クエンカ概観
クエンカ(Cuenca) 2000年4月29日(土)
バスの運転席と客席の間には扉があるため、せっかく前の方に座っているのだが、景色は横しか見えない。おまけに、2,3時間走ると、山登りになってきて、周囲は真っ暗で何も見えなくなる。
突然、女性の大声がする。運転席の横で、物凄い憎悪に満ちた声で叫んでいる。何だろう。バスが山道を登り始めた。さっきの女がまた叫ぶ。ハンドルに触ったようだ。バスが傾き騒然となる。何て言っているんだろう。このときほどスペイン語をもっと勉強すればよかったと思ったことはない。
後でその会話を横の人に書いて貰う(趣味悪い?)。新聞読んでいる教養のありそうな人だったが、ほぼ発音とは同じとはいえ、綴りが「危ない」人であったようだ。( )内が正しい綴り。
"¡Bajo! Porque Eya(Ella) es protituta(prostituta) de la calle."
「降りろ、だって彼女は、その通りの売春婦だから。」というのが直訳だが、彼女はどっかで降りたようだ。南米では乗ってから降りるまでの間までの、いつお金を払ってもよいようであるが、無賃乗車を、人けのない山の中で叩き降ろしたのだろうか? 前が見えない上に私のスペイン語では謎だらけである。
バスはずっと坂を上りながら、5時過ぎにクエンカのバスターミナルに着く。タクシー(1ドル)に、目当てのホテルが数件ある"Parque Carderon(カルデロン公園)"と言ってそこで降りるが、暗くて人影はまばらである。気温は20度以下か? 少し寒い。
エクアドルの女性 3C(チリ・コロンビア・コスタリカ)に美人が多いと言われ、エクアドルの話題が出ることは少ないが、2度目にして結構美人が多いことに気がついた。美人と言っても「健康美」ではなく、「生活臭があり、瞳に憂いをたたえた」タイプ。日本では既に絶滅した。こちらではお嬢さんタイプは少ないが、バカヅラタイプはもっと少ない。また敵を作るような発言。 |
Hotel Cuencaへ。空いている。部屋へ入る。蛇口を開けたが水が出ない。と思っていたらしばらくして水の音。ベッドから起きて水を止める。疲れが出たのか、起きたのは9時過ぎ。シャワーは熱い湯が出る。朝食つきなのだが、8時半までである。外は雨。
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スタジアムが「地球の歩き方」にも、「Lonly Planet」にも載っていなかったので作った |
10時過ぎに外出。カルデロン広場に出る。そこで、「お決まり」のカテドラルを見る。
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「地球の歩き方」とほぼ同じアングルだが、これはカラーで見たほうがいいだろう。街外れ、北の方から見た遠景もお勧め。 |
雨は霧雨だが密度が濃くなって来る。近くのLos Pibes Pizzeriaというレストランに入る。「朝昼兼用」を食べる。薄い牛肉の上にハムとチーズと目玉焼きが乗っておりポテトフライ・トマトサラダ付き。パンとコーヒーを付けて500円ほど。インディヘナのおばちゃん等何人もの人が入って来る。店の女性はその都度1,000スクレ(50円ほど)を渡している。
雨も止んだので、街を南へ下り、トメバンバ川(Rio Tomebamba)へ。市の南の方を流れるまあ普通の川。道に迷ってしまう。名所・旧跡を避けるかのように、街の南西から北東へと3時間ほど歩いてしまう。そこらのホテルの名を見てやっと気付く。歩き過ぎて高山病のような症状が出て来る。ホテルに戻って昼寝。時差ボケもある。
銀行名の上の落書き "Banco de Ladrones"(ドロボウ銀行。まあどこでも言いたいことは同じだ? ちなみに、"Banco de ○○"という銀行名が非常に多いのである。) |
晩メシはLas Campañasという地球の歩き方でも紹介されている店。鶏肉のローストと煮豆・ライス・ビール1本でやはり500円程度。ホテルに戻ってすぐ眠り、夜中に目が覚める。結構夢を見る。