プラハ,鉄道でブラチスラバ(Bratislava・チェコスロバキア)へ 1987年12月29日(火)
前夜−プラン変更
時刻表を見ながらこんなことを考える。
今回の旅は、時間に追われている。チェコスロバキアには3泊しかできない。そして、東欧圏には2度と来られないかもしれない(実は2年後にまた行っているのだが・・・)。当初はプラハに3日滞在することだけ考えていたが、大都市プラハだけで、チェコスロバキア・東欧・共産圏についてあれこれ言うのは、あまりに浅薄過ぎる。しかし、時間的にも、ビザが要ることもあってハンガリーには行けない。じゃあ、スロバキア地方のブラチスラバは? 時刻表を見ると夕方までにプラハを出れば、夜には着く。そして、1日ブラチスラバを見て、夕方の列車でウィーンに20時10分に着く。ウィーン21時発でスイスのどこかで乗り換えれば、31日の夕方にパリに着いて、新年をパリで迎えられ、ちゃんと日本にも帰れる。だから、別の街に行って見よう。ただし、注意点が一つある。ウィーンで南駅から西駅へ移動しなければならないこと、そしてウィーンの地図もガイドブックも持っていないことだ(時刻表には簡単な図があったはずだが…)。まあ、多少の列車の遅れがあるかもしれないが、50分あるので何とかなるであろう。
日本のヘビメタが好きな現地の少年の話
昼食をプラハで食べた後、列車に乗り込む。席が近くの人が、誰彼となく話かけてくる。これまで全くなかった光景。もちろんチェコ語・スロバキア語(この2つの区別がつく訳でもない)は分らないが、手帳にいろいろ書いてくる。チェコスロバキアの大統領はGustav Husakと書いてくれる(フサーク大統領って聞いたことがあるような、ないような)。私は日本の総理大臣はTakeshitaだと書いている(バブルの頃?)。1人の少年は、私が日本人だと分ると、「Loudnessが好きだ」と言ってくる。読者の方々はご存じだろうか? Loudnessってのは日本のバンドである! 東欧の人がこんなバンドを知っているとはびっくりだ。もっとも、ラジオは陸続きの西欧からも入ってくるので、そういうものに耳を傾けているのだろう。彼はヘビメタ(Kiss, Metalica, Scorpions, Iron Maiden, Black Sabbath, Helloweenなど)が好きだと書いてくれる。私はハードロック(例えばLed Zeppelin, Free)は好きだが、ヘビメタは苦手なので、彼とは噛み合わない。
| しかし、驚いたね。ベルリン崩壊前の東欧で、こんなにいろいろ聞いているなんて… でも、今となって考えると、当時の東欧には、こういうどちらかというと陰惨な音楽が似合っていたような気がする。そんなこんなで、ブラチスラバの駅に着いたのは暗くなってから(だったと思うが記録がない) |
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記録を怠っていて、よく覚えていないが、ブラチスラバに着いて、すぐに路面電車に乗って市街に出て、ホテルを探したがうまくいかなかったはずだ。結局Cartonという古い建物のやや高いホテルとなる。地下のバーへは「運動靴だから入場禁止」だと…
| ブラチスラバについては、91年に再訪しているので、「2度目のブラチスラバだが・・・」をクリックすると、4年後に飛べるのだ。 |