1985〜86 フランス・モロッコ・スイス

会社に入って初の海外旅行とその前後のいろいろ


 「卒業旅行」で初めて海外に行き、「しまった」と思った。「こんな楽しいことが、これで最後になるかもしれない」と思ったからだ。しかし、84年に入社して営業職をしていたが、会社で周囲を見渡すと、盆に4,5日休む人は沢山いる。年末年始には4,5日の休みがあり、更に有給を足す人がいる。これなら私も「小旅行」ならできそうだ。そこで入社2年目の冬に海外旅行を計画した。場所は、卒業旅行のときに出会った人が「ともかく面白い」と言っていたモロッコ。アフリカ大陸はエジプトに続き2回目。しかし、今回は一人旅である。なお、フランスは初の入国だが、パリ市内の移動だけである。今考えると、少なくとも行きか帰りのどちらかは、船で大陸を渡るべきだったと思う。

 予約が遅れ、あまりいい日程が取れなかった(早く予約すればもっと休めたのかも)。そして、いつか上司に言っておかなければと思っていた矢先、11月に上司が転勤して交代してしまった。不味い! そして、ボーナスの査定の面接のとき、新しい上司に、「最後にお前から言うことはないか?」と聞かれたので、「実は、年末に海外旅行でお休みいただくのです。日程は・・・」と答えた。上司は「おお、そうか? で、どこへ?」と言うので、「モロッコです。」と言った。彼は呆気に取られたような顔で数秒間黙り込んだ後、「面白い! 行ってこい。」と言った。これが私の人生の「つまづき」の始まりだったかもしれない。もう15年も前のことだ。帰ってきた後はしばらく「モロッコ君」と呼ばれていた。確か土産は大所帯の課の全員に買ったと思うけど・・・ こういう職場の雰囲気にも恵まれたのかもしれない。

 後悔していることが一つ。アフリカはもっと奥地まで行きたかっのだが、やっぱりフランス語、第二外国語でいいからやっとくんだった。

 15年前の旅行記には、あまり価値がないとは思うが、今でもモロッコはあまり変っていないのではないかと思う。


 


旅程 (「有」は有給休暇。曜日、合ってるかなあ)

日付 移動経路(結果) コラム
12/25(水)(有) 東京→
12/26(木)(有) パリ(フランス)→カサブランカ(モロッコ)
12/27(金)(有) カサブランカ,鉄道でマラケシュへ 「気違い」広場
12/28(土)(有?) マラケシュ マリファナ・左手・ミントティー・値切り・モロッコワイン
12/29(日) マラケシュ,鉄道でカサブランカへ 無駄な一日となる
12/30(月) カサブランカ→チューリッヒ(スイス)  
12/31(火) チューリッヒ 年末年始はキスの雨?
1/1(水) チューリッヒ→  
1/2(木) →東京  

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