HOME


〜出た!衝撃の裏DVDの巻〜

 Margo みなさん、今晩は。それとも、こんにちはかしら。そうだ。芸能人みたいに、「おはよーございまーす」と言おうか。あれならいつでも使えるみたいだし。でも、18禁サイトで「おはよう」は明るすぎるか。
 マルガリテです。
 「しゃべくりんぐ」と題したこのコーナー、いよいよ立ち上げです。
 rock おっはーッ、じゃなかったか。
 Margo どうぞどうぞ。頼りにしてるんだから。
 rock さっそくだけど、掲示板つけたのね。だけど、さびしいアクセス数やねェー。こんなにアクセスの少ない18禁サイトなんてあるんかいな。
 Margo 「孤高のサイト」と言って欲しいわね。
 rock そう来たか。
 Margo そんなことはともかく、始めるからね。
 まずはロックさん、自己紹介してちょうだい。
 rock 「マルガリテの部屋」を愛する貴著な読者のみなさん、はじめまして。わしが黒岩ロックです。職業はいろいろ。定職はもたず、アルバイトのようなことを細々しながら生計を立てている。年齢は35歳。SM経験は10年とちょっと。どっちかというとMだけど、Sの気もある。ただし、Mといっても、マーゴのパートナーではないぞ。
 Margo わたしは女しか相手しないから。
 rock そやないやろう。ときには男だって相手するって、さる筋から聞いたぞ。どうせ、わしみたいなのは鼻にもかけないってんだろ。
 Margo ひがまないでよ。だって、ロックさんとは友だちじゃない。SとMの関係なんて、照れくさいわよ。
 rock まあ、そういうことにしておけ。

