「気違い」広場

 カサブランカ,鉄道でマラケシュ(Marrakech)へ 1995年12月27日(金)


 早起きしてカサ・ヴァヤジャー駅(Gare de Casablanca Voyageurs)まで歩く。9時28分発の列車でなら、マラケシュ(Marrakech)まで約3時間で着く。ところが、時差を勘違いして、1時間駅に早く着いてしまう。駅前のカフェでパンを食べ、ミントティーを飲む。このミントティーというのは、モロッコの「国民的飲料」であるが、次の記事で説明する。

 列車は2等のコンパートメントで、モロッコ人の20代そこそこの姉弟と一緒である。彼らは白人系で、普段はフランス語だが、英語もかなりうまい。貿易の話とかになってきて、疲れてしまう。赤い砂漠、ヤシの木やサボテン等が見える。

 駅からジャマ・エル・フナ広場(Pl. Djemma el Fna)までバスに乗る。ここで、最初に印象に残るのはクトゥビア(Kutoubia)。
クトゥビア。暗いときのほうが神秘的である(右は29日朝撮影)

 「地球の歩き方 北アフリカ モロッコ・アルジェリア・チュニジア('86'〜87)」によれば、広場近くに安ホテルがあるということで、Hotel Smaraというところにする。ここは25DH(約750円)でトイレは共同、シャワーはない。

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ホテルの中庭で記念撮影。(あのころ僕も若かった?)

 ジャマ・エル・フナ広場を見物する。日本人の2人組が走ってきて、「この国の子供は悪魔だ。」という。子供の物売りとトラブルとなったらしい。ここは通称「気違い広場」と呼ばれ、過去は処刑場だったそうだが、大道芸と物売りのメッカである。周囲にはスークと言われる市場がある。彼らは翌日パリへ戻るということなので、フランの小銭を上げ、代りにマリファナとパイプを貰う。日本人から貰っておけば、捕まることはないだろう。

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ジャマ・エル・フナ広場

 いろんな大道芸がある。素人ボクシング・ヘビ使い・組み体操・火を吹く男・太鼓中心の音楽等々。チップで生活している訳だが、こっちも隠れて見ていてチップから逃れようとする。でも、ときどき見つかってしまう。小額だと「もっとよこせ。」と言ってくる。

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大道芸を見る人々。チップを集めるのは子供

 モロッコの名物料理、クスクスにチャレンジする。小麦を蒸したものに具入りのトマトソースをかけたものである。結構腹にもたれる感じがして、あまり、沢山は食べられない。たまたまこのときだけのことで、違うのかも。

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ホテルはこんなに怪しいところにある(右手の看板)。奥にSaharaというホテルもある。


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