたのか、尿道口からはタラタラと血が流れだしていた。 だが、 (姉さんは拷問されて歓んでいる。 そして、 (俺は姉さんへの拷問を楽しんでいる) 口の中が乾いていく。 (このままでは……俺もいってしまうだろう。でも……構わない) 洋次はひたすら姉の尿道に管を押し込み続ける。 わざとゆっくりと痛みを長引かせる為に。 姉の自分の快楽を長引かせる為に。 ぽとぼとと落ちる汗が、同じ様に汗まみれの静香の腹の窪みに小さな溜りを作っていた。 尿道への“拷問”は既に2時間を越えていた。 静香の股間は愛液と尿と血が入り混じり、酸えた匂いを漂わせていた。 体力は消耗しつくしていたが、尚も貪欲に痛みと歓喜とを静香は欲していた。 洋次はその行為に集中し、他は一切考える事ができないでいた。 目が霞み、朦朧とするなかで捻りながら導尿管を押し込む。 だが不意に、 (あっ!) 抵抗感が消失した。 静香はずるずるっと一気に管が入ってくる感覚にうち震え、 「あぁ」 意志に反して何かが零れる。ちょろちょろと流れ出す。 「ああ!」 死体の様にぐったりしていた静香の身体が突然跳ね上がり、 「あああ」 後は声にならなかった。 「ああ」 静香のその様を目にし、その声を聞き、 (ああっ) 脈打っていた鼓動が極限に高まり、 「あああ!」 洋次は覆いかぶさる様に静香に倒れ込み、 「ううう」 解放の脈動が3度、4度。 ともに絶頂を迎えた姉弟(ふたり)は抱き合ったまま――。 「せっかく風呂入ったのに汗だらけだね」 「ん……」 「布団もぐしょぐしょだ」 「ん……」 「今夜は一緒の布団で寝よう」 「ん……」 「もう一度風呂に入らなきゃ」 「ん……」 「管を抜く?」 これには拒絶の首を振る。 「判ったよ」 洋次は黄色い中に血が混じる尿が通う導尿管を袋ごとまとめ、姉を抱え上げると再び浴室に運ぶ。 しなだれかかる静香を洗い清める手を止め、乳首をつまむ。 いぶかる静香。 乳首を摘む指に力を込めて潰しぐいと捻りながら引っ張る。 声もなく耐える静香。 片手を股間にやると、 「すごい濡れてる。姉さん、痛くされるの好きなんだね……」 答えないと、乳首に力を込める 「……」 「なら今度は――」 そのまま股間の手を動かし、膨らんだ陰核を根元から摘み潰す。 「うぅ」 容赦なくねじり引き出す。 「姉さん、どうなんだ」 消え入りそうな声で、 「もっと……」 「もっと?」 「もっとイジメテ」 「ならば――」 両手で乳首と陰核を潰しながら、肩に無慈悲に噛み付く。 「きゃあ。痛い、痛い。 痛いけど、もっと噛んで〜。血が出てもいいから……」 「洋ちゃん?」 静香の呼びかけに妄想から目覚め、これは妄想でない姉の股間に刺さる管を見やり、 「ああ、お湯に浸って暖まろうかぁ」 すっかり湿った布団を片隅に追いやり、一組だけの布団に包まれて胸の中で安心しきって寝息をたてる姉の顔を眺めながら。 (俺は一体これからどうしたら……) 姉の願望―― 自分の欲望―― 叶えるのは簡単。だが……呟きに答えはない。
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