●「生きていて良かった!」
 Margo 第1回目の今回は、ロックさんが見つけてきた裏DVDソフトのお話をするのよね。いったいどこで見つけたの?
 rock わしがよくいく街、新宿の某所とだけいっておこう。
 映画を観終わって駅に向かった。アダルトビデオを売っている横に、やはりアダルトのビデオやビデオCDを売る店がならんでいるが、入り口に覆いがかかってなにやら秘密めかした風情。ちらっと「裏」という文字が見えた。
 Margo ふむふむ。アンダーグラウンドな成り行きね。
 rock でも、裏ビデオなんかめずらしくもないし、DVD全盛という時代にビデオもないもんだと、全然興味は惹かんかった。交差点まできて、信号の赤にぶつかって立ち止まったとき、ふと「裏」の文字のあと、「DVD」とつづいていたような気がした。まさかと思った。でもどうにも気になり──。
 Margo わざわざもどったのね。
 rock そう。覆いをくぐって入ったら狭っくるしい空間の壁に、ほとんどモロ見えのエロ生写真がべたべたすき間もないほど貼ってあり、こりゃ本物やと直感した。でも、すぐそばに交番があるんよ。いままで何度となく通ったけど、ぜったいそんなん売ってる店ちゃう思うて、無視しとった。それが……。
 Margo で、買ったわけね。
 rock そう。その第1弾がコレ。(写真・上右/「スナイパー MAYA」のパッケージ表面)
 Margo あら。SMじゃない。
 rock そりゃ、SM趣味のわしだもん。裏DVDがあるとなれば、いちばんに飛びつくのはSMに決まってる。
 Margo わたし、それ見てないわよ。
 rock 見せてなかった? そりゃ悪かった。忘れてたんやね。それほどいまじゃ印象薄くなったから。
 Margo たいしたことないのね。
 rock いや。そうでもないんやけど、趣味がね。この子、「まや」っていってるけど、背中一面入れ墨。それも色を入れる前の、なんていったっけか? 専門的なことはよおわからんけど、とにかく単色の墨一色の絵入れただけの状態。だから、ボディーペインティングなんかじゃない、金かけてそんな中途半端なボディーペインティングなんて見たことないもん。
 Margo 素人じゃないわね。
 rock うん。ただね、DVD見た最初だから、鮮明度に圧倒されたというか、もう感動モノだった。アソコのアップなんかぬめぬめ、たらたら、イヤらしさがDVD並みに(あたりまえやけどさ)迫るから、画面から性臭が匂うようなもんだよ。
 Margo ツクシちゃん見たとき、そうだった。
 rock わしはね、週刊誌で許される陰毛の数が16本(マーゴから「なに、それーっ」と思わずチャチが入る)だった時代から待ち焦がれたわけだけど、樋口可南子のカレンダーにチョロっとお毛々がでて、それが『写真集 不測の事態』に発展、いよいよヘアヌード解禁、そうなったときも感動モノだった。(写真・右/各シーンが紹介されているパッケージ裏面)
 Margo ヘアヌードって解禁なの?
 rock これだけ大っぴらなら、解禁みたいなもんでしょ。そして、映画でもアダルトビデオの世界でもヘアー解禁。あとは裏ビデオの大幅画質アップやと思おていた。
 裏ビデオなんて、ひどい画質の時代でさえ、なにか凄い犯罪行為をしているみたいで、どきどきしながら画面に食い入って見たもんやけど、見なれるととたんに画質にこだわりだす。これがLD並みに見られたらどんなにいいかって。ところがLDどころかDVDになったわけでしょ。
 Margo いきなりだったわね。
 rock わし、「生きていて良かった」と小踊りしたいような幸せを感じたものよ。
 Margo いったいいくらで買ったの?
 rock これの場合8000円だったね。
 Margo 高いっ! 高いよ。インターネットならその半分で買えるっていうじゃない。
 rock でもわし、電子商売は苦手だし。
 Margo DTP何年もやってて、わたしのホームページまで作ってくれてる人が(いけないっ! バラしちゃった)、インターネットがどうの、電子商売が苦手だのと、よく言うわね。
 rock !(バラしやがって……)
 Margo SM度はどうなの? この、タイトル、なんていったっけ? 『スナイパー MAYA』か。鬼畜度は低いんでしょうね。
 rock バイブレーターで責めて、そのあと絡みがあって、ムチで打つってのもほとんどじゃれてる感じやから、SMとしてはぜんぜん迫力なし。ところが家で友だちと飲み会やってるとき見せたんだけど、案外に評価高い。
 Margo なにそれ。
 rock つまりさあ、わし以外は通常性欲者なわけよ。
 Margo ぷっ。わたしら「異常性欲者」に対して、ノーマル系は「通常性欲者」か。うまいネーミングね。要するにわたしらには満足できないソフトということになるわね。
 rock まあ、しかし作品としては悪くないと思うよ。モデルもいいし、時間も120分プラスフォトアルバム(静止映像)付きだから。ただ、わし、レオタードは苦手なのよ。それに、背中の入れ墨がなあ。
 ただ何度も言うけど、SM度とか、鬼畜度とかは評価外でも、わしには画質、つまり、裏ビデオが超鮮明に見える時代になったということ。これが「衝撃」なのだよ。

