ストックホルムでザリガニを食べる

 コペンハーゲン (København)→ストックホルム(Stockholm・スウェーデン),鉄道でマルメ(Malmö)へ(車中泊) 1992年8月10日(月)


 朝9時20分の飛行機でコペンハーゲンからストックホルムへ。うっかり「ユーロクラス」 というのに乗ると、ビジネスクラスである。何でも高いと思っているから何が幾らなのかがマヒしている。機内では私だけがカジュアルな感じだが、別にそんなに恥ずかしがる必要はないようだ。(1時間程度でストックホルムについてしまったと思う。)

 ストックホルムは「Water Festival」で盛り上がっている。記念のTシャツ(パキスタン製)を買う。

 

ステージでは中世の貴族のような服装をした人々が踊っている。


 何はともあれザリガニを食いたい。飛行機まで使ってストックホルムまで0泊(車中泊あり)で行く目的の一つがこれである。8月半ばに解禁だそうであるが 、市場に行ったら赤いのが大量に茹で上がっている。店で食べる。ハーブはディルを使っていて、泥臭さを消そうとしている。でも、やはり少し泥臭い。クレフトール(Kräftor)というそうだ。

 

 「ストックホルムの市場の食堂で名物ザリガニ塩茹でを食べる」の図。5匹をペロリ。パン・サラダ・ビール込みで2,500円ほど。高い? 安い? 悪趣味? 食べ方は隣の上品そうな女性が教えてくれる。


 デパートで「折畳式おむつ換え台」を買う。なぜこんな道具だと分ったのかというと、子連れで外出中のお母さんが、ちょっとしたところでこれを広げ、子供のおむつを換えているイラストがあったからである。国会で女性議員が、オッパイを飲ませている映像が日本でもお馴染み(?)のスウェーデンだが、この道具も「女性がどんどん出て行く」という意味で、「さすが北欧!」だと感心してしまう。これからドイツ駐在の友人のところに行こうと思っているが、ちょうど奥さんが出産したばかりなので北欧のお土産はこれで決まりだ。面白いものをみつけたという自己満足で、嬉しくなってしまう。ちょっと「親切の押し売り」的かもしれないけれど。

 昼過ぎからスカンセン(Skansen)に行く。ここは1891年にオープンした世界最古の野外博物館だそうで、昔の建築があり、外国人の私から見ても懐かしいような、気分がよくなるような感じがする。夜は屋外コンサートでジャズをやっている。

 

 スカンセンの中にある北方民族博物館(Nordiska Museet)


 ストックホルムを駆け足で見た後、夜は鉄道でマルメ(Malmö)へ向かう。ここからさらにイスタード(Ystad)へ出て、デンマーク領のボーンホルム(Bornholm)へ船で渡るのだ。地図を見れば分るが、ボーンホルムはデンマークよりもスウェーデンに近く、その反対側はポーランドという位置にある島なのである。

 デンマーク(コペンハーゲン)もそうだったが、スウェーデン(ストックホルム)も、短い夏、昼が長い夏を、目一杯楽しもうという心意気が感じられる。冬に行くと随分違った印象になるのだろう。

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