|
|||||||||
|
|
|
![]()
|
|
マルちゃん、炎の(笑い)SM画失敗談 |
|
マーゴ 読者のみなさん、こんばんわー。な時間になりまして、もうしわけありません。ぺこり。 美鈴 こんばんわー。美鈴です。 マーゴ でしょう(嬉)。 美鈴 元画像はぜんぜん違う姿勢じゃないですか。顔だって違うし。それが完成品ではあんなになっちゃうんですかー。もちろん、茉莉絵さんのポーザー作品の素敵なのもいうまでもありませんが、コラージュ技術には驚きました。 マーゴ うん。人体デッサンとか基本をしっかりこなしているから、どんなポーズでも描けちゃうんですね。いや、脱帽ですよ。まるで想像してませんでした、あの完成品は。 美鈴 でも、いいなあ、ああやって好きなポーズ、好きなシチュエーションが描けるなんて。青霧さん、ハリツケさんもご同業なわけだけど、わたし、尊敬しちゃいますよ絵師さんて。 マーゴ あと、あえていわせてもらえれば、わたし、音楽を作れたり演奏したりする人も尊敬しますね。それこそ、『美鈴呪縛』のテーマ曲(笑い)といってる、谷村新司『群青』のミディ曲、いまでも時々聴くんだけど、そんなたびに痛感しますよ。 美鈴 そうですね。いや、創作できる人ってのは何にしてもすごいですよ。もちろん小説書けるマルさんだっても。 マーゴ そんなこといわれると照れるじゃない。まあ、いいですよ、わたしなんかまだまだ全然自信ないんだから。すらすらとなんか書けないし、分からないことだらけで、何を書くにもネット検索が欠かせないしで……。 美鈴 マルさん、何かの時に、昔、SM画を描くのに夢中になってた時期があったとか。 マーゴ イヤなこと憶えてるね。 美鈴 見ましたよ、チコの部屋。 マーゴ ドキッ!! さっき話が出たとたん、それが出るのではとドキドキしてましたが、さっそくきましたか。 美鈴 なかなか絵心あるじゃないですか。 マーゴ 女の人はどこ見て何考えていってるか分からないとこあるね。わたし、あの絵に関してはミモさんからも本気か冗談か、多分冗談に決まってるけど(笑い)いまの美鈴ちゃんとおなじこといわれましたよ。 美鈴 冗談じゃなく、絶対素質あるって。 マーゴ やめてくださいよ(恥)。わたし、[チコの部屋]は再開を願うファンの一人でもあるけど、あのサイトがなくなって唯一いいことがあるとしたら、あの下手絵がいっしょに人様の目に触れられることがなくなった事実だと思ってるくらいイヤなもんなんですから。 美鈴 ほんとですかー? マーゴ 嘘じゃないですよ。 美鈴 ほんとに電気責めに興味あったんですねー。 マーゴ だから、パソコンを得て、コラージュができると思った時は、ほんとに夢が叶える世界が到来したと飛び上がりたいくらいの気持ちでしたが、やっぱり素材がないことでまた意気消沈。 美鈴 マルさんはマルさんで小説の世界を極めてくれればいいんですよ。絵よりは小説という人はたくさんいるんだから。そして、そんなマルさんの手になる世界で遊びたいと思ってるわたしみたいなキャラクターがたくさん生まれたんだから。 マーゴ 嬉しいことをいってくれるねー。 美鈴 マルさん。SM画では失敗談があるでしょ。それをみんなにお聞かせしたら? マーゴ 美鈴ちゃん! あれは美鈴ちゃんだけにってことわったのにから……! 美鈴 いいじゃないですか。もったいないよ、あんな面白い話。 マーゴ もう描かなくなってね、棄てるに棄てられず、保管するにしても、誰に頼むわけにもいかず困り果ててね。押し入れの天袋に押し込めにしたかったのに、わたしは車イスで天袋はおろか押し入れにだって入れられない。 美鈴 それで盲人のお友だちに頼んだのよね。 マーゴ 見えないからといっても、それは失礼だから頼むにあたってはちゃんと言ったよ、これはこういう絵だから、やたらな人には頼めない。だから頼むんで、目が見えないのをいいことに騙すような頼み方はしないって。 美鈴 それが大変なことになったのよね。しかも、天袋に入れたっきり何年も経って忘れてしまった頃だったために。 マーゴ そう(失笑)。あー、もうすぐまた23年目の12月7日がくるけど。乾燥して風もある、寒い冬の夜、新興宗教にかぶれた、すこしボケのきた隣りの婆さんが、ゴミ箱みたいな部屋で線香の火を点けようとして誤ってアパートを火事にしてしまった。 美鈴 ちょうど外から帰ったマルさんが大声で騒ぐお婆さんから急を聞きつけ、お向かいくらいの床屋さんに駆け込んで通報を頼み、火事は丸焼けでなく半焼で済んだのよね。 マーゴ いっそ全部焼けてくれれば良かった(怒)。 美鈴 翌日か翌々日、マルさんがまたアパート探しに飛び回っている留守に、ボランティアの人たちが焼け残ったアパートから使えそうな家財を全部運び出してくれたのよね。 マーゴ そう。あなたよく憶えてるね。 美鈴 で、どうだったんでしたっけ? マーゴ それをわたしにいわせるところが憎いね(笑い)。アパート探しを手伝ってくれた福祉会館の職員といっしょにもどったところ、会館の玄関前に、焼け跡から運んだ家財といっしょに、わたしの描いたSM画がわざわざ広げて店開き……もう、ガックリきましたよ。 美鈴 あはは・・・ マーゴ あははじゃないですよ。協力してくれた恩も礼も忘れ、野郎ども、ぶち殺してやりたかった(マジ)。 美鈴 それ、どうしちゃったんですか。 マーゴ 棄てたんじゃないのかなあー。わたしはもう見るのもイヤになってそれっきりだったから。 美鈴 誰か持ってたりして。 マーゴ 冗談じゃないよ。そんなの出てきたら俺、自害するよ。たぶん(笑い)。 美鈴 見たかったなあー。 マーゴ ところで唐突だけど、いま、スカパーで松本清張原作の時代劇映画『かげろう絵図』というのやってるんだけど、これって前・後篇のつもりで作られたのに、客の不入りで会社が方針変更したのか、後篇は作られず未完のままだったんだってね。 美鈴 ええっ! そんな映画があるんですかー? マーゴ 日本映画のいいかげんさを現わすいい例だね。 美鈴 で、またなんでそんな話を? マーゴ いや、だから唐突にといったじゃないか。ちょうどいま放映してるんだって、時代劇専門チャンネルで、9時から11時までだからもうすぐ終わるけど……あ、終わった。ナレーションはどう考えても、このあとつづくだけど、画面じゃ「終」と出てる。 美鈴 もー、マルさん。まさか、『美鈴』も未完のまま終わらせるつもりじゃないでしょうね。 マーゴ あはは・・・違うよ違うよ。他意はないよ。 美鈴 ばいばーい。 |
|
|