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「美鈴」を読み終えて…

 ルさん、ご苦労さまでした。
『美鈴』堪能しました
 一度読み、二度読み、呆然としています。
 早紀ちゃんの最期……ユダ好みとはいえ、哀れでしたね。

 生体解剖され、生きたまま手足を切断。不条理極まりないけど……えがった〜!
 つか、とどめをさしたのはみどりの慈悲なんだなと。あの後、早紀ちゃんの遺骸は好きに弄ばれたんだなと。
 美鈴の究極拷問――蛇に二穴レイプされて、焼き鏝(ごて)、焼けたナイフで切り裂かれて、あそこまで破壊されてその後どうやって再生したのか!?
 とにも、かくにも、鬼畜でも、え〜ですわ。
・・・・・ユダ

 
管理人マーゴから ありがとう。
 ユダさんは早くから「美鈴」を応援してくれていて、今回も第2部を終えたねぎらいメールのあと、日を経ずして「早紀ちゃんが哀れで哀れで仕方なくて」「一種のレクイエムです」といって詩を送ってくれたものです。
 その“鎮魂詩”をお送りします。








レクイエム____ユダ

十年前に喪われた少女は
トルソーになっていました
若々しい可能性に満ち溢れ輝いていた肉体は
無機質なトルソーになっていました

その顔は
痛みと悲しみと驚きと
なぜ?
との永遠の問い掛けで時を止め
十年前に喪われた少女は
トルソーになっていました

その生きた証は
どこかにあるのでしょうか
その生きた意味は
なんだったのでしょうか
喪われた手足
喪われた生命
少女から抜き取られたもの…

この世には
痛みも悲しみも
驚きも
当たり前に満ち溢れ
問い掛けへの答など用意もされず
人々は流れていく
その流れの中で
その流れに飲み込まれ

十年前に生まれたトルソーは
その行方を誰も知りません




●読者の声欄・別掲●

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