●ツクシはインモラルな「かぐや姫」
 Margo それからツクシちゃん(写真・上左/「D-モード Vol.15 イノセントハニー サオトメツクシ」パッケージ表面)になるわけ?
 rock いや、そのまえに「FANTAドリーム」シリーズの1本がある。ところがこれは裏ビデオもかくやと思われるほど画質が悪く、おまけにだいぶ前に買ったパイオニアのLDコンパチでも、最近買ったマックのノートパソコンでもうまく映らない。モザイクがかかったり、音が飛んだり──(同様のノイズは「MAYA」にも一部出ていたが)。
 Margo それって不良品じゃないの?
 rock さっそく替えてもらったさ。じかに返品が利くところが電子商売とちがい、顔の見える商売はいいのよ。だから8000円でも許せる。ところがやっぱりかからないんだね。もっと最近に買ったパナソニックのDVD−R付きハードディスクはちゃんと映るんだけど。どうやら、業務用で作ったソフトじゃなくて、家庭用かなにかで1回落とししたDVD−R、そういうことじゃないかな。これだと一昨年以降につくられたDVDプレヤーでないと不具合が生じるとメーカー言ってたから。
 Margo なんか、チャチな話ねえ。
 rock そういうところはまだまだなんだよね。
 Margo そこでいよいよツクシちゃん登場か。わたしもロックさんに借りて見たけど、「D−モード サオトメツクシ」、きれいよね。
 rock マーゴはDVDプレーヤーもDVDソフトが見れるパソコンもないから、しかたなくビデオにダビングして見せたわけだけど、きれいだっただろ?
 Margo もう、凄い。わたしはあれをダビングして恭子ママや、店の子にもあげて喜ばれたくらいだもの。
 あの子、歳を訊かれて「18です」と答えているけど、とても18歳には見えないわよね。体はたしかにそうなんだけど、すごいロリ顔。中学生にしか見えないような雰囲気もある。
 rock それが、本番からオナニーから、男のチンポの手コキからと、なんでもこなす。なかでも、おマンに特殊な棒器具を入れての「膣内映像」なんて、ちょっと見たことないよね。
 Margo 全部で3時間ちかくもあるのよね。DVDではコンテンツごとに分かれていて、リモコンで好きなところを頭出しできるのよね。
 rock そう。いま、モノ本ソフトのパッケージ読むけど、〈マニアックコンテンツ〉として、「ハード2ガラミ本編140分」「ネットリ濃厚膣内映像7分!」「グッショリ本気オナニー14分!」「ヌルヌルローション手コキ19分!」「アンダーグランドフォト!」と5つのパートがあるが、この最初の「ハード2ガラミ本編140分」ってのは、構成上良くないと思う。
 Margo どうして?
 rock だって、140分やりっぱなしってのは、見る方もつかれるでしょ。できれば、いくつかに分けたい。ところが、この1パートのなかは、よく見るとさらに細かく4つに分けられることがわかる。ね、マーゴも憶い出してごらんよ。
 Margo ふむふむ(と、目を閉じてかんがえる)………あー、そうね、1回男性との絡みがあって、つぎはフェラチオとシックスティーンナインで、ほんとうの絡みとはちがうわね。
 rock よく憶えていたね。でも、そのまえの冒頭で、自己紹介をまじえて「ウンコが……」どうのというインタビュアーとのやりとりがあるでしょ?
 Margo うんうん。ヴァギナのまわりを指で掻いて、「かゆい」とかも言ってたわね。あんなところが、まるで子どもじみててロリの雰囲気たっぷりな場面でもあるけど。
 rock あれでも10何分かそこらあったと思うからね。そこでフェードイン、フェードアウトしていたから、イントロダクションとして十分独立できる。映画やテレビドラマでいうプレタイトルの役目しているわけよ。これらを細かく区切ってくれれば、オナペット代わりにするにも、目当てのところを頭出ししてできるわけでしょ。今後はそんなところにまで気を配ってもらいたいものやね。
 Margo そう言われればそうね、うん、なっとく。
 rock それから、マーゴが言ってたよね、このあいだの「管理人室」で。あれは当たってる。そしてあえて補足すれば、ツクシちゃんこそ「インモラルな月よりの使者・かぐや姫」って気がするんだよ、わしたちのオナドールとして天よりつかわされた。もちろん、マーゴもそういうつもりで言ったと思うんやけど。
 Margo そう。だって、エッチが可愛いすぎるもん。
 rock コンテンツ最初の、尺八、シックスティーンナインの部分があるけど、そこに入る前の可愛いさ、無垢さ。ロリっぽい服装でぬいぐるみ抱いて寝ているよね。あそこでカメラに微笑みかけたり、ぬいぐるみとじゃれたりするけど、あの約4分というのはそれだけでミュージックビデオになっている。あそこにも頭出し入れたら、なんどでも楽しめる。
 Margo 手ばなしね。
 rock だって、あれ買って以来、他の裏DVDビデオ買おうって気が起きないもん。当面「ツクシちゃん」は、永遠の裏ビデオアイドルだわさ。
(本テキストは、2003.1.19更新分を一部再構成したもの)


第1回しゃべくりんぐ   性表現〜考察・その1

“拷問人マルガリテ”創作資料としての---
性表現〜考察・最新2   ある女医の拷問体験記

『拷問人マルガリテ』